令和508日目

2020/09/19

この日のできごと(何の日)

【台湾・李登輝元総統】告別式

台湾の李登輝元総統の告別追悼礼拝(告別式)が19日、北部・新北市内にあるキリスト教系の真理大学の礼拝堂で行われた。蔡英文総統や頼清徳副総統ら台湾の要人のほか、森喜朗元首相や古屋圭司・日華議員懇談会会長、米国のクラック国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)ら約800人が参列。告別式に先立ち、蔡氏は李氏に対し、国家への功労者に贈る「褒揚令」を授与した。

李氏の母校である淡江中学には分会場が設けられ、一般市民も参加。同日早朝から、真理大学付近では交通規制が行われた。

日本統治時代の台湾に生まれ、京都帝大で学んだ李氏は台湾大教授から政界入りし、1988年から2000年まで約12年間、総統を務めた。中国大陸由来の中国国民党政権による一党独裁体制を内側から変革し、「台湾民主化の父」と呼ばれた。流暢な日本語と親日的な言動で、日本人に親しまれた。

今年7月30日に多臓器不全などのため97歳で死去した。遺骨は来月7日、新北市の五指山にある国軍墓地に納められる。《産経新聞》

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【COVID-19】

国内感染新たに601人

国内で19日に確認された新型コロナウイルスの感染者は、26都道府県と空港検疫で601人だった。死者は大阪府と埼玉、愛知両県で計4人だった。

東京都の新規感染者は、218人。1日当たりの感染者が200人を上回るのは、2日連続だ。都によると、このうち感染経路が特定できていない人は6割近い127人。重症患者は前日より1人減って25人となった。直近1週間の平均陽性率は、0・2ポイント減って3・7%だった。

大阪府では81人の感染が確認され、府内の感染者は累計1万人を超えた。

横浜市は、13日に亡くなった後に陽性と判定された80歳代の男性について、その後の検査で陰性が判明したと発表。神奈川県の累計の死者数は1人減った。《読売新聞》

4連休の初日となる19日、羽田空港では地方に向かう家族連れの旅行客の姿が多くみられた。全日空によると、4連休の国内線予約数は1日平均6万9千人。19日は8万7千人で2月28日以来の水準となった。日航も19日の予約数が約8万人に上った。新幹線など鉄道も好転の兆しが見え、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ需要は緩やかな回復傾向にある。

羽田空港第2ターミナルの保安検査場前には19日朝から、長蛇の列ができていた。「最後尾」と書かれたプラカードを持つ地上スタッフの姿も。沖縄県に家族で旅行する30代女性は「感染症対策をしっかりして楽しみたい」と話した。《共同通信》

4連休初日の19日、政府によるイベント入場制限が緩和され、各地でプロ野球やサッカーのJリーグがこれまでの観客上限5千人を撤廃して開催された。横浜スタジアムで行われたプロ野球のDeNA―巨人は1万3106人を動員。新型コロナウイルス感染拡大以降、国内スポーツで観客が1万人を超えたのは初めてで、会場周辺にもにぎわいが戻った。

今回の緩和でプロスポーツは会場収容人数の50%まで動員が認められた。会場ごとの観客上限の設定は主催チームに任されている。Jリーグでは、愛知・豊田スタジアムでの名古屋―神戸が上限を1万2500人に設定して実施した。《共同通信》

【はとバス】60台で巨大迷路

4連休の初日となった19日、バスツアー大手「はとバス」(東京都大田区)の車庫に、60台の観光バスを並べて作った縦横約50メートルの巨大迷路がお目見えした。22日まで、ツアーに申し込んだ客が参加できる。

同社によると、新型コロナウイルスの影響で今月は平日1台、土日祝日は3台しか稼働していなかった。だが、10月1日から政府の観光支援策「Go To トラベル」に東京都発着の旅行が追加される見通しとなり、担当者は「徐々に稼働していくと思う。(巨大迷路は)今しかできない体験です」と話していた。

家族と参加した東京都葛飾区の会社員(38)は「ゴールがなかなか見つからなくて難しかった。最近は子供たちをどこにも連れて行けなかったので、バスにも乗れて良かった」と笑顔を見せた。《読売新聞》

【大相撲秋場所】7日目

大相撲秋場所7日目(19日・両国国技館)大関陣は、貴景勝が激しい攻防から豊山を押し出して1敗を守り、朝乃山は照強を押し出して初めて白星を先行させた。

3関脇はそろって黒星。正代は小結隠岐の海に突き落とされ2敗に後退した。御嶽海は玉鷲の押しに屈し4勝3敗。大栄翔は栃ノ心に寄り切られ、5敗となった。

1敗でトップに並ぶのは貴景勝、新入幕の翔猿、入幕2場所目の琴勝峰。2敗は正代、先場所優勝の照ノ富士ら9人となった。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第17節第1日(19日・ヤンマースタジアム長居ほか=6試合)2位のC大阪は鹿島に1―2で敗れて7連勝を逃し、勝ち点を39から上積みできなかった。鹿島は6連勝。

