令和653日目

2021/02/11

この日のできごと(何の日)

【将棋・藤井聡太二冠】朝日杯優勝

将棋の高校生タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)=王位=は11日午後、東京・有楽町で指された第14回朝日杯将棋オープン戦決勝で、三浦弘行九段(46)に101手で勝ち、2年ぶり、3回目の優勝を果たした。棋戦優勝は5回となった。

藤井棋聖は初参加の第11回で棋戦初優勝。翌第12回では決勝で渡辺三冠=当時棋王=を破って2連覇を達成、それまで羽生善治九段(50)が持っていた全棋士参加棋戦連覇の最年少記録を18歳2カ月から16歳6カ月に更新した。3連覇を目指した前期は準決勝で敗退した。

今期は本戦(16人)から登場。準々決勝では豊島将之二冠(30)=竜王・叡王=に公式戦7戦目で初めて勝利し、準決勝でも渡辺三冠を下した。

この日の決勝は藤井棋聖の先手で対局開始。両者とも1分将棋となる熱戦となり、徐々に形勢を良くする藤井棋聖が最後は後手玉を追いつめ、優勝を果たした。《産経新聞》

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【COVID-19】国内新規感染1693人

国内の新型コロナウイルスの新規感染者は11日、41都道府県と空港検疫で1693人確認された。死者は78人だった。重症者は713人で前日より23人減った。

東京都内では、434人の感染が新たに確認された。1日当たりの感染者が500人を下回るのは5日連続。また、直近1週間の平均新規感染者数は465・4人となり、昨年12月12日の時点以来、2か月ぶりに500人を下回った。

都によると、感染者のうち感染経路が特定できない人は半数近い211人に上った。60〜80歳代の男女21人の死亡が判明し、重症者は前日と同数の103人だった。《読売新聞》

【海自護衛艦・むらさめ】中東から横須賀帰港

海上自衛隊の中東派遣第3陣として、日本関係船舶の安全確保のため情報収集活動に当たった護衛艦「むらさめ」が11日、海自横須賀基地(神奈川県)に帰港した。防衛省設置法の「調査・研究」を根拠とする長期航行として、オマーン湾やアラビア海北部で活動。現地で、大湊基地(青森県)を出港した「すずなみ」に任務を引き継いだ。

横須賀基地で開かれた帰国行事では、岸信夫防衛相が「インド太平洋地域の平和と安全を守るわが国の意思を形にした。大変誇りに思う」と述べた。

イランや中東地域では緊張状態が続いており、政府は昨年末、派遣期間を今年12月まで1年延長することを閣議決定した。《共同通信》

【長野・湯田中温泉】松籟荘が全焼

11日午後3時20分ごろ、長野県山ノ内町平穏の湯田中温泉にある老舗旅館「よろづや」で、国登録有形文化財となっている「松籟荘」の調理場から火が出ていると119番があった。約7時間後にほぼ消し止められたが、長野県警や消防によると、木造3階建ての松籟荘はほぼ全焼した。

男性従業員2人が煙を吸い込むなどして病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。宿泊客で逃げ遅れやけが人はいないとみられ、県警などが詳しい出火原因を調べる。

よろづやによると、松籟荘は旅館の離れ。建物自体が数寄屋造りとなっており、1939年に完成。2003年に国の登録有形文化財となった。《共同通信》

【ボクシング】慈善イベント「LEGEND」

ボクシングの慈善イベント「LEGEND」が11日、東京・国立代々木競技場に観客2548人を集めて開催され、バンタム級世界2団体統一王者の井上尚弥(大橋)ら新旧世界王者らが3分3回のスパーリング形式でエキシビションマッチを行った。

井上尚は元フライ級世界王者の比嘉大吾(Ambition)と“対戦”。3回には両選手ともヘッドギアを外し、互いの顔が赤みを帯びるほど白熱した打ち合いを繰り広げた。井上尚は「すごく楽しんでもらえたと思う」と語った。

アマチュアの東京五輪男子代表のうち、ウエルター級の岡沢セオン(鹿児島県体協)とミドル級の森脇唯人(自衛隊)も参加。「同じ土俵でやっても強いといわれたい」(岡沢)と、ともにヘッドギアなしでプロ選手と拳を交えた。ライト級の成松大介(自衛隊)は発熱で欠場した。

イベントは医療従事者らへの支援が目的。選手や観客ら4160人が新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陽性者は出なかった。森脇は「スポーツを通じて社会貢献ができるのはすごく光栄。ボクシングをやっていてよかった」と話した。《産経新聞》

【東京五輪・パラリンピック組織委員会 森喜朗会長】マスコミ捏造で辞意固める

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)は11日、女性 蔑視 べっしと受け取れる自身の発言の責任を取って辞任する意向を固め、組織委幹部らに伝えた。12日の組織委の緊急会合で表明する。森氏は11日、組織委評議員会議長の川淵三郎・日本サッカー協会相談役(84)に後任会長への就任を要請し、川淵氏は受け入れた。

森氏は11日午前、組織委幹部に電話し、「(自らの発言が)反発を招き、迷惑をかけた」と陳謝し、会長を退く意向を示した。同日午後には、東京都内の自宅マンションが入るビルの一室で川淵氏らと会談した。

関係者によると、会談は約1時間に及び、森氏は川淵氏に「引き受けてくれたら全てうまくいく。後見人役は務める」と語り、後任会長を引き受けるよう要請した。

会談後、川淵氏は取材に対し「正式な手続きを経ておらず、決まったわけではない。ただ、(森氏に)お世話になってばかりだから断るわけにはいかない」と、後継就任を受け入れた理由を語った。

森氏は今月3日、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で、女性理事を増やす目標に関し「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと述べた。国内外で、女性差別だとの批判が広がっていた。《読売新聞》

野党は11日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言を巡り辞意を固めたことについて「遅きに失した」(立憲民主党の枝野幸男代表)と一斉に批判した。菅義偉首相や自民党が森氏を擁護してきた姿勢を追及する構えも示した。

枝野氏は、地方県議とのリモート会合で「辞めないよりはましだ」と森氏を突き放した。福山哲郎幹事長は取材に「かばい続けた首相や自民党の体質が問われている」と強調した。

共産党の小池晃書記局長は「辞任は当然だ。ここまで傷口を大きく広げたのは、続投を求めてきた政府、与党の責任が大きい」と非難した。《共同通信》



2月11日 その日のできごと(何の日)