2025 令和7年2月24日(月) ボクシング・ダブル世界戦
令和2127日目
2025/02/24
この日のできごと(何の日)
【ボクシング】
ボクシングのバンタム級ダブル世界戦は24日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)王者の中谷潤人(M・T)が同級6位のダビド・クエジャル(メキシコ)を3回終了間際にKOで下し、3度目の防衛を果たした。戦績は中谷が30戦全勝(23KO)、クエジャルは28勝(18KO)1敗。
世界ボクシング協会(WBA)王者の堤聖也(角海老宝石)は、同級4位の比嘉大吾(志成)と引き分け、初防衛に成功した。判定ではジャッジが3者とも114―114とした。堤が12勝(8KO)3分け、比嘉は21勝(19KO)3敗2分けとなった。
元キックボクサーの那須川天心(帝拳)は元世界王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)とのノンタイトル10回戦で、3―0と判定勝ちし、デビューから6戦全勝とした。《共同通信》
【千葉、静岡、石川】震度3の地震
24日午前4時8分ごろ、千葉県と静岡県で震度3の地震があった。気象庁によると、震源地は千葉県南東沖で、震源の深さは約90キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4.8と推定される。
午前4時9分ごろには、石川県でも震度3の地震があった。気象庁によると、震源地は石川県西方沖で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はM4.9と推定される。
午前5時24分ごろには、京都府で震度2の地震があった。気象庁によると、震源地は京都府北部で震源の深さは約10キロ。《共同通信》
【マラソン】
大阪マラソンは24日、大阪府庁前から大阪城公園までの42.195キロで行われ、近藤亮太(三菱重工)が初マラソン日本最高となる日本男子歴代5位の2時間5分39秒で2位に入った。9月に東京で開催される世界選手権の参加標準記録(2時間6分30秒)を突破し、代表入りに前進した。
近藤は最終盤で先頭に立ったが、ゴール直前でイフニリグ・アダン(エチオピア)にかわされ2秒差で優勝を逃した。
細谷恭平(黒崎播磨)が2時間5分58秒で4位、黒田朝日(青学大)が2時間6分5秒で6位に入った。鈴木健吾(富士通)は2時間6分18秒で8位。《共同通信》
【日比防衛相会談】
中谷元・防衛相は24日、フィリピンの首都マニラでテオドロ国防相と会談した。自衛隊とフィリピン軍の連携強化へ部隊運用担当者間の「戦略的対話」立ち上げで合意。防衛装備品を巡り、日本からの輸出や技術協力の拡大に向け、防衛当局のハイレベル協議枠組み新設を決めた。東・南シナ海で威圧的行動を強める中国を念頭に、米国やオーストラリアといった同盟国・同志国との連携を深める方針で一致した。
中谷氏は会談後の共同記者発表で、「安全保障環境が厳しさを増す中、防衛協力をさらなる高みに引き上げる必要があることで固く一致した」と述べた。テオドロ氏は会談で「国際秩序を変えようとする中国などの一方的な試み」に一致して対抗していくことに期待感を示した。
装備品の協議枠組みは、当局者が定期的に会合を開き、フィリピン側の装備品に対する具体的なニーズを共有する目的がある。会談では、防衛省と防衛産業関連企業関係者のフィリピン派遣を確認。安全保障に関する機密情報の交換の在り方に関する協議開始でも合意した。《共同通信》
【立憲民主党】党大会
立憲民主党は24日、東京都内のホテルで党大会を開き、夏の参院選で「与党の改選過半数割れを目指す」と明記した2025年度活動計画を採択した。衆院選も近くあり得るとして「政権交代の実現に向け全力を注ぐ」とも強調した。野田佳彦代表は、通常国会で自民、公明両党と厳しく対決するとした上で「この戦いが、参院選の勝負を決する。しっかりと存在感を示す」と述べた。
与党は、25年度予算案の修正に向けて、日本維新の会、国民民主党との協議を優先して進めている。立民内からは政策面で埋没しているとの声が出ており、参院選を前に野党連携を構築し与党との対立軸を打ち出せるかどうかが問われそうだ。
活動計画は、参院選で野党議席の最大化に向けた連携をリードすると記載。非改選も含む与党全体の過半数割れへ「勢いをつける」とした。「いつ行われてもおかしくない衆院解散・総選挙の勝利を全ての党活動の目標に据える」と説明。空白区への候補者擁立を進める方針も示した。通常国会では「政権を担い得る政党として責任ある国会運営を行う」とした。《共同通信》
【国民民主党・玉木雄一郎代表】台湾総統と会談
台湾訪問中の国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は24日、台北市内で頼清徳総統と会談し、国際情勢が不安定さを増す中、日台を含む「民主主義陣営の団結」が重要だとの認識で一致した。玉木氏が会談後、記者団に明らかにした。
