令和1128日目

2022/06/01

この日のできごと(何の日)

【COVID-19】

上海、都市封鎖を解除

中国上海市は1日、コロナ対策で約2カ月にわたって続けてきたロックダウン(都市封鎖)を解除した。同日午前0時(日本時間午前1時)から大部分の住民の外出を許可。人々は一斉に外に出て、歓喜の声を上げた。市は鉄道や地下鉄、バスなどの運行をほぼ復旧させ、自家用車の走行も市全域で認める。

出勤も可能となり経済活動が本格的に再開、停滞していた日本企業の業務も動き出す。ただ習近平指導部は「ゼロコロナ」政策を堅持。感染者が1人でも出れば居住区ごと封鎖される。

外出許可の対象は約2490万人の全住民のうち9割程度。感染者が出ている居住区では外出制限が続いている。

国内新規感染2万2768人

国内で1日、2万2768人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前の5月25日から1万2千人余り減った。都道府県別では東京2415人、大阪1977人、愛知1642人など。死者は大阪6人、埼玉と東京が各5人など計36人が報告された。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日から2人増え95人となった。

群馬や兵庫などで、過去に公表された感染者を取り下げた。《共同通信》

水際対策を緩和

新型コロナウイルスの水際対策緩和で、海外からの到着客の約8割が検査と自宅待機を免除される措置が1日に始まり、入国時の検疫が迅速化された。1日当たりの入国者上限も1万人から2万人に引き上げられ、10日からは外国人観光客の受け入れも始まる。政府は経済活動再生へ歩を進めるが、感染再拡大の抑止が課題だ。

検疫では国・地域を感染リスクが低い順に「青」「黄」「赤」に3分類。青が米国、英国、中国など98カ国・地域で、検査や自宅待機を免除。黄はインドやトルコなど99でワクチン3回目接種者のみ検査・待機が免除となる。赤は検査のほか検疫指定施設や自宅での待機を求める。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【プロ野球交流戦・1日】

巨3―6ソ

ソフトバンクが5連勝を飾った。四回に中村晃、柳町の連続適時打で3点を先行。五回は柳田の3点二塁打でリードを広げた。東浜は7回3失点でリーグトップに並ぶ5勝目。藤井がプロ初セーブ。巨人は先発赤星が6失点と崩れた。

ソフトバンクは1日、東京ドームで行われた交流戦の巨人2回戦に6―3で勝ち、球団通算5500勝(4885敗398分け)を達成した。プロ野球で巨人に次ぎ2球団目で、パ・リーグ球団では初。初勝利は1リーグだった南海時代の1938年9月6日金鯱戦。

歴代監督では鶴岡の1773勝が最多で、2位は王の968勝。

ヤ3―4ロ

ロッテは2―2の四回に安田が2打席連続のソロを放ち、再び同点となり迎えた六回にはレアードの適時打で勝ち越した。美馬が5回3失点で2勝目、益田が11セーブ目。ヤクルトは3本のソロを放ったが、好機で適時打が出なかった。

D1―5オ

オリックスが序盤に先行し、リードを守った。一回に暴投で先制。三回に杉本が2ランを放った。七回は頓宮の適時内野安打で加点。ワゲスパックが5回1失点で来日初勝利。DeNAはロメロが四回途中4失点と崩れた。

広1―5日

日本ハムは二回に万波のソロで先制し、四回に浅間、五回に万波の適時打で加点。九回には野村の適時二塁打などで2点を加えた。上原は6回無失点で2年ぶりの白星を挙げた。広島は七回に堂林の適時打で1点を返すにとどまった。

中0―2楽

楽天が逃げ切り勝ち。一回に先制打をマークした島内が三回にも適時打を放ち、継投で相手を封じた。辛島は緩急の利いた投球で六回途中まで5安打無失点とし2勝目を挙げた。中日は六、八回とチャンスを生かせず、無得点で敗れた。

神5―4西

阪神が逃げ切った。1―0の三回に佐藤輝の適時打と大山の3点本塁打で4点追加。西純は六回につかまったが、救援陣の力投に助けられて3勝目を挙げた。西武は与座が機動力を絡めて崩され、連勝が3で止まって勝率5割に逆戻り。《共同通信》

【東京モノレール】車両に亀裂

羽田空港と東京都心を結ぶ東京モノレールが運行する複数の車両で、車体と台車を連結する部品に亀裂が見つかり、同社は1日から当面、平日午前7〜9時のラッシュ時間帯で本数を減らして運行すると明らかにした。

同社によると、亀裂が見つかったのは、最新鋭の10000形の車両。5月30日のタイヤ交換後の点検で亀裂が見つかり、全8編成を緊急点検したところ7編成で計24カ所に上った。不具合のあった部品の大きさは縦300センチ、横55センチで、亀裂の長さは最大19センチだった。

同社は当面、問題のなかった10000形1編成と、従来型の車両を含めた計12編成で運行する。《共同通信》

【山口県阿武町】町長が誤給付「おわび」

山口県阿武町が誤って振り込んだ給付金4630万円の一部を使用したとして、電子計算機使用詐欺容疑で同町福田下、無職A容疑者(24)が逮捕された事件を巡り、町は1日、住民向けの説明会を開いた。花田憲彦町長は「大変ご心配とご迷惑をおかけして、深くおわびします」と改めて陳謝した。

