令和1360日目
2023/01/19
この日のできごと(何の日)
【共産党・松竹伸幸氏】党首公選制要求
共産党の現役党員で元党職員の松竹伸幸氏(67)が19日、東京都内で記者会見し、党員の直接投票による党首公選制の導入を求めた。委員長ら幹部の選考過程や、政策決定を巡る党内議論が不透明だと疑問視。志位和夫委員長の在任期間が20年以上に及ぶことを踏まえ「国民の常識からかけ離れている」と強調した。党の組織運営に関し、党内から公然と執行部批判が出るのは異例だ。
同党は組織の高齢化など深刻な問題を抱えていると指摘。立て直しに向け「政策の違いを堂々と議論し、外に見える状況をつくり出したい」と訴えた。《共同通信》
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【大相撲】
大相撲初場所12日目(19日・両国国技館)大関貴景勝は小結霧馬山にすくい投げで敗れ、2連敗で3敗に後退した。平幕の阿武咲が2敗を守り、単独トップに立った。霧馬山は勝ち越し。
3関脇は豊昇龍が竜電に寄り切られて5敗目。若隆景は新小結琴ノ若を寄り切り、星を五分に戻した。琴ノ若は7敗目。正代は錦富士を寄り切って6勝6敗とした。
2敗の阿武咲を3敗で貴景勝と平幕の琴勝峰が追い、4敗で霧馬山ら5人が続く展開。十両は元大関の朝乃山と金峰山が1敗で首位を堅持した。《共同通信》
【第168回芥川賞、直木賞】
第168回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は井戸川射子さん(35)の「この世の喜びよ」(「群像」7月号)と佐藤厚志さん(40)の「荒地の家族」(「新潮」12月号)、直木賞は小川哲さん(36)の「地図と拳」(集英社)と千早茜さん(43)の「しろがねの葉」(新潮社)に決まった。
賞金は各100万円。贈呈式は2月下旬に東京都内で開く予定。《共同通信》
【ふるさとづくり大賞】
総務省は19日、地域活性化に貢献した団体や個人に贈る2022年度「ふるさとづくり大賞」の最優秀賞に、鹿児島県薩摩川内市の離島・甑島で観光振興や移住促進に取り組む山下賢太さんを選んだ。
山下さんは出身地の甑島で会社を経営。特産品の加工・販売や観光ツアー、古民家を活用した交流拠点整備などを実施している。
優秀賞は3件。情報通信技術を活用した農作物の鳥獣被害対策に力を入れる熊本県宇城市の「くまもと☆農家ハンター」のほか、まちづくりのアイデアを募集し、事業化する仕組みを整えた埼玉県横瀬町、岐阜県郡上市の過疎集落で小水力発電を進める平野彰秀さんをそれぞれ選んだ。《共同通信》
【硫黄島】戦没者追悼式
太平洋戦争末期に激戦地となり、2万人を超す日本兵が戦死した硫黄島(東京都小笠原村)で19日、都主催の戦没者追悼式が開かれた。新型コロナウイルス禍のため現地開催は3年ぶり。遺族14人と都幹部らが、平和への祈りをささげた。
式典は1983年に始まり40回目。過去2回は都庁で行われ、今回も感染対策で規模を縮小した。戦後77年となり、参列した戦没者の子は全員70〜80代となっている。《共同通信》
【ダイハツ】約34万台リコール
ダイハツ工業は19日、電動パーキングブレーキの制御プログラムに不具合があるとして、軽乗用車「タフト」「タント」など8車種計33万9883台(2020年5月〜22年8月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。
国交省によると、使用し続けると警告灯が点灯し、パーキングブレーキを解除できなくなることがある。不具合の申告が401件あった。事故はなかった。制御プログラムを修正して対応する。
他に対象となったのは「トール」「ロッキー」、SUBARU(スバル)ブランドの「シフォン」「ジャスティ」、トヨタブランドの「ルーミー」「ライズ」。《共同通信》
【秋篠宮皇嗣殿下】広島訪問
秋篠宮さまは19日、総裁を務める日本動物園水族館協会の行事出席などのため、広島県を訪れ、広島市の平和記念公園にある原爆慰霊碑に供花された。午後0時15分ごろ、ゆっくりと慰霊碑の前へ進み、白い花束を供えて静かに拝礼した。
1泊2日の日程で、19日は広島市で動物園技術者研究会に出席するほか、いずれも平和記念公園内にある被爆遺構展示館や原爆資料館を見て回る。20日は広島市安佐動物公園を視察後、空路で帰京する。
秋篠宮さまは昨年6月に紀子さまと共に広島市を訪れた際も原爆慰霊碑に供花した。《共同通信》
