令和1602日目

2023/09/18

【ボクシング】ダブル世界戦

ボクシングのダブル世界戦各12回戦は18日、東京・有明アリーナで行われ、WBA、WBCライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(BMB)が元同級世界2団体王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に9回2分19秒TKO勝ちし、WBAで2度目、WBCでは3度目の防衛を果たした。

WBOスーパーフライ級王者の中谷潤人(M・T)はアルヒ・コルテス(メキシコ)に3―0で判定勝ちし、初防衛に成功した。

元人気キックボクサーで転向2戦目の那須川天心(帝拳)はノンタイトル8回戦に臨み、ルイス・グスマン(メキシコ)に3―0の判定でデビューから2連勝とした。《共同通信》

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【大相撲】

大相撲秋場所9日目(18日・両国国技館)新大関豊昇龍は新関脇琴ノ若の小手投げに軍配差し違えで屈し、3連敗で6敗目を喫した。琴ノ若は5勝4敗で白星先行。かど番の2大関は貴景勝が豪ノ山を突き倒し、霧島は宇良を押し倒してともに6勝目を挙げた。

関脇同士の一番は大栄翔が若元春を押し出して5勝目。若元春は3敗に後退した。

平幕の高安と熱海富士が1敗で首位を守り、剣翔がただ1人2敗で追う展開。十両は新十両大の里が9連勝で単独トップ。《共同通信》

【プロ野球・18日】

オ6―3楽

オリックスが優勝へのマジックナンバーを「4」とした。森が一回に先制二塁打、六回にソロを放った。3番手の小木田が3勝目、山崎颯が9セーブ目。貯金は30。楽天は田中将が今季最短の2回1/3を5失点で10敗目。

西1―2ロ

ロッテが延長戦を制し、西武戦の3年連続勝ち越しを決めた。0―1の九回に安田の適時打で追い付き、十二回2死三塁から暴投で勝ち越した。横山が2勝目、沢村が3セーブ目。西武は高橋の好投を生かせなかった。

日1―3ソ

ソフトバンクが連敗を3で止め、今季の日本ハム戦勝ち越しを決めた。1―1の八回に柳町の適時三塁打と野村大のスクイズで2点を勝ち越した。3番手の又吉が2勝目。日本ハムは9四球を選びながら攻めきれなかった。

神2―3D

DeNAが競り勝った。六回に牧の適時打で先制。七回に追い付かれたが、延長十回に牧の2点三塁打で勝ち越した。5番手の伊勢が3勝目、森原が15セーブ目を挙げた。阪神は6番手の石井が崩れた。十回の反撃も及ばなかった。

中8―7広

中日がサヨナラ勝ち。6―7の九回にビシエドのソロで追い付き、延長十一回無死満塁からカリステの右前打で試合を決めた。8番手の勝野が5勝目を挙げた。今季初登板の根尾は6回2/3を4失点。広島は投手陣が踏ん張れなかった。

巨4―3ヤ

巨人が2試合連続のサヨナラ勝ち。3―3の延長十二回1死一、二塁で増田大が中越えへ殊勲打を放った。直前のピンチで登板して得点を許さなかった船迫が3勝目を挙げた。ヤクルトは九回に追い付く粘りが実らなかった。《共同通信》

今季限りで現役引退する中日4選手が18日、バンテリンドームナゴヤで引退会見を開いた。日本ハム時代も含めて通算154ホールドを挙げた谷元圭介投手(38)は「夢のような15年間。やり切った」と語った。チーム一筋17年目で通算84本塁打の福田永将内野手(35)は「全力でやってきた。すっきりしている」と語った。

日本ハム時代は大谷翔平ともバッテリーを組んだ大野奨太捕手(36)は15年間を「いいことも苦しかったことも両方、財産」と振り返る。堂上直倫内野手(34)は17シーズンで1003試合、34本塁打。「期待してくれた中で結果を出せず申し訳ない。力がなかった」と話した。《共同通信》

日本ハムの木村文紀外野手(35)が18日、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道で記者会見し「17年間というプロ野球生活を送るとは想像できなかった。本当に恵まれた野球人生」と今季限りでの現役引退を表明した。

埼玉栄高から2007年に高校生ドラフト1巡目で西武に投手として入団。12年秋に野手へ転向し「(両方)経験できたのは自慢」と振り返る。21年途中から日本ハムでプレーし、今季はここまで1軍での出場がなかった。20日に敵地での古巣西武戦に出場予定。

