令和549日目
2020/10/30
この日のできごと(何の日)
【トルコ沖地震】
米地質調査所(USGS)によると、トルコ西部イズミル沖のエーゲ海で30日午後2時51分(日本時間同8時51分)、マグニチュード(M)7.0の地震があった。当局によると、イズミル近郊の町で複数の建物が倒壊したほか、津波が発生し、海岸沿いの一部の町が浸水。6人が死亡、約200人が負傷した。
ギリシャメディアによると、同国東部サモス島で10代の2人が死亡した。いずれも倒壊した壁の下敷きになったという。
イズミル県ボルノバ、バイラクルで複数の建物が倒壊した。在イスタンブール日本総領事館によると、邦人被害の情報はない。
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トルコ、ギリシャ沖のエーゲ海で30日に起きた地震で、トルコ当局は同日、西部イズミル周辺で建物の倒壊などにより12人が死亡、400人以上が負傷したと発表した。ギリシャ側では東部サモス島で2人が死亡した。倒壊現場で取り残された人がいるとみられ、救助活動が続いた。
トルコ側はイズミル県ボルノバ、バイラクルに被害が集中し、17の倒壊建物で救助隊が重機などを使って捜索した。同県セフェルヒサルでは地震による津波で浸水があった。
ギリシャからの報道によると、サモス島で死亡した2人はいずれも10代で、倒壊した壁の下敷きになったという。《共同通信》
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【東京株式市場】
30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は5日続落した。欧州で新型コロナウイルス感染「第2波」が深刻化しており、景気悪化が不安視された。
終値は前日比354円81銭安の2万2977円13銭。東証株価指数(TOPIX)は31.60ポイント安の1579.33。出来高は約13億1380万株だった。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染776人
国内では30日、新型コロナウイルスの感染者が28都道府県と空港検疫で新たに776人確認された。死者は、東京都や大阪府などで計8人だった。
都内は204人の感染が確認され、2日連続で200人を上回った。感染経路が特定できない人は106人。重症患者は前日から2人増えて31人となった。
北海道は、1日当たりの感染者が69人と過去最多を更新した。大阪府では137人で、4日連続で100人を超えた。《読売新聞》
Go To トラベル、事業対象を見直し
国土交通省は30日、政府の観光支援策「Go To トラベル」事業の補助対象を見直すと発表した。観光を主目的としない高額なサービスとのセットプランや、8泊以上の旅行を対象から外す。観光需要の喚起という制度の趣旨にそぐわない事例がみられるためで、ルールを厳格化する。
対象外にするのは、ヨガやダイビングの免許取得講習付きプランや、ホテル内で使える高額なクーポン付きプラン、ビジネス出張が目的のプランなどで、11月6日以降の販売分から適用する。サービスと宿泊費を分けて販売する場合は、宿泊費は補助対象になる。
また、11月17日から1回の旅行での補助期間は7泊分までに制限する。長期出張による利用の防止や、旅先で使える地域共通クーポン(1泊あたり最大6000円付与)の不正取得が高額になるのを防ぐ狙いもあるとみられる。《読売新聞》
【JR西日本】赤字1281億円
JR西日本が30日発表した2020年9月中間連結決算は、純損益が1281億円の赤字(前年同期は804億円の黒字)だった。中間決算の開示を始めて以来、赤字は初めて。新型コロナウイルスの感染拡大により鉄道の利用客が大きく減少した。中期経営計画の見直しも同時に発表し、収益目標を引き下げ、設備投資額を削減するとした。
売上高は前年同期比48.8%減の3899億円。本業のもうけを示す営業損益は1447億円の赤字(前年同期は1288億円の黒字)だった。政府の緊急事態宣言の影響で外出自粛が広がり、ホテルや商業施設の運営も苦戦した。《共同通信》
【プロ野球・30日】
巨人、2年連続のリーグ制覇
セ・リーグは30日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた巨人がヤクルト戦に引き分け、2年連続38度目の優勝を果たした。1リーグ時代の9度を含めると47度目。阪神がDeNA戦に引き分けていたため、巨人が延長十回表を終えて3―3として負けがなくなった時点で、巨人以外のチームに優勝の可能性がなくなった。