名古屋は金崎が2度のPKを決めて神戸に2―1で逆転勝ちし、鹿島と同じ勝ち点30。G大阪は渡辺のゴールで札幌に1―0で競り勝ち、7連敗中だった清水は湘南に3―0で勝って最下位を脱した。横浜Mは鳥栖に快勝し、柏―広島は引き分けた。《共同通信》

【プロ野球・19日】

ソ1―3楽

楽天が勝率5割に復帰。1―1の七回に浅村の適時打で勝ち越し、九回は茂木の適時打で加点した。プロ初登板の滝中が六回途中1失点と試合をつくり、酒居が3勝目。九回はブセニッツが締めた。ソフトバンクは連勝が3で止まった。

オ6―3西

オリックスは山崎福がテンポ良く、7回を源田の犠飛による1点に抑え、8月6日以来の3勝目を挙げた。1―1の六回にロドリゲスの2点二塁打と暴投で3点を勝ち越し、七回は失策に乗じて加点。西武は拙攻続きで3連敗となった。

日3―1ロ

日本ハムが接戦を制した。一回に中田の犠飛で先取点を挙げ、六回に代打大田の適時打に失策が絡んで2点を加えた。有原は8回を投げて単打のみの5安打に抑え無失点で5勝目。ロッテは九回に1点を返すのが精いっぱいだった。

ヤ2―3広

広島が競り勝った。1―2の八回に堂林の13号ソロで追い付き、延長十回2死二、三塁で大盛の適時内野安打で勝ち越した。3番手のフランスアが2勝目。ヤクルトは二回に坂口の2ランで逆転したが逃げ切れず連勝が3で止まった。

D7―1巨

DeNAが快勝した。一回に佐野の適時打で先制。三回に梶谷、ソトの2者連続ソロで加点し、七回に梶谷と佐野の2ランで4点を奪って突き放した。浜口が六回途中1失点で5勝目。巨人は零敗を免れるのがやっとで3連敗を喫した。

中4―1神

中日が連敗を3で、阪神戦の連敗も5で止めた。四回に阿部の3ランで先制し、七回も加点。福谷が七回途中で負傷降板するまで無失点と好投し、4勝目。阪神は秋山が自身の2失策で崩れ、打線も九回に1点を返したが及ばなかった。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】「デジタル化は後ろ向き」

立憲民主党の枝野幸男代表は19日、千葉県柏市で街頭演説し、デジタル化の推進を掲げる菅義偉首相を批判した。立民は次期衆院選で「自然エネルギー立国」を政策の柱に据えるとして「首相は取って付けたようにデジタル化なんて言いだした。この国は後ろ向きのデジタルではなく、前向きの自然エネルギーで食っていこう」と訴えた。

旧国民民主党などと合流して以降、初の地方遊説で菅政権との違いをアピールした形だ。枝野氏はデジタル化政策に関し「世界から遅れている分を追い付くだけだ。日本の未来を輝かせることはできない」と断じた。「日本を自然エネルギーで回っていく国にしよう」と強調した。《共同通信》

立憲民主党千葉県連は19日午後、枝野幸男代表を柏市に迎え、新党発足後初めてとなる街頭演説会を開催しました。

枝野代表はまず、地元千葉8区から衆院選に出馬する本庄知史を「期待の新人。岡田克也元副総理の秘書を長くつとめた」と紹介しました。その岡田議員がかつて、野党第一党の代表は次の総理になる重大で、相応の準備が必要な立場だとの認識を示したことに触れ、「私はいま、その重大な立場になった」と政権交代への決意を示しました。

新しい綱領は「新自由主義社会から抜け出し、競争ばかりするのでなく、役所を小さくしていくことはやめる」ことが示されており、自民党政権と何が違うかを明確にしたと説明しました。菅総理は、「自助、共助、公助、絆と言っているが、政治が自助と言ってはならない。東日本大震災の時もそうだったが、自分の力ではどうにもならない時、隣人同士の共助でもどうにもならない時がある。政治は、いざという時に、命と暮らしを守るもの。支え合う社会、機能する社会をつくりましょう」と訴えました。

