令和58日目

2019/06/27

この日のできごと(何の日)

【安倍晋三首相】中国・習近平国家主席と会談

安倍晋三首相は27日夜、大阪市内のホテルで、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)出席のため来日した中国の習近平国家主席と会談した。安倍首相は「習主席と手を携えて日中新時代を切り開いていきたい」と述べ、来春に国賓として再来日するよう求めた。習氏は「温かいご招待に感謝する」と応じる考えを示した。習氏は、今月、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談した際、金氏に日本人拉致問題に関する安倍首相の考えを伝えたことを明らかにした。


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習氏の来日は国家副主席当時の2009年12月以来で、13年の国家主席就任後は初めて。中国国家主席の来日は10年11月の胡錦濤氏以来約9年ぶり。両首脳は日中関係が「完全に正常な軌道に戻った」ことを再確認し、さらなる関係の発展を図ることで一致した。《産経新聞》

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【G20・大阪サミット】市内で大規模な交通規制


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G20首脳会議に向け、大阪市内などでは27日朝、各国首脳らの移動に伴う大規模な交通規制が始まった。阪神高速道路では午前6時、環状線など計10路線(約160キロ)の入り口が一斉に封鎖されて、通行止めとなった。主会場がある人工島・咲洲(住之江区)や関西空港などでは、警戒が強化されて全車両への検問も始まった。

大阪府警は阪神高速の一部の通行止めに加え、首脳らが関西空港に到着後、市内のホテルに向かうなどしたため、ホテル周辺の一般道でも規制を実施。こうした規制の影響で、渋滞の発生が懸念されていたが、府内の渋滞は27日午前0時~同8時、高速道路で2地点(1週間前の同時間帯23地点)、一般道で6地点(同27地点)と普段より発生は少なかった。27日の交通規制は午後10時頃まで続く見込み。《読売新聞》

【G20・大阪サミット】レセプション

サミットを前に、各国の代表団をもてなすレセプションが27日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で開かれた。大阪府や市、関西広域連合、地元経済界による協議会の主催で、各国や国際機関の代表団約90人のほか、多くの国内の政財界関係者が参加した。

主催者代表として吉村洋文・大阪府知事は「大阪の技術や文化を紹介したい。準備を進めている2025年大阪・関西万博では、人類の課題の解決を目指したい」とあいさつ。河野太郎外相も登壇し、「この2日間、世界経済の成長や気候変動で議論がされる。大阪の魅力を楽しんでほしい」と各国の代表団らを歓迎した。

レセプションでは大阪万博のPR映像が流れたほか、大阪府立今宮高校ダンス部がパフォーマンスを披露。また、和歌山大発のベンチャー企業が手がけたパワーアシストスーツなど、関西ゆかりの企業の技術力もアピールされた。

会場では関西の食材を使った料理や和食などが提供され、各国代表団が楽しんだ。《産経新聞》

【韓国・文在寅大統領】在日同胞と晩餐会

サミットに合わせて来日した韓国の文在寅大統領は27日、大阪市内で在日同胞との晩餐会を開いた。いわゆる徴用工問題などをめぐって日韓関係は戦後最悪といわれる状況に陥っているが、出席者によると文氏は「韓日は最も重要で最も近くにある国。難しい問題があるが、両国政府が知恵を出し合えば克服できる」と述べた。今回の訪日で日韓会談が開かれないことへの言及はなかったという。

韓国大統領が大阪に複数日滞在するのは約20年ぶりで、文氏が在日同胞と懇談するのは就任後初めて。関係者によると、招待されたのは、在日本大韓民国民団(民団)の幹部や韓国人経済人、有識者ら約400人。民団大阪府本部の呉龍浩団長は終了後に取材に応じ、歓迎のあいさつで、現在の日韓関係悪化が同胞の生活に大きな影響があると指摘したと明かした。文氏は真剣な表情でうなずいていたといい、呉氏は「大統領は具体的問題には触れなかったが、日韓関係に神経を使っていると感じた」と振り返った。《産経新聞》

【安倍晋三首相】印・豪首脳らと個別に会談

安倍晋三首相は27日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席するため来日したインドのモディ首相やオーストラリアのモリソン首相ら各国の首脳と相次いで個別に会談した。一連の会談では、28日に開幕するサミットの成功に向けて緊密に協力していくことを確認した。

安倍首相はモディ氏との会談で、中国の海洋進出を念頭に提唱している「自由で開かれたインド太平洋」構想の進展に向け、日印の外務・防衛閣僚級協議「2プラス2」の早期開催に意欲を表明した。また、「海上自衛隊の救難飛行艇『US‐2』を含む防衛・安保協力の具体化を進めたい」と述べ、インドへのUS‐2輸出交渉を加速させたい考えを示した。

オーストラリアのモリソン首相との会談では、「豪州との特別な戦略的パートナーシップを力強く前に進めたい」と強調。モリソン氏は「日本のG20を全ての方法で支援する」と語った。

安倍首相は27日午前、政府専用機で羽田空港から大阪空港に到着。エジプトのシーシー大統領やセネガルのサル大統領、シンガポールのリー・シェンロン首相らとも短時間会談した。《産経新聞》

【米・トランプ大統領】伊丹空港に到着


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大阪市で28、29日に開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に参加する米国のトランプ大統領が27日夜、大阪(伊丹)空港に到着した。

トランプ氏は午後6時45分ごろ到着。大統領専用機「エアフォースワン」から傘を右手に姿を現したトランプ氏は、左手を軽く挙げた後、ゆっくりとした足取りでタラップを下りた。

出迎えには河野太郎外相や松井一郎大阪市長らが駆けつけた。トランプ氏は河野氏らと笑顔で握手を交わした後、迎えの車へ。乗車の前には、報道陣に向かって片手を挙げる素振りも見せた。

