平成8244日目
2011/08/04
【この日の菅直人総理】
宮城県知事等による要望
平成23年8月4日、菅総理は総理大臣官邸で、宮城県の村井嘉浩知事らによる要望を受けました。
菅直人首相は4日、宮城県の村井嘉浩知事や同県内の首長と首相官邸で面会した。村井氏から復興関連予算の増額などを求める要望書を手渡され、「できるだけのことは受け止めていきたい」と応じた。
政府は復興事業の規模を10年で23兆円程度とはじくが、宮城県は10年間で同県内だけで12.8兆円が必要と試算している。村井氏は記者団に「財源がまだまだ不足している。がれきの処理でも業者にお金が回らない」と訴えた。要望書ではほかに重点項目として、災害復興交付金の創設▽復興特区の創設▽福島第一原発の事故に伴う被害対応など8項目を掲げた。《朝日新聞》
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【東海テレビ】「怪しいお米セシウムさん」
4日午前に放送された東海テレビ放送(名古屋市)の愛知、岐阜、三重3県向けの情報番組「ぴーかんテレビ」で、不適切な表記のリハーサル用テロップが誤って放送され、司会者が同番組の中で謝罪するトラブルがあった。
テロップは、岩手県産米「ひとめぼれ」10キロが当たる視聴者プレゼントの当選者の名前などを発表するはずのものだったが、「怪しいお米 セシウムさん」「汚染されたお米 セシウムさん」などと書かれた表示が23秒間にわたって放送された。
同社総務部によると、放送されたのは、当選者が決定する前に作成したリハーサル用のテロップといい、「放送に使用しない仮のものとはいえ、大変不謹慎な表現を使用したことに問題があった」とした。また、「福島、岩手県の方々にご迷惑をおかけし、視聴者には大変不快な思いを抱かせてしまいました」と謝罪した。
これに対し、岩手県の達増拓也知事は4日、「本県を誹謗(ひぼう)中傷するもの」などとする抗議文を同社に送った。この放送を受けて、同社には視聴者から少なくとも300件の問い合わせがあった。《読売新聞》
【子ども手当】民自公が廃止で合意
民主、自民、公明3党の幹事長、政調会長は4日、国会内で会談し、2012年度から子ども手当を廃止し、代わりに児童手当を拡充して復活させるほか、所得制限を諸控除前の額面年収960万円程度とすることで正式合意した。09年の政権交代に伴い導入された民主党の目玉政策は、早くも大きな後退を余儀なくされた。
自公両党は菅直人首相が退陣条件の一つに掲げる公債発行特例法案に協力する前提として民主党公約の撤回を求めていた。3党は公債法案をめぐり政調会長間で協議していく方針でも一致。民主党は公約検証を加速させ首相の早期退陣に向けた環境整備を急ぐ考えだ。《共同通信》
【サッカー・松田直樹さん】死去
サッカーの元日本代表DFで02年に日本と韓国が共催したW杯で活躍し、今季からJFL松本山雅でプレーしていた松田直樹さんが4日午後1時6分、長野県松本市の信州大病院で死去した。34歳。2日午前10時前、同市内で練習中に急性心筋梗塞で倒れ、信州大病院に搬送された。
松田さんは群馬県出身。前橋育英高から横浜Mに入団。昨季までの16シーズンで3度のJリーグ制覇に貢献し、クラブ最多のリーグ戦385試合に出場。日本代表としてもW杯日韓大会で1次リーグ3試合と決勝トーナメント1回戦の全4試合に出場した。屈強な体を生かし、日本代表で40試合に出場、1得点を記録した。《共同通信》