令和914日目
2021/10/30
この日のできごと(何の日)
【Jリーグ・ルヴァン杯】名古屋、初制覇
サッカーJリーグのYBCルヴァン・カップは30日、さいたま市の埼玉スタジアムで決勝が行われ、名古屋がC大阪に2−0で勝って初優勝を果たした。後半開始早々に前田直輝が先制ゴールを決め、稲垣祥が追加点を奪った。
一般のチケット1万枚とは別に、新型コロナウイルスのワクチン2回接種やPCR検査陰性の証明書を利用した「ワクチン・検査パッケージ」のチケット1万枚も販売。会場には1万7933人の観衆が詰め掛け、拍手や手拍子で雰囲気を盛り上げた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【プロ野球・30日】
ロ3−5日
日本ハムが5位を確定させた。1−1の七回に代打王柏融の適時二塁打で1点を勝ち越した。八回には高浜の適時二塁打、九回には大田の2点二塁打で加点した。伊藤が7回1失点で10勝目を挙げた。ロッテは4連敗で今季を終えた。
◇
パ・リーグは30日、レギュラーシーズンの全日程が終了して個人タイトルが確定し、山本(オリックス)が18勝、防御率1.39、206奪三振、勝率7割8分3厘と投手の主要なタイトルを独占した。最多勝と13勝以上を挙げた投手が対象となる勝率第1位は初、最優秀防御率は2年ぶり2度目、最多奪三振は2年連続2度目の獲得となった。
吉田正(オリックス)は3割3分9厘で2年連続の首位打者と4割2分9厘で初の最高出塁率を手にした。本塁打王に杉本(オリックス)が32本で、打点王に島内(楽天)が96打点で初めて輝いた。
36歳の荻野(ロッテ)は169安打で最多安打を獲得した。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染287人
国内で30日、新たに287人の新型コロナウイルス感染者が報告された。都道府県別は大阪49人、東京23人、兵庫と広島がそれぞれ19人、愛知18人など。死者は東京5人、千葉と京都がそれぞれ1人で計7人だった。
厚生労働省によると、全国の重症者は134人で、前日から11人減った。
豊島区、路上生活者らへ集団接種
東京都豊島区の池袋保健所で30日、住民票がない路上生活者(ホームレス)らへの新型コロナのワクチン集団接種が実施された。支援団体が炊き出し会場などで予約を募り、副反応への相談も受ける。区担当者は「情報が届きにくい人へアプローチし、希望者が接種できる機会を設けていきたい」と話した。
午後6時、近くの公園には予約者が列を作り、問診票を記入してから保健所へ移動、順次注射を受けた。支援団体「世界の医療団」(東京)が副反応に備えて解熱剤を配布。翌31日には、近くに相談場所を設けて対応する。
区と世界の医療団が連携し、炊き出しや見回り活動の際に希望者を募った。《共同通信》
ワクチン接種、世界累計70億回
英オックスフォード大の研究者らが運営する「アワー・ワールド・イン・データ」による30日更新の集計によると、世界の新型コロナウイルスワクチンの接種回数が累計で70億回に達した。国別では中国が22億5000万回で最多だった。
先進国では3回目のブースター接種に踏み切る動きが進む。日本では1回以上の接種を終えた人の割合が8割に近づく一方、アフリカでは1割に届かず、深刻な格差が続いている。
国別上位5カ国は中国の後、インド、米国が続き、ブラジル、インドネシアとなった。日本は1億8000万回強で6番目。アジアが47億3000万回に上り、全体の7割近くを占めた。《共同通信》
【韓国・故盧泰愚元大統領】国家葬
韓国政府は30日、ソウルで、26日に死去した盧泰愚元大統領の葬儀を国葬に当たる「国家葬」として執り行った。1979年のクーデターの首謀者の一人である盧氏の礼遇には反対も強いが、政府は盧氏が南北相互不可侵などをうたう重要な一連の合意を91年に北朝鮮と締結し南北関係に寄与した功績を強調している。
ただ韓国から「体制の保証」を取り付けようと応じた北朝鮮は、より大きな保証を米国から得ようと合意をほごにした。南北関係構築を対米戦略の一部としか見なさない姿勢はその後も変わらず、91年合意は皮肉なことに、韓国の役割の限界を示している。《共同通信》
【第49回衆院選】選挙戦最終日
衆院選は30日で12日間の選挙戦を終えた。各党の党首は精力的に全国を行脚し、苦戦中の公認候補の応援や他党との共闘のアピール、本拠地以外での票の掘り起こしなどに尽力した。
岸田文雄首相(自民党総裁)は、公示日に北朝鮮によるミサイル発射で帰京するアクシデントに見舞われたが、計24都道府県を回り、総移動距離は1万4920キロに達した。
与党が苦戦する選挙区を重点的に訪問。領袖を務める岸田派(宏池会)のメンバーの選挙区や、連立を組む公明党候補者が立候補する選挙区にも入った。効率的に回るためチャーター機を駆使する場面もあった。
最後の演説場所に選んだのはファミリー層が行き交う東京・品川のJR大井町駅前。若者が集う東京・秋葉原での演説が恒例だった安倍氏とは一線を画した。
公明の山口那津男代表は比例票800万票の獲得を目指して1万1840キロを走破し、55回の街頭演説をこなした。重点区に位置付ける北海道に2回入ったほか、初めて選挙区候補を立てた広島なども訪問。比例東京ブロックでの現有2議席の確保に黄信号がともったため、選挙戦最後の2日間は東京都内を移動した。
立憲民主党の枝野幸男代表は接戦区を中心に23都道府県を遊説して回り、移動距離は1万キロメートルを超えた。他候補の応援演説で締めくくった首相とは対照的に、最後は激戦と一部で報じられた自身の埼玉5区でマイクを握った。
共産党の志位和夫委員長は19都道府県で遊説し、移動距離は1万4500キロメートル以上に達した。全国の比例ブロックの中心都市などで支持を訴え、共産との共闘への言及を控えた枝野氏とは対照的に、一部遊説先では立民の候補者らと並んで蜜月ぶりをアピールした。
日本維新の会は代表の松井一郎大阪市長と副代表の吉村洋文大阪府知事の「二枚看板」が、公務の合間を縫って支持を訴えた。選挙戦中盤には個別に首都圏の複数箇所で街頭演説。本拠地の大阪以外での票の掘り起こしを図った。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、選挙区で立候補した新人と元職計15人すべての応援に駆け付け、移動距離は1万5千キロメートルを超えた。接戦が伝えられた一部前職の選挙区には複数回入った。れいわ新選組、社民、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の党首も街頭演説などを通じ、各地で支持を訴えた。《産経新聞》