令和1670日目

2023/11/25

【J1】神戸、初優勝

明治安田J1第33節最終日(25日・ノエビアスタジアム神戸ほか=7試合)30周年のシーズンで、首位の神戸が最終節を前にリーグ初優勝を決めた。井出と武藤がゴールを決め、名古屋に2―1で競り勝って勝ち点68。2位の横浜Mと4差に広げ、残り1試合で逆転の可能性がなくなった。

前節17位の湘南は最下位の横浜FCとの直接対決を1―0で制し、勝ち点34で残留を決めた。横浜FCは同29のまま。柏は鳥栖と2―2で引き分け、同32で残留決定は持ち越した。

広島は3―0でG大阪に完勝して3位に浮上し、浦和は2―3で福岡に敗れて4位に後退。京都はC大阪に競り勝ち、札幌はFC東京を破った。《共同通信》

サッカーJ1神戸が、クラブを初優勝に導いた吉田孝行監督(46)に来季の続投を要請する見通しとなったことが25日、関係者の話で分かった。今回が自身3度目の指揮の同監督は、続投すれば初めて3季目を迎える。

最下位に低迷していた昨年6月に就任し、13位と巻き返して残留を果たした。2季目の今年は大迫ら主力の日本選手の持ち味が生きる手堅い戦術に磨きをかけ、安定して上位を維持した。

クラブはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)も視野に主力の残留に注力し、今季限りで契約が切れるDF酒井高徳(32)にも延長を申し出る方針。《共同通信》

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【東海テレビ】容疑者と別人の写真を複数回放送

東海テレビ放送は25日、名古屋市のマンションで住人男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された内田明日香容疑者として放送した顔写真が、別人物のものだったと発表した。

写真を使われた本人とみられる人物からの申告があった。同社は「多大なご迷惑をおかけし深くおわび申し上げる。原因を詳しく調べ、再発防止に努める」とのコメントを出した。

同社によると、24、25日に東海地区のローカルニュースや、フジテレビ系「めざましどようび」で計6回、別人の顔写真を放送した。

顔写真はXで入手し、容疑者を知るという複数の関係者に確認していたが、フジテレビに本人とみられる人物から連絡があり、誤りが判明した。《共同通信》

【大相撲】

大相撲九州場所14日目(25日・福岡国際センター)大関霧島が平幕熱海富士との2敗同士の直接対決を寄り切りで制し、12勝2敗で単独首位に立った。千秋楽の大関貴景勝戦に勝てば、4場所ぶり2度目の優勝が決まる。霧島が敗れ、熱海富士が関脇琴ノ若に勝てば、3敗で並び優勝決定戦にもつれ込む。

霧島は今年の61勝目で、初の年間最多勝が確定した。

大関豊昇龍は翠富士を上手投げで退けて9勝目。貴景勝は関脇大栄翔に突き出されて5敗目を喫した。大栄翔は9勝目。琴ノ若は10勝目をマークした。関脇若元春は5勝目を挙げ、小結阿炎は負け越した。

十両は琴勝峰と大の里が11勝3敗で首位を守った。《共同通信》

【プロ野球】

日ハム、山崎福也投手の獲得発表

日本ハムは25日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した山崎福也投手(31)と入団合意に達したと発表した。

今季11勝(5敗)を挙げた左投手は推定年俸6千万円で、人的補償がいらないCランクとみられる。ヤクルト、巨人が監督同席で交渉するなど、残留を求めたオリックスを含む6球団による争奪戦となっていた。

阪神、ファン感謝デー

阪神は25日、甲子園球場でファン感謝デーを行い、日本一の喜びをファンと分かち合った。この日は岡田彰布監督の66歳の誕生日。ファンからバースデーソングで祝福され「今までで人数は一番多いな。そらうれしいよ」と表情を崩した。

選手は日本一のペナントを持って、歓声に包まれながら入場。「(日本一には)1球団しかなられへん。こういう場で報告できた達成感はあるよ」と喜びをかみしめた。

来季から近本光司外野手に代わって、選手会長を務めることが決まった中野拓夢内野手が最後にあいさつ。「連覇に向かってチーム一丸となって全力で頑張る」とファンの前で誓った。《共同通信》

【フィギュアスケート】

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯最終日は25日、大阪府の東和薬品ラクタブドームで行われ、男子は鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が合計288.39点で優勝し、1.84点差で2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)とともにシリーズ上位6人で争うファイナル(12月7〜9日・北京)に進んだ。