直前まで激しく降っていた雨は、到着時には小康状態に。トランプ氏の来日には海外メディアを含め大勢の報道関係者が詰めかけ、現場からのリポートなども行われていた。《産経新聞》

【天皇、皇后両陛下】仏・マクロン大統領夫妻とご会見

天皇、皇后両陛下は27日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席するため来日中のマクロン仏大統領夫妻と皇居・宮殿で会見された。

天皇陛下は皇太子時代の昨年9月、日仏友好160周年にあたり同国を公式訪問した際、大統領と面会しており、再会を喜ばれた。

ご懇談は約15分間。宮内庁によると、陛下は大統領に「即位に際して丁寧な祝辞をいただいたことに感謝します」と話されたという。出迎えの場面では、両陛下とも通訳を介さず、仏語で和やかに会話をされていたという。

両陛下は会見後、宮殿で午餐(昼食会)を催され、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまをはじめとする皇族方が陪席された。《産経新聞》

【れいわ新選組】安冨歩氏を擁立

政治団体「れいわ新選組」は27日、参院選に新人で東大教授の安冨歩氏(56)を擁立すると発表した。化粧をして女性用の服を着る「女性装」で知られる。すでに公認を決めている現職で同団体代表の山本太郎参院議員(44)らに続く3人目の候補で、いずれも選挙区、比例代表のどちらかは未定。《産経新聞》

【東京株式市場】

27日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日ぶりに大幅反発した。終値は前日比251円58銭高の2万1338円17銭で、1週間ぶりの高値水準。米中貿易協議の進展期待を背景に買い注文が膨らみ、円安ドル高の進行も相場の追い風となった。

東証株価指数(TOPIX)は18.93ポイント高の1553.27。出来高は約12億400万株。

米ホワイトハウスは26日、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が20カ国・地域首脳会議に合わせて29日に会談すると正式発表した。貿易を巡り先鋭化した両国の対立緩和に楽観的な見方が広がり、投資家の積極投資を呼び込んだ。《共同通信》

【沖縄こどもの国】サル14匹が脱走

27日午前10時5分頃、沖縄県沖縄市の動物園「沖縄こどもの国」で、ヤクシマザル全14匹がオリから園内に逃げ出した。同園や県警沖縄署などが捕獲作業をしており、同署によると、正午までに2匹を捕獲した。

同園は園内にいた客を避難させ、臨時休園にした。これまでにけが人の情報はないという。《読売新聞》

【ウィザーズ・八村塁選手】本拠地でミニキャンプ終了

米プロバスケットボールNBAのドラフト会議で、ウィザーズから日本人初の1巡目(全体9位)指名を受けた八村塁が27日、本拠地ワシントンのチーム施設で行われたミニキャンプの最終日に臨み、3日間の日程を「チームとしての練習を全然していなかったけど、こうやって練習を再開できて良かった」と振り返った。

26日には背番号が名字にかけた「8」に決まった。背番号へのこだわりについては「言わなくても分かるでしょう」と笑顔でかわしたが、関係者によると第1希望の番号だったという。《共同通信》

【JOC】新会長に山下泰裕氏


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日本オリンピック委員会(JOC)は27日、東京都内で評議員会を開き、山下泰裕全日本柔道連盟会長ら27人の理事就任を承認した。その後の臨時理事会では、山下氏が互選により新会長に選出され、2020年東京五輪に向けた新体制が発足した。山下氏は記者会見で「責任の重さを痛感している。東京五輪を成功に導かなければならない」と抱負を述べた。

新理事には、前文部科学省広報室長の籾井圭子・日本スポーツ振興センター(JSC)審議役、早大スポーツ科学学術院の友添秀則教授らが就任した。

JOCは東京五輪招致をめぐる不正疑惑でフランス当局の捜査対象となっている竹田恒和前会長が退任。機能不全が指摘される組織の立て直しが急務だ。《産経新聞》

【落語芸術協会】新会長に春風亭昇太さん

演芸番組「笑点」の司会者で、落語家の春風亭昇太さん(59)が27日、所属する落語芸術協会の新会長に就任した。

東京都内で開かれた記者会見で、昇太さんは「(前会長の)桂歌丸師匠から『笑点』の司会者と会長を引き継いだ。両方とも僕が想定していたより早く来てしまったが、バリバリ元気に動ける時にやっておいた方がいいと思った」と明かし、「落語はマイク1本、座布団1枚でできるので、日本中で生の落語に触れてもらえる機会を作っていきたい」と抱負を述べた。

副会長には昇太さんの指名で、同期入門の春風亭柳橋さん(63)が就任。「(独身の)昇太さんの初めての女房役になれれば」とあいさつして報道陣を笑わせた。《読売新聞》

【皇嗣同妃両殿下】ポーランドなど公式訪問に出発


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秋篠宮ご夫妻は27日午前、国交・外交関係樹立100周年を迎えたポーランドとフィンランドを公式訪問するため、民間機で東京・羽田を出発された。皇太子待遇の皇嗣となって初の外国訪問で、ご夫妻は両国で大統領主催の昼食会に出席するほか、記念レセプションで在留邦人らと交流される。

滞在中は秋篠宮さまが農場や牧場の視察、同妃紀子さまは児童書関係者との面会など、別々に行動される日程も予定されている。

民間機のため、羽田空港の貴賓施設は利用できず、皇太子の外国公式訪問の際に行われてきた見送り行事は、東京・元赤坂の赤坂東邸で開かれた。ご夫妻は伊達参院議長らと笑顔であいさつを交わされた。《読売新聞》



6月27日 その日のできごと(何の日)