令和590日目
2020/12/10
この日のできごと(何の日)
【この日の菅義偉総理】
宮城、岩手両県を訪問
菅義偉首相は10日、東日本大震災からの復興状況を視察するため、宮城、岩手両県を訪問した。9月の首相就任後、両県を訪れるのは初めてとなる。
宮城県では、東松島市の復興再生多目的施設「あおみな」で、渥美巌市長から市内の状況について説明を受け「いろいろな問題があると思うが遠慮なく言ってほしい。しっかり対応する」と伝えた。
石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園では献花、黙とうした。商業施設「いしのまき元気いちば」も訪れた。
その後、岩手県に移動して陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園を視察した。平沢勝栄復興相らも同行した。《共同通信》
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【COVID-19】
国内新規感染2974人
国内の新型コロナウイルス感染者は10日、44都道府県と空港検疫で2974人が新たに確認され、2日連続で過去最多を更新した。東京、埼玉、千葉、岐阜、高知、佐賀、大分の1都6県で、新規感染者がこれまでで最も多くなった。
死者は大阪府9人、北海道5人など計26人。厚生労働省によると、重症者は543人となっている。
東京都の新規感染者は602人。1日当たりの感染者は初めて600人台となり、過去最多だった今月5日(584人)を上回った。65歳以上の高齢者は77人だった。入院患者は1885人で、今月6日(1856人)を上回り、過去最多を更新した。《読売新聞》
さっぽろ雪まつり、通常開催見送りへ
札幌市の秋元克広市長は10日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、来年2月のさっぽろ雪まつりについて、会場を設営して雪像を置く通常の開催を見送り、オンラインなどでの形を模索する意向を示した。1950年の第1回以来、会場設営を見送るのは初めて。来週にも市などによる実行委員会が正式決定する。
秋元市長は「会場を設営し、客を誘導する形の開催は難しい。雪まつりは冬の風物詩で、オンラインで雪像の映像を流すなど、火を消さないことが必要だ」と述べた。
実行委は今年6月、来年の開催について大雪像を制作せず、規模を縮小して開催すると発表していた。《共同通信》
【東京株式市場】
10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。国内の新型コロナウイルス新規感染者が過去最多となったことや前日の米株安が重荷となった。
終値は前日比61円70銭安の2万6756円24銭。東証株価指数(TOPIX)は3.21ポイント安の1776.21。出来高は約11億8216万株だった。《共同通信》
【巨人・坂本勇人内野手】契約更改
巨人の坂本勇人内野手が10日、東京の球団事務所で契約交渉に臨み、3年目の来季まで年俸固定の5年契約を結んでいるため現状維持の5億円で更改した。開幕前にコロナに感染しながらも115試合に出場しセ・リーグ連覇に貢献。「入院し不安の中でスタートした。大きなけがもなく一年間できたのが一番ほっとしている」とうなずいた。
主将を務め、打率2割8分9厘、19本塁打、65打点をマーク。11月8日のヤクルト戦では史上2位の年少記録の31歳10カ月で通算2千安打を達成し「開幕前は2千本は意識せず、本数が少なくなればなるほど意識して、達成できた」と話した。(金額は推定)《共同通信》
【阪神・大山悠輔内野手】契約更改
阪神の大山悠輔内野手が10日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、5300万円増の年俸1億円で更改した。今季は打率2割8分8厘、28本塁打、85打点と打撃3部門全てで自己最高だった。来季に向け「満足していない。今季の成績は最低限、超えないといけない」と貪欲に言った。
開幕戦で先発から外れるなど出だしは苦しんだが、7月上旬から先発に定着。岡本(巨人)と本塁打王も争った。「開幕戦で出られなかった悔しさが原動力になった。タイトル争いをできた経験をどう生かすかは自分自身。無駄にしないように」と自らを引き締めた。(金額は推定)《共同通信》
【松坂桃李さん、戸田恵梨香さん】結婚発表
人気俳優の松坂桃李さん(32)と戸田恵梨香さん(32)が結婚したことを、それぞれの所属事務所が10日、公式サイトで発表した。
松坂さんは「生活環境が変わることにより、これまで以上の責任と覚悟を持ち、何事にも真摯に向き合っていきたい」、戸田さんは「皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、役者として、より一層精進していきたいと考えております」とするコメントを発表した。《共同通信》