景気が悪化し、経済状況がますます厳しくなる中で、消費の喚起が必要だとし、(1)緊急措置として、中間所得層の所得税を1,2年間限定で免除、低所得層への現金給付、消費税の期間を区切った減税をおこなう(2)中期的にベーシックサービスとして医療、介護、保育、障害福祉等を充実させ、その分野で働く人の賃金・処遇を引き上げる(3)自然エネルギー立国を目指し、経済をけん引する−と政策の柱を説明しました。日本は、太陽、風、水、波、地熱、バイオマスといった自然エネルギー資源に富んでいて、それを活用する技術もあるとし、21世紀は世界の国々で自然エネルギーが求められているので、日本が世界をリードし、皆を幸せにできると主張しました。

16日の国会での首相選挙で党派を超えた支持を得られたことをあげ、「私は立憲民主党の代表としてだけではなく、今の政治をどうにかなくてはいけない人たちの代表として、全力で走っていく」と表明しました。「政治の主役は皆さんお一人ひとり。一緒に日本の新しい時代の扉を開けていきましょう」と呼びかけ、演説を締めくくりました。《立憲民主党》

【タイ・バンコク】反政府集会

タイの首都バンコクで19日、学生グループが主催する反政府集会が開かれた。主催者によると、少なくとも5万人以上が参加し、2014年のクーデター以降、最大規模となった。20日午前まで続く予定。集会は「権力を国民に返せ」と銘打たれ、絶対的権威を持つ王室の改革を再び求めた。

学生らはタマサート大のキャンパスで気勢を上げた後、近くの王宮前広場に移動。軍政の流れをくむプラユット政権の退陣のほか、軍の政治的影響力を保障する現行憲法の改正を要求した。政府は警官1万人を動員し、プラウィット副首相が指揮を執る厳戒態勢を敷いた。《共同通信》

【河野太郎沖縄北方担当相】沖縄訪問

河野太郎沖縄北方担当相は19日、就任4日目で早くも沖縄県を訪問し、玉城デニー知事と会談した。

河野氏はこの日、沖縄のかりゆしウエアを着て玉城氏との会談にのぞんだ。最初に玉城氏が「本県経済はかつてない危機に直面している」とし、新型コロナウイルス感染拡大による影響などを説明。その上で(1)3千億円台の沖縄振興予算の確保(2)米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設断念(3)尖閣諸島(石垣市)周辺の安全確保-など19項目にわたる要望書を提出した。

これに対し河野氏は、「いままで外相、防衛相として沖縄と接点を持ってきたが、今度は経済を中心に、内政面でいかにサポートしていくかが私の仕事。要望書をしっかり読ませていただく」と述べた。

会談に先立ち、河野氏は沖縄戦で最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園を訪れ、国立沖縄戦没者墓苑を参拝した。夕方には赤嶺昇県議会議長らと会談。最後に記者団の質問に応じ、「県としっかり相談し、スピード感をもって動いていきたい」と意欲をみせた。《産経新聞》

【安倍晋三前首相】靖国神社を参拝

自民党の安倍晋三前首相は19日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。同日、自身のツイッターで明らかにした。首相在任中は対外関係への影響を考慮して控えてきたが、退任に伴って約7年ぶりに参拝した。

安倍氏の靖国参拝は、首相在任中の2013年12月以来となる。ツイッターには黒色のモーニング姿で参拝した写真を添え、「内閣総理大臣を退任したことをご英霊にご報告いたしました」と書き込んだ。

党内の保守派は首相退任から3日での参拝を歓迎している。安倍氏に近い衛藤晟一・前少子化相は同日、記者団に「非常に重たく、素晴らしい判断をされた」と強調した。岸田文雄・前政調会長も、千葉市で記者団に「(参拝は)心の問題であり、外交問題化する話ではない」と述べた。

13年の参拝時には中国や韓国が反発し、当時の米政府も「失望」を表明。それ以降、安倍氏は春と秋の例大祭などに合わせ、私費で玉串料や真榊を奉納するだけにとどめていた。《読売新聞》

【斎藤洋介さん】死去

名脇役として映画やテレビドラマで活躍した俳優の斎藤洋介さんが19日午後、咽頭がんのため東京都内の病院で死去した。69歳。名古屋市出身。葬儀は家族葬を行う。

1979年にNHKドラマ「男たちの旅路」でデビュー。映画「ヒポクラテスたち」、NHK大河ドラマ「功名が辻」、テレビドラマ「ドラゴン桜」など数多くの作品に出演し、存在感のある俳優として人気を集めた。

映画やドラマだけでなく、バラエティー番組にも活躍の場を広げた。《共同通信》



9月19日 その日のできごと(何の日)