令和1334日目
2022/12/24
この日のできごと(何の日)
【名古屋市】積雪10センチ
東海地方は24日、広い範囲で雪が降り、名古屋市で初雪が観測された。平年より2日遅く、昨年より7日遅かった。
積雪の深さは最大で名古屋市で10センチ、岐阜市で11センチに達し、平野部でも雪が積もった。名古屋地方気象台によると、名古屋市で積雪10センチ以上を記録するのは2014年以来8年ぶり。
岐阜県の山間部では大雪となり、郡上市の長滝で79センチ、白川村で67センチの積雪となった。岐阜県警によると、24日午前0時~正午に積雪や路面の凍結によるスリップ事故が200件発生。うち人身事故は10件で、11人が軽いけがをした。
交通網も乱れ、名古屋高速道路は上下線で全線通行止めとなった。東海道新幹線も一部区間で速度を落として運行。JR東海によると、上下線計159本に最大49分の遅れが出て、計約13万7000人に影響した。《毎日新聞》
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強い冬型の気圧配置の影響で、名古屋市で積雪を記録するなど日本列島は24日も広い範囲で荒れた天気となった。北海道では大規模な停電の影響が続いた。大雪や暴風雪のピークは過ぎたが、気象庁は、日本海側を中心に大雪による交通障害や強風、高波に注意と警戒を呼びかけた。
気象庁によると、上空に強い寒気が流れ込み、名古屋市は初雪を観測。午前8時には10センチの積雪を記録した。午前までの24時間では山形県小国町で97センチ、新潟県関川村で81センチの降雪があり、昨冬までの記録を更新。秋田県湯沢市でも65センチが降った。徳島市は11センチ、高知市は18センチとなった。《共同通信》
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愛媛県は24日、同県久万高原町で記録的な降雪に伴い発生した停電による副次的な災害発生が懸念されるとして、自衛隊法に基づき同町への災害派遣を自衛隊に要請した。
県などによると、同町では23日に最大約4800戸が停電。高齢者の転倒などの副次的災害が懸念されている。派遣期間は24日午後3時から撤収要請まで。高齢者らの自宅周辺の除雪や避難所までの輸送などの活動を想定している。
町では23日午後8時に、1979年の観測開始以来最高となる76センチの積雪を観測した。《共同通信》
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【将棋・藤井聡太五冠】最年少最速300勝
将棋の藤井聡太五冠=竜王・王位・叡王・王将・棋聖=(20)は名古屋市で指された第81期名人戦A級順位戦で24日、佐藤天彦九段(34)を破り、通算300勝(59敗、勝率8割3分6厘)を挙げた。日本将棋連盟によると20歳5カ月、プロ入りから6年2カ月での到達は最年少、最速で、勝率8割超えは初めて。
これまで300勝目の最年少、最速記録は羽生善治九段(52)=95敗、勝率7割5分9厘=の21歳7カ月、6年4カ月だった。藤井五冠は2016年、最年少の14歳2カ月でプロになり、次々と記録を塗り替えながら、速いスピードで白星を積み重ねている。《共同通信》
【プロ野球】
プロ野球ロッテの佐々木朗希投手(21)が24日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、5千万円増の推定年俸8千万円でサインした。4月10日のオリックス戦で史上16人目の完全試合を最年少20歳で達成。「いい評価をしていただいた。まだまだできるなと思うので現状に満足せず、もっと高みを目指していけたらなと思う」と引き締まった表情で話した。
岩手・大船渡高から入団3年目の今季は20試合で9勝4敗、防御率2.02の成績。173奪三振はリーグ2位で、自己最速を更新する球速164キロをマークするなど、順調な成長を印象づけた。《共同通信》
【COVID-19】
国内で24日、新たに17万7741人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前より約1万9千人多い。都道府県別の内訳は、東京1万8731人、愛知1万1885人、神奈川1万1701人など。死者は、北海道で23人、東京と大阪でそれぞれ19人など計292人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者数は前日より6人減って530人だった。
秋田と鳥取が過去に公表した感染者数を修正した。《共同通信》
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中国南部の大都市、広東省東莞市は24日、新型コロナウイルスの新規感染者が1日当たり25万〜30万人規模で増え、医療体制が逼迫していると発表した。各地で流行が拡大しており、全国で計100万人規模の増加となっているのは確実だ。厳格なコロナ対策への抗議デモ発生から約1カ月。「ゼロコロナ」政策は事実上崩壊し、医薬品不足などで混迷が深まっている。今後到来するとみられる流行のピークを習近平指導部が乗り切れるかどうか正念場にある。
東莞市は「感染者増加の勢いが速まっている。医療機関は史上前例のない困難に直面している」と危機感を示した。《共同通信》
【日本、中央アジア5カ国】外相会合
林芳正外相と中央アジア5カ国の外相は24日、東京都内で開いた会合後、共同声明を発表した。ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ「独立、主権、領土一体性の尊重と武力行使禁止の原則を堅持する」と明記した。中国の影響力拡大を念頭に、経済的威圧への対処を含む経済安全保障分野での協力の強化や、透明で公正な開発金融の重要性も確認した。
5カ国は旧ソ連から独立し、政治、経済両面でロシアに近い。中国も経済協力を通じて浸透を図っている。共同声明で中ロの名指しは避けたものの、類推できる項目を盛り込み、両国の威圧的な行動をけん制した形だ。《共同通信》
【米国】歴史的寒波で被害拡大
米国では24日、広範囲で歴史的な寒波が続き、旅客機の欠航や停電などが広がった。CNNテレビによると、少なくとも七つの州で計16人が死亡するなど被害が拡大。クリスマスイブに外出や旅行を計画していた多くの人が影響を受けた。
中西部カンザス州の交通事故で3人が死亡したほか、中西部ウィスコンシン、南部テネシーなどの各州でも死者が出た。少なくとも2人が死亡した東部ニューヨーク州のホークル知事は会見し、引き続き外出を控えるよう呼びかけた。
100万世帯以上で停電。交通面では24日に2100便以上が欠航し、4700便以上に遅れが生じた。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
東部激戦地でロ軍90人死亡
ウクライナメディア「ウクラインスカ・プラウダ」によると、ウクライナ軍の報道官は24日、ロシア軍が制圧を目指す東部ドネツク州バフムトでロシア軍兵士90人以上が死亡し、約100人が負傷したと明らかにした。ロシア側はバフムトに戦力を重点配備して激戦が続いており、報道官はロシア側を非難した。
報道官は、ロシア軍側から同日「大砲や戦車、多連装ロケット砲による225回の攻撃があった」と述べた。ロシア軍はあらゆる手段でバフムト戦線での進軍を試みているが「損失が続いており、ウクライナ軍の防衛を突破することはできない」と強調した。《共同通信》
ヘルソン市砲撃、7人死亡
ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官は24日、南部ヘルソン州の州都ヘルソン中心部にロシア軍による砲撃があり、7人が死亡したと明らかにした。50人以上が負傷したとしており、死者数は増える可能性がある。ゼレンスキー大統領は、クリスマスイブの朝に攻撃があったとして「脅しと快楽のための殺人で、テロ行為だ」と非難した。
また、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は23日までに、ゼレンスキー政権がロシアによる侵攻から1年となる来年2月24日に合わせて和平案を提示する計画だと報じた。外交筋の話としている。《共同通信》