令和1304日目

2022/11/24

この日のできごと(何の日)

【マレーシア】新首相にアンワル氏

マレーシアのアブドラ国王は24日、総選挙後に難航した連立交渉に絡み、最多議席を得た野党連合「希望連盟(PH)」議長のアンワル元副首相を首相に任命した。アンワル氏はクアラルンプールの王宮で同日宣誓し首相に就任した。国王の仲裁で、旧与党連合「国民戦線(BN)」や東部ボルネオ島の地域政党などが参加する大連立が成立する見通し。事実上の政権交代となる。

19日投開票の総選挙では主要な三つの政党連合がいずれも単独過半数を取れず連立交渉が長引いていた。PHとBNは長年激しく対立しており、寄り合い所帯の色合いが濃い新政権が安定するかは不透明だ。

マレーシアの新首相に就任したアンワル氏は24日、首都クアラルンプール近郊で記者会見した。「人種、宗教、地域を問わず、誰もが軽んじられたと思わないようにすべきだ。私の政権では誰も置き去りにしない」と述べ、主要民族マレー系と少数派の華人、インド系の民族融和を訴えた。

アンワル氏の「希望連盟(PH)」は19日投開票の総選挙で最多の82議席を獲得したものの、過半数に達しなかった。アブドラ国王が提案した大連立構想によって、これまで対立してきた旧与党連合「国民戦線(BN)」や東部ボルネオ島の地域政党などと手を組み、連立政権を樹立した。《共同通信》

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【大相撲】

大相撲九州場所12日目(24日・福岡国際センター)単独首位だった関脇豊昇龍が平幕王鵬にはたき込まれ、2敗目を喫した。王鵬は10勝目。同じく2桁勝利を挙げた平幕高安と合わせ、トップに3人が並んだ。

両大関は貴景勝が錦富士を押し出し、3敗を堅持。かど番の正代は小結霧馬山に寄り切られ、5勝7敗で後がなくなった。霧馬山は勝ち越し。他の2関脇は若隆景が6敗目、御嶽海は5勝目。

豊昇龍らを1差で貴景勝、平幕の阿炎と輝の3人が追う大混戦。十両は3敗で剣翔ら4人が首位。《共同通信》

【プロ野球】

セ、パ両リーグのベストナインが24日に発表され、26年ぶりの日本一に輝いたオリックスから2年連続で最多勝など主要タイトルを独占した山本由伸投手ら3人、セ2連覇のヤクルトからも史上最年少の三冠王に輝いた村上宗隆三塁手ら3人が選出された。

山本は2年連続2度目、村上は一塁手で受賞した20年から3年連続3度目の選出となった。オリックスからは山本の他に宗佑磨三塁手、指名打者で吉田正尚外野手が選ばれ、ヤクルトは村上に加え中村悠平捕手、オスナ一塁手が受賞した。

受賞最多は3年連続選出のソフトバンク柳田悠岐外野手と、一塁手で1度受賞している楽天の浅村栄斗二塁手の7度。

オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使して日本ハムに加入した伏見寅威捕手が24日、札幌市内で記者会見し「正式に契約させてもらい、体が熱くなった。これからやってやるんだという気持ちになった」と抱負を語った。

北海道出身で、新庄監督の現役時代は客席から日本ハムを応援していたという。オリックスでは昨季、最下位からのリーグ優勝を経験しており「可能性があるチームだと思っている」と日本ハムでも再現を誓った。

新庄監督は9月の対戦で、4度盗塁を阻止されたことが印象的だったといい「解禁になってすぐフロントにとってほしいと伝えた」と直談判したことを明かした。《共同通信》

【サッカーW杯】

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会第5日は24日、ドーハ近郊のアルワクラなどで1次リーグが行われ、G組で世界ランキング15位のスイスが43位のカメルーンを1―0で下した。スイスは5大会連続12度目、カメルーンは2大会ぶり8度目の出場。

H組は前回大会ベスト8で世界ランキング14位のウルグアイと同28位の韓国が0―0で引き分けた。

第4日の23日は1次リーグF組で前回大会3位のベルギーがカナダに1―0で競り勝った。《共同通信》

【COVID-19】

国内で24日、5万7892人の新型コロナウイルス感染者が報告された。都道府県別では、東京5639人、北海道4895人、神奈川4708人など。死者は東京11人、北海道と長野で各8人、宮城で6人など計99人が確認された。

厚生労働省によると、重症者は前日から15人増え、281人となった。

新潟で過去に公表した死者の取り下げがあり、秋田では過去の感染者の取り下げと追加があった。

中国政府は24日、新型コロナウイルスの封じ込めを目指し、全土の計約2万カ所でロックダウン(封鎖)を続けた。1日当たりの新規感染者数が23日に約3万人と最多を記録。今後感染が拡大する恐れがあるとして、各地で臨時の隔離施設を設営するなど厳戒態勢を敷いた。市民生活に多大な影響が出ている。

習近平指導部は10日、感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の継続と一部緩和の方針を決定。11日には、隔離期間短縮などの緩和策を発表した。ところがその後、感染者の増加傾向が続き、封鎖への不満から大規模な抗議活動が発生。習指導部は的確な対応を迫られている。《共同通信》

【東京株式市場】

休日明け24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は3営業日続伸した。終値は休日前の22日比267円35銭高の2万8383円09銭で、約2カ月ぶりの高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの鈍化期待を背景に、前日の米国株式市場が上昇したことを好感した。

東証株価指数(TOPIX)は24.05ポイント高の2018.80。出来高は約13億1100万株。

前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の中で、出席者の多くが利上げペースの減速を示唆していたため、ダウ工業株30種平均は上昇。東京市場も朝方からこの流れを引き継いだ。《共同通信》



11月24日 その日のできごと(何の日)