【週刊朝日】5月末で休刊へ
朝日新聞出版の雑誌「週刊朝日」が5月末に発行する6月9日号で休刊することが分かった。同社が19日明らかにした。「販売部数・広告費が縮小するなかウェブや書籍部門に注力する」としている。「日本最古の総合週刊誌」とされる同誌は出版不況を背景に100年を超える歴史に事実上、幕を下ろす。
週刊朝日は1922年創刊。93年には右翼団体の野村秋介元会長が山藤章二さんのイラスト連載に抗議し、朝日新聞東京本社で短銃自殺を図り死亡する事件が発生。2012年には当時の橋下徹大阪市長の出自を題材にした連載を巡り橋下氏の抗議を受け連載が打ち切り、朝日新聞出版の社長が引責辞任した。《共同通信》
【東京株式市場】
19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日の米国株式市場が景気後退懸念で下落した流れを引き継いだ。東京外国為替市場で円高ドル安が進行したことも相場の重しとなった。
終値は前日比385円89銭安の2万6405円23銭。東証株価指数(TOPIX)は19.31ポイント安の1915.62。出来高は約10億5460万株だった。《共同通信》
【COVID-19】
国内で19日、新たに9万5952人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前から8万7千人余り減った。内訳は東京7719人、愛知6378人、大阪6237人など。死者は福岡34人、東京32人、大阪29人など計426人。
厚生労働省によると、全国の重症者は681人で前日から8人減った。《共同通信》
【れいわ新選組・山本太郎代表】ローテ批判に反論
れいわ新選組の山本太郎代表は19日、秋田市での党集会で、辞職した参院議員の残り任期を交代で担う「ローテーション制度」構想を批判する与野党に反論した。他党でも衆院へのくら替えや知事選出馬のため任期途中で辞職した例があるとして「参院制度の趣旨に合わないと言っている方々も同じようなことをしている」と述べた。
ローテーションを担う5人については「即戦力だ。議員経験者や社会運動経験者もいる」と強調した。1年交代で緊張感を持って議員活動に取り組めるとして「批判は存じ上げているが、実験的にやらせてほしい」と訴えた。《共同通信》
【フランス】反年金改革デモに112万人
フランス全土で19日、年金の支給開始年齢を現在の62歳から64歳に引き上げることを柱としたマクロン政権の新たな年金制度改革案に反対する労組の一斉ストライキが行われた。国鉄やパリの地下鉄など交通機関の運行は大きく乱れ、学校の教員らもストに加わった。
マクロン大統領は1期目にも年金制度の収支均衡を目的とした改革を図ったが、国鉄職員らの長期ストなどで実現できなかった。労組は多数の動員で政府に圧力をかけて再び断念を迫る考えで、今回のストを皮切りに抗議運動を続ける構えだ。
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フランス内務省は19日、政府の年金制度改革案に反対して国内各地で同日行われたデモの参加者が計約112万人だったと発表した。地元メディアが伝えた。改革案は、年金の支給開始年齢を62歳から64歳に引き上げることが柱。デモが100万人を超す規模となったことで政府への逆風が強まった。
マクロン政権は1期目にも年金制度の収支均衡を図る改革に取り組んだが、2019年12月から続いた国鉄職員らのストライキなどで断念に追い込まれた。当時、1回目のデモ参加者は約80万人だった。次の一斉行動日は今月31日に予定される。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
前大統領「ロシアの敗北狙えば核戦争も」
ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は19日、「通常戦力によって核保有国を敗北させれば核戦争を引き起こす可能性がある」と述べ、戦車などの強力な兵器の対ウクライナ供与を検討している欧米側を強くけん制した。
メドベージェフ氏は通信アプリの投稿で、20日にドイツのラムシュタイン米空軍基地でウクライナ防衛を協議する関係国会合が開かれる予定に言及。
その上で「核保有国が、自国の運命を決めるほど大きな軍事紛争で敗北することはない」とし、ウクライナへの軍事支援が強化されれば核兵器使用のリスクが高まるとの見方を示した。(共同)《共同通信》