平成9877日目
2016/01/23
この日のできごと(何の日)
【日本列島】各地で大雪
日本列島は23日、この冬一番の寒気の影響で厳しい寒さとなった。気象庁は24日も、暴風雪や高波などへの警戒を呼び掛けている。
同庁によると、23日は上空に非常に強い寒気が流れ込み、長野県松本市で氷点下14.8度、岐阜県高山市で同13.9度、福島市で同10.4度を観測。夕方までの24時間降雪量は、北海道幌加内町で31センチ、広島県北広島町で27センチを記録した。
24日は全国的に非常に強い風が吹き、西日本や北陸を中心に大雪となるほか、太平洋側の平地でも雪が積もる所がある。《読売新聞》
【甘利明経済再生担当相】ダボス会議に出席
金銭授受疑惑が浮上している甘利明経済再生担当相は23日、スイス東部のダボスで開かれた世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席した。女性の活躍促進をはじめとした日本経済の活性化に向けた取り組みをアピールした。現地での記者会見は予定されていない。
甘利氏は日本経済に関する討論会の冒頭、資料に目を落としながら、経済状況を日本語で淡々と説明した。安倍晋三首相の経済政策、アベノミクスについて「企業経営者との対話を通じて前に進めている」と述べ、規制改革の実行に努力していると強調した。《共同通信》
【大相撲初場所】14日目
大相撲初場所14日目は23日、両国国技館で行われ、前日に今場所初黒星を喫した大関・琴奨菊は栃煌山と対戦。鋭い立ち合いから一気の寄り切りで1敗を死守した。横綱・白鵬は稀勢の里に苦杯を喫し無念の2敗目。琴奨菊は再び単独トップに立ち、06年初場所の栃東以来となる日本出身力士Vに王手を懸けた。
琴奨菊が13勝目を挙げ盛り上がる場内で、36回目の優勝を狙う白鵬があっけなく土俵を割った。稀勢の里に押し出しで敗れ、千秋楽を前に優勝争いから一歩後退した。
1敗の琴奨菊を追走する豊ノ島は嘉風をはたき込みで下し2敗を守った。日馬富士は鶴竜との横綱対決に敗れて3敗目を喫し、優勝争いから脱落した。《スポニチ》
【テニス・全豪オープン】第6日
テニスの4大大会第1戦、全豪オープン第6日が23日、オーストラリア・メルボルンで行われ、女子シングルス3回戦で世界ランキング127位の大坂なおみ(18)が同16位の第14シード、ビクトリア・アザレンカ(26=ベラルーシ)と対戦。1―6、1―6で敗れ、4回戦進出はならなかった。
アザレンカは12、13年の全豪覇者で、世界ランキング1位に輝いたこともある強豪。
4大大会初出場の大坂は序盤、元世界女王相手に果敢な攻めを見せ、第1セット第1ゲームをラブゲームでブレークする。しかし、その後は経験で勝るアザレンカが圧倒。大坂は第2ゲームから第7ゲームまで6ゲーム連続で奪われ、1―6で第1セットを落とした。
巻き返しを狙った第2セットだが、第1ゲームでいきなりブレークを奪われる苦しい展開。第3ゲームは粘ってキープに成功したが、第5ゲームで再びブレークを許し、1―4とリードを広げられた。結局、このセットも1―6で落とし、ストレートで敗れた。これで日本女子は全員が敗退した。《スポニチ》
【中国】イランの高速鉄道を整備へ
中東歴訪中の中国の習近平国家主席は23日、イランの首都テヘランでロウハニ大統領と会談し、中国がイラン国内で高速鉄道を整備することで合意した。会談後の共同記者会見で習氏が明らかにした。
核問題に伴う欧米の対イラン制裁が解除されたことを受け、両国は投資や産業、環境などの分野での協力について17の合意文書を交わした。《共同通信》
【アメリカ東部】記録的大雪
米東部沿岸を襲った記録的な大雪で23日、各主要都市で交通まひや航空便の欠航が続いた。場所によっては最大90センチ程度の積雪を記録した。米メディアによると、約8500万人が大雪による影響を受け、経済損失は10億ドル(約1188億円)に上る見通し。《時事通信》