令和1112日目
2022/05/16
この日のできごと(何の日)
【スウェーデン】NATO加盟を表明
北欧スウェーデンのアンデション首相は16日、記者会見し、北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を正式に表明した。
アンデション氏は「フィンランドが(NATOに加盟)申請し、同じ道を行かなければスウェーデンは危険な状況に置かれる」と述べ、申請から正式加盟まで「1年以上はかからないようにすべきだ」との見方を示した。スウェーデン、フィンランドは週内にも申請する見通し。《産経新聞》
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ロシアのプーチン大統領は16日、フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟申請について、NATO側の軍事施設が両国内に置かれた場合は「対抗措置を取る」と述べた。旧ソ連諸国でつくる「集団安全保障条約機構(CSTO)」が条約調印30年を記念しモスクワで開いた首脳会合で表明した。
プーチン氏は、北欧2カ国とロシアは領土紛争などを抱えておらず、NATO加盟自体は直接の脅威にならないと説明する一方、NATOは米国の利益のための道具になっていると批判。際限のない拡大で地域の安全保障を不安定にしていると指摘した。《共同通信》
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【大相撲】
大相撲夏場所9日目(16日・両国国技館)横綱照ノ富士は翔猿を豪快にきめ出して連敗せず、6勝目。大関御嶽海を寄り切った隆の勝や碧山、佐田の海、一山本の平幕4人が2敗で首位を守った。
御嶽海は5敗目で黒星先行。他の大関は正代が関脇阿炎を押し出して3勝目を挙げ、貴景勝は先場所初優勝の関脇若隆景にはたき込まれて5勝4敗となった。若隆景は4勝目。
3敗で照ノ富士、小結豊昇龍ら5人が追う混戦。十両は徳勝龍と熱海富士が2敗で首位。《共同通信》
【岩手県】教諭、男子生徒に「性欲強そう」
岩手県教育委員会は16日、寄宿舎で入浴中の女子生徒に対し、浴室の扉をたたいて呼び出そうとしたり、授業中に男子生徒に「性欲強そうだな」と発言したりするなど不適切な言動を繰り返したとして、県立岩泉高(岩泉町)の教諭(45)を懲戒免職処分にした。
県教委によると、同校に赴任した2020年4月から22年3月にかけて、生徒の容姿について「チンパンジーかと思った」と言ったり、体罰関連のアンケートに「書くなよ」と発言したり、24件の不適切な言動を行った。
さらに、女子生徒の下着に関する発言をするなどのセクハラがあった。《共同通信》
【岸田文雄首相】茨城メロンに笑顔
岸田文雄首相は16日、全国有数のメロン産地である茨城県鉾田市の「ほこたブランド大使」の浅賀結月さん(22)らと官邸で会い、メロンを贈呈された。贈られたのは「クインシー」と、県独自の品種「イバラキング」の2種類。カットされたものを試食し「大変ジューシー。元気が出た気がする」と顔をほころばせた。
首相は「メロンは時々いただく」とした上で「それぞれ特徴がある」と語った。岸田一夫市長は「首相は国内外で多忙なので、明日の活力にしてほしい」と強調した。《共同通信》
【東京株式市場】
週明け16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前週末比119円40銭高の2万6547円05銭。中国の新型コロナウイルス再流行に伴う景気減速懸念が後退したことが支えとなった。ただ一層の金融引き締めによる米経済の先行き不安は投資家の間で依然残り、相場の重しとなった。
東証株価指数(TOPIX)は0.94ポイント安の1863.26。出来高は約15億株。
前週末13日の米ダウ工業株30種平均は、7営業日ぶりに反発。下落の目立っていた米株式相場の上昇を好感し、16日の東京市場でも朝方から買い注文が優勢で平均株価は一時400円超値上がりした。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染2万1784人
国内で16日、2万1784人の新型コロナウイルス感染者が新たに報告された。都道府県別では東京2377人、北海道2021人、沖縄1090人など。死者は北海道6人、東京4人、埼玉3人など計26人だった。
厚生労働省によると、全国の重症者は134人で前日から5人減った。
滋賀や兵庫などで過去に公表された感染者が取り下げられた。《共同通信》
4000万円誤給付、代理人弁護士「男性は返還困難」
山口県阿武町が463世帯分に相当する新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を誤って1世帯に振り込み、世帯主の男性(24)に返還を求めて提訴した問題で、男性の代理人弁護士が16日、山口市で記者会見し、男性が振込金を使ってしまい、返還が困難な状況だと明らかにした。「訴訟で何らかの解決が図れるように検討したい」と語った。
男性は代理人に対し、入金された自身の口座から、スマートフォンを使って送金したと説明したという。使途や動機も話しているとしたが「事実確認が取れていない」と明らかにしなかった。第三者の関与はないとの見方も示した。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
マクドナルド、ロシア市場撤退
米ファストフード大手マクドナルドは16日、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、30年以上展開していたロシア市場から撤退する方針を発表した。地元の買い手への事業売却を検討している。マクドナルドは3月からロシアの約850店全てを一時閉鎖していた。
マクドナルドは声明で「ウクライナ戦争による人道的危機と、予測不可能な経営環境から、ロシア事業を継続することは不可能で、当社の価値観とも一致しないと結論付けた」と説明した。
同社はロシアで商標の保持は続けるものの、ロゴなどの使用をやめる予定。買収が完了するまで約6万2千人の従業員への給与支払いは続ける。《共同通信》
仏ルノー、ロシアから全面撤退
フランス自動車大手ルノーは16日、保有するロシア自動車大手アフトバスの株式68%をロシアの自動車研究機関に譲渡することを取締役会で承認した。ルノーが発表した。6年間は株式を買い戻す権利を持つとしているが、ウクライナへ侵攻したロシアから当面、全面撤退する。
3月に操業の無期限停止を決めたルノーのモスクワ工場の全株式はモスクワ市に譲渡する。
ルノーは2008年以降、アフトバスの株式取得を進め、傘下に収めた。国別の販売台数は、ロシアがフランスに次いで2番目に多く、ルノーにとり重要な市場だった。《共同通信》
【フランス】新首相にボルヌ氏
フランス大統領府は16日、カステックス首相率いる内閣が総辞職し、マクロン大統領が新首相に労相を務めてきたエリザベット・ボルヌ氏(61)を任命したと発表した。フランスで女性首相はミッテラン元政権下のクレッソン氏(在任1991〜92年)に次ぎ史上2人目。
新首相は、4月の大統領選で再選されたマクロン氏が2期目の課題とする「刷新」を担う。
ボルヌ氏は2017年からのマクロン氏の1期目当初から、交通担当相、環境相、労働・雇用・社会復帰相を歴任した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは16日、各地で行われ、ブルージェイズの菊池はトロントでのマリナーズ戦に先発し、6回1安打無失点で今季2勝目(1敗)を挙げた。チームは6―2で勝った。
エンゼルスの大谷はレンジャーズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打1打点。試合は4―7で敗れた。
カブスの鈴木はパイレーツ戦に「2番・右翼」で先発し、5打数1安打。パイレーツの筒香は「5番・一塁」で3打数1安打。カブスが9―0で勝った。《共同通信》