2022 令和4年6月10日(金)　ボクシング・京口紘人選手、TKOで4度目防衛

令和1137日目

2022/06/10

この日のできごと(何の日)

【ボクシング・京口紘人選手】TKOで4度目防衛

世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチは10日、メキシコのグアダラハラで行われ、スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が同級王者のエステバン・ベルムデス(メキシコ)を8回TKOで下し、4度目の防衛に成功した。

京口は左右のアッパーなど多彩な強打で攻めた。8回に連打を浴びせたところでレフェリーが試合を止めた。戦績は京口が16戦全勝(11KO)。ベルムデスは14勝(10KO)4敗2分け。《共同通信》

【プロ野球交流戦・10日】

ソ1―3ヤ

ヤクルトが競り勝って3連勝。1―1の四回に村上がソロで勝ち越し、八回には山田もソロを放った。小川は9安打を浴びながら要所を締めて7回1失点で4勝目を挙げた。ソフトバンクは7回2失点と粘った千賀を援護できなかった。

ロ2―1D

ロッテが競り勝って今季初の5連勝。三回に高部の犠飛で先制し、1―1の六回はレアードの適時打で勝ち越した。小島が6回1失点で今季初勝利、ゲレーロが2セーブ目。DeNAは打線が八回の満塁の好機を生かせなかった。

西3―6広

広島が勝率を5割に戻した。3―3の五回に菊池涼の2号ソロで勝ち越し、六回は坂倉の4号ソロ、七回は菊池涼の適時二塁打で加点した。野村は六回途中3失点で2季ぶりの白星。栗林が13セーブ目。西武は高橋が踏ん張れなかった。

オ1―6神

阪神が交流戦勝ち越しを決めた。青柳は粘られても丹念に七回まで投げ、単打2本の無得点に抑えてリーグトップの7勝目。一回に先制二塁打の大山が五回は3点本塁打で計4打点。オリックスは五回の宗の2失策が痛く、3連敗。

楽1―4巨

巨人は0―1の二回にポランコの犠飛、増田陸の適時二塁打、丸の適時打で3点を奪い逆転し、四回に丸の13号ソロで加点した。戸郷が4安打1失点で9三振を奪い、リーグトップの7勝目を挙げた。楽天は藤井が4回4失点と崩れた。

日2―1中

日本ハムがサヨナラ勝ち。1―1の延長十一回2死二塁で、途中出場の谷内が中越えに決勝二塁打を放った。上沢が9回を1失点と好投し、3番手の石川直が2勝目。中日は4連敗。最後は失策で出塁を許し、ロドリゲスが痛打された。《共同通信》

【サッカー・キリン杯】

サッカーのキリンカップは10日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、日本は21歳の久保建英(マジョルカ)の代表初得点などでガーナに4―1で快勝した。

11月開幕のW杯カタール大会に出場するチーム同士の一戦で、日本は前半に山根(川崎)が先制。1―1の前半終了間際に三笘(サンジロワーズ)の得点で勝ち越し、後半に久保建と前田大然(セルティック)が加点した。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本は23位、ガーナは60位。対戦成績は日本の5勝3敗となった。6年ぶり開催のキリンカップは4カ国がトーナメント形式で争い、もう1試合はチュニジアが2―0でチリに勝った。《共同通信》

【陸上・日本選手権】

陸上の世界選手権(7月・米オレゴン州)代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は10日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、追い風1.1mの男子100m決勝はサニブラウン・ハキームが10秒08で3年ぶり3度目の頂点に立った。既に参加標準記録(10秒05)を突破しており、世界選手権代表に決まった。

2位は10秒10の坂井隆一郎、3位は柳田大輝と続いた。小池祐貴は4位、桐生祥秀は6位。

女子1500m決勝は東京五輪8位の田中希実が4分11秒83で3連覇を果たし、代表に決まった。同100mは君嶋愛梨沙が日本歴代4位に並ぶ11秒36で初優勝した。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染1万5600人

国内で10日、1万5600人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京1600人、沖縄1440人、大阪1192人など。死者は沖縄4人、埼玉と東京で各3人など計21人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日から変わらず77人だった。

