令和1764日目

2024/02/27

【連続企業爆破事件】死亡の男を書類送検

1974〜75年に起きた連続企業爆破事件の一つに関与したとして、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)を名乗り、今年1月に病死した男について、警視庁公安部がDNA型鑑定などで身元を容疑者本人と特定したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。指名手配容疑を含む五つの事件に関与したとして同罰則違反と殺人未遂の疑いで27日に書類送検した。

男と親族のDNA型鑑定で「親族関係に矛盾なし」との結果が出ていた。公安部は鑑定結果などを踏まえ、本人と判断。約49年にわたる逃亡生活の実態や支援者の有無を引き続き調べる。

桐島容疑者は、75年4月19日に東京・銀座の韓国産業経済研究所入り口ドア付近を手製の時限爆弾で爆破した疑いで、同5月に指名手配された。公安部は指名手配容疑の他に同年に間組(現安藤ハザマ)が狙われた四つの爆破事件に関与した疑いで書類送検した。《共同通信》

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【令和6年能登半島地震】

能登町沖のベニズワイガニ大幅減

石川県能登町沖合の富山湾中央部で、ベニズワイガニの個体数が大幅に減少していることが27日、富山県水産研究所の調査で分かった。例年の2割以下に落ち込んでおり、能登半島地震により富山湾で発生した海底地滑りで海中環境が変化したことなどが原因とみられる。

同研究所は2011年以降、能登町沖で毎年2月に、カニかごを海底に設置し、オスのベニズワイガニの個体数を調べている。今年は個体数が1かご当たり5.6匹で、昨年までの平均31.3匹から大幅に減少した。

一方、富山県魚津市沖でも今月、初めて調査。1かご当たりの個体数は、昨年までの漁業者の水揚げと大きな差はなかった。《共同通信》

【東京株式市場】

27日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が前日比5円81銭高の3万9239円52銭で取引を終え、終値の史上最高値を3営業日続けて更新した。相場の先高観が根強く、買い注文が優勢となった。前日終値からの上げ幅が200円に迫り、3万9400円台を付ける場面もあった。

東証株価指数(TOPIX)は4.84ポイント高の2678.46。1990年2月以来34年ぶりの高水準だった。出来高は約18億3900万株。

平均株価は朝方から上昇した。外国為替相場の円安ドル高基調を支えに買い注文が先行。主力の半導体関連銘柄が全体を押し上げた。取引時間中の最高値となる3万9426円まで一時上げた。《共同通信》

【中国】国家秘密法の改正案可決

中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は27日まで2日間の日程で会議を開き、国家秘密保護法の改正案を可決した。新華社が伝えた。反スパイ法改正に続き、習近平国家主席が重視する「国家安全」を守る体制を固める狙い。会議は3月5日に開幕する全人代の準備のため法案や人事を討議。前外相解任で再登板した王毅外相の後任が決まるかどうかに関心が集まった。

中国では改正反スパイ法が昨年4月に可決、同7月に施行され、外国人への監視が強化された。国家秘密保護法の改正で国家安全省など関係当局は機密の漏えいを巡り摘発に一段と力を入れそうだ。

外相人事を巡っては22年12月に王氏の後任として就任した秦剛前外相が昨年7月に解任され、王氏が再び就任した。王氏は共産党政治局員を務めるため一時的な外相兼務とみられ、後任に劉建超・共産党中央対外連絡部長や馬朝旭外務次官らが取り沙汰された。ただ習氏の信頼が厚い王氏が当面は続投するとの見方も外交筋の間で浮上した。《共同通信》

【ロシア】ナワリヌイ氏の弁護士拘束

ロシアの刑務所で死亡した反政府活動家ナワリヌイ氏の弁護士ドゥブコフ氏が27日、モスクワで拘束された。独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ欧州」などが伝えた。公共秩序を乱した容疑がかけられているという。ナワリヌイ氏陣営は今週末に告別式を行う計画で、政権批判の機運の高まりを恐れる当局が圧力を強めているとみられる。

陣営は27日、葬儀会社が軒並み協力を拒み、告別式会場を確保できていないとも明かしていた。

ドゥブコフ氏はナワリヌイ氏の母リュドミラさんと共に、刑務所がある極北ヤマロ・ネネツ自治管区を訪問。当局に遺体引き渡しを要求する際にも同行した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ゼレンスキー大統領、サウジ訪問

ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は27日、サウジアラビアの首都リヤドを訪れ、同国の実権を握るムハンマド皇太子と会談した。ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー氏が提唱する和平案「平和の公式」について意見を交わした。

ゼレンスキー政権は平和の公式への理解を広め、ロシアに対する国際的圧力を高めようとしている。平和の公式を話し合う首脳級の「世界平和サミット」をスイスで近く開くことを目指しており、サウジなどグローバルサウスと呼ばれる新興・途上国の支持獲得に力を入れている。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

ガザ早期休戦に慎重

パレスチナ自治区ガザでの休戦を巡り、イスラエルとイスラム組織ハマスは27日、早期実現に慎重な見方を示した。バイデン米大統領は26日に「3月4日までに実現することを期待している」と発言したが、当事者双方には依然として隔たりがあるもようだ。

米ABCテレビは27日、イスラエル当局者の話として、ネタニヤフ首相がバイデン氏の発言に「驚き」を示したと伝えた。政府報道官は、休戦の意向が「ハマスにあるのか疑問だ」と主張した。

ハマスの幹部2人はロイター通信に、バイデン氏の発言は時期尚早だとの認識を示した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは27日、各地でオープン戦が行われ、ドジャースの大谷はアリゾナ州グレンデールでのホワイトソックス戦に「2番・指名打者」で初出場し、第3打席に2ランを放つなど3打数1安打2打点、1三振だった。七回に代打を送られた。

パドレスのダルビッシュはロイヤルズ戦に先発で初登板して2回を投げ、2安打無失点、3奪三振だった。

カブスの今永はキャッチボールなど軽めの調整で、鈴木は打撃練習をこなした。レッドソックスの吉田は筋力トレーニングを行い、タイガースの前田は守備練習などで汗を流した。 《共同通信》