平成4252日目

2000/08/29

【三宅島・雄山】大規模噴火、小中生ほぼ全員が島外避難

伊豆諸島・三宅島の雄山が29日午前4時35分ごろ、噴火した。三宅島測候所などによると、黒灰色の噴煙は高さ5000メートル以上、白色の部分は約8000メートルに達し、噴煙の高さでは一連の活動で18日の噴火に次ぐ2番目の規模となった。同観測所は臨時火山情報を出し警戒を呼び掛けた。

伊豆諸島・三宅島で29日に起きた大規模な噴火で気象庁は、地面をはうような噴煙が島の北側の神着地区に流れ、島の外周の道路付近に達したのを現地入りした研究者らが目撃していたとして、同日午後「低音で勢いのない火砕流が発生した可能性がある」と発表した。

三宅村は同日午後3時すぎ、島に残っていた小中高生と教員を定期船で集団避難させ午後9時20分すぎ、東京港の竹芝桟橋に到着した。当初31日に予定していた避難を繰り上げた。避難した児童、生徒は136人で、教職員94人も同行。同夜は係留された船中で宿泊し、大半は30日、東京都あきる野市の都立秋川高校に向かう。

火砕流とみられる現象について専門家は「噴出物が地下水などで湿っているため、高温の火砕流にならなかったとみられ、流れ落ちる速度も遅かった」としている。

東京都の石原慎太郎知事は海上自衛隊に災害派遣を要請、緊急時の島民避難に備え船舶の洋上待機などを要請。政府は29日、扇千景国土庁長官を本部長とする非常災害対策本部を設置、来週中にも「政府現地対策チーム」を派遣する。《共同通信》




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【長野県知事選】田中康夫氏、出馬を決意

10月15日投票の長野県知事選に地元財界などから出馬を要請されていた作家の田中康夫氏(44)が29日、共同通信の取材に対し「長野県民の皆さんと一緒にやっていく覚悟が固まった」と述べ、立候補する方針を明らかにした。同氏は9月上旬に正式立候補するという。

長野県立松本深志高出身の田中氏は一橋大学在学中に小説「なんとなくクリスタル」で作家デビュー。阪神大震災などのボランティア活動などでも知られている。

吉村午良知事(74)の引退を受けて「民間人の知事を」との声が上がり、田中氏の名前が浮上、動向が注目されていた。《共同通信》

【油回収船・海翔丸】完成

海上の原油流出事故に備えて建造されていた国内最大級の油回収船「海翔丸」(4663トン)が完成し29日、東京港で関係者や報道陣に公開された。平成9年のロシアタンカー「ナホトカ」の重油流出事故をきっかけに、運輸省が63億円をかけて建造した。

同省によると、海翔丸は船体両側の油回収装置に加え、全国で初めて船から海に投げ入れて使う回収装置も装備し、作業効率を向上させた。

緊急時以外は関門海峡のしゅんせつ船として使われる計画で、北九州市の運輸省関門航路工事事務所に配属されて性能試験などの後、11月から稼働する。《共同通信》

【河野洋平外相】中国・江沢民国家主席と会談

中国を訪問中の河野洋平外相は29日夕、北京市内で江沢民国家主席、銭其琛副首相とそれぞれ会談した。

銭副首相は朝鮮半島情勢に関連して、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)みミサイルを放棄させるのは難しいとしながらも「北朝鮮もこれ(ミサイル発射など)をやれば問題が解決できないことは分かっている」と述べ、ミサイル発射凍結の姿勢を維持するとの見方を示した。韓国と北朝鮮の南北対話には時間が必要との認識を示した。

一方、江主席は日中関係は「楽観主義でいける」と主張。関係強化・発展に向け①国連ミレニアムサミットの際に森喜朗首相と首脳会談を行う②10月の朱鎔基首相の日本訪問を成功させる−ことで河野外相と一致した。《共同通信》

【森喜朗首相】「政権に恋々としない」

森喜朗首相は29日夜、都内のホテルで開かれた国会議員や財界人の懇談会「自由社会研究会」に出席した。

参加者によると、首相は現在の心境として「政権に恋々としない。図らずも小渕恵三前首相の後を引き継ぎ、彼の志を遂げさせたいと思っている。後は出たい人が出て、みんなが支持するならそれでいい」などと語った。さらに「政権維持のために何でもありではない」とも述べ、情報技術(IT)革命に対応した政策遂行などに努める考えを示したという。

この日の会合には宮澤喜一蔵相、三塚博元蔵相、豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長らが主席した。《共同通信》

【米・クリントン大統領】エジプト・ムバラク大統領と会談

クリントン米大統領は29日朝(日本時間同日午後)、カイロに到着後、エジプトのムバラク大統領と会談し、イスラエルとパレスチナ自治政府の恒久的地位交渉の最終合意期限が9月13日に迫る中で、行き詰まった和平交渉の打開策を話し合った。

空港での会談は約1時間45分で終了、クリントン大統領は帰国の途に就いた。

会談に同席したエジプトのムーサ外相は、クリントン大統領からは新提案はなかったとしながらも「さまざまな方策や提案がある」と指摘、数日中に進展があり得るとの見方を示した。

会談開始を前にクリントン大統領は記者団に「交渉の時間は少ないと思う」と述べるとともに、ムバラク大統領は重要な役割を果たしていると指摘した。ムバラク大統領は「われわれは解決策を見いだすため、最善の努力をしている。9月までにそれを終えることを希望する」と語った。

【この日の民主党】

羽田幹事長が北方領土から帰還

首相経験者として初めて北方領土の国後、色丹両党を訪問していた羽田孜幹事長は29日午後、専用船で北海道・根室港に戻った。《民主党ニュース》



8月29日 その日のできごと(何の日)