大阪、群馬などで過去に公表された感染者を取り下げた。《共同通信》

訪日観光旅行2年ぶり再開

政府は10日、訪日外国人観光客の入国手続きを再開した。観光目的の入国は新型コロナウイルス感染症の世界的流行で往来が途絶えて以降、約2年ぶり。受け入れ対象は米国や中国、韓国など新型コロナの感染リスクが低い98の国・地域。マスク着用や保険加入、旅程管理など感染対策を徹底するため、添乗員同行のパッケージツアーに限る。政府は訪日客を呼び戻し、地域経済の再建を目指すが、受け入れ拡大に向け水際対策の再緩和が焦点となる。

斉藤鉄夫国土交通相は会見で、第1陣到着は早くても来週以降との見方を示した。10日以降、いずれの国・地域とも査証(ビザ)取得など手続きが必要なため。《共同通信》

【東京株式市場】

10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は6営業日ぶりに大幅反落した。終値は前日比422円24銭安の2万7824円29銭。世界各国の中央銀行による金融引き締め加速への警戒感から、幅広い銘柄で売りが広がった。

東証株価指数(TOPIX)は25.96ポイント安の1943.09。出来高は約12億7200万株。

欧州中央銀行(ECB)が前日、7月に実施する利上げを9月に加速する可能性があると示したことで、欧州経済が減速するとの懸念から欧米株式市場が相次いで下落。東京株式市場もこの流れを引き継ぎ、朝方から売りが先行した。《共同通信》

【自民党・吉川赳衆院議員】離党

自民党の吉川赳衆院議員(40)=比例東海=は10日、18歳の女子学生と飲酒したなどと報じられた問題を受け、離党届を提出し、受理された。昨年10月の岸田政権発足後、自民国会議員が不祥事によって離党するケースは初めて。与党からは参院選への影響を懸念し、離党や議員辞職を求める声が出ていた。参院選を前に、政権にとって打撃となりそうだ。

岸田文雄首相は10日夜、自民党を離党した吉川氏の進退に関し「本人からまだ事実関係の説明がない。説明責任を果たしていく中で自ら決定すべきだ。今後の本人の対応を注視する」と述べた。訪問先のシンガポールで記者団の質問に答えた。《共同通信》

【岸田文雄首相】防衛力抜本強化表明

岸田文雄首相は10日夜(日本時間同)、シンガポールでのアジア安全保障会議で基調講演した。ロシアによるウクライナ侵攻は対岸の火事ではないとして、中国を念頭に、東・南シナ海での力を背景とした一方的な現状変更を批判。日本は「アジアに迫り来る挑戦・危機にこれまで以上に積極的に取り組む」として、防衛力を抜本的に強化すると表明した。

来春までにインド太平洋の海洋秩序維持に向けた新計画を策定すると言明。この地域の国に対する巡視船供与や海上輸送インフラ整備のため、今後3年間で約20億ドル(約2680億円)以上の支援を実施すると述べた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

セベロドネツク、激烈な市街戦

ウクライナ軍部隊の司令官は、ロシアが制圧を目指す東部ルガンスク州の要衝セベロドネツクでは街区の奪い合いなど激烈な市街戦になっていると述べた。ロシア側は市街地の掌握を終えたとしていたが、「一部ではロシア部隊の撃退に成功している」と強調した。ロイター通信が10日報じた。

ロシア軍はセベロドネツクに昼夜を分かたず砲撃を加えるなど火力では圧倒。司令官は火力の劣勢を補う目的で市街戦に引き込み、街路を奪い返すなどしているが、多大な損害を受けているとした。州当局は10日「過去24時間に敵の攻撃を7回退けた」と通信アプリに投稿した。《共同通信》

【ジャスティン・ビーバーさん】顔面まひ公表

カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバーさん(28)は10日、インスタグラムに動画を投稿し、「ラムゼイ・ハント症候群」による顔面まひを患っていることを明らかにした。ステージに立つことは「物理的に不可能」だとし、休養のため活動を一時休止する意向を示した。

ビーバーさんは耳や顔の神経がウイルスに侵され、顔面まひにより顔の片側で「笑顔がつくれない」状態だと説明。片方の目はまばたきもできないなど症状は「とても深刻だ」と語り、活動休止への理解を求めた。

日本の国立感染症研究所によると、同症候群は水痘帯状疱疹ウイルスにより引き起こされる。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは10日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのメッツ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打で7試合連続安打とした。チームは3―7で敗れた。

左手薬指のけがで故障者リスト入りしているカブスの鈴木は、ヤンキース3連戦初戦での復帰が見送られた。《共同通信》

6月10日　その日のできごと(何の日)