令和1671日目

2023/11/26

【日中韓外相会談】

上川陽子外相は26日、韓国南部釜山で中国の王毅外相、韓国の朴振外相と会談した。年内開催を調整する日中韓首脳会談について、なるべく早期の適切な時期に開く考えで一致。経済・貿易や公衆衛生など6分野について協力する方針を確認した。日中韓外相会談の開催は約4年ぶり。

会談では核・ミサイル開発を進める北朝鮮情勢を議論した。上川氏は、良好な中朝関係を念頭に「核・ミサイル問題で中国が積極的な役割を果たすことを期待する」と述べた。拉致問題の解決へ中韓両国に協力を重ねて求めた。

朴氏は「朝鮮半島の平和と安定は3カ国の共同利益で、北東アジアの平和と繁栄のための必須条件だ」と強調。北朝鮮による軍事偵察衛星発射を非難した。

協力を確認した6分野には、人的交流、科学技術、持続可能な開発、平和・安全保障を含む。王氏は3カ国協力について「健全で安定した発展を維持し、世界の平和と繁栄のため貢献しなければならない」と表明した。

ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢も協議した。《共同通信》

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【北朝鮮による日本人拉致問題】

北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める「国民大集会」が26日、東京都内で開かれた。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で、拉致被害者家族会代表の拓也さん(55)は「高齢な親世代が存命のうちに全拉致被害者が帰国できなければ、解決とは言えない」と訴え、政府に対応を求めた。岸田文雄首相も出席し「早期の首脳会談実現に向け、働きかけを一層強める」と述べた。

岸田首相は、2002年以降、拉致被害者の帰国が実現していないことに「痛恨の極み。政府としても重く受け止めている」とし、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との会談について「さまざまなルートを通じて働きかけを続けている」とも話した。《共同通信》

【東京都台東区】「刺股」で宝石店荒らしを撃退

26日午後6時40分ごろ、東京都台東区上野5丁目の宝石店にヘルメットをかぶった3人組が押し入り、バールのようなものでショーケースのガラスを壊して商品を奪おうとしたところを男性従業員に刺股で追い返され、何も取らずに走って逃げた。けが人はいない。警視庁上野署が強盗未遂事件として行方を追っている。

上野署によると、3人はいずれも身長170〜175センチ程度で黒や紺のジャンパー、手袋を着用しており、性別や国籍は不明。当時、店内に客はいなかった。店の前には3人が乗っていたとみられるバイク2台が乗り捨てられていた。《共同通信》

【大相撲】

大相撲九州場所千秋楽(26日・福岡国際センター)大関霧島は大関貴景勝を突き落とし、13勝2敗で4場所ぶり2度目の優勝を果たした。ただ一人1差で追っていた平幕熱海富士が関脇琴ノ若に敗れて4敗目を喫し、取組前に優勝が決まった。貴景勝は9勝6敗。琴ノ若は11勝目を挙げた。

大関豊昇龍は関脇大栄翔を寄り切って10勝5敗。大栄翔は6敗目を喫し、関脇若元春は6勝9敗で終えた。

熱海富士が2度目、琴ノ若が5度目の敢闘賞。再入幕で11勝4敗の一山本は初の三賞となる敢闘賞受賞。殊勲賞と技能賞は該当者がいなかった。《共同通信》

1年納めの大相撲九州場所は26日、福岡市の福岡国際センターで千秋楽を迎え、西大関霧島(27)=モンゴル出身、陸奥部屋=が13勝2敗で4場所ぶり2度目の優勝を決めた。最後まで争った西前頭8枚目の熱海富士は11勝4敗に終わった。

霧島はモンゴル出身力士として100度目の制覇となった。同国勢の初優勝は2002年九州場所の大関朝青龍(後の横綱)だった。

5月の夏場所後に大関昇進を決めた霧島は初の年間最多勝も達成。今年は6場所全て三役以上が制し、6年ぶりに平幕力士の優勝がなかった。《共同通信》

【競馬】

第43回ジャパンカップ(26日・東京12R、G1)1番人気のイクイノックス(クリストフ・ルメール騎乗)が2分21秒8で優勝、史上最多に並ぶG1の6連勝を果たすとともに、1着賞金5億円を獲得した。

