2019 令和元年5月8日(水)　期日奉告の儀、勅使発遣の儀

令和8日目

2019/05/08

この日のできごと(何の日)

【天皇陛下】期日奉告の儀、勅使発遣の儀

天皇陛下は8日、皇居・宮中三殿で、今後の即位関連儀式の期日を歴代天皇などに告げる「期日奉告の儀」に臨まれた。即位後初の宮中祭祀で、陛下が祭儀の正装「黄櫨染御袍」を天皇として身につけられる初めての機会となった。《産経新聞》

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天皇陛下は8日午後、皇居・宮殿で、皇位継承の重要儀式「即位礼正殿の儀」と「大嘗祭」を今秋に行うことを報告するため、伊勢神宮(三重県伊勢市)などに使者「勅使」を派遣する「勅使発遣の儀」に臨まれた。

神宮のほかに、初代天皇とされる神武天皇の陵(奈良県橿原市)や、京都市と東京都八王子市にある孝明、明治、大正、昭和の各天皇陵にも勅使を派遣。陛下はこの日、勅使が神前で読み上げる「御祭文」を託した。《共同通信》

【滋賀県大津市】保育園児の列に車

8日午前10時15分ごろ、大津市大萱6丁目の県道交差点で、車2台が衝突。1台が弾みで近くで信号待ちをしていた保育園児13人と保育士3人の計16人の列に突っ込んだ。滋賀県警大津署によると、全員が病院に搬送され、いずれも2歳の男女の園児2人が死亡したほか、別の2歳男児が意識不明の重体。残りの10人と保育士の女性3人が重軽傷を負った。

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大津市大萱6丁目の県道交差点で保育園児らの列に車が突っ込んだ事故で、滋賀県警大津署は8日、現場近くの「レイモンド淡海保育園」に通うAちゃん(2)と、Bちゃん(2)の2人が死亡したと発表した。列にいたのは2人を含む園児13人と女性保育士3人の計16人。全員が病院に搬送され、別の2歳男児が意識不明の重体。残りの園児10人と保育士3人が重軽傷を負った。

同署によると、交差点で乗用車と軽乗用車が衝突し、弾みで軽乗用車が園児らの列に突っ込んだ。同署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で、乗用車を運転していた同市の無職、C子容疑者(52)を現行犯逮捕。同法違反(過失致死傷)容疑に切り替え、詳しい事故原因を調べる。

軽乗用車を運転していた同市の無職、D子さん(62)も同法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕したが、「勾留の必要性がない」として、同日夜に釈放した。今後は任意で事情を聴く方針。《産経新聞》

【競泳・池江璃花子選手】公式HPを開設

白血病の治療で入院している競泳女子の池江璃花子選手(18)(ルネサンス)が8日、公式ホームページ(HP)を開設した。HPでは応援メッセージも受け付け、池江選手が所属するマネジメント会社によると8日午後8時時点で5272件が集まった。

画面上には、池江選手と母・美由紀さんの発案で、「応援ボタン」を押すと30の言語で「ありがとう」が広がる仕掛けも。池江選手は直筆の手紙で「治療は順調。最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます」と、約2か月ぶりのコメントを発信。「どんな時でも1人ではない事を忘れません。引き続き温かく見守っていただけたら嬉しいです」などとつづった。《読売新聞》

【日本航空】システム障害

8日午前6時50分頃、日本航空の国内線の旅客システムに障害が起き、約2時間にわたり全国の空港で自動チェックインなどができなくなった。搭乗手続きなどが滞ったため、国内線34便が欠航。30分以上の遅延も同日夜までに約170便に上り、計2万人以上に影響した。

日航によると、この障害で各空港の自動チェックイン用の端末などが使えなくなり、搭乗手続きはカウンターでのみ実施。このため各空港では手続き待ちの利用客が長蛇の列を作り、搭乗までの時間を要したことで、欠航便や遅延便が相次いだ。《読売新聞》

【京都タワー、京都水族館】爆破予告

京都府警下京署は8日、京都タワー(京都市下京区)に電話をし、「爆弾を仕掛けた」などと脅迫したとして、威力業務妨害の疑いで、大阪府東大阪市の無職の女(58)を逮捕した。「気分的に落ち込んでいて捕まってもいいと思った」と容疑を認めているという。

同署などによると、ほぼ同時刻に京都水族館(京都市下京区)や近くの商業施設にも同様の電話があり、関連を調べている。

逮捕容疑は8日午後5時ごろ、京都タワーに「展望台に爆弾を仕掛けた。6時に爆発する」などと電話をかけ、業務を妨害したとしている。

通報を受けた京都府警が調べたが、不審物は発見されなかった。京都水族館にも同日午後5時10分頃に、商業施設には午後6時半ごろにいずれも同じ内容の電話があったが、不審物は確認されていない。《産経新聞》

【ゆうちょペイ】スタート

ゆうちょ銀行は8日、スマートフォンを使った決済サービス「ゆうちょPay(ペイ)」を始めた。買い物の際に専用アプリを操作し、決済額をあらかじめ登録した同行口座から引き落とすことができる。乱立するスマホ決済では後発となるだけに、国内最大の約1億2千万の銀行口座を保有する強みを生かし、いかに顧客をサービスに誘導できるかが課題になる。《産経新聞》

【トヨタ自動車】売上高30兆円の大台超

トヨタ自動車が8日発表した2019年3月期連結決算は、売上高が前期比2.9%増の30兆2256億円だった。売上高が30兆円の大台を超えるのは国内企業で初めて。世界最大の自動車市場である中国での販売拡大が寄与した。グループのダイハツ工業と日野自動車を含む世界販売は1.6%増の1060万3千台と過去最高だった。

