令和7日目
2019/05/07
この日のできごと(何の日)
【福島県大熊町】新築庁舎で業務再開
東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が一部地域で解除された福島県大熊町で7日、新築された役場庁舎での業務が約8年ぶりに始まった。解除から約1か月となるが、帰還した住民はわずか。町は新たな役場を中心に、復興作業を進める。
渡辺利綱町長は7日朝、職員ら約80人を前に「職員一人一人がチャレンジ精神と向上心を持って、復興の加速化を目指してほしい」と訓示。証明書類の発行手続きで、避難先のいわき市から訪れた配管工の男性(44)は、「自宅は帰還困難区域内で戻れないが、ようやく町が動きだした」と喜んだ。
4月10日に解除された大川原、中屋敷両地区の住民登録者数は367人(3月31日時点)だが、実際の帰還者は「登録者の1割にも満たない」(町幹部)。
新庁舎には約100人の職員が働くが、このうち新築した職員住宅には26人が暮らす。他の職員は町外の避難先から通勤する。《読売新聞》
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【東京株式市場】
令和最初の営業日を迎えた7日の東京株式市場は大幅安で幕開けした。日経平均株価は約1カ月ぶりに節目の2万2千円を割り、10連休前の4月26日と比べ335円01銭安の2万1923円72銭で取引を終了。トランプ米大統領が対中関税引き上げを表明したことで、米中貿易摩擦が再燃し、皇位継承の祝賀ムードに水を差した。
10連休中の海外金融市場は、4月の米雇用統計が良好だったことなどから堅調に推移した。ところがトランプ氏が5日、追加関税に言及すると空気が一変。円高が進んだこともあり、7日の東京市場は建設機械や半導体など幅広い銘柄に売り注文が入った。日経平均の下げ幅は一時380円を超えた。《産経新聞》
【楽天銀行】システム障害
インターネット銀行の楽天銀行で7日、システム障害が発生した。7日昼頃から、パソコンやスマートフォンで利用者がシステムにログインできず、取引ができない状態になっている。原因は調査中で、復旧のめどはたっていないという。《読売新聞》
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インターネット銀行大手の楽天銀行(東京)は7日、システム障害が同日深夜におおむね復旧したと発表した。スマートフォンやパソコンからのサイトの口座にアクセスできなくなっていた。10連休明けのアクセスの集中が原因だとしている。《産経新聞》
【プロ野球・7日】
ヤ1―3神
阪神が接戦を制した。0―1の四回に連打で攻め立て、梅野の遊ゴロで追い付き、木浪の右前打で勝ち越した。九回はミスに乗じて加点。秋山が六回途中1失点で継投も決まって2勝目。ヤクルトは6回2失点の原を援護できなかった。
中6―0広
中日の大野雄が散発3安打に抑え、2シーズンぶりの完封で3勝目を挙げた。球が走り、緩急も生かして13三振を奪取。打線は二回に高橋の適時二塁打で先制し、三回は4長短打を集中して4点を加えた。広島は連勝が4で止まった。《共同通信》
【京都大学・吉田寮】食堂使用者らが抗議声明を提出
京都大吉田寮(京都市左京区)の老朽化に伴い、大学側が在寮生20人に建物の明け渡しを求めて提訴した問題で、寮の食堂利用者や元寮生らでつくる団体が7日、大学に抗議声明を提出した。
抗議声明では、提訴は容認できないとして寮自治会との話し合いを求めるとしている。元寮生で団体の一人は「大学が訴訟を取り下げて、対話に応じることを願っている」と話した。《産経新聞》
【天皇陛下】初の通常ご執務
天皇陛下は7日午後、お住まいの赤坂御所(東京都港区)から皇居・宮殿を訪れ、執務に臨まれた。代替わりに伴わない通常のご執務は同日が初めて。
陛下は午後3時15分ごろに皇居・半蔵門を通過、集まった住民らに笑顔で手を振られた。同日は宮殿で閣議に関わる文書などに目を通し、署名・押印された。
皇后さまも同日午後、8日の儀式「期日奉告の儀」の習礼(リハーサル)のため皇居を訪問された。陛下とともに、装束への着替えなどで天皇、皇后両陛下が使用する「綾綺殿」の確認などをされたとみられる。《産経新聞》
【社民党・又市征治党首】肺がんを公表
社民党の又市党首(74)は7日の記者会見で、肺がんのため13日から東京都内の病院に入院し、14日に切除手術を受けることを明らかにした。
又市氏は「4月末の検診で肺がんが見つかった。早期の発見だったと思う」と説明した。手術後は1か月程度の療養が必要で、不在中の党首職は福島瑞穂副党首が代行する。
改選を迎える夏の参院選への対応については、「事と次第によれば、戦うこともある」と述べるにとどめた。又市氏は党幹事長だった2015年にも胃がんで切除手術を受けている。《読売新聞》
【斉藤里恵氏】参院比例に立民から出馬
立憲民主党は7日の常任幹事会で、夏の参院選比例代表に新人で聴覚障害のある「筆談ホステス」として知られる元東京都北区議の斉藤里恵氏(35)の擁立を決めた。
斉藤氏は同日、国会内で記者会見し、立候補した理由について「障害を持った一定数の声を国会に届ける代表は絶対に必要だ」と手話と通訳を交えて語った。
自身が取り組みたい政策については障害者政策に加え「働くシングルマザーの当事者でもあり、女性の社会進出やひとり親支援なども積極的に訴えていきたい」と述べた。《産経新聞》
【自民党・二階俊博幹事長】野党共闘に「いかなる場合も受けて立つ」
自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で、野党が夏に衆参同日選が実施される場合に備えて候補調整など共闘体制の構築を進めていることについて「いかなる場合も十分受けて立つ用意はある。いつでも結構だ。お望みの時期に、わが方は準備を整えている」と強調した。
二階氏は「われわれ(衆院議員)はいかなるときにも、選挙に備えなければいけない。それは宿命だ」と述べた。同日選の可能性については「誰も目算があって言っているわけではない」と否定的な考えを重ねて示した。《産経新聞》
【麻生太郎外相】中国の途上国融資に懸念
麻生太郎財務相は7日、パリで開かれた国際会合に出席し「幾つかの低所得国は公的債務に関する重大な課題に直面している」と述べ、途上国の債務累積に懸念を表明した。名指しは避けつつも、インフラ整備支援を巡る中国の過剰な貸し付けに危機感を示し、貸し出し実績を自己評価して分析するといった透明化を債権国側に求めた。
会合には新興国を含む20カ国・地域(G20)の財務相や国際機関幹部らが出席。日本は議長国として6月に福岡市で開くG20財務相・中央銀行総裁会議でも、この問題を取り上げる意向だ。《共同通信》
【中国・程永華駐日大使】離任レセプション
歴代最長の9年超にわたって中国の駐日大使を務めてきた程永華氏の離任レセプションが7日、東京都千代田区のホテルで開かれた。会場には、安倍晋三首相をはじめ政財界などの関係者が多数集まった。
安倍首相はあいさつで、程氏について「幅広い人脈を築かれ、両国の架け橋として活躍された」と指摘。その上で「日中関係は完全に正常な軌道に戻った。そして今日、新たな発展を迎えつつある」と述べた。
程氏は「最もうれしかったのは、両国の方々とともに努力して国交正常化以来最も困難な時期を乗り越え、中日関係を正常な軌道に戻したことだ」と振り返った。会場では、福田康夫元首相や自民党の二階俊博幹事長らが程氏へのねぎらいの言葉を述べた。《産経新聞》