令和629日目
2021/01/18
この日のできごと(何の日)
【立憲民主党・蓮舫代表代行】首相演説前に原稿をツイッター投稿
立憲民主党の蓮舫代表代行は18日、菅義偉首相が同日行った施政方針演説の原稿の一部を、首相の演説前にツイッターに投稿した。蓮舫氏は原稿の画像とともに「今日午後、衆参両院で菅総理が原稿を読み上げられますが、どれだけの思いを込めた話し方をされるのか」などと記したが、演説の原稿が事前に公になったことに、与党からは批判の声が挙がった。
自民党の末松信介参院国対委員長は記者団に「例え、(原稿を)見ることが事前にあったとしても、それを(ツイッターに)アップして何かすることは、やり方として間違っている」と語った。
蓮舫氏はその後の投稿で、原稿を投稿したことについて「内閣総務官室に確認、取り扱いに関するしばりは特段なく、便宜上配布するとのこと」と説明している。《産経新聞》
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立憲民主党の蓮舫代表代行は18日、菅義偉首相が同日の衆参両院の本会議で行った施政方針演説の原稿の一部を、首相の演説前にツイッターに投稿し、立民が謝罪に追い込まれる場面があった。投稿はすでに削除されている。
蓮舫氏は原稿の画像とともに「今日午後、衆参両院で菅総理が原稿を読み上げられますが、どれだけの思いを込めた話し方をされるのか」などと書き込んだ。
事実上、演説前に原稿が公になったことから、与党が反発。蓮舫氏は最初の投稿後、ツイッターで「内閣総務官室に確認、取り扱いに関するしばり(制限)は特段なく、便宜上配布するとのこと」と説明したが、同日の参院議院運営委員会理事会で会派としての謝罪と投稿の削除を求めた。
最終的に立民の吉川沙織野党筆頭理事が「こうしたことが発生したことは、誠に申し訳ない」と頭を下げた。《産経新聞》
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【COVID-19】
国内新規感染4925人
新型コロナウイルスの新規感染者は18日、44都道府県と空港検疫で計4925人確認され、6日ぶりに5000人を下回った。一方、厚生労働省によると、全国の重症者は前日より1人増えて973人となり、15日連続で過去最多。死者は58人だった。
東京都は1204人で、月曜日としては11日(1219人)に次ぐ多さだった。重症者は前日から5人増の143人。死者は3人で、このうち70歳代男性は自宅療養中に死亡した。男性は8日に感染が判明し、本人の希望で自宅療養を続けていたが、14日に容体が急変。搬送先の医療機関で死亡したという。都内の自宅療養者の死亡は4人目。《読売新聞》
ワクチン担当に河野氏
菅義偉首相は18日、新型コロナウイルスのワクチン接種の調整役として河野太郎規制改革担当相を任命したと明らかにした。首相官邸で記者団に「体制を強化することとし、先ほど全体の調整を河野氏に指示した」と述べた。
河野氏を起用した理由について「規制改革担当相として、各役所にわたる問題について解決してきた。そうした手腕に(期待して)河野氏を任命した」と説明した。
首相はワクチン接種について「感染対策の決め手だ。できる限り2月下旬までに開始をする」と強調。これまでは官邸のチームのもと、各省庁がそれぞれ役割を担ってきたと説明した上で「必要な方に円滑に接種ができるように自治体とも連携し、準備してきている」と語った。《産経新聞》
北海道で「宅飲み」クラスター
道は18日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が新たに石狩地方の「友人宅の会合」と恵庭市の接待を伴う飲食店(スナック)の2カ所で発生したと発表した。個人の住宅に集まって酒を飲む「宅飲み」クラスターは、トランプ遊び▽誕生会▽会社主催の個人宅での懇親会−に続き道内で4件目。
道の担当者は「飲食店と同様に住宅内でも会合は4人以下で、マスク着用や換気などの感染予防策を徹底してほしい」と注意を呼びかけている。
道によると、「友人宅の会合」は友人関係にある18人が今月中に6回、同じ住宅で飲酒を伴う会合を開催。参加人数は各回で異なるが、1回当たり最大12人が集まり、マスク着用や換気などの有効な感染予防策をとらずに長時間にわたって酒を飲んだ。《産経新聞》
【東京株式市場】
週明け18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。終値は前週末比276円97銭安の2万8242円21銭。最近の急ピッチな株高に対する過熱感から売り注文が優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)は11.12ポイント安の1845.49。出来高は約9億800万株。