玉木氏は頼氏に対し、中国の軍事的圧力を念頭に党としても「台湾海峡の平和と安定」を重視していると強調した。
頼氏は権威主義に対抗する「民主主義陣営のサプライチェーン(供給網)」を構築する必要性を訴えたという。玉木氏は半導体だけではなく幅広い分野の供給網の構築で協力しなくてはならないとの考えを示した。《共同通信》
【首相動静】
石破茂首相は24日、鳥取、岡山両県が共同で運営する東京都内のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」を訪れた。地元鳥取の食材をPRするため、ズワイガニの雄の「松葉ガニ」で鳥取県の最高級ブランド「五輝星」を試食。「荒くて冷たい日本海で育ったカニは身が引き締まっておいしい」と舌鼓を打った。
4月開幕の大阪・関西万博に触れ「ぜひ鳥取にも来てもらい、良さを味わってほしい」とPRした。平井伸治知事も同席した。《共同通信》
【ミャンマー】特殊詐欺拠点で7000人保護
犯罪組織が流入するミャンマー東部で、地元の複数の少数民族武装勢力が1〜2月、特殊詐欺拠点から計7千人以上の外国人を保護したことが24日、分かった。隣国タイ当局が明らかにした。一部はタイで受け入れた後、母国に送還したが、大半はミャンマー側に残っている。日本人が新たに保護されたとの情報はないという。
タイ当局は、詐欺拠点に監禁された外国人が約1万人に上るとみており、現地の複数の勢力に救出への協力継続を促す。保護された人の中に犯罪組織関係者も紛れているとみて精査する。一時保護できる施設は限られ、送還は難航している。《共同通信》
【ローマ教皇】病状は若干改善
ローマ教皇庁(バチカン)は24日、肺炎で入院中の教皇フランシスコ(88)の病状について「若干改善している」と発表した。呼吸困難の症状は起きず、検査の数値も一部は良くなっていると説明した。酸素投与は続けている。
バチカンは23日、教皇は「依然として危機的」な状態にあると表明していた。24日の発表でも回復の見通しについては引き続き明言を避けたが、教皇は病院内で仕事を再開したとしている。
教皇は14日、ローマの病院に入院。これまでの検査で、呼吸器の感染症や肺炎などに罹患していることが判明した。担当の医師らは21日、「命に別条はない」とした上で「危機から脱したわけではない」との見通しを示していた。
教皇は2023年、腹部ヘルニアの手術などのため2度入院した。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
私たちに「公正な平和」を―。墓標の前でおえつが響いた。ロシアの侵攻が始まってから3年となった24日。首都キーウ(キエフ)に向かうロシア軍と、抵抗するウクライナ軍の間で激戦が繰り広げられた近郊イルピンの墓地では遺族らが追悼に訪れ、悲しみと怒りに声を震わせた。
戦死した軍人ら約90人を埋葬する町外れの墓地には、青と黄色のウクライナ国旗がたなびいていた。軍人だった息子=当時(23)=を東部ドネツク州バフムトで失ったオレナ・ロマンさん(57)は墓標にピンク色の花を手向け、「こんな野蛮なことは起きてはいけない」と涙を流した。
キーウ中心部はこの日、侵攻3年に合わせた要人の訪問に備えて厳戒態勢が敷かれた。屋外で展示されている、ロシア軍が侵攻に使った装甲車やミサイルの側面には「ウクライナ軍に栄光を」と多くの文字が書き加えられていた。《共同通信》
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先進7カ国(G7)首脳は24日、ロシアのウクライナ侵攻から3年となるのに合わせてテレビ会議を開いた。石破茂首相は会議で「ウクライナにおける公正で永続的な平和の実現のため、今後ともG7の結束が必要だ」と述べた。公邸で記者団に明らかにした。
石破氏によると、ウクライナのゼレンスキー大統領が出席し、冒頭で「引き続きG7の支援を強く期待する」と述べた。その後、各国首脳が順番に話した。
石破氏はロシアとウクライナの和平交渉に関し「力による現状変更は可能だという誤った教訓が引き出されないよう注意が必要だ」と述べた。《共同通信》
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ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、G7首脳のテレビ会議に出席し、トランプ米大統領と会話したことを明らかにした。内容には言及しなかったが「非常に良い会話」だったと述べた。
トランプ氏は最近、ゼレンスキー氏を「選挙なしの独裁者」と非難。ゼレンスキー氏もトランプ氏が「ロシアの偽情報にとらわれている」と発言するなど、攻撃的な言葉の応酬となっていた。