【大相撲・鶴竜関】日本国籍を取得
大相撲で優勝6度の横綱鶴竜関(35)=モンゴル出身、陸奥部屋=が日本国籍を取得したことが10日付の官報で告示された。年寄名跡の襲名には日本国籍が必要で、現役引退後に親方として日本相撲協会に残る資格を得た。
外国出身の歴代横綱で日本国籍を有するのは、米国出身の曙、武蔵丸、現役の白鵬関に次いで4人目。モンゴル出身では白鵬関のほかに同国勢初の師匠となった友綱親方らがいる。
鶴竜関は2001年九州場所で井筒部屋から初土俵を踏み、14年春場所後に第71代横綱に昇進した。先代井筒親方の死去に伴い、19年9月に陸奥部屋へ移籍した。《共同通信》
【石川県七尾市】市役所にバット持ち込み、市議逮捕
石川県七尾市役所内を金属バットを持って歩いたとして、県警七尾署は10日、七尾市議のA容疑者(77)を県迷惑行為等防止条例違反容疑で現行犯逮捕した。市議会事務局などによると杉本容疑者は10期目のベテラン。バットを持って議会を訪れ、議長との面会を要求していた。A容疑者は「素振りなどの運動をするためだった」と容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は、10日午前10時半ごろ、七尾市役所内で金属バット(長さ約85センチ)を携帯した、としている。
発見した市職員が、市役所前で行われていた交通安全キャンペーンに参加中の署員に通報。駆けつけた署員らがA容疑者の身柄を確保した。
確保前には、杉木勉議長が市役所3階の議会事務局前ロビーでA容疑者に応対し、事務局職員が隙を見て床に置いてあったバットを取り上げたという。けが人はなかった。
議会事務局などによると、A容疑者は8日の市議会一般質問で他の議員の質問中にやじを飛ばすなどし、杉木議長から何度も注意を受けた。10日の議長との面会では「議会運営が公平さを欠いている」などと話し、声を荒らげる場面もあったという。杉木議長は「バットを取り上げるまでは万一を考えながら対応した。威嚇しようと思ったのかもしれない」と話した。
議会事務局によると、A容疑者は合併前を含めて10期目で市議会では最古参。過去にも議会付近でバットを振り回し、事務局から注意を受けたことがあった。《毎日新聞》
【中国】対米制裁を決定
中国外務省の華春瑩報道局長は10日の記者会見で、トランプ米政権による香港情勢を巡る対中制裁に対抗し、米当局者や議員、非政府組織(NGO)関係者に制裁を科すことを決めたと発表した。具体的な対象者や人数など詳細は明言しなかった。
華氏は、米政権が中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会の副委員長14人を制裁対象に加えたのは「内政干渉」だと重ねて非難し、撤回を求めた。
香港、マカオを一時的に訪れる米外交官に適用しているビザ免除措置も停止する。
華氏は、香港問題を巡り「卑劣な」対応を取った米当局者らとその家族に米側と「対等の」制裁を科すと強調した。《共同通信》
【サッカー】アントワヌ・グリーズマン選手、ウイグル巡り広告契約を破棄
サッカーのフランス代表でスペインの強豪クラブ、バルセロナに所属するアントワヌ・グリーズマン選手は10日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の顔認識技術が新疆ウイグル自治区の人権弾圧に使われている強い疑いがあるとして、同社との広告契約を即座に打ち切ると発表した。
写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿した声明でグリーズマン選手は、ファーウェイに対し「責任追及を否認するのではなく、集団的弾圧を直ちに非難し、人権尊重に自らの影響力を活用するよう具体的な行動を取る」ことを促した。《共同通信》
【イスラエル、モロッコ】国交正常化に合意
米国のトランプ大統領は10日、イスラエルとモロッコが国交正常化で合意したことを明らかにした。トランプ政権の仲介でイスラエルとの正常化を決めたアラブ諸国は4か国目となる。イスラム世界で影響力の大きいモロッコとの国交樹立は、アラブ諸国との関係改善で安全保障の強化を図るイスラエルには弾みとなりそうだ。
米ホワイトハウスの声明によると、トランプ氏は10日、モロッコの国王ムハンマド6世と電話で会談した。会談で国王はイスラエルとの正常化と、経済・文化面での協力拡大に合意した。
モロッコ政府も正常化合意を認めた。イスラエル紙エルサレム・ポストによると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は10日、モロッコとの間で大使館の設立、直行便の運航開始に取り組む考えを明らかにした。《共同通信》