令和512日目

2020/09/23

この日のできごと(何の日)

【将棋・藤井聡太二冠】棋聖就位式

将棋の最年少タイトル獲得記録を打ち立てた藤井聡太二冠(18)の棋聖就位式が23日、東京都内のホテルで行われた。6、7月に行われた五番勝負で渡辺明名人(36)を3勝1敗で破って初タイトルを獲得した藤井二冠は「五番勝負を通して多くの得難い経験ができました。この経験をいかして成長できたらと思います」と、緊張した面持ちで謝辞を述べた。

新型コロナウイルス感染症対策で、棋聖就位式はファンを招待せず、主催者や日本将棋連盟関係者に限定して開かれた。藤井二冠の師匠である杉本昌隆八段(51)が登壇し、「藤井聡太君、おめでとう」と声をかけ、花束を渡した。杉本八段は「映画で言えば、29連勝の時は予告編。今回の初タイトルでようやく本編が始まった」とあいさつした。《読売新聞》

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【COVID-19】国内感染新たに219人

23日に国内で確認された新型コロナウイルスの感染者は219人で、今月14日以来、9日ぶりに300人を下回った。連休中に検査数が減り、感染者の減少につながったとみられる。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除く累計は8万人を超え、8万106人となった。死者は東京や愛知など5都府県で計6人だった。

東京都内の新規感染者数は59人で、1日の感染者が60人を下回るのは6月30日(54人)以来。重症患者は前日より2人減の28人だったが、入院患者は26人増え、1258人になった。23日の新規感染者を経路別にみると、病院など施設内の感染が10人と最多で、家庭内が8人などと続いた。新規感染者全体の半数近くの28人は感染経路を特定できていないという。《読売新聞》

【東京株式市場】

連休明け23日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅に反落した。欧州で新型コロナウイルス感染者の増加傾向が明確になり、景気悪化懸念から売りが先行した。午後には日銀による上場投資信託(ETF)の購入観測を背景に買い戻される場面もあった。

終値は連休前の18日に比べ13円81銭安の2万3346円49銭。東証株価指数(TOPIX)は2.17ポイント安の1644.25。出来高は約15億1983万株だった。《共同通信》

【東京都足立区】ガス点検装い30万円奪う

23日午後3時半ごろ、東京都足立区花畑5丁目の団地の一室に男2人がガス点検を装って押し入った。住人の70代男性の両手足を粘着テープで縛り、財布の現金約30万円を奪って逃走した。男性にけがはなかった。

ガス点検業者を名乗る同様の強盗被害は20日以降、東京都東村山市や世田谷区で相次いで確認されており、警視庁が関連を調べている。

竹の塚署によると、足立区の事件では灰色の作業着姿で黒いマスクをした2人が「ガスの検針に来ました」と伝え、男性が開けたドアから侵入した。男性は約1時間半後にテープを自力でほどき110番した。《共同通信》

【大相撲秋場所】11日目

大相撲秋場所11日目(23日・両国国技館)大関貴景勝は平幕宝富士を押し出し、2敗で首位を守った。大関朝乃山は小結隠岐の海を豪快な上手投げで仕留め、勝ち越した。隠岐の海は負け越し。

関脇正代は高安を押し倒して9勝2敗。関脇御嶽海は7勝目を挙げ、小結遠藤は負け越した。

2敗は貴景勝、正代に平幕の若隆景、翔猿の計4人となった。1差で朝乃山、照ノ富士、阿武咲の3人が追う。11日目でトップに4人が並ぶのは2016年名古屋場所以来。十両は千代の国が1敗で単独首位を維持した。《共同通信》

【J1】第18節

明治安田J1第18節(23日・川崎市等々力陸上競技場ほか=9試合)首位川崎は横浜FCを3―2で下し、6連勝で勝ち点を50に伸ばした。横浜FCの元日本代表FW三浦が先発し、53歳6カ月28日のJ1最年長出場記録を樹立した。

3位のFC東京は2位C大阪との上位対決を2―0で制し、勝ち点38とした。C大阪は今季初の連敗で同39のまま。フィンク監督が退任した神戸はイニエスタの今季初ゴールなどで鳥栖に4―3で競り勝ち、8試合ぶりの勝利を挙げた。

