令和1027日目
2022/02/20
この日のできごと(何の日)
【北京五輪】最終日
北京冬季五輪最終日の20日、カーリング女子決勝で日本(ロコ・ソラーレ)は英国に3−10で敗れ、銀メダルだった。初の「金」には届かなかったが、前回平昌五輪の銅メダルを上回り、男女を通じて過去最高成績で終えた。カーリング発祥の英国は平昌大会の3位決定戦で日本に負けた雪辱を果たし、2002年ソルトレークシティー五輪以来20年ぶり2度目の金メダルに輝いた。
日本選手団は総数で史上最多となる18個(金3、銀6、銅9)のメダルを獲得。スケートやスキー、スノーボードなど幅広い競技で表彰台に立った。
ノルディックスキー距離女子30キロフリーは5大会連続出場の石田正子(41)=JR北海道=が26位に入ったのが最高だった。
アイスホッケー男子決勝はフィンランドが2−1でロシア・オリンピック委員会に逆転勝ちし、初優勝を飾った。
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第24回冬季オリンピック北京大会は20日夜、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で閉会式が行われ、17日間の祭典が幕を閉じた。中国は強権的な手法で新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込め、大会成功と国家の威信をアピール。欧米が弾圧を指摘するウイグル族の選手を開会式の聖火リレー最終走者に起用して融和を演出するなど、五輪の政治利用の気配が随所ににじんだ。
フィギュアスケート女子の15歳、カミラ・ワリエワ(ROC)のドーピング問題が大会を揺るがせ、日本が3位に入った団体のメダル授与式が延期される異例の事態も起きた。ノルディックスキー・ジャンプのスーツ規定違反による失格続出や、スノーボードの不可解な採点など物議を醸す判定も相次いだ。
日本は20日のカーリング女子決勝で英国に敗れ、金3、銀6、銅9の計18個のメダルを獲得。前回平昌大会の13個を上回って冬季五輪最多となった。《共同通信》
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【長崎県知事選】大石賢吾氏が初当選
任期満了に伴う長崎県知事選は20日投開票の結果、無所属新人で医師大石賢吾氏(39)=維新推薦=が、4選を目指した現職中村法道氏(71)ら無所属2氏を破って初当選を果たした。大石氏は現職の知事として最年少となる。大石氏推薦を決めた自民県連に反発する一部の自民党議員は中村氏支援に回ったが、保守分裂選挙を制した。
大石氏と中村氏の票差はわずか541票だった。投票率は47.83%で、2018年の前回選を11.80ポイント上回った。
大石氏は「県民一人一人に寄り添う長崎県政を運営したい」と長崎市内で支援者に語った。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染7万1489人
国内で20日、新たに7万1489人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日より約6千人少ない。死者は158人で、200人を下回るのは2月14日以来。ただ、直近7日間を平均した1日当たりの死者数は210人で過去最多を更新し、増加の傾向を示している。
都道府県別の新規感染者は、東京1万2935人、大阪8400人、神奈川6814人、埼玉6070人など。死者は大阪22人、兵庫20人などだった。
厚生労働省によると、重症者は前日から3人減って1477人となった。
宮城や群馬で過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》
【共産党・志位和夫委員長】立民と連携協議「一刻も早く」
共産党の志位和夫委員長は20日放送のBSテレ東番組で、立憲民主党と夏の参院選の連携を巡る協議を早急に実施したいとの意向を重ねて示した。「1月下旬に(協議を)提案しているが、まだ返事がない。タイムリミットはほとんど来ており、一刻も早く話し合いたい」と述べた。
参院選では「野党共闘を成功させて成果を上げたい」と強調。改選1人区の野党候補一本化で合意すれば、既に発表した共産党候補の擁立を取り下げるか問われると「そう単純でもない。今後の話し合いにかかっている」と語った。《共同通信》
【中国軍艦】豪機にレーザー照射
オーストラリア国防省は19日、同国北方の海域を飛行していたP8A哨戒機が17日に中国の軍艦からレーザーを照射されたと発表した。「オーストラリア軍兵士の安全と生命を危険にさらしかねなかった」と抗議した。レーザーを当てられると、操縦士の目が一瞬見えなくなったり、目を負傷したりする恐れがある。
モリソン首相は20日、記者団に「威嚇行為以外の何物でもない」と中国側を非難した。
レーザー照射があったのはオーストラリア北部とインドネシア東部の間に位置するアラフラ海の上空。レーザーは、中国海軍の軍艦が照射したことを確認したという。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
フランスのマクロン大統領は20日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談した。ロシア大統領府によると、両氏はウクライナ情勢の外交的解決を探る必要性で一致。プーチン氏は、紛争が続く東部ドンバス地域の情勢悪化はウクライナ側の挑発が原因だと指摘した。
プーチン氏は、欧米は北大西洋条約機構(NATO)不拡大確約などのロシア側提案に真剣に向き合い、具体的な対応をするべきだとも主張した。フランス大統領府によると、両氏は緊張激化を避け、衝突リスクを減らす行動を取ることを確認した。《共同通信》
【西郷輝彦さん】死去
ヒット曲「星のフラメンコ」や時代劇の遠山金四郎役で親しまれた歌手で俳優の西郷輝彦さんが20日午前9時41分、前立腺がんのため東京都の病院で死去した。75歳。鹿児島市出身。葬儀は近親者で行う。
高校中退後の1964年、17歳の時に「君だけを」でデビュー。「十七才のこの胸に」「星娘」など青春歌謡が相次いでヒットした。橋幸夫さんや舟木一夫さんと共に「ご三家」と呼ばれ、NHK紅白歌合戦に10年連続で出場。
73〜77年に主演したドラマ「どてらい男(ヤツ)」がヒットして俳優としても活躍。時代劇でも人気を博した。《共同通信》