本業のもうけを示す営業利益は2.8%増の2兆4675億円だった。純利益は、関係強化のため保有している自動車メーカーや部品メーカーの株式の価格下落が響き、24.5%減の1兆8828億円だった。《共同通信》

【プロ野球・8日】

楽8―7ソ

楽天が逆転サヨナラ勝ち。5―7の九回1死一、二塁で銀次が5安打目となる右前打でつなぎ、ブラッシュの適時内野安打、新人辰己の2点二塁打で試合を決めた。ソフトバンクは森が誤算。7点リードを守れず、連勝は5で止まった。

西1―12ロ

ロッテが西武戦今季初勝利を挙げた。1―1の三回は井上の適時打で勝ち越し。四回に角中の2ランなどで5点を加え、八回はレアードの13号満塁本塁打で突き放した。援護を受けた涌井が6回1失点で3勝目。西武は高橋光が崩れた。

日1―0オ

日本ハムが競り勝った。0―0の六回2死から西川が右前打で出塁し、大田の左中間二塁打で貴重な1点を奪った。5投手で散発3安打に抑える無失点リレーで2番手の公文が今季初勝利。オリックスは今季2度目の4連敗を喫した。

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オリックスのT―岡田が8日の日本ハム戦で、プロ14年目で通算1000安打に到達した。0―0の五回無死一塁で、1ボール1ストライクから金子のシュートをたたき、一、二塁間を抜ける右前打を放った。

1000安打まであと4安打で今季を迎えたが、打撃不振で4月10日に2軍に降格。ファームで「ボールを呼び込んで打つ」ことを意識して状態を上げ、通算1082試合目で大台にたどり着いた。《共同通信》

D5―8巨

巨人が逆転勝ちした。1―5の七回に坂本勇の適時打などで2点差とし、亀井の逆転3点二塁打と代打重信の2点三塁打でこの回一挙7点を奪った。菅野は6回5失点で5勝目を挙げ、中川が今季初セーブ。DeNAは5連敗で借金10。

中2―3広

広島が勝率5割とした。一回は菊池涼の二ゴロの間に先制し、バティスタと鈴木の連続ソロで計3点。大瀬良は2失点後に立ち直り、完投で3勝目。中日は5カード連続負け越し。ロメロが打たれ、打線も五回以降は1安打だった。

ヤ7―7神

延長十二回の末に引き分けた。ヤクルトは0―5の八回に山田哲、雄平の連続2点二塁打と村上の犠飛で同点。十二回に2点を勝ち越されたが、その裏に山田哲が一発を放ち、代打中村が同点二塁打を放った。阪神は逃げ切りに失敗。《共同通信》

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大腸がんからの復帰を目指す阪神の原口が8日、ウエスタン・リーグの中日戦(鳴尾浜)で約7カ月ぶりに実戦復帰した。

八回1死から伊藤隼の代打で途中出場。観客から大きな拍手で迎えられて打席に立つと、カウント1-0から2球目を打って右飛。1打席のみだったが、試合後に観客席に向けて「野球はやっぱり楽しいですね。最高です」とあいさつした。

原口は昨年末に人間ドックで大腸がんと診断され、今年1月24日に公表。治療とリハビリを経て昨年10月13日の中日戦以来となる対外試合の出場を果たし「打席に入るまですごく緊張感があったが、自分のスイングを一振りでできた」と笑顔をみせた。《産経新聞》

【英・ヘンリー王子】第1子に「アーチー」と命名

エリザベス英女王(93)の孫、ヘンリー王子(34)夫妻は8日、第1子の男児を「アーチー」と名付けたと発表した。写真共有アプリ「インスタグラム」の夫妻の公式アカウントで明らかにした。

男児はメーガン妃(37)が6日に出産した。エリザベス女王にとって8人目のひ孫で、王位継承順位はヘンリー王子に次いで第7位。《産経新聞》

【地村保志さん】日朝首脳会談「実現して」

北朝鮮による拉致被害者、地村保志さん(63)の同級生らでつくる「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」が8日、福井県小浜市で総会を開いた。地村さんは日朝首脳会談について「実現してほしい。安倍晋三首相が金正恩朝鮮労働党委員長に直接会って話さないことには、拉致問題は進展しない」と取材に話した。

また首脳会談の無条件開催に応じる用意があるとして、政府が北朝鮮に会談の早期実施を呼び掛ける方針を固めたことについて、地村さんは「安倍首相が北朝鮮を訪問するなり、第三国に行くなりして一から話し合ってほしい」と述べた。《共同通信》

【東京株式市場】

8日の東京株式市場は、米中の貿易摩擦が再燃するとの懸念から、日経平均株価(225種)が一時、400円超下落した。終値は前日比321円13銭安の2万1602円59銭と、4月2日以来、約1か月ぶりの安値となった。中国と関係の深い電機や機械関連株が売られた。《読売新聞》

【国民民主党・玉木雄一郎代表】「護憲派の訴えは響いていない」

国民民主党の玉木雄一郎代表が8日、都内で講演し、「護憲派」の主張は社会で広く共感されていないと主張した。

玉木氏は「『憲法を守る』という護憲の人たちの訴えが全然(世の中に)響いていない。何も変えないということが、守旧派のように映っていることがポイントだ」と強調した。その上で「安倍晋三首相の9条改憲論はいい加減で大反対だが、何かを頑張って、こだわって変えようとしていることは評価される」と述べた。

玉木氏は憲法記念日の3日に護憲派団体が都内で開いた集会で「令和初めての憲法記念日…」とあいさつを始めた直後、聴衆から「『令和』って言うな!」などと罵声を浴びた。《産経新聞》

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