イクイノックスの総獲得賞金は20億円を超え、アーモンドアイを抜いて歴代1位となった。ルメール騎手はこのレース4勝目、木村哲也調教師は初勝利。

パンサラッサが大逃げを打ち、イクイノックスは3番手を追走。最後の直線の残り200m手前で先頭に立つと、一気に後続を突き放して快勝した。《共同通信》

【ゴルフ】

ツアー選手権リコー杯最終日(26日・宮崎県宮崎CC=6497ヤード、パー72)今季最終戦の国内四大大会。22歳の山下美夢有が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算10アンダー、278で大会2連覇を果たし、ポイントランキングで2年連続の年間女王となった。連続で女王(賞金トップも含む)の座に就くのは1988年のツアー制度施行後では6人目。

山下は今季5勝目で通算11勝目。四大大会は通算3勝目とした。賞金3千万円を獲得した。

高橋彩華が3打差の2位。森田遥が通算6アンダーで3位、古江彩佳とポイント2位の申ジエ(韓国)が5アンダーで4位だった。ポイント3位の岩井明愛は4オーバーで24位。《共同通信》

カシオ・ワールドオープン最終日(26日・高知県Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)中島啓太が9位から68で回り、通算12アンダーの276で4位に入って初の賞金王に決まった。今季獲得賞金は1億7248万円強とし次戦の最終戦、日本シリーズJTカップで逆転される可能性がなくなった。23歳155日での賞金王は18歳の石川遼、21歳の松山英樹に次ぐツアー史上3番目の若さ。

優勝は68で通算14アンダーに伸ばした27歳の鍋谷太一。初勝利で賞金4千万円を獲得した。米沢蓮と宋永漢(韓国)が1打差の2位で、賞金2位の金谷拓実は10アンダーの7位だった。《共同通信》

【F1】

自動車F1シリーズ最終戦、アブダビ・グランプリ(GP)は26日、アブダビで決勝が行われ、6番手からスタートしたアルファタウリの角田裕毅は今季自己最高に並ぶ8位でゴールした。角田は総合14位でシーズンを終えた。

レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が7連勝で今季19勝目を挙げた。通算勝利数を54に伸ばし、セバスチャン・フェテル(ドイツ)を抜いて歴代単独3位となった。

2位にはフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)、3位にはメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)が入った。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

イスラエル首相、ガザ訪問

イスラエルのネタニヤフ首相は26日、パレスチナ自治区ガザを訪れた。この日はイスラム組織ハマスとの戦闘を休止して3日目で、ネタニヤフ氏はハマス掃討と人質全員の奪還を目指す考えを改めて強調した。地上侵攻した軍が見つけたとするハマスのトンネルも訪れた。

10月7日のハマスのイスラエル奇襲で軍との大規模戦闘が始まって以降、ネタニヤフ氏がガザに入ったのは初めてとみられる。

首相府によると、ネタニヤフ氏は現地の部隊司令官らから状況の説明を受けた。防弾ベストとヘルメット姿で「勝利するまで(戦闘を)続ける。誰もわれわれを止められない」などと語った。《共同通信》

ハマス、さらに人質17人解放

イスラエル首相府は26日、イスラム組織ハマスが拘束する人質のうち、第3弾として17人が解放されたと発表した。いずれもイスラエル国内に戻った。24日から始まった人質の解放で、イスラエル側に引き渡されたのは計58人となった。

ハマスは26日、戦闘休止を巡り「延長を求める」との声明を発表。イスラエルのネタニヤフ首相も同日、バイデン米大統領との電話会談で、ハマス掃討の決意を強調すると同時に、戦闘休止を延長する用意があると述べた。戦闘休止の合意は4日間で28日までだが、延長の可能性が高まった。

イスラエル政府は既にハマスが人質10人を追加解放するごとに、戦闘休止を1日ずつ延長すると明らかにしている。 《共同通信》

【チバユウスケさん】死去

ロックバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)」のボーカルとして活躍したチバユウスケさんが11月26日、死去した。55歳。神奈川県出身。葬儀は近親者で行った。

4月に食道がんを患っていることを公表し、療養していた。

1996年、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」でデビュー。「世界の終わり」などの人気曲を残し、2003年にバンドは解散。

05年に「The Birthday」を結成。ボーカル、ギターを担当した。

22年公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」のオープニング主題歌を担当した。《共同通信》