2024 令和6年9月7日(土) 立憲民主党代表選告示

令和1957日目

2024/09/07

この日のできごと(何の日)

【立憲民主党代表選】告示

立憲民主党代表選が7日告示され、論戦がスタートした。立候補したのは野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員の4氏。次期衆院選での他の野党との連携に関する見解の相違が浮上し、争点となった。自民と対峙する「選挙の顔」は、23日の臨時党大会で選出される。

野田氏は「穏健な保守層に支持を拡大した時に初めて政権交代のチャンスがある」と主張。野党勢力の議席最大化に向け「どの野党とも対話できる環境をつくる」と説明した。

枝野氏は維新や共産とは政策面で乖離があるとして「包括的な連携は難しい」と述べ、地域の実情に応じて判断すると訴えた。国民民主党との関係構築は不断の努力で進めるとした。

泉氏は維新について「立民と自民の両にらみだ」と指摘し、次期衆院選前の連携は困難との見方を示した。共産との連立政権も否定する一方で「国民民主との連立は想定している」とした。

吉田氏は「一対一の構図をつくるため選挙協力は進めるべきだ」と表明。他の野党と連立政権を組む場合には「事前にどの政党と組むか国民に示すべきだ」と語った。《共同通信》


【プロ野球・7日】

日5―1オ

日本ハムが4連勝。加藤貴は丁寧に打たせて取り、7回6安打1失点で自己最多の9勝目を挙げた。二回に万波の二塁打で先制し、2―0の五回にマルティネスが3ランを放った。オリックスは曽谷が五回途中5失点で10敗目を喫した。

ソ2―3西

ソフトバンクは継投が決まらず今季初の4連敗。2―1の八回に2番手の杉山が西川に同点適時打を許し、九回はヘルナンデスが外崎の通算100号となる勝ち越しソロを浴びた。西武は今井が7回2失点と粘って勝機をつないだ。

ロ1―4楽

楽天の岸が6回2安打無失点で7月13日以来の4勝目を挙げた。打線は一回に浅村が先制2ラン、四回は伊藤裕、九回は安田がソロと効率良く得点した。3位ロッテとは1.5ゲーム差。ロッテは2戦連続1点止まりで、小島が10敗目。

広2―1中

広島が連敗を4で止めた。九里は安定した制球で七回途中まで1失点とし7勝目を挙げた。四回に坂倉のソロ本塁打で先制し、五回に秋山の適時打で加点。栗林は37セーブ目。中日は七回に1点を返した後、もうひと押しできなかった。

巨3―2D

巨人が延長十二回にサヨナラ勝ちした。1―2の九回に代打中山の右前打で追い付き、十二回2死無走者でオコエが殊勲のソロを放った。十一回から2回無失点の横川が2勝目。DeNAは逃げ切れず、連勝が6で止まった。

ヤ0―6神

阪神が5連勝。ヤクルト戦の勝ち越しが決まった。一回に森下の適時二塁打、大山の適時打、佐藤輝の2ランで4点を先制した。大山は九回に2ランも放った。才木は6回で8安打を浴びたが無失点と粘り12勝目。ヤクルトは3連敗。《共同通信》

【テニス】

テニスの全米オープン第13日は7日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス決勝はベラルーシ出身の第2シード、アリーナ・サバレンカが第6シードのジェシカ・ペグラ(米国)に7―5、7―5で勝ち、初優勝を果たした。四大大会は通算3勝目となった。

優勝賞金360万ドル(約5億1千万円)を獲得。ペグラは四大大会初制覇を逃した。

男子ダブルスはマックス・パーセル、ジョーダン・トンプソン組(オーストラリア)が初の頂点に立った。《共同通信》

【岸田文雄首相】ソウル大生と懇談

岸田文雄首相は7日、訪問先の韓国・ソウル大で日本人留学生や韓国の学生と懇談した。「交流を通じて得た学びや友人との絆は、未来の日韓関係の土台になる」と述べ、日韓国交正常化60周年を来年迎えるのを前に、人的交流の重要性をアピールした。その後、ソウル郊外のソウル空軍基地から政府専用機で帰国の途に就き、羽田空港に到着した。

