令和1468日目
2023/05/07
この日のできごと(何の日)
【日韓首脳会談】
岸田文雄首相は7日韓国を訪れ、尹錫悦大統領とソウルで会談した。未来志向で関係を深化させる方針で一致した。首相は元徴用工問題を含む歴史認識に関し「大変苦しい、悲しい思いをされたことに心が痛む思いだ」と強調。植民地支配への反省とおわびを明記した1998年の日韓共同宣言に触れ、政府の立場は揺るがないとした。尹氏は「歴史問題が完全に整理できなければ未来の協力へ一歩も進めないとの認識から脱却しなければいけない」と語った。
首相の訪韓は就任後初めて。日本の首相が2国間会談のため韓国を訪れるのは2011年以来となった。関係正常化で合意した3月の尹氏来日に続き、首脳同士の相互訪問「シャトル外交」が本格的に再開した。会談では東京電力福島第1原発の処理水海洋放出計画に関し、韓国の専門家らによる視察団の現地派遣を申し合わせた。《共同通信》
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【石川県珠洲市】大雨警報継続
震度6強の地震に見舞われた石川県珠洲市では7日も雨が降り続き、気象庁は能登地方への大雨警報を継続、市は約1630人への避難指示を維持した。地震は同日も相次ぎ、雨とともに復旧作業を妨げている。被災した建物の応急危険度判定では少なくとも51棟が「危険」、89棟が「要注意」と判定された。雨は8日まで続く見通しで、市は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけた。
応急危険度判定は二次災害を防ぐため実施され、6日時点で421棟の調査を終了。281棟は「問題なし」だった。調査済みの建物には赤(危険)、黄(要注意)、緑(問題なし)のステッカーを貼り状態を知らせた。調査が進めば危険性のある建物はさらに増える可能性がある。市は6日から風雨の吹き込みを防ぐブルーシート千枚を配布。7日には追加分を準備し公民館などで住民に配った。
市内の道路では陥没やひび割れといった被害が少なくとも40カ所発生。複数の場所で土砂崩れも確認された。市や県職員が市内をパトロールして警戒している。《共同通信》
【競馬】
第28回NHKマイルカップ(7日・東京11R1600メートル芝18頭、G1)9番人気のシャンパンカラー(内田博幸騎乗)が1分33秒8で優勝し、G1初制覇を飾るとともに1着賞金1億3千万円を獲得した。内田騎手はこのレース2勝目、田中剛調教師は初勝利。
後方待機策を取ったシャンパンカラーは、最後の直線で外へ持ち出すと力強く伸びて先頭へ。鋭く追い込んだ8番人気のウンブライルを頭差抑えた。3番人気のオオバンブルマイがさらに1馬身1/4差の3着。1番人気のカルロヴェローチェは5着に終わった。《共同通信》
【ゴルフ】
ワールド・サロンパス・カップ最終日(7日・茨城県茨城GC=6780ヤード、パー72)首位から出た23歳の吉田優利が3バーディー、4ボギーの73で回り、通算1オーバーの289で国内四大大会初制覇を果たした。2年ぶりのツアー通算3勝目。賞金2400万円と3年シードを獲得した。
72だった申ジエ(韓国)が3打差の2位。さらに2打差で小祝さくら、上田桃子、韓国勢の李ハナとイ・ソミの4人が3位となった。前回覇者の山下美夢有は7位、アマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は50位だった。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第12節第2日(7日・ノエビアスタジアム神戸ほか=6試合)首位の神戸は大迫の2得点などで横浜FCに3―0で完勝し、勝ち点を26に伸ばした。2位の横浜Mは西村らのゴールで京都を4―1で下し、2差で追う。
広島は福岡に3―1で逆転勝ちし、名古屋とともに勝ち点23。鹿島はC大阪に1―0で競り勝ち、連勝を4に伸ばして5位に浮上した。川崎は鳥栖に1―0で勝って3連勝。新潟―柏は無得点で引き分けた。《共同通信》
【プロ野球・7日】
オ4―5西
西武が逆転勝ちで連敗を3で止めた。若林が4打点。0―3の六回に3点二塁打、八回に勝ち越し打を放った。九回に呉念庭の適時打で加点。3番手の平井が今季初勝利、青山が2セーブ目。オリックスは投手陣が踏ん張れなかった。
日3―2楽
日本ハムがサヨナラ勝ち。2―2の九回1死一、二塁から上川畑が中越えに二塁打を放って試合を決めた。七回にマルティネスのソロ本塁打で追い付き、4番手の田中正がプロ7年目で初白星。楽天は救援陣が荘司の好投をふいにした。
中2―1巨
