令和1503日目
2023/06/11
この日のできごと(何の日)
【北海道】震度5弱
11日午後6時54分ごろ、北海道で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は浦河沖で、震源の深さは136キロ。地震の規模はM6.2と推定される。津波はなかった。Jアラートは、予想最大震度5弱の緊急地震速報を出した。
気象庁によると、地震は太平洋プレート内部で発生した。今後約1週間、同程度の地震に注意を呼びかけている。
北海道電力や東北電力、日本原燃によると、泊原発と東通原発、核燃料サイクル施設に異常は確認されていない。
JR北海道は室蘭線や日高線の一部区間で運転を見合わせたほか、札幌市営地下鉄ではダイヤが乱れた。JR東日本によると、東北、上越、北陸新幹線は平常通り運転を続けた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【SL銀河】ラストラン
東日本大震災からの復興の象徴として親しまれた岩手県のJR釜石線を走る観光列車「SL銀河」が11日、ラストランを迎えた。釜石―花巻間を走行し、駅や沿線では多くのファンらが別れを惜しんだ。
午後2時40分、力強く汽笛を響かせて釜石駅を出発。ホームに集まった住民らが「またね」「いってらっしゃい」と声を上げたり、大漁旗を振ったりして見送った。
仙台市の作業療法士Aさん(32)は「SLに元気をもらっていたので寂しい。また会いたいな」と手作りのうちわを手に見送った。東京都から夫婦で参加したBさん(59)は「多くの人が集まり地元に愛された列車だ」と感慨深げだった。《共同通信》
【ゴルフ】
宮里藍サントリー・レディース最終日(11日・兵庫県六甲国際GC=6513ヤード、パー72)20歳の岩井千怜が68で回り、通算23アンダー、265で今季2勝目を挙げた。4日間首位を譲らない完全優勝。通算4勝目で賞金2700万円を獲得した。
申ジエ(韓国)と昨年優勝の山下美夢有が68で回り5打差の2位となった。《共同通信》
◇
ASO飯塚チャレンジド最終日(11日・麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72)3打差の2位で出た22歳の中島啓太がプロ転向後初優勝を逆転で飾った。1イーグル、6バーディー、1ボギーの65で回り、通算29アンダーの259で並んだ前週優勝の金谷拓実とのプレーオフ2ホール目にバーディーを奪って制した。中島は2021年にアマチュア優勝しており、通算2勝目。賞金2千万円を獲得した。
通算22アンダーの岡村了が3位。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第17節最終日(11日・豊田スタジアムほか=6試合)名古屋は2―1で福岡に競り勝って4連勝とし、勝ち点35で2位に浮上した。鹿島は樋口のゴールで湘南を1―0で下し、9戦負けなしで同28とした。
広島は0―1で川崎に敗れて勝ち点29のまま。浦和は横浜FCと0―0で引き分けた。京都は3―1で新潟を破り、9試合ぶりの白星。G大阪は3―1でFC東京に勝って3連勝とした。《共同通信》
【プロ野球交流戦・11日】
ロ6―5広
ロッテが30勝到達。佐々木朗は7回2失点10奪三振で5勝目、益田が16セーブ目を挙げた。打線は三回に山口の5号満塁本塁打で先制、五回に角中の二塁打で2点を加えた。広島は九回、1点差に迫った後の1死満塁を生かせなかった。
オ4―8D
DeNAが序盤のリードを生かし、逃げ切った。一回に宮崎の3点二塁打などで4点を先取。二回は桑原のソロ、牧の2ランで3点を奪った。大貫は6回3失点で2勝目。オリックスの宮城は5回を投げ、自己ワースト8失点で2敗目。
西2―3ヤ
ヤクルトが逃げ切った。二回にオスナの2点打で先制、五回は失策で加点。小沢が6回1失点で2勝目、田口が14セーブ目を挙げた。西武は七回無死満塁から1点に終わったのが響いた。平良は7回3失点で、12三振を奪ったが2敗目。
ソ2―4巨
巨人は今季初登板の菅野が5回4安打2失点で白星を挙げた。打線は0―2の五回に丸のソロなどで同点とし、岡本和の犠飛で勝ち越した。九回にも丸がソロを放った。ソフトバンクは藤井が3回で降板。打線も好機を生かせなかった。
日0―1神
阪神が連敗を3で止めた。二回に渡辺諒の適時打で奪った1点を3投手で守り切った。才木が7回4安打で5勝目。岩崎が八回を封じ、九回は湯浅が抑えて8セーブ目を挙げた。日本ハムは三回、六回と2度のバント失敗が痛かった。《共同通信》
【テニス】
テニスの全仏オープン最終日は11日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝は第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのカスパー・ルード(ノルウェー)を7―6、6―3、7―5で下し、男子単独最多の四大大会通算23勝目を挙げた。優勝賞金230万ユーロ(約3億5千万円)を獲得。
ルードは四大大会初制覇を逃した。
女子ダブルス決勝は謝淑薇(台湾)王欣瑜(中国)組が第10シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)テーラー・タウンゼント(米国)組を1―6、7―6、6―1で破り、初優勝した。《共同通信》
【自民党・萩生田光一政調会長】野党をけん制
自民党の萩生田光一政調会長は11日のフジテレビ番組で、内閣不信任決議案が提出された場合の対応について「常に衆院解散の大義にはなる」と述べ、野党の動きをけん制した。同時に「粛々と否決するか、解散するかは岸田文雄首相の専権事項だ」と強調した。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、立憲民主党が今国会会期中に提出しても同調しないと明言した。「否決を前提にした野党の年中行事だ。やるなら覚悟を決めないといけない」と話した。
立民の小川淳也前政調会長は、あくまで私見と断った上で「不義に満ちた衆院解散に口実を与える必要はない」と提出に否定的な見解を示した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは11日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、5打数3安打で今季最長の8試合連続安打とした。試合は9―4で勝った。
アスレチックスの藤浪はブルワーズ戦で5―3の八回に4番手で1/3回を投げ、無安打無失点2四球だった。チームは8―6で勝ち、5連勝。
レッドソックスの吉田はヤンキース戦に「3番・左翼」で出場し、4打数無安打で3戦連続の無安打。チームは延長十回、3―2で競り勝った。カブスの鈴木はジャイアンツ戦で2試合続けて欠場し、試合は3―13で敗れた。《共同通信》
【青木幹雄さん】死去
小渕内閣で官房長官を務めた元自民党参院議員会長の青木幹雄(あおき・みきお)氏が11日午後、川崎市内の施設で死去した。89歳。島根県出身。
早大雄弁会時代に選挙を手伝った縁で故竹下登元首相の秘書となり、島根県議を経て1986年参院選で初当選した。参院当選4回。99年、小渕内閣で官房長官に就任した。2000年に当時の小渕恵三首相が脳梗塞で倒れた際、首相臨時代理となり、後継首相に森喜朗氏を選ぶ過程が「有力者5人組による密室談合」と批判を浴びた。
森内閣でも官房長官に再任。その後も、党参院幹事長、参院議員会長を歴任し、実力者として政局の節目や国会運営で影響力を発揮した。公明党とのパイプが太く、民主党(当時)に及ぶ広い人脈を誇り「参院のドン」と呼ばれた。
引退した後も竹下派を源流に持つ額賀派や、故竹下氏の弟、亘氏が会長として後を継いだ竹下派に隠然たる影響力を持った。18年の党総裁選では、竹下派の参院議員に対し、石破茂元幹事長を推すよう指示した。《共同通信》