令和1760日目

2024/02/23

【天皇陛下】64歳に

天皇陛下の64歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で催された。陛下はあいさつで、能登半島地震に触れ「亡くなられた方々に改めて哀悼の意を表するとともに、ご遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします」と述べられた。

陛下は、皇后さまや長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻と次女佳子さまと共に宮殿・長和殿のベランダに並び、人々に手を振って祝意に応じた。

あいさつで「冷たい雨が降る厳しい寒さの中、来ていただき、皆さんから祝っていただくことを、誠にありがたく思います。皆さんの健康と幸せを祈ります」と語った。

一般参賀は午前中に計3回実施。1回当たり最大2万人程度の入場規制をした。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【J1】

明治安田J1第1節第1日(23日・エディオンピースウイング広島ほか=2試合)昨季3位の広島が浦和に2―0で勝ち、新本拠地での開幕戦を勝利で飾った。湘南から移籍の大橋が2得点した。鹿島は仲間の2ゴールなどで名古屋に3―0で快勝した。

24日はJ1復帰の磐田と昨季王者の神戸、初昇格の町田とG大阪の対戦など6試合が行われ、J2、J3も開幕する。

今季のJ1は昨季より2チーム増の20チームで争われ、下位3チームがJ2に降格する。《共同通信》

【プロ野球】

プロ野球のオープン戦が23日、沖縄県内の2試合で開幕し、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇では阿部新監督率いる巨人が昨季38年ぶりの日本一に輝いた阪神を9―4で下した。巨人は一回に打者12人の猛攻で7点を奪った。

北谷町のアグレスタジアム北谷では小園が2安打3打点をマークするなど打線が活発だった広島が、中日に10―0で快勝した。

オープン戦は24、25日にも、沖縄県内で計8試合が組まれている。3月に入ってからは本拠地球場を含めた各地で本格化し、24日で終了。セ、パ両リーグの公式戦は同29日に開幕する。《共同通信》

【上川陽子外相】パナマ大統領と会談

中米パナマを訪問中の上川陽子外相は23日(日本時間24日)、首都パナマ市でコルティソ大統領と会談し「自由で開かれた海洋」の維持、発展に向けた協力で一致した。能登半島地震の被災地復興を願い、石川県輪島市の伝統工芸「輪島塗」のボールペンを贈呈した。

上川氏は太平洋と大西洋を結ぶ海上物流の要衝パナマ運河を視察。その後、中南米諸国との連携を戦略的に推進する指針「中南米外交イニシアティブ」を記者団に発表した。海洋やジェンダー、核軍縮・不拡散などの分野で協働する内容で「中南米諸国との対話を通じ、新たな連携を積み上げていく」と強調した。《共同通信》

【ドイツ】大麻合法化の法案可決

ドイツ連邦議会(下院)は23日、個人による嗜好用の大麻の所持と栽培を認める法案を可決した。ドイツメディアによると、連邦参議院(上院)も通過し、成立する見通し。早ければ4月から、18歳以上の成人は使用目的での25グラムまでの所持、3株までの栽培が認められる。ただ医師や司法団体の反対は根強い。

国内で大麻がまん延する中、流通を管理することで闇市場での粗悪品取引や未成年者の使用を抑止することが狙い。

一方、医師会は大麻の依存性や若年層の常用による脳への影響を警告。裁判官と検察官でつくる団体は犯罪が増加し、司法の負担が増大すると批判している。《共同通信》

【ロシア】 ナワリヌイ氏母に「葬儀なき埋葬」を最後通告

ロシアの刑務所で死亡した反政府活動家ナワリヌイ氏の広報担当者は23日、当局がナワリヌイ氏の母リュドミラさんに対し、葬儀なしの埋葬に同意しなければ遺体を刑務所の敷地に埋葬すると最後通告したと明らかにした。リュドミラさんは拒否し、遺体引き渡しを改めて求めた。

当局は、遺体引き渡し後の死因究明や、葬儀が政権批判につながることを警戒しているとみられる。

広報担当者によると、当局は3時間以内の回答を求めてきた。リュドミラさんは、当局には埋葬に関して決める権限はないと拒否。死因特定から2日以内に遺体を引き渡す法的義務があると抗議し、葬儀と追悼式の実施許可も訴えた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ゼレンスキー氏、危機感表明

ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、西部リビウで米上院民主党トップ、シューマー院内総務ら米議員団と会談し、追加の軍事支援を要請した。シューマー氏によると、ゼレンスキー氏は「米国の重要な支援がなければ、戦争に敗北する」と述べた。ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから24日で2年。昨年6月からの反転攻勢が失速して苦境に立たされるゼレンスキー氏は危機感を表明した。

米議会では共和党の一部の反対により約600億ドル(約9兆円)のウクライナ支援を含む緊急予算案の承認が滞っている。バイデン大統領は23日、議会に対して緊急予算案を「承認しなければならない」と迫った。《共同通信》

日米欧、ウクライナに連帯

ロシアによるウクライナ侵攻開始から24日で2年となるのに合わせ、国連総会の会合と安全保障理事会の緊急公開会合が23日、それぞれ開かれた。いずれの会合でも決議案は提出されず、関心の低下を懸念する声が上がった。日本や米国、欧州など50超の国と機関は「ロシア軍の即時撤退」や「北朝鮮からの武器調達停止」を求める共同声明を発表し、ウクライナへの連帯を強調した。

侵攻1年に当たる昨年は、国連総会でロシア軍の即時撤退を要求する決議案を193の加盟国中141カ国の賛成で採択した。今回の共同声明に国名を連ねたのは欧米がほとんどを占めた。《共同通信》

ロシア軍管制機をまた撃墜か

ウクライナ国防省情報総局は23日、アゾフ海上空でロシア軍のA50空中警戒管制機を撃墜したと通信アプリで明らかにした。A50は空域を監視し、制空権の確保に極めて重要な役割を果たす。ウクライナ軍は1月中旬にも撃墜したと発表しており、事実ならロシア軍にとって大きな損失となる。

情報総局によると、A50はアゾフ海沿岸のロシア南部クラスノダール地方エイスク周辺で急に速度を失い、下降した。ウクライナメディアは当局者の話として、旧式で長射程の地対空ミサイルで撃墜したと伝えた。

一方でロシアの複数の軍事ブロガーは、A50がロシアの防空システムに誤って撃墜された可能性を指摘した。《共同通信》

ウクライナ南・東部で計4人死亡

ウクライナ軍は23日、南部オデッサでロシア軍の無人機やミサイルによる攻撃があり、3人が死亡したと発表した。東部ドネツク州の知事は22日、同州の集落がロシア軍の砲撃を受け、1人が死亡し、9人が負傷したと明らかにした。負傷者には12〜16歳の4人が含まれ、家屋も破壊された。

東部ドニエプロペトロフスク州の知事は23日、州都ドニプロの集合住宅が無人機による攻撃を受け、8人が負傷したと明らかにした。がれきの下敷きになった人もいる可能性がある。

【イスラエル・パレスチナ情勢】

ガザ休戦巡り、パリで協議再開

パレスチナ自治区ガザの休戦案を巡り、米国、イスラエル、カタール、エジプト4カ国の情報機関トップらが23日、パリで協議を再開した。イスラエル紙ハーレツなどは24日、協議に進展があったと伝えた。イスラエル代表団が24日にパリからいったん帰国し、政府幹部に内容を報告するとの報道もある。

協議の具体的内容は不明。代表団は、イスラム組織ハマスに拘束された人質1人に対し、イスラエルが拘束するパレスチナ人を何人釈放するかについて条件を緩和する権限を与えられたと伝えられていた。戦闘休止の期間やガザ復興、ガザ北部への住民帰還に関しても柔軟に対応する可能性があるとされていた。

関係筋はロイター通信に対し「本格的な交渉に向けた楽観的な兆候がある」と語った。イスラエル政府高官は地元メディアに対し、協議は「初期段階に過ぎない」と語りつつ、3月10日ごろに始まるイスラム教のラマダン(断食月)前に合意することが目標と述べた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは23日、各地でキャンプが行われ、ドジャースの大谷はアリゾナ州グレンデールで実戦形式の打撃練習に臨み、見逃し三振だった。山本は軽めのメニューで調整した。

パドレスのダルビッシュは実戦形式で打者6人に32球を投げ、安打性の打球は2本だった。松井はキャッチボールなどを行った。カブスの鈴木は打撃練習を中心にこなし、今永はランニングなどで汗を流した。

メッツの藤浪はブルペンで投球練習を行った。レイズとマイナー契約を結んだ招待選手の上沢は初めて打者相手に32球を投げ、安打性の当たりは2本だった。《共同通信》