令和1380日目

2023/02/08

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ・ゼレンスキー大統領】訪英

ウクライナのゼレンスキー大統領が8日、英国を訪問し、スナク首相と会談した。議会での演説で、下院議長にウクライナ軍パイロットのヘルメットを手渡し「自由のための翼」が必要だとして戦闘機の供与を要請した。「自由が勝ち、ロシアが負けると分かっている」とも述べ、ウクライナの勝利が「世界を変える」と強調した。チャールズ国王とも会う。 昨年2月のロシアによる侵攻開始後、ゼレンスキー氏は2度目の外遊。ロシアが今春にも攻勢を強めるとの見方もあり、双方は支援の継続と強化を再確認。ゼレンスキー氏は西側主要国との結束をアピールし、ロシアに圧力をかける狙いとみられる。 ロイター通信によると、欧州連合(EU)外交筋は、ゼレンスキー氏が9日にEU本部のあるブリュッセルを訪問する予定だと語った。9、10日に開かれるEU首脳会議に出席する可能性がある。8日中にパリを訪問するとの報道もある。《共同通信》

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【ボクシング】

プロボクシングの2022年表彰選手が8日に発表され、男子最優秀選手賞(MVP)はバンタム級で日本人初の世界主要4団体統一王者となった29歳の井上尚弥(大橋)が5年連続6度目の受賞となった。KO賞にも3年連続で選ばれた。

井上尚は昨年6月にノニト・ドネア(フィリピン)にTKO勝ちし、3団体統一。同12月にポール・バトラー(英国)をKOで下し、世界ボクシング機構(WBO)のベルトを獲得した。「非常に濃密な1年で最高の結果に満足。新たな階級(スーパーバンタム級)での挑戦に一層精進していく」とコメントした。《共同通信》

【 COVID-19】

国内では8日、新型コロナウイルス感染者が新たに4万1253人確認された。死者は220人で、重症者は前日から12人減って398人となった。

東京都の新規感染者は2612人。前週の同じ曜日から1400人減り、22日連続で1週間前を下回った。直近1週間の平均新規感染者は前週比34%減の2653人。30~90歳代の男女13人の死亡が確認された。《読売新聞》

【東京株式市場 】

8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への警戒感が和らぎ、外国為替相場で円高ドル安が進行。輸出関連銘柄を中心に業績押し下げ懸念から売り注文が優勢となった。決算内容や業績予想の下方修正を材料に値下がりする銘柄も目立った。

終値は前日比79円01銭安の2万7606円46銭。東証株価指数(TOPIX)は0.57ポイント高の1983.97。出来高は約10億9500万株だった。《共同通信》

【大阪ダブル選】2氏が出馬表明

任期満了に伴う4月の大阪「ダブル選」を巡り、法学者の谷口真由美氏(47)は8日、知事選に立候補すると正式表明した。そろって記者会見した大阪市議の北野妙子氏(63)は無所属で市長選に出馬すると表明。大阪維新の会への対抗勢力結集を目指す政治団体「アップデートおおさか」がそれぞれ擁立する。自民党は両氏を推薦せず、実質的に支援する方向だ。

維新はダブル選それぞれの候補者を決めており、構図は大枠が固まった。維新がカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の大阪誘致を進めるのに対し、両氏は「計画はむちゃくちゃだ」と反対を表明した。《共同通信》

【沖縄県・玉城デニー知事】ミサイル配備「反対」

沖縄県が主催し、安全保障関連3文書の改定が沖縄に与える影響について考えるシンポジウムが8日、東京都文京区のホールで開かれた。玉城デニー知事は、3文書に盛り込まれた反撃能力(敵基地攻撃能力)としての長距離ミサイルの沖縄配備について「憲法の精神とは違うと、明確に反対する」と述べた。「かえって地域の緊張を高め、不測の事態が生じる懸念を持っている。沖縄が攻撃目標とされることを招いてはならない」と強調した。

シンポジウムには元内閣法制局長官の阪田雅裕氏、元官房副長官補の柳沢協二氏、同志社大大学院准教授の三牧聖子氏らが出席した。《共同通信》

【中国】気球撃墜で米批判

中国外務省の毛寧副報道局長は8日の定例記者会見で、米国が中国の気球を撃墜したことに関して「中国の脅威を言い立てても関係改善と相互信頼にとって無益だ」と述べて米国を批判した。中国は米国が事態をエスカレートさせているとの立場を強調し続けている。

毛氏は「民用の無人飛行船を武力攻撃したことは受け入れられない。無責任な行為だ」と改めて主張した。

米国防総省は7日、オースティン国防長官が中国の魏鳳和国防相との電話会談を申し入れたものの中国側が拒否したと明らかにしたが、毛氏はこの件に関して会見で答えなかった。《共同通信》

【トルコ、シリア】地震の死者1万2000人に

トルコ南部を震源に6日発生した大地震で、被災したトルコ、隣国シリアの当局などによると、死者は8日までに、両国で計1万2千人を超えた。建物の下敷きになった人たちの生存率が著しく下がるとされる「発生後72時間」は、9日未明(日本時間同日午前10時過ぎ)に経過。一刻を争う中、不明者らの必死の捜索が続いた。

被災地域が広い上、冬の厳しい寒さが影響し、救援活動は難航。犠牲者の一層の増加も危ぶまれている。シリアが内戦下にあることも踏まえ、被害の全容は見えていない。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

英首相、戦闘機供与に含み

英国のスナク首相は8日、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領と英南部ドーセット州で共同記者会見し「全ての軍事支援が検討対象となる」と述べ、ウクライナ側が強く求めている戦闘機の将来的な供与に含みを持たせた。英メディアによるとスナク氏は、どの戦闘機を供与できるかをウォレス国防相に調べるよう指示した。

戦闘機を巡って、米国やドイツは提供に否定的。英国が前向きな姿勢を示したことで、影響を与える可能性がありそうだ。ゼレンスキー氏は会見で、戦闘機がなければ、ロシアへの反撃の「停滞」を招くと訴えた。

英政府は戦闘機のパイロットを含め、訓練対象を拡大する方針を表明している。《共同通信》



2月8日 その日のできごと(何の日)