令和570日目

2020/11/20

この日のできごと(何の日)

【将棋・藤井聡太二冠】公式戦通算200勝目

将棋の藤井聡太二冠(18)は20日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ最終戦で木村一基九段(47)を破り、最年少の18歳4カ月、勝率8割3分3厘で公式戦通算200勝目(40敗)を挙げた。活躍を続ける高校生プロが歴代のトップ棋士を抜き、唯一の8割超えとなった。藤井二冠は「これからも実力を高めて、それを積み上げられるように頑張りたい」と話した。

日本将棋連盟によると中学生の時にプロ入りした棋士、永世称号獲得者の中で、これまでの最年少、最高勝率は羽生善治九段(50)の19歳1カ月、7割9分1厘(200勝53敗1持将棋)。《共同通信》

将棋の高校生タイトルホルダー、藤井聡太棋聖(18)=王位=は20日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ(王将リーグ)の最終6回戦の一斉対局で木村一基九段(47)に勝ち、史上最年少、最高勝率で公式戦通算200勝(40敗)を達成した。しかし、他局の結果、藤井棋聖の王将リーグ残留はならなかった。

日本将棋連盟によると、18歳4カ月での200勝達成は、永世称号獲得者と中学生でプロデビューした棋士の中で羽生善治九段(50)の19歳1カ月を抜いて史上最年少。勝率8割3分3厘も羽生九段の7割9分1厘(200勝53敗1持将棋=引き分け)を上回る史上最高となった。

公式戦通算100勝を挙げた際に更新したプロ入り最速の記録については、4年1カ月での200勝達成で、羽生九段の3年11カ月に次ぐ記録となった。

藤井棋聖は平成28年10月、プロデビュー(四段昇段)。公式戦29連勝や棋戦最年少優勝など数々の記録を塗り替え、今年は第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負でタイトル挑戦とタイトル獲得の最年少記録をそれぞれ更新した。

藤井棋聖は終局後、公式戦通算200勝について、「全く気づいていなかった。これからも実力を高めて、上を積み上げられるように頑張りたい」と語った。《産経新聞》

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【東京株式市場】

20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。国内の新型コロナウイルスの新規感染者が連日で過去最多を更新し、景気悪化への不安が広がった。

終値は前日比106円97銭安の2万5527円37銭。東証株価指数(TOPIX)は0.98ポイント高の1727.39。出来高は約10億8896万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染2428人

国内の新型コロナウイルスの感染者は20日、新たに40都道府県と空港検疫で過去最多となる2428人が確認された。東京都内は522人に上り、2日連続で500人を上回った。

都によると、65歳以上の高齢者は過去最多の80人となり、50歳代も92人の感染が確認された。感染経路別では家庭内が最も多い105人を占めた。職場内39人、施設内32人などと続いた。経路が特定できない人は298人で57%を占めた。重症患者は前日から1人減の37人。直近1週間の平均陽性率は5・9%だった。

北海道は304人で、1日の感染者が初めて300人を超えた。《読売新聞》

【JTB】6500人削減へ

旅行大手のJTBは20日、新型コロナウイルス流行による業績悪化に対応するため、グループ従業員を2019年度比で6500人減らすことや国内115店舗の削減を柱とする構造改革を発表した。21年度の従業員の年収を19年度比で平均約3割カットするほか、22年度入社の新卒採用も見合わせる。21年度までに経費を中心に収支を1400億円改善させる。

新型コロナによる旅行需要の低迷が続くため、21年3月期連結決算の経常損益は過去最大となる約1千億円の赤字を見込む。山北栄二郎社長は20日の記者会見で「徹底した経費削減により、来年度の黒字化を実現する」と話した。《共同通信》

【大相撲11月場所】13日目

大相撲11月場所13日目(20日・両国国技館)1敗同士の対戦は大関貴景勝が幕尻の志摩ノ海を押し出し、12勝目を挙げて単独トップに立った。

元大関の小結照ノ富士は竜電を力強く押し出し、2敗を守った。竜電は4敗目。関脇同士の一番は隆の勝が御嶽海を押し倒し、7勝6敗とした。御嶽海は7敗目を喫した。小結高安は6敗目。

