令和1528日目
2023/07/06
この日のできごと(何の日)
【松野博一官房長官】トリチウム、中韓より低水準
松野官房長官は6日の記者会見で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出計画を巡り、放射性物質トリチウムの年間放出量は中韓両国を含む海外の多くの原子力関連施設と比べて低い水準にあると説明した。放出計画について「核汚染水」などと批判する中国に反論した形だ。
原子力規制委は、海洋放出の設備が正常に作動することが確認できたとして使用前検査の合格を示す終了証を7日に東電に交付する。放出へ設備面の準備が全て終わる見通し。
経産省のウェブサイトによると、海洋放出に関しトリチウムの年間放出量は22兆ベクレル未満を予定。海外の原子力関連施設もトリチウムを海洋などに放出している。《共同通信》
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【プロ野球・6日】
ロ7―6西
ロッテが延長の末、サヨナラ勝ちで3連勝。4―6の八回にポランコの2ランで追い付き、十回2死二、三塁から安田の中前適時打で試合を決めた。安田は2安打3打点。ペルドモが1回無失点で来日初勝利を挙げた。西武は6連敗。《共同通信》
◇
西武・中村剛也内野手(39)が史上56人目の2000試合出場を達成した。ロッテ戦(東京ドーム)に「4番・DH」でスタメン出場し、5回終了の試合成立で記録達成となった。
中村はこの日、初回の第1打席は四球、3回の第2打席は二ゴロ、5回の第3打席は死球だった。5回終了時に記念ボードを贈られ、仲間と球場の祝福の声に頭を下げ応えた。
大阪桐蔭から01年ドラフト2位で入団。入団2年目の03年にプロ初出場し、05年に22本塁打を放って1軍定着すると「おかわり君」の愛称で親しまれ、08年に46発で初の本塁打王を獲得するなど本塁打を量産。ここまで放っている通算462本塁打は現役最多。プロ22年目での大台到達となった。
同じ西武で同期入団の栗山も2000試合出場を達成しており、同一チームの同期入団の2人が同一チームのままともに2000試合出場を達成するのは史上初となった。《スポニチ》
楽3―オ0
楽天は岸が落ち着いた投球で7回2/3を無四球、6安打無得点に抑えて3勝目。三回に小深田の中前打で先制した打線は四回は村林の左前打で2点を加えた。オリックスは山下が打たれ、打線は八回無死一、二塁からの代打攻勢が不発。
ソ4―3日
ソフトバンクが競り勝って貯金を今季最多の15とした。4番の柳田が三回に先制の13号2ラン、同点の八回には勝ち越しの適時三塁打を放って3打点の活躍。3番手の甲斐野に今季初白星がついた。日本ハムは2番手河野がつかまった。
広4―0神
広島は4投手で無失点リレー。先発の野村は打たせて取る投球で6回3安打に抑え今季初勝利。二回に小園の1号2ラン、三回に西川の適時打でリードを奪った。阪神は打線がつながらず、村上の7回3失点の力投を生かせなかった。
D3―2ヤ
DeNAは中4日で登板したバウアーが128球を投げ4安打2失点で完投し、自身5連勝で6勝目を挙げた。打線は0―1の五回に失策から好機を得て、桑原、ソトの適時打で3点を奪った。ヤクルトは連勝が4で止まった。《共同通信》
【東京株式市場】
6日の東京株式市場はほぼ全面安の展開となり、日経平均株価(225種)は大幅続落した。終値は前日比565円68銭安の3万2773円02銭で、6月27日以来約1週間ぶりに節目の3万3000円を割り込んだ。ハイテク技術を巡る米中対立への警戒感や、景気後退懸念で前日の米国市場が下落したことが重しとなった。下げ幅は一時700円を超えた。
東証株価指数(TOPIX)は28.95ポイント安の2277.08。出来高は約15億株だった。《共同通信》
【静岡市清水区】工事中の橋落下
