令和1361日目
2023/01/20
この日のできごと(何の日)
【COVID-19】岸田首相、5類への移行表明
岸田首相は20日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、今春に季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げると表明した。関係閣僚と官邸で協議し、移行に向け具体的な準備を進めるよう指示した。マスク着用の考え方や感染対策の在り方、感染者や濃厚接触者の外出自粛についても見直すとしており、3年にわたり続けてきた政府の新型コロナ対策は平時に向け大きな転換点を迎える。
移行の具体的な時期は、厚労省の感染症部会で専門家の意見を聞き、正式に決める見込み。政府内では4月など複数案が浮上している。首相は医療提供体制や公費支援などの措置を段階的に移行するとしている。《共同通信》
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【大相撲】
大相撲初場所13日目(20日・両国国技館)大関貴景勝が単独首位で平幕の阿武咲を押し出し、両者と平幕の琴勝峰が10勝3敗でトップに並んだ。優勝の行方は千秋楽までもつれることになった。
若隆景が豊昇龍との関脇対決をすくい投げで制して7勝6敗。豊昇龍は6敗目で大関昇進の足固めとなる2桁勝利を逃した。関脇正代は7敗目。小結霧馬山が9勝目を挙げた。
3敗の3人を追う4敗は霧馬山、平幕の大栄翔と東龍の3人。十両は元大関の朝乃山が1敗で単独トップに立った。《共同通信》
【八十二銀行、長野銀行】経営統合で最終合意
長野県内に本店を置く八十二銀行(長野市)と長野銀行(松本市)は20日、株式交換による経営統合の方針に最終合意したと発表した。八十二銀が6月1日に長野銀を完全子会社化し、両行は2年後をめどに合併する見通し。銀行名は新しくなる方針だという。
両行は20日、株式交換と経営統合に関する契約書を締結。長野銀株の1株に対して八十二銀株2.54株を割り当てる。長野銀は3月下旬の臨時株主総会で、承認されれば5月30日に上場を廃止する。 八十二銀の松下正樹頭取は「できるだけ速やかに合併したい」と強調。長野銀の西沢仁志頭取は「早く統合効果を還元できるよう進めたい」と語った。《共同通信》
【若田光一宇宙飛行士】初の船外活動を完了
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の若田光一飛行士(59)が20日、初めての船外活動を行った。生活や科学実験に必要な電力を供給する太陽電池パネルの台を設置する作業。米国のニコール・マン飛行士(45)と2人で、7時間21分かかって終了した。
現在の太陽電池パネルは2000〜09年に設置され、徐々に劣化している。電力の供給能力を増強するため6基を追加する計画で、これまでに4基が設置済み。今回は残り2基の準備だ。時間の制約から一部の作業をやり残したが、船内に戻った2人は宇宙服のヘルメットを脱ぐと、充実した表情を浮かべた。《共同通信》
【東京株式市場】
20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。外国為替市場で円安ドル高が進み、輸出関連企業の業績が改善するとの期待から買いが膨らんだ。
終値は前日比148円30銭高の2万6553円53銭。東証株価指数(TOPIX)は11.25ポイント高の1926.87。出来高は約9億5227万株だった。《共同通信》
【COVID-19】
国内で20日、新たに8万2244人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比べて約6万人減少した。4割ほど減ったことになる。都道府県別では東京6603人、大阪5826人、愛知5620人など。
死者は東京33人、大阪28人など計392人。神奈川県は、海老名市の5歳以下の女児が新型コロナによる急性脳症で死亡したと発表した。基礎疾患はなかった。
厚生労働省によると、全国の重症者は673人で前日から8人減った。《共同通信》
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中国政府は20日、新型コロナウイルス流行を受けて約3年間停止していた海外への団体旅行を2月6日に一部解禁すると発表した。行き先に日本は含まれておらず、訪日客の回復には時間がかかりそうだ。 タイ、インドネシア、ロシアなど20カ国に向かう旅行を解禁する。 中国は新型コロナ流行初期の2020年1月、海外への団体旅行を停止した。今月8日にコロナ対策を抜本的に緩和し、海外旅行を再開させる方針を示していた。《共同通信》
【参院】N党ガーシー氏の渡航届を不許可
参院議院運営委員会は20日の理事会で、NHK党のガーシー参院議員が提出している海外渡航届を認めないと全会一致で決めた。不許可となるのは昨年の2回の臨時国会に続き3回目。その後、理事懇談会を開催し、ガーシー氏に対する懲罰を巡って意見交換する。ガーシー氏は23日召集の通常国会も当面欠席する意向を示しており、与野党から懲罰を求める声が出ている。
ガーシー氏は昨年7月の参院選で当選後もUAEなどに滞在。「1〜2月は、既に各国要人との面会を含めた予定を入れてしまった」として、1月23日の召集日の登院は困難だと参院の石井準一議院運営委員長宛てに文書で回答した。《共同通信》
【立憲民主党・泉健太代表】ガーシー参院議員を批判
立憲民主党の泉健太代表は20日の記者会見で、海外に滞在したまま国会に登院しないNHK党のガーシー参院議員を批判した。「議員は国会で議論するのが大前提だ。職務放棄と捉えられても仕方がない」と述べた。「今回の事例は、ただ本人が来たくないから来ないということだ」とも語った。
れいわ新選組が、辞職した参院議員の残り任期を交代で担う「ローテーション制度」を構想していることには「有権者は、それを想定して投票したのではない。誠実さが問われる」と強調した。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
独、1400億円の軍事支援
ドイツのピストリウス国防相は20日、ウクライナに対し、10億ユーロ(約1400億円)規模の追加軍事支援を発表した。既に供与を表明していた地対空ミサイルシステム「パトリオット」や防空システム「IRIS―T」が含まれる。ウクライナの求める主力戦車供与は見送ったが、ミサイル攻撃から守るための防空システム支援に力点を置いた。
ゼレンスキー大統領は20日、ドイツ西部で開かれたウクライナ支援の関係国会合で、ドイツ製主力戦車「レオパルト2」の提供が決まらなかったことを受け「戦車以外の選択肢がないことは日々明らかになっている」と必要性を強調した。《共同通信》