令和1545日目
2023/07/23
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三元首相】納骨式
昨年7月に奈良市で銃撃され、死亡した安倍晋三元首相の遺骨が23日、山口県長門市にある安倍家の墓に納骨された。事件から1年余りを経て行われた納骨式には、妻の昭恵さんら親族、旧事務所関係者らが参列。式の後に安倍氏をしのぶ会が市内で開かれ、昭恵さんが「主人のまいた種を皆さんが花開かせてくれたらと思う」と述べた。
納骨式は同市油谷地区の墓地で午前11時ごろから関係者のみで行われた。安倍氏のおいに当たる岸信千世衆院議員や、安倍氏の後継の吉田真次衆院議員も参列。夏の日差しが照りつける中、花束を手にした関係者が続々と墓地に入っていった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲】
大相撲名古屋場所は23日、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで千秋楽を迎え、東関脇豊昇龍(24)=モンゴル出身、立浪部屋=が12勝3敗で初優勝を果たした。優勝決定戦で西前頭9枚目の北勝富士を押し出しで下した。
本割では新入幕で西前頭17枚目の伯桜鵬との3敗同士の対戦を上手投げで制した。19歳の伯桜鵬は109年ぶりとなる新入幕優勝を逃した。
豊昇龍は史上4位の優勝25度を誇る元横綱朝青龍のおい。3人が3敗で千秋楽を迎えた混戦を制した。《共同通信》
◇
大相撲名古屋場所千秋楽の23日、三賞選考委員会が開かれ、新入幕伯桜鵬が11勝4敗で敢闘賞と技能賞を初受賞した。付け出しデビューから所要4場所での初受賞は最速で、19歳11カ月は史上7位の若さ。新入幕の三賞ダブル受賞は2014年秋場所の逸ノ城以来。
殊勲賞は横綱照ノ富士を破って10勝5敗の錦木が初受賞。初土俵から所要103場所は史上最も遅い記録となった。12勝3敗で優勝同点の北勝富士は初の敢闘賞で、三賞は3度目の獲得。
4人が千秋楽に白星の条件を満たし、敢闘賞が決まった。初優勝の関脇豊昇龍は初で、三賞は3度目。11勝4敗の小結琴ノ若は4度目の敢闘賞に輝いた。他は新入幕で10勝5敗の豪ノ山と湘南乃海。受賞者は延べ8人になり、過去最多の延べ6人を上回った。《共同通信》
【プロ野球・23日】
オ7―5日
オリックスが逆転勝ちで5連勝。0―1の二回に中川圭のソロで追いつき、七回に紅林の2点適時打とセデーニョの3ランで5点を勝ち越した。日本ハムは九回にマルティネスが満塁本塁打を放ったが及ばず、39年ぶりの12連敗。
ロ4―3ソ
ロッテがサヨナラ勝ちで2連勝。延長十回2死満塁で、安田が右前打を放ち試合を決めた。救援5投手が無失点で粘り、6番手の横山がプロ初勝利。ソフトバンクは54年ぶりの11連敗。投打がかみ合わず、7番手の津森が力尽きた。
西2―4楽
楽天は0―2の四回に伊藤裕の適時打、辰己の7号3ランで4点を挙げて逆転し、そのまま逃げ切った。則本は7回4安打2失点でチームトップに並ぶ5勝目。鈴木翔がプロ初セーブを挙げた。西武は連勝が7で止まった。
D0―4巨
巨人が勝率を5割に戻した。五回に吉川の2ランと大城卓の適時打で3点を先行し、七回に秋広の4試合連発となる10号ソロで加点した。メンデスが7回3安打無失点の好投で2勝目。DeNAは打線が沈黙し、5連敗を喫した。
広3―1中
広島が3季ぶりの7連勝。一回に秋山の適時二塁打で先制し、六回は代打・松山の犠飛で加点。2―1の八回にも1点を加えた。大瀬良が7回1失点で4勝目、栗林は4月以来となる8セーブ目を挙げた。中日は柳が踏ん張れず3連敗。
ヤ2―4神
阪神は伊藤将が打たせて取り、6回3安打1失点で4勝目。岩崎が14セーブ目。打線は1―1の七回に渡辺諒の内野ゴロの間に1点を勝ち越し、八回は佐藤輝の適時二塁打などで2点を追加。ヤクルトは連勝が4で止まった。《共同通信》
【ゴルフ】
大東建託いい部屋ネット・レディース最終日(23日・福岡県ザ・クイーンズヒルGC=6540ヤード、パー72)首位で出た25歳の小滝水音が5連続バーディーを奪うなど66で回り、通算18アンダーの198でツアー初優勝を果たした。大会は雨による順延で54ホールに短縮され、加算される優勝賞金は当初の75%の1620万円となる。