鹿島は湘南を下して7連勝。G大阪は名古屋に逆転勝ちした。横浜Mは仙台、浦和は清水、柏は札幌、広島は大分にそれぞれ勝った。《共同通信》

【プロ野球・23日】

ソ5―10オ

オリックスは一回、モヤと太田の連続適時打で2点を先制。二回に伏見が2ラン、四回にはモヤが2ランを放つなど、着実に加点した。田嶋は5回2失点で3勝目。ソフトバンクは今季初の4連敗。先発の武田が3回6失点と崩れた。

楽5―3ロ

楽天が今季初の4連勝を飾った。3―3の七回に浅村の2試合連続となる28号2ランで勝ち越した。涌井が7回3失点で8月19日以来となるリーグトップの9勝目を挙げた。ロッテは唐川が今季18試合目で初めて失点して今季初黒星。

西6―5日

西武は0―3の四回に木村の3ランと柘植の適時打で4点を奪い逆転し、五回に木村の適時打などで2点を加えた。浜屋は六回途中4失点で2勝目。継投でしのぎ増田が21セーブ目。日本ハムはバーヘイゲンが五回途中6失点と崩れた。

中11―5ヤ

中日が今季最長の5連勝とした。三回に高橋の2点打で追い付き、木下拓の遊ゴロの間に勝ち越した。五回は平田、木下拓の連続二塁打で2点。八回はビシエドが満塁本塁打を放った。ヤクルトは山田哲、村上の2ランも実らず3連敗。

神0―4D

DeNAの上茶谷が6安打に抑えて10三振を奪い、昨年6月以来の完封で2勝目。チームの連敗を3で止めて勝率5割復帰に導いた。六回に宮崎の三ゴロで先制点を挙げ、七回はソトが3点本塁打。阪神は青柳の粘りを生かせなかった。

巨7―3広

巨人が4連勝。二回に大城、若林の連続適時二塁打で2点を先制し、三回に坂本の16号ソロと大城の適時打で2点、四回にも2点を加えた。田口は九回途中5安打3失点で、自身3連勝で5勝目。広島は野村が3回4失点と崩れ4連敗。

【ベラルーシ・ルカシェンコ大統領】6期目就任式

ベラルーシのルカシェンコ大統領は23日、首都ミンスクの独立宮殿で6期目の就任式を行った。国営ベルタ通信が報じた。式典は国民への事前予告なしに通常よりも小規模で挙行された。8月の大統領選は不正だと抗議する国民の反発が続く中、大規模デモを警戒したとみられる。

ルカシェンコ氏は就任演説で「ベラルーシでのカラー革命(旧ソ連諸国で相次いだ政権交代の総称)は失敗に終わった」と述べ、正当性を改めて主張した。

国営テレビなどによると、就任式には政府幹部や上下両院議員、地方政府幹部ら約700人が参加。千人以上が出席した15年の5期目に比べ小規模となった。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】「自然エネ普及で脱原発」

日本外国特派員協会で記者会見する立憲民主党の枝野代表=23日午後、東京都千代田区

立憲民主党の枝野幸男代表は23日、日本外国特派員協会で記者会見し、自身が唱える「自然エネルギー立国」の実現により脱原発を達成したいと意欲を示した。「原子力を発電に使わないという方向を、できるだけ早く実現する。自然エネルギー分野を成長させて、国内(需要)の100%に近づける」と述べた。

自然エネルギーはコストや安定供給といった課題を抱えるが「供給量や価格は、時間の問題で解決できる」と断言。技術を発展させ、世界に売り込む考えも示した。使用済み核燃料の処分や廃炉、立地地域の雇用など脱原発の課題を挙げ「正面から向き合い、解決へ努力したい」と強調した。《共同通信》

【大阪市・松井一郎市長】「都構想」否決なら引退

松井一郎大阪市長は23日、日本記者クラブで会見し、「大阪都構想」が11月1日の市民対象の住民投票で否決された場合、2023年4月までの任期を終えた上で政治家を引退すると明言した。「任期はしっかり務める。勝つためにやっているが、負けたら政治家として終了だ」と述べた。

一方、同席した吉村洋文大阪府知事は「否決されたから辞めるとは考えていない。進退を絡めるとある意味、信任投票になる。冷静に大阪の未来を考えて投票していただくのが適切ではないかと思う」と述べた。

