2024 令和6年12月31日(火) B'z、紅白でサプライズ
令和2072日目
2024/12/31
この日のできごと(何の日)
【B'z】紅白でサプライズ
大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、ロックバンド「B'z」が紅白初出場を果たした。
放送中の連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」を披露。大みそかのステージに温かい“イルミネーション"を灯した。ヒロインを演じる橋本環奈(25)も舞台袖で見守り、感激の面持ちを見せた。
ここからが国民的ロックバンドによるサプライズ演出だ。当初は「イルミネーション」だけを披露する予定だったが、会場外の特設ステージから会場のNHKホールに移動し、平成を彩った大ヒット曲「LOVE PHANTOM」「ultra soul」を歌唱。魂のシャウトを響かせた。
B'zがNHKホールに移動してパフォーマンスすることが司会陣やサプライズ登場した仲里依紗ら朝ドラ出演者にも知らされておらず、橋本は「ええ~!」と声をうわずらせていた。その様子を見たボーカルの稲葉浩志は笑みを浮かべていた。
歌唱後には同局の鈴木奈穂子アナウンサーが「先ほど、B'zの皆さんのマイク、一部機材のトラブルがありました。マイクのトラブルがありました。失礼致しました」と謝罪した。
88年のデビュー以来、シングル15作、アルバム19作でミリオンヒットを送り出した、松本孝弘、稲葉浩志による国民的バンド。「日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト」として、ギネス世界記録の認定を受けるなど、長きにわたり日本の音楽シーンのトップを走り続けてきた。
そんな2人にとっても、朝ドラ主題歌は初めての挑戦だった。「泣いて笑って山を越え谷を越え進んでいくように生きて、たどり着いた場所には、無償の愛情に満ちた輝きを放つイルミネーションが待っている。そんな希望を持ちながら作りました」と、楽曲に込めた思いを語っている。そんな世界観を、年の瀬のステージからお茶の間へ届けた。《スポニチ》
【ボクシング】
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級挑戦者決定戦は31日、大田区総合体育館で行われ、同級9位の堤駿斗(志成)が14位のレネ・アルバラード(ニカラグア)に8回1分55秒TKO勝ちした。堤は6戦全勝(3KO)。
同じ興行で井岡一翔(志成)が挑戦する予定だったWBAスーパーフライ級タイトルマッチは、王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)がインフルエンザを発症したため、中止となった。《共同通信》
【南極観測船しらせ】昭和基地に接岸
南極観測船「しらせ」が31日、昭和基地に接岸した。日本を2024年11月20日に出た。天候を見ながら雪上車などを使った基地への物資・燃料輸送が本格的に始まる。
「しらせ」は現地時間の午前9時44分(日本時間午後3時44分)、基地がある東オングル島沖約120mに停船した。12月28日に「しらせ」からヘリコプターで基地入りした第66次南極地域観測隊や、第65次越冬隊が接岸場所近くで出迎え、「おかえり」などと声をかけた。
第66次隊の森田康さん(36)は「無事に接岸して良かった。輸送や観測も順調に進んでほしい」と話した。《共同通信》
【中国、ロシア】新年の祝賀交換
中国の習近平国家主席は31日、ロシアのプーチン大統領と新年の祝電を交換し、密接な交流を続ける考えで一致した。習氏は2025年は「世界反ファシズム戦争(第2次大戦)勝利80周年」の節目に当たると指摘、国際情勢がどのように変化しても「世界の平和と発展を促す」と決意を示した。中国外務省が発表した。
プーチン氏は、習氏と緊密な意思疎通を保ち「両国関係と各領域での協力の絶え間ない発展を共に推し進めたい」と表明した。《共同通信》
【ロシア軍】日韓の攻撃対象作成
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は31日、ロシア軍が日本や韓国の防衛施設や原子力発電所など計160カ所の攻撃対象のリストを作成していたと報じた。2014年までに作成された機密文書を確認したとしている。北大西洋条約機構(NATO)との紛争が東アジアへ拡大した事態を想定したとみられる。
FTによると、08~14年ごろの潜在的な紛争リスクを想定した将校の訓練用の文書とみられ、「現在のロシアの戦略にも関連している」と指摘した。
リストのうち82カ所は防衛施設で、残りの約半数は道路やトンネル、橋などの民生インフラ。《共同通信》