18日現在の通算成績は710試合に出場し、打率2割1分3厘、42本塁打、154打点。うち投手としては41試合に投げて1勝4敗。《共同通信》

【東京電力】海水と魚、検出下限値未満

東京電力と水産庁は18日、福島第1原発周辺で17日に採取した海水や魚に含まれる放射性物質トリチウム濃度を分析した結果、いずれも機器で検出できる下限値未満だったと発表した。第1原発では8月24日に処理水の海洋放出を始めた。

東電は原発から半径3キロ以内の10カ所で採取した海水を、水産庁は放出口から5キロ圏内で採取したヒラメ2匹を分析した。《共同通信》

【沖縄県・玉城デニー知事】国連で演説

沖縄県の玉城デニー知事は18日(日本時間19日未明)、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれている人権理事会で演説し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設反対を訴えた。沖縄の実情について、過重な基地負担で「平和が脅かされている」と強調し「沖縄の状況を世界中から関心を持って見てください」と呼びかけた。

一方、日本政府代表は玉城氏の演説に対し「辺野古への移設を着実に進めることが、普天間飛行場の完全返還を可能な限り速やかに実現する唯一の解決策だ」と反論した。

同理事会での演説は、2015年9月に故翁長雄志前知事が都道府県知事として初めて演説して以来、8年ぶり。辺野古移設を防ぐ手だてが見いだせない中、沖縄の立場や状況を国際社会に訴えた形だ。

欧州本部本会議場で席に着いた玉城氏はやや緊張した面持ちで、辺野古移設について「県民投票で沖縄の民意を示したにもかかわらず、政府は貴重な海域を埋め立てて、新基地建設を強行している」と批判した。《共同通信》

【台湾】周辺に中国軍103機

台湾国防部(国防省)は18日、中国の軍用機延べ103機が同日午前6時(日本時間同7時)までの24時間に台湾周辺で活動したと発表した。近年確認された数としては最多とし、国防部は「台湾海峡と地域の安全にとって深刻な問題だ」と批判した。

うち延べ40機が「休戦ライン」である中間線を越えたり、台湾南西や南東の防空識別圏に進入したりした。確認されたのは戦闘機「殲16」や「殲10」のほか、空中給油機「運油20」など。軍艦延べ9隻も活動した。《共同通信》

【韓国】最大野党代表に再び逮捕状

韓国の検察は18日、背任や外国為替取引法違反の容疑で、最大野党「共に民主党」の李在明代表の逮捕状を請求した。尹錫悦政権となってから李氏への逮捕状請求は今年2月に続いて2回目。尹大統領の強権政治に対抗するとして断食闘争を19日間続けていた李氏は、逮捕状請求が発表される前の18日早朝、意識レベルが低下して病院に搬送された。

国会議員の李氏を会期中に逮捕するには国会の同意が必要で、近く逮捕同意案の議決が行われる。共に民主党は国会の多数派で、造反者が多数出なければ否決される。《共同通信》

【イタリア】移民送還へ対策強化

イタリア政府は18日、アフリカなどからの移民の急増を受け、収容施設を増やすなどの措置を閣議決定した。施設での拘束期間を最長4カ月半から18カ月に延長することも決め、送還に向けた対策を強化した。

ANSA通信などによると、最南端ランペドゥーザ島には先週、2日間で島の人口より多い約7千人の移民が到着した。メローニ首相は閣議で「施設の速やかな建設」が必要との考えを示した。

昨年10月に発足したメローニ政権は不法移民排斥を掲げているが、今年に入って移民が急増。内務省によると、年初から今月18日にかけて海路で到着した移民は約12万9千人で、昨年同時期の2倍近くに上る。《共同通信》

【米国、イラン】囚人交換

米イラン両政府は18日、双方がそれぞれ拘束していた5人ずつを解放した。米政府は、米国の制裁に沿い韓国で凍結されたイラン資産約60億ドル(約8860億円)の凍結を解除した。イランが囚人交換と引き換えに凍結解除を求め、両政府が合意していた。

バイデン大統領は声明で米国人解放を歓迎する一方、過去に米国人拘束に関与したとしてイランのアハマディネジャド元大統領と同国情報省に制裁を科したと発表した。両国間の溝は依然として深く、停滞するイラン核協議の進展につながるかどうかは不透明だ。