平均株価の上げ幅が14日までの5営業日で計1600円を上回ったことから高値への警戒感が強く、利益確定売りが広がった。IT需要の高まりを受けて値上がりしていた半導体関連の銘柄を中心に売られ、午前中には平均株価が400円余り下落する場面もあった。《共同通信》
【大相撲初場所】9日目
大相撲初場所9日目(18日・両国国技館)単独トップの平幕大栄翔が宝富士にはたき込まれ、全勝力士が消えた。かど番の2大関は正代が玉鷲を押し出して2敗を堅持し、朝乃山は小結高安を寄り切って6勝目を挙げた。大関貴景勝は遠藤に引き落とされて7敗目を喫した。
両関脇は明暗が分かれ、照ノ富士は竜電を寄り切って6勝3敗としたが、隆の勝は輝の小手投げに屈して4敗目。
1敗の大栄翔を1差で正代が追い、3敗に朝乃山ら10人。十両は剣翔が9戦全勝で首位。《共同通信》
【サッカー・久保建英選手】ヘタフェ移籍で抱負
サッカーのスペイン1部リーグでヘタフェに期限付き移籍した久保建英が18日、オンラインで入団の抱負を語り「チームの目標達成を手助けすることが一番。それが自分の選手としての成長にもつながる」と意欲を示した。
19歳の久保建は2019年にレアル・マドリードと契約し、昨季はマジョルカでプレー。今季はビリャレアルへ期限付きで加入したが、定位置をつかめなかった。シーズン途中での移籍の決断を「僕は若いし、もっとプレー時間が必要で、サッカー選手であることを感じていたい。より興味を示してくれたヘタフェを選んだ」と説明した。《共同通信》
【日産自動車】国内の契約社員を正社員へ
日産自動車は18日、国内拠点で事務職に従事する全契約社員800人弱を、4月1日付で原則正社員にすると明らかにした。経営再建に向けた構造改革を進める上で、職場の一体感醸成やモチベーション向上による業務効率化が必要だと判断した。工場の期間従業員は含まない。
日産は新型コロナウイルス感染拡大や過去の拡大路線の影響で業績が大きく落ち込んでおり、2021年3月期の連結純損益は6150億円の赤字を見込んでいる。
ただ自動車販売は、米国や中国を中心に新型コロナによる落ち込みから回復しつつある。待遇を改善し人材を確保することで、競争力を強化する狙いもあるとみられる。《共同通信》
【菅義偉首相】施政方針演説
新型コロナウイルスの感染拡大で、11都府県が緊急事態宣言下にある中、第204通常国会が18日召集された。菅首相は就任後初の施政方針演説で、宣言の早期解除に意欲を示した。しかし、感染収束は見通せず、政府の対応には批判が高まっている。首相には厳しい国会となりそうだ。
首相は演説冒頭、「安心を取り戻すため、新型コロナを一日も早く収束させる。闘いの最前線に立ち、難局を乗り越えていく決意だ」と表明した。
今国会は新型コロナ対策が最大の焦点となる。政府は、新型コロナ対策に重点を置いた2020年度第3次補正予算案を月内に成立させる方針だ。罰則を盛り込んだ新型インフルエンザ対策特別措置法改正案と感染症法改正案を週内に国会に提出し、2月初めの成立を目指している。《読売新聞》
【韓国】サムスントップを拘束
ソウル高裁は18日、韓国の朴槿恵前大統領に対する贈賄罪などに問われたサムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔被告の差し戻し控訴審判決で、懲役2年6月(求刑懲役9年)の実刑判決を言い渡した。李被告は法廷で拘束された。
李被告は一審で懲役5年の実刑判決を受けたが、二審では執行猶予が付き釈放された。しかし、最高裁は二審よりも賄賂額を多く認定すべきだとして審理を高裁に差し戻した。李被告の収監で、グループの経営や韓国経済に影響が及ぶとの懸念が出そうだ。《共同通信》
【ロシア】ナワリヌイ氏逮捕
ロシア司法当局は18日、前日にドイツから帰国した直後に拘束したロシア反体制派のナワリヌイ氏を逮捕し、30日間勾留することを決定した。当局は、過去の経済事件で懲役3年6月の執行猶予判決を受けたナワリヌイ氏の猶予を取り消し、実刑を適用するよう裁判所に申し立てており、認められれば同氏は収監される。
ナワリヌイ氏の逮捕容疑は、同氏が定期的な出頭を怠るなど執行猶予付き判決が定めた司法手続きの違反を重ねたというもの。当局は同氏がベルリン滞在中だった昨年末に指名手配、執行猶予を見直し実刑を適用するよう裁判所に申し立てていた。《共同通信》
【元徴用工訴訟】韓国・文在寅大統領、資産売却「望ましくない」
韓国の文在寅大統領は18日午前、年頭記者会見を行った。元徴用工訴訟に関し、原告側が求める強制執行によって日本企業の資産が売却されるのは「韓日両国の関係において望ましくない」と述べた。また日本政府に旧日本軍の元慰安婦の女性らへの賠償を命じた8日のソウル中央地裁判決に「困惑した」と述べた。
文氏はこれまで元徴用工問題で「司法判断を尊重する」との原則を掲げてきた。日本政府が一層反発を強める元慰安婦訴訟判決が出る中、対立激化を避けるため、資産売却の回避策を模索している可能性がある。《共同通信》