2週前の大会を制した小祝さくら、吉田優利が2打差の2位。通算15アンダーで岩井明愛が4位、昨季年間女王の山下美夢有は5位だった。《共同通信》
【卓球】
卓球で来年のパリ五輪シングルス代表の選考対象大会、全農カップ東京大会最終日は23日、東京都北区の東洋大赤羽台キャンパス内で行われ、女子決勝で5月の世界選手権個人戦シングルス銅メダルの早田ひな(日本生命)が伊藤美誠(スターツ)に4―0で勝って優勝した。男子決勝は張本智和(智和企画)が戸上隼輔(明大)を4―1で下した。
男子は田中佑汰、女子は平野美宇(木下グループ)が3位決定戦を制した。今大会は成績に応じて五輪代表選考ランキングのポイントを獲得できる。《共同通信》
【水泳・世界選手権】
水泳の世界選手権第10日は23日、マリンメッセ福岡で競泳が始まり、男子400メートル個人メドレーで瀬戸大也(CHARIS&Co.)が4分9秒41で銅メダルを獲得した。レオン・マルシャン(フランス)が4分2秒50の驚異的な世界新記録で勝った。本多灯(イトマン東京)は予選敗退。
女子200メートル個人メドレー準決勝は、東京五輪金メダルの大橋悠依(イトマン東進)が2分10秒32の全体5位で24日の決勝に進出。16歳の成田実生(金町SC)は準決勝12位で敗退した。
女子100メートルバタフライの準決勝で相馬あい(ミキハウス)は14位で敗退。白血病から復帰後初の世界選手権に臨んだ池江璃花子(横浜ゴム)は17位で予選落ちした。
女子400メートルリレーの日本(池江、池本、神野、白井)は8位。オーストラリアが3分27秒96の世界新で勝った。
女子400メートル自由形はアリアーン・ティトムス(オーストラリア)が3分55秒38の世界新で制した。《共同通信》
【NTT西日本】三重で一時通信障害
NTT西日本は22日、三重県全域で通信障害が起き、光回線を使ったインターネット「フレッツ光」や「ひかり電話」などのサービスが一時、利用できなくなったと発表した。
障害は同日午後9時11分ごろに発生し、約2時間後に復旧した。通信設備の故障が原因だという。ひかり電話では110番や119番といった緊急通報も使えない状況だったとみられる。
NTT西では4月と5月、今月4日にも通信障害が発生。総務省は5月に行政指導し、再発防止を求めていた。《共同通信》
【JR関西空港線】快速電車で切られ3人軽傷
23日午前10時25分ごろ、大阪府泉佐野市のJR関西空港線日根野―りんくうタウン間を走行中の京橋発関西空港行き快速電車内で、乗客2人と車掌の計3人が首や手を切られるなどした。大阪府警によると3人は軽傷。府警は殺人未遂の疑いで住所、職業不詳のA容疑者(37)を現行犯逮捕した。
けがをしたのは、大阪市港区の男性会社員(23)と大阪府泉大津市の無職男性(79)、堺市北区の男性車掌(24)。容疑者は「ナイフで切り付けたことに間違いない」と容疑を認め「男性会社員とトラブルになった」という趣旨の供述をしている。3人とは面識はないという。
容疑者は同じ車両にいた男性会社員の首やこめかみを切り付けた後、止めに入った車掌らの手などを切ったとみられる。府警は、りんくうタウン駅のホームで刃物を持っていた容疑者に向けて拳銃を構えるなどして警告し、身柄を確保した。容疑者が持っていた刃物3本を押収した。
JR西日本によると、りんくうタウン駅は関西空港駅の隣。電車には約150人が乗車していた。《共同通信》
【群馬県知事選挙】
任期満了に伴う群馬県知事選は23日投開票の結果、無所属現職の山本一太氏(65)=自民、公明推薦=が、県労働組合会議議長の石田清人氏(66)=共産推薦=と日本語学校運営法人元理事長の清水澄氏(74)の無所属2新人を破り、再選を果たした。投票率は29.65%で、過去最低だった2015年の31.36%を1.71ポイント下回った。
山本氏は前橋市で支援者らを前に、県経済の活性化と多文化共生社会の実現に取り組むと強調。新型コロナウイルス禍に触れ「守りに徹した4年から攻めの4年にしたい」と述べた。
選挙戦では、県内への企業誘致や新型コロナウイルス対応といった1期4年の実績を強調。高い知名度を生かし、多数の業界団体の推薦や連合群馬の支持を得て、選挙戦を優位に進めた。
石田氏は最低賃金の引き上げや高齢者の医療費負担の軽減を主張。山本県政に対する批判票の取り込みを狙ったが、伸び悩んだ。前橋市内の選挙事務所で「県民の困難に心を寄せない県政があと4年続くと思うと悔しくてならない。残念だ」と語った。《共同通信》
