令和214日目

2019/11/30

この日のできごと(何の日)

【相模鉄道、JR東日本】相互直通運転開始

相模鉄道(横浜市西区)とJR東日本(東京都)は30日、直通線の運行を始めた。相鉄の海老名駅とJR新宿駅を乗り換えなしで1日46往復し、横浜西部や県央部と東京都心との交通利便性を向上させる。二俣川-新宿は最短44分となり、横浜駅を経由する従来より15分ほど短縮される。

相鉄が都心に乗り入れるのは、1917年のグループ創立以来初めて。海老名駅では同日早朝、JR新宿駅に乗り入れる1番列車の出発式が行われ、千原広司社長は「念願の開業を迎えることができた。沿線の生活が変わり、地域社会の発展につながると確信している」とあいさつした。早朝の駅には鉄道ファンらの姿も目立った。

相鉄・JR直通線は、相鉄本線西谷駅で分岐し、新設した羽沢横浜国大駅からJR武蔵小杉に乗り入れ、渋谷などを経由して新宿駅まで運行する。通勤通学ラッシュ時は1時間に4本ペースで走り、一部は埼玉方面まで直通する。相鉄は直通線用に濃紺の車両12000系を導入した。《神奈川新聞》

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【大船渡高・佐々木朗希投手】ロッテ入団決定

ロッテからドラフト1位指名された岩手・大船渡高の佐々木朗希投手(18)=190センチ、85キロ、右投げ右打ち=の入団が30日、決まった。岩手県大船渡市内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円の最高条件で合意。背番号は17に決まり「チームとしては日本一、個人としては沢村賞を目指す」と意気込みを語った。

球団から最速163キロの速球を170キロにしてほしいと期待され17番をもらった。同じ岩手県出身でエンゼルスの大谷翔平は日本ハム時代にプロ野球最速の165キロを記録し、エンゼルスで17番を着けている。(金額は推定)《共同通信》

【J1】

明治安田J1第33節(30日・川崎市等々力陸上競技場ほか=9試合)首位横浜Mが勝ち、2位のFC東京が引き分けたため、優勝争いは12月7日の最終節の直接対決にもつれ込んだ。横浜Mは川崎を4―1で下し、6連勝で勝ち点67。FC東京は浦和と1―1で同64。得失点差で横浜Mが7点上回り、FC東京の逆転優勝には4点差以上の勝利が必要になる。

松本はG大阪に1―4で敗れて最下位に転落し、1年での降格が決定。磐田は名古屋に2―1で勝ったが、17位で5年ぶりのJ2が決まった。

神戸に敗れた3位の鹿島は優勝争いから脱落した。《共同通信》

【日本、インド】初の戦闘機訓練へ

インド訪問中の茂木敏充外相と河野太郎防衛相は30日、ニューデリーで初の日印外務・防衛閣僚協議(2プラス2)に臨んだ。航空自衛隊とインド空軍の戦闘機訓練を日本で開催する方針で一致。中国の海洋進出をにらみ、安全保障協力の戦略的深化を図る。自衛隊とインド軍が物資や役務を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉加速も確認した。

共同声明は「自由で開かれ、包摂的で法の支配に基づいたインド太平洋のビジョンを共有する」と明記。安倍首相が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想を踏まえ、公海での「航行の自由」や「上空飛行の自由」を重視した。《共同通信》

【北朝鮮】安倍首相を名指しして非難

北朝鮮は30日、外務省日本担当副局長の談話で、28日に試射した「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」を弾道ミサイルと断言した安倍晋三首相を名指しで非難し、「安倍は本物の弾道ミサイルが何なのか遠からず、極めて間近で見ることもあり得る」と警告した。朝鮮中央通信が報じた。

談話は、安倍首相を放射砲とミサイルを区別できない「唯一無二の愚か者」と批判し、首相が無条件の日朝首脳会談を呼び掛けていることを念頭に「最初から永遠に向き合わないのが上策との考えが日々固まっていく」と突き放した。

トランプ米大統領が北朝鮮の相次ぐミサイル発射を問題視しない姿勢を続ける中、自国の新兵器実験を正当化した形だ。日本を標的にした中距離弾道ミサイルなどの発射を示唆し、日本に加え、非核化協議で譲歩しないトランプ政権を牽制する狙いもありそうだ。

日米は、超大型放射砲を軌道などから弾道ミサイルと分析。韓国の情報機関、国家情報院も29日に国会で「弾道ミサイル技術を組み合わせたもの」との見解を示した。国連安全保障理事会決議は北朝鮮による弾道ミサイル技術を使ったあらゆる発射を禁じている。《産経新聞》

【新国立競技場】完成

2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場が30日、完成した。建設費の膨張で当初案が白紙撤回されるなどの混乱を経て、36カ月の工期が終了。56年ぶりに東京で開かれるスポーツの祭典の舞台が整った。整備費は1569億円。東京大会では開閉会式と陸上の他、五輪のサッカーの会場となる。

工事を担った大成建設などの共同企業体(JV)が同日、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)に引き渡した。今後の名称は「国立競技場」となる。設計には建築家の隈研吾氏らが携わった。木と緑にあふれた「杜のスタジアム」をコンセプトに、緑豊かな明治神宮外苑の景観に配慮して高さは約47メートルに抑えた。ドーナツ形の屋根部分には国産木材を活用し、コンコースや競技場の周辺は約4万7千本の植栽が施された。

12月21日にオープニングイベントを開催し、スポーツでは来年1月1日のサッカー天皇杯全日本選手権の決勝が最初の大会となる。《産経新聞》

【皇嗣殿下】54歳に

秋篠宮さまは30日、54歳の誕生日を迎え、これに先立ち赤坂御用地(東京都港区)内の赤坂東邸で記者会見に臨まれた。5月の天皇の代替わりに伴い、皇太子待遇の皇嗣(こうし)となったことについて「私自身は個体としてずっと連続している。ただ、少しずつ進歩していくことは大事なことで、一つ一つ進めていければ良い」と抱負を語られた。

秋篠宮さまは、即位関係儀式の即位の礼や大嘗祭(だいじょうさい)に皇嗣として臨んだ感想を「前回(平成時)は私の隣に今の陛下がおられて、所作が分からなければ隣を見ていればいいという感じがあった。今回は、他の参列者は私に合わせるだろうと。少し緊張しましたね」と立場の違いをユーモアを交えて語られた。

昨年の誕生日会見では大嘗祭への公費支出を疑問視する発言をされ、議論を呼んだ。今年の記者会見では「昨年お話しした時と気持ちは変わりません」と述べるにとどめられた。

長女眞子さま(28)と小室圭さんの結婚については、現状では婚約は難しいとした昨年の発言を踏まえ、「変わっておりません」と話された。2020年に延期すると公表してから来年2月で2年になることに合わせ、「何らかのことは発表する必要がある」との考えを示された。眞子さまとは「結婚について話をする機会はありません」とし、小室家とも連絡を取っていないことを明らかにされた。

お茶の水女子大付属中1年の長男悠仁さま(13)の教育方針を巡っては、日本各地の文化や自然環境を知ることが将来的に有意義として「国内のいろいろな場所を訪ねてほしい」と語られた。《読売新聞》



11月30日 その日のできごと(何の日)