支援サミットに出席した欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は、ウクライナのEU加盟の取り組みが順調であれば、2030年より前に加盟が認められる可能性があると述べた。《共同通信》
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国連総会(193カ国)は24日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ウクライナと欧州連合(EU)加盟国が主導した「戦闘停止」と「ウクライナ領土の保全」を求める決議を採択した。米国は「領土保全」や「侵攻」などの表現を避けた独自の決議案を提出。欧州案への反対を呼びかけたが、支持は広がらず、米欧の亀裂が鮮明になった。
欧州案には日本など93カ国が賛成した。米国の決議案を巡っては、欧州諸国が採決の前に修正を提案。「紛争」の文言を「侵攻」に変更した上で「ウクライナ領土の保全」を追加した修正案が、日本などの賛成多数で採択された。
米国は欧州案に反対し、修正された米国案は棄権した。米国のシェイ国連臨時代理大使は「総会決議では、もはや平和追求への総意形成はできない」と批判した。《共同通信》
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中国の習近平国家主席は24日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。プーチン氏は「ウクライナとの衝突の根本的な原因を除去し、持続可能で長期的な和平案成立に取り組む」と主張した。中国国営通信新華社が伝えた。
会談はロシア側の要請で行われた。ロシアのウクライナ侵攻から3年となり米ロ主導の和平交渉が進む中、中ロ両国は結束を確認して米国をけん制する狙いがある。プーチン氏は習氏に対し、米ロ接触の最新状況を説明した。
習氏は、ロシアと関係国がウクライナ危機の緩和に努力していることを喜ばしく思うと述べた。また国際情勢が激変しても中ロ関係は前進を続けると表明。両国は引っ越しのできない隣人だと指摘し「互いに支え合い、共に発展する真の友人だ」と強調した。
プーチン氏は対中関係の発展はロシアの戦略的選択だと応じ、緊密な関係をアピールした。ロシア大統領府によると、両首脳は5月の習氏の訪ロ、9月のプーチン氏の訪中に合わせた首脳会談実施を確認した。
両氏は第2次トランプ米政権が発足したばかりの1月21日にもオンライン首脳会談を行った。《共同通信》
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トランプ米大統領は24日、フランスのマクロン大統領とホワイトハウスで会談した。ロシアとウクライナの和平交渉に関し、戦闘終結後に欧州諸国がウクライナの平和維持のため部隊を派兵する案を協議した。トランプ氏は会談冒頭、ウクライナへの軍事支援の見返りに、希少な鉱物資源供与を求めている交渉の合意が近いとの見通しも示した。
トランプ氏はロシアのプーチン大統領も欧州諸国の派兵を「受け入れるだろう」と自信を示した。だがプーチン氏は北大西洋条約機構(NATO)軍のウクライナ駐留に反対の立場で、同意を得ていない可能性がある。
トランプ氏は欧州諸国の派兵案について「問題があるとは思わない」と述べ、支持を表明。マクロン氏は部隊派遣も含め、ウクライナの安全保障を「喜んで提供する用意がある」と賛同した。
トランプ氏は鉱物資源供与を巡るウクライナとの交渉に関し、ゼレンスキー大統領が「合意のため今週か来週に来るかもしれない」と期待感を示した。和平交渉がまとまれば自身とプーチン氏が互いの国を訪問するとの見方を示した。《共同通信》
【米国情勢】
米連邦政府の縮小に取り組む新組織「政府効率化省」を事実上率いる実業家マスク氏が全職員にメールで「先週何をしましたか」と仕事の成果の説明を求め、混乱が広がっている。国務省や連邦捜査局(FBI)などは返信しないよう指示。忠臣がそろう政権内の足並みの乱れが露呈し、マスク氏の強引な手法が対立の火種になる可能性がある。
トランプ大統領は24日、ホワイトハウスで、業績が低い職員の特定に向けた「天才的なアイデアだ」とマスク氏を擁護。国務省やFBIはマスク氏に敵対しているわけではないとし、沈静化を図った。
問題のメールは22日に送信された。24日深夜までに成果を箇条書きで五つほど説明するよう要求。マスク氏はこれに先立ち、X(旧ツイッター)で「返答がなければ辞職とみなす」と警告した。
米メディアによると、国務省幹部は「省の指揮命令系統外で活動を報告する義務を負わない」と職員に通知した。トランプ氏の熱烈な支持者として知られるパテルFBI長官も不快感を示すかのように「業績評価はFBIの手続きに基づき実施する」と強調した。《共同通信》