中日が3試合連続の逆転勝ちで今季初の3連勝。0―1の七回に木下の二塁打で追い付き、八回に石川昂の犠飛で勝ち越した。田島が2季ぶりの白星、マルティネスがリーグ最速の10セーブ目。巨人は救援陣の制球難が響き3連敗。《共同通信》
【柔道】
ウクライナ侵攻で国際大会から除外されてきたロシアとベラルーシ勢が個人の中立選手(AIN)として復帰した柔道の世界選手権が7日、ドーハで開幕した。国際柔道連盟(IJF)の決定に反発したウクライナはボイコット。波紋が広がる状況で、来年のパリ五輪へ向けて重要な大会は14日まで行われる。
初日は女子48キロ級でロシアのサビーナ・ギリアゾワが登場。場内から特に反応はなく、初戦の2回戦でフランス選手に一本負けした。試合後は相手と軽く握手し、硬い表情で通った取材ゾーンでは報道陣の問いかけに応じなかった。《共同通信》
◇
柔道の世界選手権は7日、ドーハで開幕して男女2階級が行われ、女子48キロ級は角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が制し、日本女子3人目の3連覇を達成した。田村亮子、阿武教子に続く快挙で来年のパリ五輪代表に前進した。決勝は世界ランキング1位のシリヌ・ブクリ(フランス)に完勝。初戦から5試合全て一本勝ちだった。
男子60キロ級は2021年東京五輪金メダルで昨年覇者の高藤直寿(パーク24)が5位。日本男子単独最多となる5度目の優勝はならなかった。準決勝でフランシスコ・ガルリゴス(スペイン)に延長戦で一本負け。3位決定戦では李ハリム(韓国)に指導3の反則負けでメダルも逃した。
女子48キロ級で一昨年2位の古賀若菜(山梨学院大)は準々決勝でブクリに敗戦。敗者復活戦から進んだ3位決定戦を制した。《共同通信》
【皇嗣秋篠宮同妃両殿下】帰国
チャールズ国王の戴冠式参列のため、英国を訪問していた秋篠宮ご夫妻は7日午後8時ごろ、政府専用機で羽田空港に到着された。海外王室の戴冠式参列は初めてで、初の英国公式訪問だった。
ご夫妻は現地時間の6日午前、ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた戴冠式に出席した。側近によると、式の前後で各国の王族ら他の参列者と懇談する機会があり、ご夫妻は多くの人と言葉を交わし、交流を深めたという。
秋篠宮さまは参列後、報道陣に対し「とても荘厳で喜びに満ちた良い式だったと思います」と感想を語った。
6日午後10時ごろ、ロンドン郊外のスタンステッド空港から帰国の途に就いた。《共同通信》
【北朝鮮による日本人拉致事件】
北朝鮮による拉致被害者の早期帰国に向け協力を求めるため、2日から訪米していた被害者家族らが7日、帰国した。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で被害者家族会代表の拓也さん(54)は羽田空港で報道陣の取材に応じ「手応えのある結果を導けた」と振り返り、「日本政府が具体的な行動につなげてほしい」と期待を寄せた。
家族会からは拓也さんと、拉致被害者田口八重子さん=同(22)=の長男で家族会事務局長の飯塚耕一郎さん(46)が訪米し、支援団体「救う会」、超党派でつくる「拉致救出議員連盟」のメンバーが同行。国家安全保障会議のキャンベル・インド太平洋調整官らと面会した。《共同通信》
【COVID-19】
国内で7日、1万4622人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では、東京2345人、大阪1098人、神奈川886人など。死者は東京で4人など計16人が報告された。
厚生労働省によると、重症者は前日と同じ74人だった。《共同通信》
【世界平和統一家庭連合】合同結婚式
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は7日、教団本部がある韓国で合同結婚式を開いた。教団によると、日本の約550人を含め56カ国から約2600人が参加した。この日は東京都内でも約200人が参加して合同結婚式が開かれ、韓国の式典の様子が中継された。信者にとって合同結婚式を経て生まれた子どもを育てることが教義に沿った人生とされるが、婚姻の自由の侵害も指摘されている。
韓国での式典は、ソウル中心部から北東約50キロに位置する京畿道加平の教団施設「清心平和ワールドセンター」で行われた。開始の数時間前から大型バスが続々と到着。合同結婚式のたびに花束を売りに来ているというソウルの女性(59)は「(安倍晋三元首相銃撃)事件の影響で日本からの参加者は減ると思っていたが、新型コロナウイルス禍前同様に多い」と話した。《共同通信》
【シリア】アラブ連盟に復帰