イランのライシ大統領は滞在先のニューヨークで、米国人解放を「人道的行為」とした上で「米国は繰り返し約束を破っており、十分に信頼しているわけではない」と記者団に述べた。

解放された米国人5人はカタールに到着した。その後米国に戻る。イラン外務省などによると、米側が解放した5人のうちイランに戻ったのは2人で、1人は家族のいる第三国へ向かい、2人は米国残留を希望している。《共同通信》

【ロシア、中国】外相会談

ロシアのラブロフ外相は18日、モスクワを訪問した中国の王毅共産党政治局員兼外相と会談した。ロシア国営テレビが会談冒頭の様子を放映した。10月に予定されるプーチン大統領の訪中や、ウクライナ情勢について協議するとみられる。

ラブロフ氏は会談で、国連総会やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での両国の協力継続に期待を表明。王氏は、中ロ関係は世界の安定維持に特別な役割を果たすと発言し、公平な秩序づくりのためロシアと協力する用意があると述べた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

バフムト南方で防衛線突破

ウクライナのシルスキー陸軍司令官は東部ドネツク州バフムト南方の集落アンドレーエフカとクレシチェエフカでの戦闘の結果、ロシア軍の防衛線を突破したと述べた。ウクライナメディアが18日伝えた。ロシア軍の三つの旅団を撃破したと主張した。

ウクライナ軍はアンドレーエフカとクレシチェエフカを奪還したと既に表明している。シルスキー氏は「敵はさまざまな方向から反撃して失地を取り戻そうとしているが、失敗している」と指摘した。

シルスキー氏は、ロシア軍が防衛線を守ろうとして予備兵力を投入したと説明。戦闘の結果、最も訓練されたロシア軍部隊の一部が戦闘能力を完全に失ったとした。《共同通信》

【中国・韓正国家副主席】「米と共に繁栄」

中国の韓正国家副主席は18日、ブリンケン米国務長官とのニューヨークでの会談で「両国は互いに成功し、共に繁栄できる」と強調した。首脳会談を実現するため「具体的な行動を取り、有利な条件をつくり出す」ことを米側に要求した。中国外務省が19日発表した。台湾問題や米主導の対中包囲網を巡り、中国側の対米不信は根強い。

中国外務省によると、韓氏は「中国の発展は米国にとってチャンスだ。利益であり、リスクではない」と主張。同盟・友好国を巻き込んで「デカップリング(経済切り離し)」や「デリスク(リスク回避)」を進めようとするバイデン政権をけん制した。《共同通信》

【上川陽子外相】G7外相会合開催

上川陽子外相は18日(日本時間19日)、米ニューヨークで先進7カ国(G7)外相会合を開いた。ウクライナ情勢を巡り、侵攻を続けるロシアへの毅然とした対応とウクライナへの支援継続で連携を確認した。日本は今年のG7議長国。13日に就任した上川氏にとってG7外相会合の開催は初めてで、本格的な外交デビューとなった。

会合では11月7、8両日に東京で対面の会合を開催することも決めた。上川氏は記者団に「率直かつ突っ込んだやりとりをすることができた。G7に初めて参加し、各国外相から大変温かく受け入れていただいた」と述べた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは18日、各地で行われ、オリオールズの藤浪はアストロズ戦で3―1の六回に登板し、1/3回を投げ3安打3失点で勝敗は付かなかった。チームは8―7で勝った。

レッドソックスの吉田はアーリントンでのレンジャーズ戦を欠場した。チームは4―2で勝ち、連敗を4で止めた。カブスの鈴木は試合がなかった。《共同通信》

【又市征治さん】死去

社民党前党首で元参院議員の又市征治氏が18日午前5時43分、敗血症のため富山市内の病院で死去した。79歳。富山市出身。

1965年に富山県職員となり、95年に自治労富山県本部執行委員長に就いた。2001年の参院選比例代表に社民党から立候補し初当選。連続3回当選。19年の参院選に出馬せず、議員活動を引退した。

国対委員長、選対委員長、幹事長などを歴任し、民主党などとの連立政権に参加した09〜10年は副党首だった。13年には2度目の幹事長に就任、18年2月〜20年2月に党首を務めた。他の野党とのパイプが太く、党内外で「またさん」と呼ばれ慕われた。《共同通信》