昨季から巨人で3度目の指揮を執る原監督にとっては通算9度目の栄冠となった。今季は新型コロナウイルス感染拡大で約3カ月遅れて6月19日に開幕したこともあり、1950年の松竹の11月10日に次ぐ遅い優勝決定となった。
巨3―3ヤ
両チームともに決め手を欠いて引き分けた。巨人は九回2死満塁のサヨナラ機で丸が空振り三振に倒れた。ヤクルトは八回にエスコバーの適時三塁打で追い付く粘りを見せたが、その勢いを勝利に結びつけられなかった。
D3―3神
DeNAが九回2死からロペスの2ランで追い付き、引き分けに持ち込んだ。阪神はガンケルが6回1安打1失点の好投も、抑えのスアレスで逃げ切りに失敗。延長十回は代走熊谷がけん制で刺され、2死満塁で植田が三振に倒れた。
中3―17広
広島が終盤の大量点で1分けを挟み3連勝。2―3の七回に代打鈴木誠の適時打や大盛の2点三塁打などで4点を奪い、逆転した。八回は堂林と鈴木誠の2ランで4点、九回も7点を加えた。中日は救援陣が崩れて4連敗となった。
ロ1―2楽
楽天は1―1に追い付かれた直後の八回に暴投で1点を勝ち越した。岸が8回4安打1失点で10三振を奪い、無傷の6連勝を飾った。九回は松井が締めて今季初セーブ。ロッテは打線が好機を生かせず1点止まりで4連敗を喫した。
日2―3オ
オリックスが逆転勝ちで連敗を4で止めた。1―2の五回に佐野の適時打で追い付き、安達の適時二塁打で勝ち越した。山岡が2失点で今季初完投して4勝目。日本ハムは連勝が3でストップし、今季の負け越しが決まった。
西3―4ソ
ソフトバンクが5連勝。三回に中村晃の適時打で先制、四回に栗原の2ラン、八回に牧原の犠飛で加点した。東浜が8回無失点で自身7連勝の9勝目、森が30セーブ目。西武は九回に中村の2ランなど1点差に迫ったが届かなかった。
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ソフトバンクの周東佑京内野手(24)が連続試合盗塁を13に伸ばし、29日に樹立したばかりのプロ野球記録を更新した。7回1死、左前打で出塁すると、中村晃への3球目に西武バッテリーの警戒網をかいくぐって二盗を決めた。1969年にバート・キャンパネリス(アスレチックス)が樹立したメジャーの12試合連続盗塁も上回り、“世界新記録”を達成した。《スポーツ報知》
【ツイッター】マハティール前首相の投稿を削除
マレーシアのマハティール前首相は30日までに、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を生徒に見せたフランスの中学教員が殺害されたテロ事件を巡り、イスラム教徒は「何百万人ものフランス人を殺す権利がある」との文言を含む文章をツイッターに投稿した。フランスは猛反発し、ツイッターが削除するなど、物議を醸している。
マハティール氏は、フランスのマクロン大統領が事件をイスラム教のせいにしたと非難。フランス製品の不買運動は妥当との考えも示した。
マハティール氏は29日、「他者を尊重」と題した文章を自身のホームページに掲載。ツイッターにも投稿した。《共同通信》
【この日の菅総理】
参院本会議
菅義偉首相は30日の参院本会議で、日本学術会議の新会員候補6人の任命を見送ったことに関連し、東大や京大など「7つの旧帝国大に所属する会員が45%を占めている」とのデータを明らかにした。首相は任命の可否を判断する際、大学や年齢などに偏りがあることを踏まえ、多様性を大切にしたことを重ねて説明した。
共産党の小池晃書記局長の代表質問に答えた。
首相は、旧7帝大以外の会員は国公立大が17%、私立大は24%に止まっていると言及。「産業界に所属している会員や49歳以下の会員はそれぞれ3%に過ぎない」とも強調した。そのうえで、「特定の分野の研究者であることをもって任命を判断したことはない」と語った。
また、首相は観光支援事業「Go To トラベル」に関し、「今後の感染状況、観光需要の回復状況、予算の執行状況を見つつ検討する」と述べ、来年1月末までの期限の延長に前向きな姿勢を示した。
新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた経済対策では、「躊躇なく必要な対策を講じる」と訴えた。首相は令和2年度第3次補正予算案の編成を11月10日の閣議で指示する方向で調整する。《産経新聞》