令和1683日目
2023/12/08
【プロ野球】現役ドラフト
プロ野球12球団は8日、現役選手を対象にした「現役ドラフト」を実施した。オンラインによる会議は非公開で行われ、阪神の馬場皐輔投手(28)の巨人移籍が決まり、巨人の北村拓己内野手(28)は、ヤクルトに移籍することが決まった。
出場機会が少ない選手の移籍活性化を目的とした試みで、昨年に続き2回目。馬場のほか、DeNAが獲得した佐々木千隼(29)(ロッテ)、オリックスへ移籍する鈴木博志(26)(中日)を含め、ドラフト1位で入団した3投手が新天地へ移ることとなった。
今季は、昨年のドラフトで阪神がソフトバンクから獲得した大竹が12勝を挙げ、日本一にも貢献。DeNAから中日に移った細川も自己最多の24本塁打を放つなど、移籍をチャンスに変えた選手も現れた。ある球団幹部は、「大竹君や細川君ら活躍している選手を見て、積極的に選手を出す(リストアップする)球団が増えた印象がある」と述べ、労組・日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は、「魅力ある選手がリストに入った。環境を変えてあげられれば、という(球団の)気持ちが出ているのかなと思う。(制度が)このまま根付いてくれれば」と歓迎した。
昨年に続き、指名の2巡目は実施されなかった。
その他の選手は次の通り。(カッコ内は現所属)
▽阪神 漆原大晟投手(オリックス)▽広島 内間拓馬投手(楽天)▽中日 梅野雄吾投手(ヤクルト)▽ロッテ 愛斗外野手(西武)▽ソフトバンク 長谷川威展投手(日本ハム)▽楽天 桜井周斗投手(DeNA)▽西武 中村祐太投手(広島)▽日本ハム 水谷瞬外野手(ソフトバンク)《読売新聞》
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【経済産業省】半導体生産連携へ支援
西村康稔経済産業相は8日の閣議後記者会見で、東芝と電子部品大手ロームによるパワー半導体の生産での連携に対し、最大で1294億円の助成を実施すると発表した。
西村氏は、東芝とロームの協業について「世界をリードする半導体メーカーの創出に向けた第一歩になると大きく期待している」と述べた。
両社の連携では、東芝が石川県能美市の工場で、ロームが宮崎県国富町の工場で半導体を分担して生産する。《共同通信》
【松野博一官房長官】還流問題説明せず
松野博一官房長官は8日の記者会見で、自民党安倍派の政治資金パーティーを巡り自身が1千万円超の還流を受けていたとの疑惑に関し「この場は政府の立場で参加しているので、お答えを差し控える」と事実関係の説明を避けた。引責辞任については「引き続き緊張感を持って職責を果たしたい」と否定した。立憲民主党の泉健太代表は会見で「他の業務に相当支障が出ている。辞任を要求する」と表明した。
立民の逢坂誠二代表代行も「事実だとすれば職にとどまっていられないのではないか」と記者団に指摘。公明党の石井啓一幹事長は会見で「捜査中だが、できるだけ丁寧に説明してほしい」と松野氏に注文した。
松野氏は会見で、説明責任を果たすかどうかを問われ「派閥で事実確認をしている最中で、派閥への告発があり捜査が行われている。そうしたことを踏まえて適切に判断する」と述べるにとどめた。東京地検特捜部から事情聴取の要請があった場合に応じるかどうかについても「捜査機関の活動内容に関し、政府の立場で答えることは差し控える」とした。《共同通信》
【東京株式市場】
8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。外国為替市場で円高ドル安が急速に進み、輸出関連銘柄を中心に売り注文が膨らんだ。
終値は前日比550円45銭安の3万2307円86銭。東証株価指数(TOPIX)は35.44ポイント安の2324.47。出来高は約20億4933万株だった。《共同通信》
【ロシア】プーチン氏、大統領選出馬を表明
ロシアのプーチン大統領(71)は8日、大統領府で行われたウクライナ軍事作戦参加者に対する勲章授与式の後、来年3月の次期大統領選への出馬を表明した。式典参加者からの要請を受ける形で「大統領選に立候補する」と明言した。発言を国営テレビが放映した。通算5期目を目指すプーチン氏に有力な対立候補はなく、再選が確実視される。圧倒的な支持を得て次の6年に弾みをつける狙いとみられる。
プーチン氏は昨年9月、一方的に併合を宣言したウクライナ東部・南部4州の実効支配を「ロシアへの再統合」の成果として誇示。各地で連日、市民や若者らとの会合に参加し、事実上の選挙運動に入っていた。
8日の式典後、ロシアが併合したウクライナ東部ドネツク州の親ロ派「ドネツク人民共和国」幹部が大統領選への出馬を求めたところ、プーチン氏は「さまざまな時期にさまざまな考えを持っていたが、私は隠れない。今が決断の時だ」と述べ、出馬を明言した。ウクライナ侵攻が長期化する中での出馬要請に「感謝する」とも語った。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
ロシア軍、東部で波状攻撃
ウクライナ東部ドネツク州アブデーフカに展開する同国軍部隊の当局者が8日、ロシア軍がアブデーフカのコークス工場の制圧を狙って歩兵やドローン(無人機)による波状攻撃を仕掛けていると述べた。ウクライナメディア「ウクラインスカ・プラウダ」が報じた。
ロシア軍は10〜15人の歩兵グループを連続して投入。多数のドローンや、精密誘導弾も使用しているという。当局者は「現時点では彼ら(ロシア軍)が優勢になりつつある」と述べた。
ウクライナ空軍は8日、ロシア軍が戦略爆撃機から巡航ミサイル19発を発射し、14発をキーウ(キエフ)州と東部ドニエプロペトロフスク州で撃墜したと発表した。キーウの当局者は戦略爆撃機から巡航ミサイル攻撃が行われたのは79日ぶりだと述べた。
一方、キーウでは8日、ロシアによる子どもの連れ去りへの対応を協議する国際会合が開かれた。ゼレンスキー大統領は子ども連れ去りについて「ロシアの犯罪であり、組織的な行為だ」と非難し、早期の帰還を求めた。大統領府が発表した。《共同通信》
ゼレンスキー大統領、子ども連れ去り「ロシアの組織的犯罪」
ウクライナの首都キーウ(キエフ)で8日、ロシアによる子どもの連れ去りへの対応を協議する国際会合が開かれた。ゼレンスキー大統領はウクライナからの子ども連れ去りについて「ロシアの犯罪であり、組織的な行為だ」と非難し、早期の帰還を求めた。大統領府が発表した。
ゼレンスキー氏は「全ての子どもを戻すために、できるだけ早期の精力的な努力が必要だ」と強調し、国際社会に協力を訴えた。
ポルトガルのレベロデソウザ大統領はビデオ声明で「罪を犯した者に責任を取らせることが重要だ」と指摘した。リトアニア、スロバキアの大統領もメッセージを寄せた。《共同通信》