令和1335日目

2022/12/25

この日のできごと(何の日)

【中国軍】台湾周辺で統合演習

中国軍東部戦区の施毅報道官は25日、台湾周辺の空海域で統合軍事演習を同日行ったと発表した。「米台結託による挑発が強まっていることへの断固たる対抗策」と説明しており、米国で成立した2023会計年度国防権限法に対する反発とみられる。

同法は、27年までに台湾向けに最高100億ドル(約1兆3300億円)の軍事資金援助を認めるとともに、中国の武力侵攻に備えて台湾の重要物資確保を支援することも盛り込んだ。台湾をめぐる軍事バランスが崩れる事態を警戒する中国側は24日、「台湾海峡を戦争の瀬戸際に追いやる」と米国を強く非難していた。

施報道官は「一切の必要な措置を講じ、国家主権と領土を断固守る」と強調。今回の演習の具体的な場所や内容には触れていないが、東部戦区は、台湾の山脈の空撮画像に加え、爆撃機の離陸や艦艇が航行している画像を発表文に添付した。《時事通信》

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【日本列島】山沿いで雪続く

日本列島は25日も山沿いを中心に雪が降った。北海道では再び大規模な停電が発生。愛媛県などで新たに死者2人も判明した。大雪のピークは過ぎ、冬型の気圧配置は26日にかけて緩む見通しだが、気象庁は積雪や路面凍結による交通障害、雪崩に注意と警戒を呼びかけた。

25日午前までの24時間降雪量は福島県檜枝岐村59cm、岐阜県郡上市41cm、群馬県みなかみ町39cmなど。積雪は午後までに山形県西川町で150cmを超え、新潟県魚沼市で120cmに達した。

北海道では紋別市などオホーツク地方を中心に一時、約1万9500戸が停電した。倒木で送電線が断線したことが原因。《共同通信》

北海道電力は25日午前、北部のオホーツク地方を中心に約1万9500戸の停電が起きていると明らかにした。倒木で送電線が断線したことが原因で、大半が25日夕までに復旧した。北海道電管内では23日にも大規模停電が発生、24日午後に解消されたばかりだった。

北海道では23日、大雪警報などが発令され、オホーツク地方などで最大約2万6千戸が停電。うち紋別市では送電用の鉄塔1基が倒れた影響で、一時的に全域の約1万3千戸が停電となり、災害派遣要請を受けた自衛隊が避難所の住民らに物資を配布。24日午後に停電はほぼ解消された。

【競馬】

第67回有馬記念(25日・中山11R2500メートル芝16頭、G1)1番人気の3歳馬イクイノックス(クリストフ・ルメール騎乗)が2分32秒4で優勝し、天皇賞・秋に続くG1で2勝目を挙げるとともに、1着賞金4億円を獲得した。ルメール騎手はこのレース3勝目で、木村哲也調教師は初勝利。

中団の外側を進んだイクイノックスは、3コーナー手前から徐々に進出し、最後の直線に入った辺りで先頭に立つと、末脚を伸ばして一気に後続を突き放した。2馬身半差の2着は6番人気のボルドグフーシュ。ファン投票1位で2番人気のタイトルホルダーは逃げて9着に敗れた。《共同通信》

【サッカー】

J1神戸は25日、元日本代表DF槙野智章(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。槙野はこの日未明、出演したテレビ番組で明らかにした。

広島県出身。2006年に広島でJリーグデビューした。11年からケルン(ドイツ)に在籍。12年は浦和に期限付き移籍してプレーし、その後、完全移籍となり、17年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇などに貢献した。今季から神戸に加入した。

高い身体能力を生かした1対1の強さを武器に、主にセンターバックのポジションを担い、J1通算415試合出場で46得点。日本代表として18年ワールドカップロシア大会に出場した。《共同通信》

【フィギュアスケート】

フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・さいたま市)代表最終選考会を兼ねた全日本選手権最終日は25日、大阪府の東和薬品ラクタブドームで行われ、男子はグランプリ(GP)ファイナル覇者の宇野昌磨(トヨタ自動車)がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の合計291.73点で3年ぶり5度目の優勝を果たした。日本スケート連盟の選考基準を満たして代表に決まった。

島田高志郎(木下グループ)が合計252.56点で2位、友野一希(上野芝ク)が250.84点で3位に入り、ともに初の表彰台となった。今季初戦の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は8位に終わった。《共同通信》