ショートプログラム(SP)首位の鍵山はフリー2位で、GP2季ぶりの通算4勝目。SP2位の宇野がフリーはトップだった。壷井達也(シスメックス)は9位で終えた。

女子はGP初出場の青木祐奈(日大)が5位。三原舞依(シスメックス)は8位、樋口新葉(ノエビア)は9位。《共同通信》

【日米韓外相】電話会談

上川陽子外相は25日未明、ブリンケン米国務長官、韓国の朴振外相と電話会談した。北朝鮮による弾道ミサイル技術を使った軍事偵察衛星発射は国連安全保障理事会決議の明白な違反だとして強く非難した。3カ国で緊密に連携することも改めて確認した。上川氏が記者団に明らかにした。

上川氏は「核・ミサイル問題を含む北朝鮮対応では、韓国はもちろん、中国との連携も重要だ。中国に日本の立場を伝達しつつ、あらゆるレベルで緊密に意思疎通する」と強調した。

韓国外務省によると、3カ国外相は、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを強行したことは朝鮮半島と北東アジアの平和と安定を深刻に脅かすものだと非難した。《共同通信》

【日中外相会談】

上川陽子外相は25日、韓国・釜山で中国の王毅外相と初めて会談した。上川氏は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、日本産水産物の輸入制限措置の即時撤廃を要求。立場の隔たりを認識し、建設的な態度で協議と対話を通じて問題を解決する方法を見いだすことを改めて確認した。両外相は相互に来日と訪中を招請した。上川氏は26日、日韓外相会談を行った後、日中韓3カ国の外相会談に臨む。

会談は当初予定より40分長い約1時間40分だった。王氏は処理水を「核汚染水」と呼び「日本の無責任な行為に反対する」と述べた。「各利害関係者による包括的かつ効果的な、独立した長期監視メカニズムを構築する必要がある」と指摘した。

上川氏は監視の在り方について「国家の主権、IAEAの権威や独立性という原則が前提となる」と述べ、王氏の主張に否定的な見解を伝えた。

上川氏は「先の日中首脳会談で、戦略的互恵関係を包括的に推進する方向性が確認された。これに沿って日中関係を発展させるべく緊密に連携したい」と述べ、王氏も同様の考えを示した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア軍、過去最大の無人機攻撃

ウクライナ空軍は25日、同日未明にロシア軍による75機の無人機攻撃が全土にあり、74機を撃墜したと発表した。昨年2月の侵攻開始以来で飛来数は過去最大という。うち50機が首都キーウ(キエフ)に飛来し、クリチコ市長によると最大規模。撃墜した破片により幼稚園や集合住宅で火災が起き、周辺のキーウ州では1万6千世帯が停電した。

無人機は北東部スムイ州、南部ザポロジエ州方面にも飛来。キーウでは空襲警報が6時間以上解除されず、子どもを含む5人がけがをした。

25日は、ソ連時代に400万人以上が死亡した大飢饉(ホロドモール)の犠牲者追悼の日。ゼレンスキー大統領は「特別な日に70以上の無人機で攻撃があった。ロシア指導部は殺人を誇りに感じている」と非難した。

火災が起きたキーウ市内の幼稚園では、園児はいなかったが、プレールームの壁が崩れ、おもちゃなどが散乱。被害を確認していた園長(61)は「子どもたちがいなくて本当に良かった。遊び場が壊されたことが恐ろしい」と話した。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

人質全員の早期解放訴え

イスラエル中部テルアビブで25日、パレスチナのイスラム組織ハマスに拘束された人質の早期解放を求める大規模な集会が開かれた。人質の家族や支援者らは「今すぐ」「今すぐ」の大合唱で、イスラエル政府や国際社会に対して全員の帰還に向けて取り組みを強化するよう訴えた。

主催者によると、会場の市中心部の広場周辺には約10万人が集まった。24日に第1弾として解放された80代女性の孫も出席し「皆が戻るまで一緒に闘い続ける」と決意を語った。

イスラエル国旗や人質の名前と写真が入ったプラカードを持つ人が多く見られた。《共同通信》

ハマス、第2弾人質17人解放

イスラエル軍は25日深夜、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで拘束する人質のうち、イスラエル人13人とタイ人4人の計17人が解放されたと明らかにした。24日に続く第2弾の解放。イスラエル政府は26日、第3弾の解放となる人質のリストを受け取った。

ハマスは第2弾解放に先立ち、ガザへの支援物資搬入などを巡りイスラエルが合意を守っていないと主張。解放は数時間遅れ、相互不信の強さが改めて浮き彫りとなった。26日で3日目となったガザでの戦闘休止は持続しているもようだ。

イスラエル首相府によると、第2弾で解放されたイスラエル人13人は3〜67歳の女性と子ども。《共同通信》