令和708日目

2021/04/07

この日のできごと(何の日)

【菅義偉首相】拉致被害者家族と面会

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(85)ら被害者家族が7日、首相官邸で菅義偉首相と面会した。


https://www.kantei.go.jp/

早紀江さんは「無事でいてと祈る毎日を重ねている。何とかみんなが帰れるようにしてほしい」と早期解決を訴えた。首相は、16日に予定されているバイデン米大統領との会談に触れ「拉致問題がいかに重要かを直接訴え、協力して解決を進めていきたい」と述べた。

面会には、めぐみさんの弟拓也さん(52)と哲也さん(52)、有本恵子さん=同(23)=の父明弘さん(92)、田口八重子さん=同(22)=の長男飯塚耕一郎さん(44)らも同席した。《共同通信》

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【COVID-19】国内新規感染3451人

国内の新型コロナウイルスの感染者は7日、44都道府県と空港検疫で新たに3451人確認された。1日の新規感染者が3000人を超えるのは、1月30日以来。大阪、兵庫、奈良、和歌山、新潟の各府県で過去最多を更新した。死者は全国で計30人だった。

東京都では、555人の感染が判明した。1日当たりの感染者が500人を上回るのは、2度目の緊急事態宣言が発令されていた2月6日(639人)以来、約2か月ぶり。直近1週間の平均新規感染者数は、前週(360・7人)から15・6%増え、417人となった。重症者は前日から3人減って41人だった。《共同通信》

【東京株式市場】

7日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米国や中国など海外経済の回復が期待され、買い注文が優勢になった。ただ国内の新型コロナウイルス感染拡大は相場の重しだった。

終値は前日比34円16銭高の2万9730円79銭。東証株価指数(TOPIX)は13.09ポイント高の1967.43。出来高は約10億8380万株だった。《共同通信》

【競泳・日本選手権】

競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第5日は7日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、男子200m平泳ぎは20歳の佐藤翔馬が世界歴代2位となる2分6秒40の日本新記録で優勝した。2分7秒58で2位の武良竜也とともに日本水連が定める派遣標準記録を上回り、そろって初の東京五輪代表に決まった。渡辺一平は3位で代表入りを逃した。

女子200mバタフライは長谷川涼香が2分7秒24で制し、前回大会に続く代表に。男子100m自由形は、48秒23で勝った中村克が2大会連続の代表。

女子100m自由形準決勝は池江璃花子が全体1位となり、8日の決勝に進んだ。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第8節最終日(7日・川崎市等々力陸上競技場ほか=9試合)首位の川崎は遠野のゴールで鳥栖に1―0で競り勝ってJ1通算300勝を挙げ、3連勝で勝ち点を25に伸ばした。2位の名古屋は湘南と0―0で引き分け、勝ち点差は5に広がった。

神戸は大分を1―0で下して3位に浮上し、広島は浅野の2ゴールなどで横浜FCに3―0で快勝した。FC東京は札幌に2―1、浦和は清水に2―0で勝った。

徳島は仙台を1―0で振り切って3連勝。仙台は6連敗。鹿島は柏に競り勝ち、G大阪―福岡は引き分けた。《共同通信》

【プロ野球・7日】

日2―6ソ

ソフトバンクは1―2の七回に失策の間に同点とし、松田の適時二塁打で勝ち越し。八回は栗原の2点二塁打と暴投でリードを広げた。3番手で登板した3年目の杉山がプロ初勝利を挙げた。日本ハムは新人伊藤の力投も実らず6連敗。

西3―6楽

楽天が西武を抜いて首位に浮上した。一回に浅村の適時打で先制。その後も辰己のソロなどで加点し、3―2の七回には辰己の2点三塁打で突き放した。則本昂は7回2失点で開幕2連勝。西武は投手陣が崩れ、今季初の連敗を喫した。