【全国高校駅伝】

全国高校駅伝は25日、京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われ、第73回の男子(7区間、42.195キロ)は倉敷(岡山)が2時間1分10秒の大会新記録で4年ぶり3度目の優勝を果たした。第34回の女子(5区間、21.0975キロ)は長野東が1時間7分37秒で制した。長野県勢として女子初優勝。

倉敷は3区のキバティが好走でトップに立ち、そのままリードを保った。序盤からトップを争った佐久長聖(長野)が2位、八千代松陰(千葉)が3位。

長野東は13秒差の2位でたすきを受けた最終5区の村岡が逆転。仙台育英(宮城)が14秒差の2位。神村学園(鹿児島)が3位だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内で25日、新たに14万8808人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比較すると約1万3千人増加した。内訳は東京1万5403人、神奈川9784人、大阪8912人など。

死者は北海道22人、東京と大阪18人など、計201人の報告があった。また厚生労働省によると、全国の重症者は556人で前日から26人増加した。

また過去の感染者について、熊本などで修正があった。《共同通信》

中国浙江省政府は25日、新型コロナの新規の陽性者が1日当たり100万人を超えていると発表した。他省の都市で感染者が数十万人規模で増えており、全国では毎日少なくとも数百万人の勢いで感染が急拡大しているもようだ。中国国家衛生健康委員会は25日、毎日の感染者数と死者数の発表業務を下部組織の中国疾病予防コントロールセンターに移管。同センターは全国で24日に確認した新規感染者数はわずか2940人としており、「ゼロコロナ」政策が事実上崩壊する中、実態はつかめなくなった。

浙江省は、年末年始にかけて新規陽性者が1日当たり200万人になるとの見通しも示した。《共同通信》

【飯能市3人殺害事件】

25日午前、埼玉県飯能市の住宅で「男性が殴られている」などの110番が相次ぎ、駆け付けた警察官が敷地内で男性1人と女性2人の遺体を見つけた。頭部や首付近などに鈍器で殴られたような外傷があった。県警は同日、男性に対する殺人未遂容疑で、近所に住む無職A容疑者(40)を逮捕。殺人容疑を視野に捜査する。A容疑者は「言いたくありません」と供述を拒んでいるという。

県警などによると、遺体はこの住宅に住む60代の夫婦と、別居する30代の娘とみられる。現場の住宅では以前、車が傷つけられる被害があり、県警は器物損壊容疑でA容疑者を逮捕。その後不起訴となっていた。《共同通信》

【宮崎県知事選】

任期満了に伴う宮崎県知事選は25日投開票の結果、現職河野俊嗣氏(58)=公明推薦、社民支持=が、元職東国原英夫氏(65)との激戦を制し4選を果たした。東国原氏は知事時代に副知事だった河野氏に戦いを挑んだが、返り咲きはならなかった。投票率は56.69%で、2018年の前回選を22.79ポイント上回った。

河野氏は宮崎市で支援者を前に「新型コロナウイルス、物価高、原油高で影響を受けた県民の暮らしを回復させていくことが大事だ」と語った。

東国原氏は1期で退任したことへの批判を払拭できず、宮崎市で「力が及ばなかった。組織の壁は厚かった」とした。《共同通信》

【米国】寒波の死者28人に

米国ではクリスマスの25日、歴史的な寒波による交通網の混乱や停電などが続いた。AP通信などによると、寒波に関連した各地の死者は少なくとも計28人となった。25日も旅客機1600便以上が欠航し、大勢の人々が旅行や外出予定の変更を迫られた。

東部ニューヨーク州北部バファロー周辺では、これまでに7人の死亡が確認された。荒天で当局の緊急対応にも支障が出ているという。バファローの空港も閉鎖された。他にも中西部のオハイオ州やミズーリ州、西部コロラド州など各地で死者が出た。

停電も20万世帯以上で継続。寒波の影響は今後、次第に弱まっていく見通し。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

プーチン大統領、「パトリオット、100%たたき壊す」

ロシアのプーチン大統領は25日放映の国営テレビの番組で、米国がウクライナに供与を約束した主力地対空ミサイルシステム「パトリオット」について「もちろんたたき壊す。100パーセントだ」と述べ、ロシア軍の不利にはならないとの見方を示した。

プーチン氏は、ウクライナへの侵攻長期化で同国を支援する欧米との対立がかつてなく激化していることを「危険だとは思わない」とし「われわれはロシアと国民の利益を守るため正しいことをしている。他の選択肢はない」と強調した。

その上で、ロシアは話し合いによる解決の用意があると述べ、交渉を拒否しているのはウクライナ側だと改めて指摘した。《共同通信》



12月25日 その日のできごと(何の日)