2025 令和7年1月3日(金) 米・バイデン大統領、日鉄のUSスチール買収禁止命令

令和2075日目

2025/01/03

この日のできごと(何の日)

【米・バイデン大統領】日鉄のUSスチール買収禁止命令

バイデン米大統領は3日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を禁止する命令を出した。声明を発表し、買収が「安全保障と重要な供給網にリスクをもたらす」と説明した。大統領が日本企業の合併・買収(M&A)阻止を命じるのは初のケースとなる。鉄鋼業界の国際的な大型再編は行き詰まった。日鉄は米政府を相手取り、提訴する方向だ。

バイデン氏は日鉄とUSスチールに対し、原則30日以内に「買収計画を完全かつ永久に放棄するために必要な全ての措置」を講じるよう命じた。

日鉄は3日付で「決定に失望している。法的権利を守るためにあらゆる措置を追求する」とのコメントを発表した。武藤容治経済産業相も「理解しがたく残念だ」とのコメントを出した。

バイデン氏はこれまで、買収に否定的な姿勢を示してきた。阻止が表明されたことで、日鉄は訴訟も辞さない構えだ。USスチールへの違約金5億6500万ドル(約889億円)の支払いが日鉄に生じる可能性もある。日本企業による米国への今後の投資計画にも影響を及ぼしかねない。《共同通信》


【箱根駅伝】

第101回東京箱根間往復大学駅伝最終日は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路5区間、109.6キロに関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、青学大が2年連続8度目の総合優勝を果たした。

2年ぶりの覇権奪還を狙った駒大が2位で、大学駅伝3冠に挑んだ国学院大が3位。早大が4位で続き、往路2位の中大は5位だった。

往路首位の青学大は6区の野村昭夢が区間新記録の快走で突き放し、8区の塩出翔太も区間賞を獲得するなど、各区間で大崩れせず、追い上げる駒大を振り切った。

第101回東京箱根間往復大学駅伝は3日、青山学院大が大会新記録を樹立して2年連続8度目の総合優勝を果たした。初代「大会MVP」には、山下りの6区で区間新記録をマークした青学大の野村昭夢が選ばれた。全チーム対象の最優秀選手との同時受賞で「どちらかは取りたいなと思っていたので非常にうれしい」と笑顔を見せた。

従来の記録を30秒塗り替え、初の56分台突入。仲間がシューズに書き込んだ「転がり落ちろ」のメッセージを体現するかのように、一気に箱根の急坂を駆け降りた。卒業後は実業団で競技を続ける予定で「このスピードを生かしてトラック、5000メートルを中心に勝負していきたい」と語った。《共同通信》

【ライスボウル】

アメリカンフットボールの日本選手権、ライスボウルは3日、東京ドームで行われ、パナソニックが富士通を34―27で破り、学生との対戦だった2016年以来、9年ぶり5度目の日本一に輝いた。富士通の4連覇はならなかった。

4年連続で同一カード。パナソニックは13―20で迎えた第4クオーターにQB荒木らが3連続TDを挙げ、反撃を1TDに抑え込んだ。最優秀選手には荒木が選ばれた。

同ボウルは22年から社会人Xリーグの王座決定戦となっている。《共同通信》

【大阪・関西万博】開幕まで100日

2025年大阪・関西万博の開幕まで100日となった3日、会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲でマラソンイベントが開催され、着々と工事が進む会場の周辺をランナーが駆け抜けた。大阪市役所前には、万博までの残り日数を表示する「カウントダウンクロック」が設置された。

夢洲に集まった約1650人が午前11時ごろ、万博会場のシンボルとなる木造巨大屋根「リング」前を出発。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の仮装をしながら走るランナーもいた。

カウントダウンクロックは、市役所前に設置されたミャクミャクのモニュメントの台座に設置。残り日数の「100日」がデジタル表示された。《共同通信》

【韓国】ビル火災

韓国ソウル郊外の京畿道城南市にある地上8階建ての複合商業ビルで3日午後4時半(日本時間同)ごろ、火災が発生し、韓国メディアによると約130人が煙を吸うなどして軽傷を負った。うち30人以上が病院に搬送された。

出火元は1階の飲食店で、煙が排気ダクトを通じて建物内に一気に広がったもようだ。ビル内には300人以上がいたとみられるが、約70人が自力で脱出し、約240人が救助された。

在韓日本大使館によると、負傷者に日本人が含まれているとの情報はない。

現場はソウルの南東部にあるベッドタウンの一角で、商業施設が立ち並ぶ地域。《共同通信》

【韓国情勢】

韓国の尹錫悦大統領を内乱容疑で調べる高官犯罪捜査庁(高捜庁)は3日、尹氏の拘束令状と公邸の捜索令状の執行を試みたが、大統領警護庁が抵抗したため不可能と判断し、執行を中断した。捜査員らは尹氏がいるソウルの公邸敷地内へ進入したが、警察関係者によると、警護庁トップは令状執行について、警護上の理由で「不許可」との判断を示した。現職大統領が拘束されれば初めて。

警察関係者によると、公邸に向かった高捜庁の捜査員と警察官は計約150人で、うち約80人が敷地内に入った。韓国メディアによると、公邸の建物前まで迫ったが、警護庁の警護部隊が立ちふさがったという。公邸付近には尹氏支持の保守層が集結し、高捜庁に反発。警察の機動隊員約2700人が警備に当たった。

尹氏の弁護団は3日、令状は「違法だ」と改めて主張し、執行された場合は「法的措置を取る」と表明した。

高捜庁は、令状を有効期限の6日までに執行する構え。《共同通信》

【米国情勢】

昨年11月の米大統領選と同時実施された連邦議会選を受けた新議会が3日、発足した。下院は議長選を実施し、過半数を握る共和党のジョンソン議長を再任した。共和党は上院でも多数派を確保しており、今月20日に就任するトランプ次期大統領は議会と連携しながら、米国第一の政策を推進する構えだ。

定数435の下院の勢力は共和党219、民主党215、欠員1。ジョンソン氏は議長選で過半数の218票を得た。共和党の1人が造反した。

トランプ氏は3日、自身の交流サイト(SNS)で「ジョンソン氏が勝利すれば、共和党にとって大きな勝利となる」と呼びかけていた。《共同通信》

【原広司さん】死去

JR京都駅ビルなどの設計で知られる建築家の原広司さんが3日、病院で死去した。88歳。川崎市出身。

東京大で建築を学び、東大生産技術研究所の教授に。日本の現代建築を数学、哲学、芸術などの幅広い視野でけん引。1970年代に行った世界の集落の建築調査を設計に生かした。超高層ビル2棟を連結した梅田スカイビル(大阪市)や、大きな吹き抜けと谷のような階段を備えたJR京都駅ビル(京都市)、庭のような建築として構想した札幌ドーム(札幌市)などを設計した。著書に「集落の教え100」など。《共同通信》

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