ロ9―2オ

ロッテが4連勝で4位に浮上した。1―1の三回にマーティンの適時打で勝ち越すと3―2の七回にマーティンのソロ、安田と藤岡の2ランで突き放した。岩下が七回途中2失点で今季初勝利。オリックスは救援陣が精彩を欠いた。

神7―1巨

阪神は新人の伊藤将が7回1失点でプロ初勝利を挙げ、今季初の4連勝とした。打線は三回に悪送球で先制し、四回に糸原の2点二塁打などで3点を追加。五回はサンズが4号2ランを放った。巨人は2連敗で勝率5割となった。

中3―1D

中日が連敗を3で止めた。二回に相手の失策で2点を先制し、五回に根尾の適時打で加点した。勝野が5回で6安打されながらも無失点で粘って今季初勝利、祖父江が4セーブ目。DeNAは12残塁と打線が好機を生かせなかった。

ヤ3―2広

ヤクルトが逆転勝ちした。1―2の六回に荒木のスクイズで追い付き、七回に山崎の適時打で勝ち越した。3番手のマクガフが今季初勝利を挙げ、九回は石山がしのいだ。広島は3番手のルーキー森浦がプロ初黒星を喫した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは7日、各地で行われ、ツインズの前田はデトロイトでのタイガース戦に先発して6回を投げ、本塁打を含む7安打2失点、6三振1四球で初勝利(0敗)を挙げた。日本選手では今季一番乗りとなる白星。試合は3―2だった。

レイズの筒香はレッドソックス戦に「1番・一塁」で出場し、三回に中前適時打を放って4打数1安打1打点だった。チームは2―9で敗れ、4連敗を喫した。《共同通信》

【菅義偉首相】新人国家公務員に訓示

菅首相は7日、国家公務員の合同初任研修に参加した新人職員向けにビデオメッセージの訓示を寄せた。総務省幹部の接待問題を踏まえ「常に謙虚に、己を律しながら、国民全体の奉仕者として職務に当たってほしい」と呼び掛けた。

「国家公務員倫理法違反など国民の信頼を損なう事案が発生したことは、深く反省しなければならない」と表明。「これからさまざまな権限を委ねられるが、国民から託されたものであることを決して忘れてはならない」と訴えた。

気候変動問題を例に縦割り行政で膠着状態が続いていると指摘。「国家と国民のために何をなすべきか、広い視野を持ち考えてもらいたい」と語った。《共同通信》

【台湾・呉釗燮外交部長】「中国の言動は矛盾」

台湾の呉釗燮外交部長(外相)は7日、外国メディア向けに記者会見し、中国は2日に起きた特急列車脱線事故に哀悼の意を示す一方、台湾周辺での軍事活動を活発化させて威嚇しているとして「中国共産党の言動は矛盾している」と強調し、中国に対する強い不信感を表明した。

呉氏は「中国は軍事力を強化し、台湾の防空識別圏に盛んに軍機を進入させている。昨年は何度も台湾海峡の中間線を台湾側に越えた」と指摘。中国の拡張に対抗するため、日米やオーストラリアなど「(民主主義など)価値観を共有する国々」と緊密に協力していく必要があるとした。《共同通信》

【韓国】ソウル、釜山市長選で与党敗北

韓国で7日、来年3月の次期大統領選の前哨戦と位置付けられる首都ソウルと南部釜山の市長選が行われ、革新系与党「共に民主党」の候補は両市で保守系最大野党「国民の力」の候補に敗れたことを認めた。いずれの市長選も両党候補の事実上の一騎打ちで、文在寅政権に逆風が吹いた形だ。

KBSテレビは出口調査の結果として、両市で国民の力の候補が、与党候補に得票率で20ポイント以上の差をつけたと報じた。

不動産価格高騰などへの不満から、政権と与党には批判が強まっており、7日の敗北で任期終盤の文在寅大統領は求心力を失い政権がレームダック(死に体)化する可能性がある。《共同通信》



4月7日 その日のできごと(何の日)