首相の韓国訪問は首脳同士の相互訪問「シャトル外交」の一環。退陣を表明している首相にとって最後の訪韓となった。

首相は、Xに「今回で3度目の韓国訪問となり、尹氏にも2度来日してもらった。特に銀座ですき焼きを食べたのは楽しい思い出です」と投稿した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ウクライナの首都キーウ(キエフ)で7日未明、ロシア軍の無人機攻撃があった。市当局によると、飛来した複数の無人機は全て撃墜されたが、破片が市街地に落下して火災が発生した。市中心部では同日午前3時ごろ、爆発音が連続で響いた。

ウクライナの最高会議(議会)は7日、議会の建物の近くに無人機の破片が落下したと明らかにした。建物に被害はなかった。集合住宅の敷地にも破片が落ちた。負傷者は報告されていない。《共同通信》

【ブラジル】X遮断抗議デモ

ブラジルでX(旧ツイッター)の遮断が始まって1週間となった7日、最大都市サンパウロなどで、Xの遮断や全面停止を命令した最高裁のデモラエス判事に対する抗議デモが行われた。参加者は「検閲をやめろ」とシュプレヒコールを上げた。

サンパウロ中心部のパウリスタ通りには、右派ボルソナロ前大統領の支持者を中心に数千人が集まった。ボルソナロ氏も参加し、演説でデモラエス判事を「独裁者」と呼び批判した。通りはXを率いる米実業家イーロン・マスク氏の写真を掲げ支持を示す人や「判事を弾劾せよ」と書かれたプラカードを持つ人であふれた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは7日、各地で行われ、アストロズの菊池はヒューストンでのダイヤモンドバックス戦に先発して6回を投げ、7安打4失点で8勝目(9敗)を挙げた。試合は11―5だった。

ドジャースの大谷は「1番・指名打者」で出場したガーディアンズ戦で4打数無安打。チームは7―2で勝った。パドレスの松井は3―4の九回から登板し、2ランを浴びて1回を2失点だった。チームは3―6で敗れた。

カブスの鈴木は0―2で敗れたヤンキース戦に「3番・指名打者」で出場し、3打数無安打。レッドソックスの吉田は7―5で勝ったホワイトソックス戦を欠場した。《共同通信》

【パリ・パラリンピック】

パリ・パラリンピック第11日の7日、車いすテニス男子シングルス決勝で小田凱人(18)=東海理化=がアルフィー・ヒューエット(英国)を6―2、4―6、7―5で下し、金メダルを獲得した。前回東京大会の国枝慎吾に続く日本勢の連覇となった。

愛知県出身。9歳で左股関節に骨肉腫を発症して車いす生活となり、10歳で競技を始めた。昨年の全仏オープンの男子シングルスで四大大会史上最年少優勝。初出場のパラリンピックで新世代の旗手が実力を示した。《共同通信》

パリ・パラリンピック第11日の7日、自転車女子個人ロードレース(運動機能障害C1〜3)で杉浦佳子(53)=総合メディカル=が2連覇を達成し、自身の持つ日本選手最年長金メダル記録を更新した。

静岡県出身。50歳で初出場した2021年東京大会で2種目を制覇し、脚光を浴びた。45歳の時に自転車レースで転倒して右半身まひや記憶障害を負った。今大会はぜんそくに苦しめられ不振だったが、最終4種目目で本領を発揮し、ライバルとの競り合いを制した。《共同通信》

パリ・パラリンピック第11日(7日)自転車個人ロードレース(運動機能障害C1〜3)の女子で53歳の杉浦佳子(総合メディカル)が2連覇し、自身の持つ日本選手最年長金メダル記録を更新した。男子の藤田征樹(藤建設)は15位、川本翔大(大和産業)は20位。

車いすテニス男子シングルスは18歳の小田凱人(東海理化)が初優勝を果たした。

陸上は男子走り幅跳び(視覚障害T13)の福永凌太(日体大大学院)、女子400メートル(視覚障害T13)の佐々木真菜(東邦銀行)がともに7位だった。

車いすバスケットボール女子の日本は7、8位決定戦でスペインを72―55で下した。

杉浦佳子の話 本当に特別です。ホッとした。本当にもうきつかった。作戦通りで、全部が(コーチから)言われた通りにできた。

小田凱人の話 マッチポイントから相手がドロップショットをミスして、これは勝てると思った。でも、正直それまでは負けると思っていた。優勝するために、俺は金メダルを取るために生まれてきた。《共同通信》

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