6日午前3時10分ごろ、静岡市清水区の工事現場付近で、通行人から「鉄骨が落ちたようで大きな音がした」と110番があった。
静岡県警や消防によると、静清バイパスの立体化工事で橋が落下し、複数の作業員が巻き込まれた。7人が救急搬送され、うち4人が重傷のもよう。このうち2人が心肺停止となった。
橋は長さ50メートル、幅5メートル。《共同通信》
◇
静岡市清水区の国道1号静清バイパス工事現場の橋桁が落下した事故で、静岡県警は6日午後、けが人は6人になったと明らかにした。作業員や警備員の男性計8人が事故に巻き込まれ、2人が死亡。4人が重傷、2人が軽傷を負ったが、命に別条はないという。県警は現場を実況見分し、安全管理体制などを詳しく調べた。業務上過失致死傷容疑も視野に調べるため、橋桁撤去は7日以降になる見通し。橋桁が落ちた下り線は事故当時、安全のため通行止めとなっており、一般の走行車両はなかった。
工事を発注した国土交通省静岡国道事務所によると、橋脚に載せた鋼鉄製の橋桁を「油圧ジャッキ」と呼ばれる機械でスライドさせ、所定の位置に設置するため下ろしていたところ、何らかの原因で道路に落下したとみられる。《共同通信》
【宮城県栗原市】小学校に車、児童4人負傷
6日午後3時25分ごろ、宮城県栗原市の市立若柳小の敷地内で、児童が軽トラックにはねられたと119番があった。市教育委員会によると、4年生の男児2人、女児2人の計4人が頭などを負傷した。いずれも会話ができる状態という。県警はうち3人に対する殺人未遂容疑で、軽トラックを運転していた同市、職業不詳A容疑者(34)を現行犯逮捕した。
県警によると、被害児童と面識がなかった。A容疑者は「人にわざと車をぶつけたことは間違いない」と容疑を認めている。午後3時過ぎ、若柳署に通報があり、駆け付けた警察官が車外で学校関係者と一緒にいた同容疑者を現行犯逮捕した。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
国連のグテレス事務総長は6日、イスラエル軍によるパレスチナ武装勢力への軍事作戦を「過剰な実力行使」と批判、イスラエルに国際法の順守と自制を要請した。ニューヨークの国連本部で語った。
占領地ヨルダン川西岸のジェニン難民キャンプへの空爆と地上部隊の投入を「近年で最悪の暴力行為だ」と非難。空爆について、治安維持の取り締まり行為とは言えないと指摘した。
イスラエルの治安への懸念に理解を示しながらも「緊張が高まれば暴力と流血の連鎖が深まるだけ」と述べた。2国家共存に向けた政治プロセスに対するパレスチナ人の信頼を回復させることがイスラエルの安定につながると訴えた。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
プリゴジン氏、ロシア滞在
ベラルーシのルカシェンコ大統領は6日、6月下旬に武装反乱を起こしたロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のプリゴジン氏がベラルーシ国内ではなく「ロシアにいる」と明らかにした。ワグネル戦闘員についても、ロシアが併合を宣言したウクライナ東部ルガンスク州の「常設の宿営地にいる」と述べた。プリゴジン氏を巡り、ロシアのプーチン大統領と近く会談するという。
ベラルーシ国営ベルタ通信が、大統領と国内外の記者団との会談内容として伝えた。
6月23〜24日のワグネルの武装反乱はルカシェンコ氏が仲介してプリゴジン氏を説得し、収束した。ルカシェンコ氏はプリゴジン氏と戦闘員を受け入れる用意があると表明し、27日にはプリゴジン氏について、ベラルーシ国内にいると語った。一方、プリゴジン氏はこれまで自身の居場所を明かしていない。
ロシアのプーチン大統領は反乱収束後、ワグネル戦闘員はロシア国防省と契約して任務を続けられるとし、希望者はベラルーシに行くこともできると述べた。《共同通信》