令和1546日目

2023/07/24

この日のできごと(何の日)

【JR山手線】4時間半運転見合わせ

東京都品川区のJR大崎駅構内で24日未明に信号装置のトラブルがあり、JR東日本は山手線の内回り、外回り全線で午前4時25分の始発から運転を見合わせた。復旧作業が難航し、約4時間半後の午前9時ごろに運転を再開。内回りと外回りの計68本が運休、計34本が最大約275分遅れ、計約11万人に影響した。

JR東によると、24日午前2時25分ごろ、大崎駅構内の信号装置の不具合を知らせるメッセージが社内システムに表示された。大崎駅付近の山手線の車両基地がある「東京総合車両センター」から電車が出せなくなった。装置の内部で電気系統の故障が起きたとみられ、詳しい原因を調べる。

係員が点検と処置を実施し、運行への支障や他に異常がないことを確認して運転を再開した。埼京線や湘南新宿ラインなどは、ほぼ通常通り走行した。

山手線各駅の構内では、放送や手書きの看板で状況が知らされ、駅員は窓口での対応に追われた。運転見合わせは朝の通勤・通学時間帯を直撃し、利用客は別の路線を使って目的地に急いだ。《共同通信》

JR大崎駅(東京都品川区)構内で信号装置が故障し、山手線が始発から約4時間半にわたって全線で運転を見合わせたトラブルで、JR東日本は24日午後も原因を調べた。何らかの理由で信号の制御装置の電気系統部分が故障したとみている。

JR東によると、山手線の車両は大崎駅付近の車両基地「東京総合車両センター」に置かれており、トラブルの影響で電車が出せず、運行できなくなった。再開後も本数を減らして運行。午前11時ごろ、通常通りに戻った。

トラブルは24日午前2時25分ごろ発生した。午前4時25分の始発から運転を見合わせ、午前9時ごろに運転を再開。計約11万人に影響した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【プロ野球・24日】

ロ2―1ソ

ロッテが2試合連続のサヨナラ勝ち。0―1の九回2死一塁から、代打角中の5号逆転2ランで試合を決めた。4番手の西村が2勝目。先発の佐々木朗は6回4安打1失点と好投した。ソフトバンクは12連敗。オスナが初黒星を喫した。《共同通信》

【東京株式市場】

週明け24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに大幅反発した。日銀が27、28日に開く金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持するとの見方が強まり、買い安心感が広がった。

終値は前週末比396円69銭高の3万2700円94銭。東証株価指数(TOPIX)は18.98ポイント高の2281.18。出来高は約12億3448万株だった。《共同通信》

【損保ジャパン】ビッグモーターに37人出向

損害保険ジャパンが中古車販売大手ビッグモーター(東京)に2011年以降、計37人の出向者を出していたことが24日、分かった。自動車保険の保険金の不正請求が横行した時期に事故車両の修理を担う板金塗装部門の担当部長を務めた者もいた。不正行為を見抜けなかった責任を問う声があり、金融庁は保険業法に基づく報告徴求命令を損保ジャパンに出すことも視野に、運営実態を調べる。

ビッグモーターが記者会見の実施を検討していることも判明した。同社が共同通信の取材に「説明責任に関するさまざまな意見を真摯に受け止め、今後の対応を検討する」と回答した。

損保ジャパンは「不正を認識していた出向者はいない」と説明しているが、客観的な視点が必要だとして外部弁護士による調査を検討している。

担当部長はビッグモーターが損保各社との修理代の交渉を一括して行う「PT本部」を新設した際、従業員に見積書の読み方を指導する業務を担当した。ビッグモーターの外部弁護士の調査報告書は「PTによる(修理代の)初期見積もりはあらかじめ過大な内容となる傾向にあった」と指摘していた。《共同通信》

【日本新聞協会】NHK業務拡大に反対

日本新聞協会は24日、総務省の有識者会合でNHKのインターネット業務を放送と同じ本来業務に位置付け、業務範囲を拡大することについて改めて反対を表明した。「(NHKは)現状でも脅威。これ以上業務拡大すれば事業が立ち行かなくなる」という地方新聞社の意見を紹介し、言論の多様性が失われかねないとの懸念を示した。

現在、ネット業務は放送を補完する「任意業務」と位置付けられている。スマートフォンの普及でテレビを視聴する人が減っており、有識者会合は、NHKがネットでも放送と同じ水準で情報提供するべきかどうかについて検討している。

有識者会合は8月中にも議論を取りまとめる予定だ。《共同通信》

【スウェーデン】グレタさんに罰金刑

スウェーデン南部マルメで気候変動に関する抗議デモ中、警察の退去命令に従わなかったとして起訴された同国の環境活動家グレタ・トゥンベリさん(20)の初公判が24日、マルメの裁判所で開かれた。裁判所はグレタさんに罰金刑を言い渡した。スウェーデンのメディアなどが報じた。

グレタさんは1500クローナ(約2万円)の罰金に加え、犯罪被害者支援に関する基金に千クローナを支払うよう命じられた。これまでもドイツやノルウェーなどで抗議デモ中に何度か拘束されたが、起訴されたのは初めてとみられる。

