平成9754日目
2015/09/22
この日のできごと(何の日)
【米・サンフランシスコ市】慰安婦像を設置へ
米カリフォルニア州サンフランシスコ市議会は22日、旧日本軍の従軍慰安婦の碑建設を市当局などに促す決議案を全会一致で採択した。中国系の市議らが提案した。
議場には中国や韓国系の住民らが詰め掛け、採択されると一斉に立ち上がって喜んだ。
決議は、大半の歴史家によって推定20万人の女性や少女が旧日本軍に連行されたと判断されていると指摘した。今月開かれた公聴会には韓国人の元慰安婦も出席し、採択を後押しした。
決議には日系人側が反対したため、世界で続けられている人身売買を批判する文言を盛り込み、批判の対象を広げた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【佳子内親王殿下】手話を初披露
高校生が手話の表現力を歌や劇で競う第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園(朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社など後援)が22日、鳥取県米子市の米子市公会堂であった。秋篠宮家の次女佳子さまが開会式であいさつに立ち、初めて手話を披露した。《朝日新聞》
【WBCバンタム級タイトル戦】山中慎介選手、9度目の防衛に成功
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチが22日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者・山中慎介(32=帝拳)が同級2位アンセルモ・モレノ(30=パナマ)を2―1の判定で下し、9度目の防衛に成功した。日本ジム所属選手としては、具志堅用高(13回)、長谷川穂積と内山高志(10回)に続き、勇利アルバチャコフと並ぶ歴代4位タイの連続防衛記録となった。
難敵を打ち破った。これまで通算39戦でKO負けはなく「神の目」と自負するディフェンス力で、スペイン語で「ファンタスマ」(幽霊)の異名を持つ前スーパー王者モレノに対し、序盤から冷静に攻めていった。
4R終了後の採点は38―38、39―37、39―37とリード。相手のやっかいな右のジャブに手こずりながらも、5R以降はリズムよく的確なパンチで応戦。しかし8R終了後の採点では76―76、76―76、75―77と僅差ながらも逆転を許した。
このジャッジで焦りが出たのか、9Rでモレノの強烈な右を受けグラつく場面も。それでも10Rに逆襲。「神の左」でついに相手をとらえると、モレノはたまらずクリンチでしのいだ。互いの闘志がぶつかり合った12R。死力を尽くした激闘は113―115、115―113、115―113の2―1判定で王者・山中が勝利をつかんだ。
通算成績は山中が26戦24勝17KO2分け、モレノが40戦35勝12KO4敗1分け。《スポニチ》
【楽天・大久保博元監督】辞任を正式に表明
辞意を固めていた楽天の大久保博元監督(48)が22日、今季限りで辞任する意向を正式に表明した。
この日のロッテ戦に敗れてクライマックス・シリーズ進出の可能性が消滅。「責任を取ってユニホームを脱ぐ。(昨季最下位の)雪辱を果たすには最低Aクラスと思っていた」と淡々と話した。球団からは慰留を受けたが固辞した。残り試合は指揮を執るという。《産経新聞》
【岸田文雄外相】日ロ次官協議再開「一つのスタート」
岸田文雄外相は22日、北方領土問題に関する日本とロシアの外務次官級協議の10月再開が決まったことについて「一つのスタートだ。その上で首脳、外相間で政治的対話を積み重ねる努力をしたい」と述べ、領土交渉進展に意欲を示した。モスクワで記者団に語った。
ロシアのラブロフ外相が岸田氏との会談後の記者会見で「北方領土について協議していない」とけん制したことに関しては「会談の半分は領土問題をめぐり議論した。平和条約締結の問題は、領土問題にほかならない」と反論した。
プーチン大統領の年内の来日については「現在は何も決まっていない」と述べるにとどめた。《共同通信》
【この日の安倍総理】
祖父らの墓参り
安倍晋三首相は22日、祖父の故岸信介元首相と父の故安倍晋太郎元外相の遺骨が分骨されている静岡県小山町の冨士霊園を母の洋子さんと訪れた。墓参後、記者団に安全保障関連法成立を踏まえ「国民の命と平和な暮らしを守るための法的基盤が整備されたことを墓前に報告した」と述べた。
第2次政権発足から21日で千日を迎えたことにも触れ「経験を生かして国政の運営に当たり、まずは強い経済をつくるために全力を挙げていく」と強調した。
首相は墓石にひしゃくで水を掛け、数珠を手に合掌した。祖父らの墓参りをするのは今年1月以来。《共同通信》
【独・フォルクスワーゲン】ディーゼルエンジン不正問題、対象車は1100万台
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が米国で販売したディーゼルエンジン車に排ガス規制を不正に逃れるソフトウェアを搭載していた問題で、VWは22日、これまでの内部調査で、VWグループで同型エンジンを積んで同じような事態を引き起こす可能性があるディーゼル車が、世界で1100万台にのぼることがわかったと発表した。《朝日新聞》
【EU】難民分担
欧州連合(EU)は22日、臨時内相理事会が決定した難民12万人の受け入れを各国で分担する措置の詳細を発表、今後1年で受け入れるのは最大6万6千人であることが明らかになった。14日の理事会で決めた4万人と合わせ、当初の分担は最大10万6千人。残る5万人以上への対応は1年後以降となり、多数流入する難民に十分対応できるかが課題となる。
理事会の議長を務めたルクセンブルクのアッセルボルン外務・移民相は記者会見で分担の仕組みは「速やかに実行に移される」と強調した。EUは来月初めにも分担手続きを開始したい考えだ。《共同通信》