アラブ連盟は7日、エジプトの首都カイロで臨時の加盟国外相会合を開き、反体制派への武力弾圧で2011年に参加資格を停止したシリアの復帰を決議した。連盟報道官が共同通信などに明らかにした。シリア内戦によるアサド政権の国際的な孤立の脱却が進むことになる。
決議によると、シリアは7日付で連盟や全関連組織の会議に再び参加できる。シリア危機の解決を目指してサウジアラビアやエジプトなどで閣僚級委員会を立ち上げ、シリア政府と直接対話を続けることも決定した。
アラブ連盟のアブルゲイト事務局長は7日の記者会見で、シリア危機の解決には時間がかかると指摘。シリアの連盟復帰は「現実的な決断」で、危機解決に向けアラブ側でシリア政府と関わっていくと強調した。
シリア内戦で、アラブの多くの国がアサド政権と断絶。しかし、ロシアとイランを後ろ盾とするアサド政権が内戦で軍事的優位を固めたことで、アラブ諸国はアサド政権との関係再構築を進めていた。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
ワグネル、戦闘継続を示唆
ウクライナ侵攻に部隊を派遣するロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は7日、「さらなる作戦を続けるのに必要な弾薬と武器(の提供)が約束された」と通信アプリに投稿した。ロシア国防省が十分な弾薬を供給しないと批判し、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトからの撤退方針を示していたが、一転して戦闘継続を示唆した。
プリゴジン氏は5日、弾薬不足で「兵員の無駄な死」が増え続けているとし、バフムトから10日に部隊を撤退させると表明。ロシアで重要な9日の対ドイツ戦勝記念日を前に混乱が表面化していたが、7日の投稿で、必要なものは「全て配備される」と強調した。
バフムトはウクライナ軍の補給線が集まる要衝。ワグネルの部隊はロシア正規軍を補完し、戦闘員を投入してきた。
ロシア国防省は7日の戦況説明で、バフムト攻略作戦を継続し、市西部で新たに二つの街区を支配下に置いたと発表。バフムトの南西方面では航空機や砲撃で空挺部隊を支援し、ウクライナ側の機械化歩兵部隊などに損害を与えたとしている。《共同通信》
【F1】
自動車のF1シリーズ第5戦、マイアミ・グランプリは7日、米フロリダ州マイアミガーデンズで決勝が行われ、17番手からスタートしたアルファタウリの角田裕毅は11位となった。
マックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季3勝目、通算38勝目を挙げた。2位にセルヒオ・ペレス(メキシコ)が続き、レッドブル勢のワンツーフィニッシュとなった。アストン・マーチンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)が3位に入った。《共同通信》
【サッカー】
サッカーの海外各リーグは7日、各地で行われ、スコットランド・プレミアリーグで古橋亨梧らのセルティックがハーツを2―0で下し、2季連続53度目の優勝を決めた。古橋は後半22分に先制点を挙げ、今季リーグ戦24点目、同公式戦30点目とした。古橋と前田大然、旗手怜央は後半途中までプレー。小林友希はフル出場し、岩田智輝は終盤から出場した。
ベルギー1部中位プレーオフでセルクル・ブリュージュの上田綺世はウェステルロー戦で後半27分までプレーし、PKを2本決めて今季リーグ20ゴールとした。試合は5―3で勝利した。
フランス1部でモナコの南野拓実はアンジェ戦でリーグ12試合ぶりに先発し、後半33分に交代。試合は2―1で勝った。ポルトガル1部でスポルティングの守田英正はパソスデフェレイラ戦で後半途中まで出場し、チームは4―0で快勝した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは7日、各地で行われ、ブルージェイズの菊池は敵地ピッツバーグでのパイレーツ戦に先発して6回1/3を4安打無失点と好投し、無傷の5連勝とした。試合は10―1。
レッドソックスの吉田はフィリーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数2安打で16試合連続安打。チームは1―6で敗れ、連勝が8で止まった。エンゼルスの大谷はレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で出場し、四回に中前適時打を放つなど3打数2安打1打点だった。試合は8―16で負けた。
アスレチックスの藤浪はロイヤルズ戦に2番手で登板し、1回1/3を3失点。チームは1―5で敗れた。カブスの鈴木は延長十四回、4―5で競り負けたマーリンズ戦に代走で出場した。《共同通信》