説明会には住民ら約100人が参加した。町は誤給付額の9割超に当たる約4299万円を法的に確保しており、副町長が誤給付や回収の経緯を説明。誤給付の原因を「職員間の引き継ぎが十分でなかった」とし、再発防止策としてチェック体制の強化などを挙げた。《共同通信》

【東京株式市場】

1日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。外国為替市場で円安が進行したことや経済正常化への期待から、上げ幅は一時200円を超えた。

終値は前日比178円09銭高の2万7457円89銭。東証株価指数(TOPIX)は25.97ポイント高の1938.64。出来高は約12億2885万株だった。《共同通信》

【オーストラリア】新政権発足

オーストラリアの総選挙で約9年ぶりの政権交代を果たした労働党のアルバニージー首相の新内閣が1日、正式に発足した。中国が南太平洋で影響力を拡大し、安全保障環境が激変。千数百キロ先のソロモン諸島が軍事拠点化する危機が現実味を帯びる中、原子力潜水艦の導入といった対抗策を急ぐ。

アルバニージー氏は高速鉄道網に関心があり、ブリスベン、シドニー、メルボルンを結ぶ構想も視野に入れる。日本の政府・産業界は新幹線技術の輸出に期待を寄せる。《共同通信》

【サル痘】30カ国550人に

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日の記者会見で、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、従来継続的に発生してきたアフリカ諸国以外の30カ国で550人以上が確認されたと明らかにした。WHOが5月29日に公表した同26日時点の集計では23カ国の257人で、感染拡大が依然続いている。WHOによると、死者は出ていない。

テドロス氏は、サル痘が多くの国で突然確認されるようになったため「覚知されないまま感染が広がっていった時期が続いていた可能性がある」と指摘。感染例が確認された国に対し、検査対象や態勢の拡充を求めた。《共同通信》

【クレジットデリバティブ決定委員会】ロシア国債「不履行」認定

世界の大手金融機関でつくるクレジットデリバティブ決定委員会は1日、ロシア国債が「支払い不履行」に当たると認定した。4月に償還期限を迎えたドル建て国債で、支払猶予期間中に発生した利息を受け取れなかったとの投資家の主張の当否を判断した。欧米の経済制裁や巨額の戦費に圧迫されるロシア経済は、今回の事態で一段と苦しさを増しそうだ。

契約通りの条件で償還や利払いができなかったと判定されれば、市場から事実上のデフォルト(債務不履行)と見なされる可能性が高い。ロシア政府が対外債務不履行となれば、ロシア革命直後の1918年以来、約1世紀ぶりとなる。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア、東部要衝の「7割制圧」

ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は1日、ロシア軍が同州の要衝セベロドネツク市の7割を支配下に置き、中心部に侵攻したとSNSに投稿した。ロシア軍が市内の化学工場の硝酸タンクを空爆し、有毒物質が出たとも表明した。

ロシア軍は東部ドンバス地域のルガンスク、ドネツク両州の全域制圧を目指す。セベロドネツクはルガンスク州でウクライナ最後の抵抗拠点。陥落すればロシアが同州のほぼ全域を制圧することになる。《共同通信》

セベロドネツク陥落危機、ロシア軍が8割制圧

ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は1日、ロシア軍が同州の要衝セベロドネツク市の8割を支配下に置いたと交流サイト(SNS)で明らかにした。ウクライナ軍が激しく抵抗しているが、西隣のリシチャンスク市も包囲されつつあり、陥落の危機に直面。両市が制圧されればルガンスク州全域がロシア側支配下に置かれることになる。

ロシアの侵攻開始から3日で100日。ウクライナ側は東部戦線で厳しい戦いを強いられている。バイデン米政権は高機動ロケット砲システム「ハイマース」4基の供与を決めたが、実戦投入には3週間以上かかる。局面転換につながるかは見通せない。《共同通信》

メルケル氏「野蛮な戦争」

ドイツのメルケル前首相が1日、ロシアによるウクライナ侵攻を「野蛮な戦争」と非難し、ヨーロッパの歴史において「大きな転換点」になると述べたことが分かった。昨年12月に首相を退任し政界を引退して以来、公の場での発言が伝えられたのは初めて。ドイツメディアが報じた。

労働組合関連の会合で述べた。参加者によると、メルケル氏はウクライナへの連帯を表明し「ロシアによる野蛮な侵略戦争を阻止するため、ドイツ政府と欧州連合(EU)、米国、先進7カ国(G7)、北大西洋条約機構(NATO)、国連によるあらゆる努力を支持する」と強調したという。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは1日、各地で行われ、パドレスのダルビッシュはセントルイスでのカージナルス戦に先発し、7回2/3を7安打5失点で3敗目(4勝)を喫した。4三振2四球だった。チームは2―5で敗れた。

エンゼルスの大谷はヤンキース戦が雨のため中止となった。2日にダブルヘッダーが組まれ、大谷は午後1時5分(日本時間3日午前2時5分)開始の第1試合で先発登板すると発表された。《共同通信》



6月1日 その日のできごと(何の日)