出廷したグレタさんは、人類が緊急事態に陥っており、自分たちの行動は「正当化される」と主張した。閉廷後、記者団に対し「(判決は)予想通りだった。法律に沿っていては私たちは世界を救えない」と述べた。

今年6月19日、グレタさんはマルメの港で、化石燃料の使用に対する抗議として他の活動家約20人と共に座り込み、30両前後の石油運搬車の出入りを妨害した。警察が退去を命じたが、従わなかったため一時拘束された。《共同通信》

【イスラエル】司法改革案可決

イスラエル国会は24日、最高裁の権限を制限する内容を含む司法制度改革の関連法案を可決した。地元メディアなどが伝えた。ネタニヤフ政権が進める司法制度改革には「三権分立を脅かす」との批判が高まっており、混乱が拡大する可能性がある。

国会周辺では多くの市民らが採決の強行に抗議するデモを実施。警察は高圧放水で制圧を図り、複数人を拘束した。

法案は、人事を含む政府決定を最高裁が「合理性」を基準にして無効とする権限をなくす内容。政府の権力が強化され、民主主義が後退するなどとして抗議デモが各地で拡大、予備役兵士らが任務拒否の意向を示すなど混乱が続いている。《共同通信》

イスラエル国会が最高裁の権限を制限する内容を含む司法制度改革の関連法案を可決した24日、エルサレムや商都テルアビブなど各地で市民らの大規模な抗議デモが続いた。地元メディアによると、イスラエル中部では道路上のデモ隊に車が突っ込んで3人が負傷。警察が車の運転手を拘束した。

ネタニヤフ政権が進める司法制度改革を巡る法案可決は初めて。採決を強行した政権に対して野党などが反発を強めており、混乱が続きそうだ。

野党などは法案可決を巡り、最高裁に訴えを起こす意向を示した。野党党首のラピド前首相は「われわれは諦めない。闘争は始まったばかりだ」と語った。《共同通信》

【ロシア】性別変更原則禁止

ロシアのプーチン大統領は24日、性別変更を原則禁止する改正法に署名、同日施行された。タス通信が伝えた。手術や身分証上の性別の変更は例外を除いて禁止される。

改正法は「子どもの先天性異常を解消する医療行為」などを例外的に認めるが、国立保健機関の医師による許可が必要としている。《共同通信》

【北朝鮮】弾道ミサイル2発

韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が24日午後11時55分(日本時間同)ごろから25日午前0時ごろ、平壌付近から日本海上に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。それぞれ約400キロ飛行したとしている。日本政府によると、日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下した。航空機や船舶への被害の情報はない。

北朝鮮は朝鮮戦争(1950〜53年)の休戦協定締結から70年となる27日を前に示威行動を強めている。米国務省のミラー報道官は記者会見で、北朝鮮による弾道ミサイル発射は「複数の国連安全保障理事会決議への違反だ」と非難し「緊張を高める行動の自制を求める」と訴えた。

北朝鮮は米韓の抑止力強化の動きに反発している。18〜21日に核ミサイル搭載可能な米軍の戦略原子力潜水艦が約40年ぶりに韓国南部釜山に寄港。24日は核を搭載しない米原潜が韓国南部の済州島に入港していた。

日本の防衛省によると、1発目は約350キロ、2発目は約400キロ飛行し、最高高度はいずれも約100キロ。日本政府は北京の大使館ルートで北朝鮮に抗議した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは24日、各地で行われ、ツインズの前田は本拠地ミネアポリスでのマリナーズ戦に先発し、6回1/3を投げ6安打1失点、8奪三振で勝敗は付かず、2勝5敗のまま。チームは延長十回、4―3でサヨナラ勝ちし、4連勝とした。

パドレスのダルビッシュはパイレーツ戦に先発して4回1/3を投げ、4本塁打を含む8安打を浴び7失点で7敗目(7勝)を喫した。試合は4―8。

大谷のエンゼルス、吉田のレッドソックス、鈴木のカブスは試合がなかった。《共同通信》

【森村誠一さん】死去

映画化されたベストセラー小説「人間の証明」や、ノンフィクション「悪魔の飽食」などで知られる作家の森村誠一さんが24日午前4時37分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。90歳。埼玉県出身。

青山学院大を卒業後、大阪や東京のホテルに勤務する傍ら小説を書き、1969年に「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞、本格的な作家活動に入った。73年に「腐蝕の構造」で日本推理作家協会賞を受け地歩を固めた。

都心のホテルで起きた殺人事件を題材に人と人との絆を描いた代表作「人間の証明」(76年)が翌年映画化された。「野性の証明」(77年)も高倉健さん、薬師丸ひろ子さんの共演で大ヒット。映画と小説の相乗効果で一躍人気作家になった。「棟居刑事」シリーズ、「牛尾刑事・事件簿」シリーズなどテレビドラマ化された作品も多い。

旧日本軍の「731部隊」を通して細菌兵器など戦争の暗部に迫ったノンフィクション「悪魔の飽食」も話題になった。《共同通信》



7月24日 その日のできごと(何の日)