1敗の貴景勝を1差で照ノ富士と志摩ノ海が追う展開で、14日目に2敗の2人が顔を合わせる。十両は翠富士と千代の海が4敗で首位に並んだ。《共同通信》

【岡山市南区】ホームセンターにイノシシ突入

20日午前8時20分ごろ、岡山市南区豊浜町のホームセンターで「イノシシが店のガラス製の出入り口を突き破って入ってきた」と店員から110番があった。駆除に当たった猟友会の70代男性が右手をかまれ、軽いけがをした。開店前で客はいなかった。

ホームセンターや岡山南署によると、イノシシは体長約1.3メートルの雄で、店に入ってきたのを店員が発見し店内に閉じ込めた。約1時間後に猟友会がナイフで駆除した。

現場はJR岡山駅から南東に約5キロの住宅街。《共同通信》

【三重県・鈴木英敬知事】パートナー制導入表明

三重県の鈴木英敬知事は20日の県議会本会議で、「多様性を認め合う社会を目指す」としてLGBTなど性的少数者のカップルを自治体が公認するパートナーシップ制度を導入すると表明した。年内にも制度の素案を策定する。県によると、都道府県で同制度を導入しているのは茨城県と大阪府のみで、群馬県が年内の導入を検討している。

三重県は議会への説明を経て、導入時期などを決める。同県は性的指向や性自認を第三者に暴露する「アウティング」を禁じる条例制定を年度内に目指しており、この条例にパートナーシップ制度に関する規定を盛り込むかどうか検討する。《共同通信》

【APEC】3年ぶりに首脳宣言採択

日本や米国、中国など21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が20日、オンライン方式で開かれ、2017年以来3年ぶりに首脳宣言を採択した。新型コロナウイルス流行への対応として「経済回復と雇用創出を促す刺激策を強化する必要がある」と明記。自由貿易推進で連携することを柱とする新たなAPEC指針も取りまとめた。新華社電によると、出席した中国の習近平国家主席は環太平洋連携協定(TPP)への参加に意欲を示した。

首脳宣言は、新型コロナのワクチンの研究開発などで協力する必要性も再確認した。《共同通信》

トランプ米大統領は20日、オンラインで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、新型コロナウイルス感染症で悪化した米経済の立て直しを約束すると表明した。ホワイトハウスが発表した。米国の力強い経済成長を通じて、インド太平洋地域の平和と繁栄に貢献する方針を改めて示した。

トランプ氏は、自由で公正な貿易の実現などを掲げた新方針「プトラジャヤ・ビジョン2040」を各国首脳らとともに承認した。会議では新型コロナのワクチン開発を含め、医療分野における米国の主導的な取り組みについても強調した。《共同通信》

【全日本空手道連盟】菅首相に空手9段位を授与

菅義偉首相は20日、全日本空手道連盟会長の笹川尭元自民党総務会長と官邸で会い、9段位を授与された。首相は法政大時代に空手部に所属。自民党議員でつくる空手道推進議員連盟の会長も務めており、来年の東京五輪の追加種目採用に貢献したと評価された。

首相は連盟から贈られた道着に着替えると、「祝公認九段位」と刺しゅうが入った黒帯を締め、記念撮影に応じた。笹川氏は面会後、記者団に「首相は喜んでニコニコしていた」と語った。《共同通信》

【米国、台湾】経済対話を初開催

米政府と台湾政府は20日、新たに創設した経済対話の初会合を米首都ワシントンで開催した。台湾の駐米代表部に当たる駐米台北経済文化代表処が発表した。トランプ政権はサプライチェーン(部品の調達・供給網)や第5世代(5G)移動通信システムから中国を排除する枠組みの構築を進める方針。中国は開催に反発している。

中国が軍事・外交両面で台湾への圧力を強める中、トランプ政権は経済対話を開始して台湾を支援する姿勢をアピールし「レガシー(政治的遺産)」を作りたい狙いもありそうだ。

台湾側は会合後の発表で、対話を継続して米台の連携を深める必要性を訴えた。《共同通信》

【矢口高雄さん】死去

大ヒットした「釣りキチ三平」など自然と人の関わりを描いた漫画家の矢口高雄さんが20日午後5時46分、膵臓がんのため東京都内の病院で死去した。81歳。秋田県出身。葬儀は近親者で行った。

秋田県の高校を卒業、銀行員として働いた後、漫画家へ転身し、1973年に「週刊少年マガジン」で「釣りキチ三平」の連載を開始。大自然の中で生きる少年、三平三平が釣り名人として活躍する物語は、釣りブームの中で人気を呼んだ。10年間連載され、テレビアニメや実写映画になった。《共同通信》



11月20日 その日のできごと(何の日)