令和513日目
2020/09/24
この日のできごと(何の日)
【香港】黄之鋒氏逮捕
香港警察は24日、昨年10月の無許可集会に参加したなどとして、公安条例違反(無許可集会参加)と抗議運動の際に顔を隠すことを禁止する「覆面禁止規則」違反の疑いで、著名民主活動家の黄之鋒氏(23)を逮捕した。
24日午後に保釈された黄氏は、記者団に対し、「(当局には)来月1日に予定されているデモを封じたい狙いがある」と述べ、逮捕には、中国の国慶節(建国記念日)に合わせた毎年恒例の民主化要求デモをけん制する圧力だとの見方を強調した。
香港政府は、抗議運動が激化していた昨年10月5日、沈静化を図るために「覆面禁止規則」を施行した。当局は、黄氏が施行当日、マスクをして集会に参加していたとみている。
黄氏は今年8月にも、6月の無許可集会に参加したとして起訴された。《読売新聞》
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【東京株式市場】
24日の東京株式市場は前日の米国株の大幅下落が重しとなり、日経平均株価(225種)は続落した。
終値は前日比258円67銭安の2万3087円82銭。東証株価指数(TOPIX)は17.81ポイント安の1626.44。出来高は約12億4782万株だった。《共同通信》
【JR九州】上場後初の赤字に
JR九州は24日、これまで未定としていた2021年3月期連結決算の業績予想を公表し、純損益が284億円の赤字(前期は314億円の黒字)となる見通しを示した。通期の赤字転落は16年10月の株式上場後で初めて。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による鉄道利用低迷や、ホテルなどのグループ事業の不振が足を引っ張る。
売上高予想は前期比32.6%減の2917億円。鉄道旅客運輸収入は776億円と、国鉄分割民営化に伴う1987年の同社発足後で最低となる見通し。
本業の損益を示す営業損益は323億円の赤字になると予想しており、前期の494億円の黒字から転落する。《共同通信》
【COVID-19】
国内では24日、26都道府県と空港検疫で計485人の新型コロナウイルス感染者が確認された。死者は計12人だった。
東京都内では、新たに195人の感染を確認。1日当たりの感染者数が100人を超えるのは4日ぶりで、直近1週間の平均陽性率は4・0%だった。経路別では職場内での感染が50人、家庭内が33人など。79人は経路不明だった。
大阪府では66人の感染が判明し、13日連続で100人を下回った。感染経路不明者は52人だった。《読売新聞》
【大相撲秋場所】12日目
大相撲秋場所12日目(24日・両国国技館)大関貴景勝は小結遠藤の休場による不戦勝で10勝2敗とし、首位を守った。大関朝乃山は関脇大栄翔を押し倒して9勝目を挙げた。大栄翔は負け越し。
関脇正代は平幕宝富士を寄り切り、2敗をキープした。平幕の2敗同士の対戦は、新入幕の翔猿が若隆景をはたき込んだ。関脇御嶽海は5敗目。
2敗は貴景勝、正代、翔猿の計3人になった。1差で朝乃山、若隆景、阿武咲の3人が追う。十両は千代の国が1敗で単独トップを維持した。《共同通信》
【プロ野球・24日】
楽3―0ロ
楽天が今季初の5連勝を飾った。二回に下妻のプロ初本塁打で1点を先制。三、五回はともに茂木の適時打で加点した。松井は12三振を奪う力投で5回無失点で3勝目。ロッテは打線が再三の好機を生かせず今季初の同一カード3連敗。
西2―12日
日本ハムが今季最多の20安打で12点を奪って大勝した。二回に西川の犠飛で先行すると三回に大田の2点適時打、四回に西川のソロで加点。その後も手を緩めず得点を重ねた。上原が7回2失点で今季初勝利。西武は投手陣が崩れた。
ソ3―3オ
互いに決め手を欠いて延長十回引き分け。オリックスは1―1の五回に若月の適時二塁打などで2点を勝ち越し。ソフトバンクはその裏に中村晃の5号2ランで追いついた。その後は両チームの救援陣が粘って追加点を許さなかった。
【北朝鮮】非武装で漂流の男性を射殺
朝鮮半島西側の黄海で韓国の男性公務員が北朝鮮側に射殺されたことについて、韓国軍関係者は24日、北朝鮮側の海域で漂流していた男性に北朝鮮の船が近づき事情を聴いた後に、22日夜に船上から一方的に銃撃を加えて殺害し、海に油をまいて遺体を焼いたとみられることを明らかにした。
韓国軍は、北朝鮮側が男性が非武装だと確認しながらも新型コロナウイルス流入を警戒して殺害したとみている。
2017年の韓国の文在寅政権発足後、北朝鮮による韓国人殺害が公になったのは初。韓国大統領府は24日、「強く糾弾する」と非難する声明を出した。南北間の緊張が高まるのは必至だ。《共同通信》
【河野太郎行政改革担当相】全府省に印鑑の原則廃止を要請
河野太郎行政改革担当相が24日、行政手続きで印鑑使用を原則廃止するよう全府省に文書で要請した。やむを得ず使用する場合は、9月末までに理由の早急な回答も求めた。河野氏は24日夜のテレビ朝日番組で、デジタル化推進の一環と位置付けた。
文書は河野氏の指示を受けて内閣府が送付。印鑑の使用状況や今後の廃止方針についても全府省に確認している。
番組で河野氏は、押印が必要な手続きは1万件以上存在し、押印をなくせば行政のデジタル化やオンライン化も進むと力説。「後ろに平井卓也デジタル改革担当相が控えている。走り続けないと後ろが詰まってしまう」と今後の改革に意欲を見せた。《共同通信》
【菅義偉首相】韓国・文在寅大統領と電話会談
菅義偉首相は24日、韓国の文在寅大統領と初めて電話会談し、元徴用工訴訟問題などを念頭に「非常に厳しい状況にある両国関係を、このまま放置してはならない」と伝えた。会談後、官邸で記者団に明らかにし「さまざまな問題に関するわが国の一貫した立場に基づき、今後とも韓国に適切な対応を強く求めていきたい」とも強調した。日韓首脳協議は2019年12月に安倍晋三前首相と文氏が中国で日中韓首脳会談に合わせて会談して以来、9カ月ぶり。
会談で菅首相は、建設的な日韓関係に戻すきっかけをつくるよう韓国側に求めた。《共同通信》