平成10152日目
2016/10/24
この日のできごと(何の日)
【民進党】立て直しは多難
衆院2補選で惨敗を喫した民進党は、態勢の立て直しを図る構えだが、野党共闘や蓮舫代表の求心力維持を巡って前途は多難だ。
野田幹事長は24日の記者会見で、「大変厳しい状況だったが、(結果は)厳粛に受け止めなければいけない」と述べた。民進党内では蓮舫氏の責任を問う声はまだ高まっていない。東京10区は小池百合子東京都知事の「信任」投票、福岡6区は鳩山邦夫氏の「弔い合戦」の色彩が強かったためで、執行部の1人は「誰が代表でも厳しい結果になった」と話す。
しかし、共産党は野党共闘が不十分なまま終わったことに不信感を募らせている。小池書記長は24日の記者会見で、「民進党は協力して選挙に臨む姿勢ではなかった。政党間の信義に関わる」と述べ、自由、社民を加えた4党幹事長・書記局長会談を開き、民進党に説明を求める考えを示した。《読売新聞》
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【プロ野球・沢村賞】広島・ジョンソン投手
プロ野球創設期の名投手、故沢村栄治氏を記念した「沢村賞」の選考委員会(堀内恒夫委員長)が24日、東京都内で開かれ、広島のジョンソン投手(32)が選ばれた。外国人投手の受賞は1964年のバッキー(阪神)以来で、タイトル獲得なしで選出されたのは81年の西本聖(巨人)以来。昨季の前田健太に続き、広島から2年連続で選ばれた。
今季のジョンソンは26試合に登板して180回1/3を投げ、15勝(7敗)、防御率2.15、勝率6割8分2厘、141奪三振、3完投。先発完投型の投手が対象の選考基準は15勝、防御率2.50、200投球回、10完投、150奪三振、25試合登板、勝率6割の7項目で、クリアしたのは4項目だけだった。
当初、堀内委員長と村田兆治委員は該当者なしという意見を出したが、他の3人の委員がジョンソンを挙げた。野村祐輔(広島)らも候補に挙がったが、堀内委員長は「いろんな選手の名前も出たが、淘汰していった。私と村田さんが選ぶならジョンソン」と選考過程を説明した。《共同通信》
【自民党・二階俊博幹事長】若狭勝氏と会談
7月の参院選後初の国政選挙となった衆院東京10区、福岡6区の両補欠選挙から一夜明けた24日午前、いずれも自民党候補が大差で勝利したことに、政府・与党から安堵の声が漏れた。
菅官房長官は記者会見で、「補選で示された信任に応えるべく、経済再生と1億総活躍社会実現に全力で取り組む」と語った。
自民党の二階幹事長は24日午前、東京10区で当選した若狭勝氏と党本部で会談し、「よく戦ってくれた。都民の選択に十分応えられる選挙活動だった」と労をねぎらった。公明党幹部は同日、「順当に大勝して良かった」と語った。
ただ、東京10区と福岡6区は、元々自民党が議席を占めていた。それぞれ小池百合子東京都知事、鳩山邦夫・元総務相(故人)の強い地盤だったため、「自民が強い2選挙区で勝ったからといって、日本全国でも勝てるとは限らない」(自民党幹部)との声も出ている。自民党執行部は引き続き緊張感を持って党運営などにあたる考えだ。《読売新聞》
【徳島県】「脱炭素社会」条例が成立
温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す徳島県の「脱炭素社会の実現に向けた気候変動対策推進条例」が24日、県議会で全会一致で可決、成立した。県によると、脱炭素を掲げた条例は全国初という。
条例は、県が水素エネルギーの研究や実用化を促進するなどして温暖化を遅らせる「緩和策」と、豪雨災害や熱中症といった気候変動による影響への対策に努める「適応策」が柱。
温室効果ガスの排出分を森林づくりなどへの投資で埋め合わせする「カーボンオフセット」の普及を目指すことも盛り込んだ。《共同通信》
【自民党・下村博文幹事長代行】議席「86減」の可能性
自民党の下村博文幹事長代行は24日、次期衆院選の小選挙区で自民党の獲得議席が、前回より86減る可能性があるとの見方を示した。党所属の若手衆院議員を対象に国会内で開いた研修会で、野党が候補者を一本化した場合の分析として明らかにした。
夏の参院選で各党候補者が得た票数を衆院選に当てはめて単純比較したと説明。その結果、2014年12月の衆院選小選挙区で自民党が得た223議席(追加公認を含む)が「137になる可能性もある」と指摘し、「地道に今からしっかり準備をしておく必要がある」と引き締めた。前回、全国11ブロックの比例代表議席は計68だった。《共同通信》
【韓国・朴槿恵大統領】改憲を主張
韓国の朴槿恵大統領は24日、国会での施政方針演説で、大統領の任期を5年とし再選を禁じた現行憲法を改正したい意向を示した。
朴大統領は、現在の憲法では政策の連続性が保ちにくいなどとし、「改憲論議をこれ以上先送りできない。政治日程を考えた場合、今が改憲に適した時だ」と述べた。その上で、「改憲のための実務的な準備を行っていく」と表明した。2018年2月の自らの任期が満了するまでに改憲を完了すると表明した。
さらに、「政府内部に改憲のための組織を設置し、国民の期待を反映した改憲案を示す」とし、国会にも改憲特別委員会を構成するよう提案した。
朴大統領は「1987年に改正され、30年間施行されてきた大統領制の5年任期は過去の『民主化時代』にはふさわしかったかもしれないが、今は適さない」とも言及した。《産経新聞》
【韓国】サムスンに集団提訴
サムスン電子(韓国)のスマートフォン「ギャラクシーノート7」の欠陥問題で、韓国の利用者ら計約520人が24日、リコール(無料の回収・修理)や生産停止に伴う混乱で不利益を被ったとして、サムスンに1人当たり50万ウォン(約4万6千円)の損害賠償を求め、ソウル中央地裁に提訴した。聯合ニュースが伝えた。
聯合ニュースによると、原告側弁護士は「利用者は(ノート7を)使用できなくなり、アフターサービスを受ける権利も奪われた。精神的苦痛への慰謝料が必要だ」と主張。被害申告が続けば2次、3次提訴も検討するという。《共同通信》
【米・オバマ大統領】トランプ氏見て「笑っちゃう」
オバマ米大統領は24日夜放送のテレビのトークショーに出演し、大統領選の共和党候補トランプ氏をネタにしたジョークを連発。同氏の顔をテレビで見かけるたびに「笑ってしまう」と告白した。
オバマ氏は番組で「最悪の米大統領として地に落ちるだろう」と自身を批判したトランプ氏のツイートを読み上げ、「少なくとも私は大統領として記憶されるわけだ」と一言。民主党候補クリントン氏に支持率で差をつけられ、当選が困難視されるトランプ氏をあてこすった。《共同通信》