【台湾】国民党大会
台湾の最大野党、国民党は23日、北部・新北市で党大会を開き、侯友宜・同市長(66)を来年1月の総統選の同党候補にすることを正式決定した。侯氏は、台湾独立志向の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文政権下で台湾海峡は「世界で最も危険な場所」になったと強調。「中台交流を強化し、衝突(の可能性)を低下させる」と訴え、政権交代へ結束を呼びかけた。
国民党は候補選出の過程で、侯氏と、鴻海精密工業創業者の郭台銘氏(72)が争ったしこりが残る。郭氏は活発な政治活動を続けており、無所属での総統選出馬の可能性が取り沙汰されている。《共同通信》
【カンボジア】下院選
カンボジア下院選は23日投開票され、与党カンボジア人民党関係者は独自集計を基に、125議席中120議席前後を固め圧勝したと明らかにした。フン・セン首相(70)は独裁体制をさらに強固にした。初出馬し当選を確実にした長男フン・マネット氏(45)への首相継承を図る。政権側は有力野党を選挙から排除しており、選挙の公正さや世襲に国際社会の批判は必至だ。 40年近く首相の座を維持してきたフン・セン氏からの継承時期が今後の焦点。同氏は香港フェニックステレビのインタビューで、下院選の約1カ月後にもフン・マネット氏の首相就任の可能性があると示唆した。ただ首相交代後も影響力を維持するとの見方が強い。 1980年代を中心に続いた内戦からの復興に日本は国連平和維持活動(PKO)などを通じて関与。選挙管理委員会に専門家を派遣している。 下院選での野党不在は2回連続。2018年の前回選で政権側は、前年の地方評議会(議会)選で躍進したカンボジア救国党を解党に追い込み、人民党が全議席を獲得した。《共同通信》
【日本維新の会・馬場伸幸代表】「共産党はなくなったらいい」
日本維新の会の馬場伸幸代表の発言が波紋を呼んでいる。馬場氏は23日のネット番組で、自民と維新の関係について「第1自民党と第2自民党でいい」と発言。また、「立憲民主党がいても日本はよくならない」「共産党はなくなったらいい」と持論を展開し、両党が批判している。
23日放送の「ABEMA的ニュースショー」に生出演した際の発言。共演者の「立憲からすれば、維新は第2自民党のような存在。自民と戦うのは自分たちで、第2自民党が戦うのは不健全(と考えている)」との発言を受け、「第1自民党と第2自民党でいい」と語った。
さらに馬場氏は、「第1、第2自民党が改革合戦でどんどん改革をやって、国家国民のためになることを競い合う。それが政治をよくすることにつながる」と主張。「立憲がいらっしゃっても日本はなんにもよくならない」と続け、立憲との関係改善は「未来永劫(えいごう)ない。やるかやられるか」と語った。
また、共産についても言及。「日本からなくなったらいい政党」とし、その理由を「世の中にあり得ない空想の世界を作って、真剣にまじめに考えている人たち」と述べた。 こうした馬場氏の発言に、立憲と共産はすぐに反論した。
立憲の泉健太代表は23日、高知市内で記者団の取材に応じ、「党名を『第2自民党』に変えていただくとより分かりやすい」と指摘。「全くやる気がなく自民党をサポートするということであれば、(選挙)協力はしようがない」と述べた。
共産の小池晃書記局長は24日の会見で、「維新は自民政治を変えるつもりが無く、『自民党馬場派』だと認めたことになる」と批判。「他の党の政策について批判する権利はどの党にもある。しかし、存在そのものを否定するのは民主主義を根本から否定する暴論」と述べ、発言の撤回を求めた。
馬場氏は24日、朝日新聞の取材に「個人の見解という前提での発言」と説明。一方、「共産から直接の抗議がない」とし、現時点で撤回する考えはないとした。《朝日新聞》
【F1】
自動車F1シリーズ第11戦、ハンガリー・グランプリ(GP)は23日、ブダペストで決勝が行われ、17番手から出たアルファタウリの角田裕毅は15位だった。レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が7連勝で今季9勝目、通算44勝目を挙げた。
マクラーレンのランド・ノリス(英国)が2位、レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が3位で続いた。《共同通信》