都構想の住民投票は15年に続いて2度目。《共同通信》

【政府】デジタル改革関係閣僚会議

政府は23日、菅義偉首相をはじめ政権の全閣僚が出席した「デジタル改革関係閣僚会議」の初会合を首相官邸で開き、デジタル庁新設構想の加速に向けて連携することで一致した。スピードを重視し、デジタル化の利便性を実感してもらう狙いだが、押印や対面主義の見直しといった行政手続き簡素化も不可欠で、実効性確保には規制改革の成否が鍵を握りそうだ。

オンラインの教育や診療は、以前から必要性を指摘する声があったが、各省庁が慎重姿勢を示すなどして見直しが停滞していた。新型コロナを受けてあいた風穴を恒久化し、さらに広げられるかどうかが課題だ。《共同通信》

【この日の菅義偉総理】

小池知事と会談

東京都の小池百合子知事は23日、新内閣発足後初めて首相官邸で菅首相と会談し、新型コロナウイルス対策や来夏に延期された東京五輪・パラリンピックの開催に向け、政府と都が連携を強化することを確認した。

会談冒頭、小池知事が「新型コロナ対策や東京五輪の開催は大きな課題。国と連携して進めていきたい」と話すと、菅首相も「私も全く同じ気持ちだ」と同調した。新型コロナ対応などを巡って溝が指摘されている2人だが、拳を合わせる「グータッチ」を笑顔でして見せ、良好な関係をアピールした。

会談では、新型コロナ対策や東京五輪の開催のほか、菅首相が「デジタル庁」を新設して推進しようとしている行政サービスのデジタル化についても、政府と都が連携して進めることを確認。会談終了後、小池知事は記者団に「国と都が連携して国益と都民の利便性に資するという点で、考え方は一致している」と語った。

この会談は、自民党の二階幹事長が仲介して実現したという。《読売新聞》

IOC会長と電話会談

菅義偉首相は23日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話会談した。来年夏の東京五輪・パラリンピックの成功に向け緊密に協力していくことを確認した。バッハ氏は近く来日する意向を示し、2人で世界各国のアスリートらにメッセージを発出することで一致した。首相就任後、両氏が電話協議するのは初めて。

会談は約15分間。首相は「安心・安全な大会開催を目指し、引き続き協力したい」と述べた。大会開催へ、東京都や大会組織委員会と新型コロナウイルス対策を検討する調整会議を発足させたことも説明した。バッハ氏から首相就任の祝いの言葉もあった。《共同通信》

就任から1週間

菅義偉首相は23日、就任から同日で1週間となったことについて、これまで各閣僚に相次ぎ指示を下した経緯を説明した上で「アンテナを高くし、スピード感を持って国民の皆さんの期待に応えたい」と語った。官邸で記者団の質問に答えた。

首相は就任時の記者会見で「役所の縦割り」や「あしき前例主義の打破」を約束したことに触れ、「約束を守るため」として担当閣僚に指示したと説明した。具体的には新型コロナウイルス対策、経済対策、デジタル庁設置、不妊治療の保険適用を挙げ、自身が掲げる「国民のために働く内閣」をアピールした。

また、トランプ米大統領やドイツのメルケル首相ら各国首脳と電話会談をこなしている外交については「手応えを感じている」と語った。《産経新聞》

【米・ポンペオ国務長官】「中国政府が全米で工作」

米国のポンペオ国務長官は23日、ウィスコンシン州マディソンの州議会で演説し、「中国共産党は州や地方の当局者らを狙ってスパイ活動を行っている」と語った。中国政府が全米で工作を繰り返しているとし、地方自治体に警戒を求めた。

ポンペオ氏は演説で、在シカゴ中国総領事館からウィスコンシン州議会議員に対し、新型コロナウイルスに対する中国の対応を称賛する決議を可決するよう求めるメールが送られたと述べ、「中国共産党は全米各州で同様の宣伝工作を行っている」と断じた。

ポンペオ氏は「中国共産党は『協力』の名の下に友好的な言葉を使ってくるが、その陰で米国の資産を盗み続けてきた」とし、「中国の外交官が近づくのは協力や友好の精神からではないだろう」と述べた。

中国共産党の傘下にある交流団体などが、地方の政治家や報道機関、経済団体、学校を狙って影響力を行使しようとしているとの見方も示した。米国務省は、こうした工作に対する規制を検討しているという。

ポンペオ氏はまた、「中国政府が覇権を握る運命にあるとの見方を拒否する。上意下達の全体主義体制は米国民の創造性や意志、力に決してかなわない」と語り、中国をけん制した。《読売新聞》



9月23日 その日のできごと(何の日)