令和1290日目
2022/11/10
この日のできごと(何の日)
【ウクライナ侵攻】
ロシア軍、ヘルソン撤退開始
ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は10日、ロシアが併合を一方的に宣言したウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソンが位置するドニエプル川西岸から東岸へ部隊を移動させていると述べた。撤退開始を事実上認めた。インタファクス通信が伝えた。
ヘルソン市は2月の侵攻以降、ロシアが唯一掌握したウクライナ州都。9月末のプーチン大統領の併合宣言から1カ月余りで主要都市を喪失し、州の約4分の1に当たる領域を失うことになる。
ウクライナメディアは10日、ヘルソンの北方で幹線道路で直結するミコライウ州の要衝スニフリフカを軍が奪還し国旗を掲げたと伝えた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【サッカー・中村俊輔選手】引退会見
サッカー元日本代表で今季J2の横浜FCで現役を引退した中村俊輔(44)が10日、横浜市内で記者会見を開き「やり尽くしたという、すがすがしい気持ちで終われたので、ほっとしている」と、プロ26年間を晴れやかな表情で振り返った。
左利きの名手は1997年に横浜Mでプロデビューし、日本代表や欧州でも活躍。2度のJリーグ最優秀選手賞に輝き、2006、10年のワールドカップ(W杯)に出場した。サッカーへの情熱や向上心が原動力だったといい「(サッカーは)生きがい。全て。それに尽きる」と話した。
豊富な経験を生かして今後は指導者を目指す。《共同通信》
【野球】
野球日本代表が10日、札幌ドームで9日に続いてオーストラリア代表と強化試合を行い、9―0で完勝した。昨年12月に就任した栗山監督は5、6日の日本ハム、巨人戦を含め、トップチームを率いて4連勝を飾った。
日本は二回に塩見(ヤクルト)の2点適時打で先制し三回に中野(阪神)の押し出し四球、四回は4番に座った近藤(日本ハム)の適時二塁打で加点。六、七回にも犠飛で1点ずつ加え、九回に3点を奪い突き放した。4回4安打だった先発の佐々木朗(ロッテ)ら5投手が無失点でつないだ。
9日まで3試合連続本塁打を放っていた村上(ヤクルト)は欠場した。
◇
ロッテは10日、完全試合を4月10日のオリックス戦で達成した佐々木朗希投手と、バッテリーを組んだ松川虎生捕手の合計年齢38歳330日が、プロ野球における完全試合を達成した投手と捕手の最年少記録としてギネス世界記録に認定されたと発表した。佐々木朗がこの試合で記録した13者連続奪三振もプロ野球の最多として認定された。
佐々木朗は球団を通じて「うれしく思う。今後もいろいろな記録に挑戦できるピッチャーになれるよう頑張っていきたい」とコメントし、松川は「朗希さんと一緒にギネス世界記録に認定されてうれしい。これを励みにもっともっと頑張りたい」と喜んだ。《共同通信》
【東京株式市場】
10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比270円33銭安の2万7446円10銭。米国の中間選挙は予想に反し接戦となり、政治情勢の先行き不透明感から前日の米国株式市場は下落。東京市場もその流れを引き継ぎ、投資家のリスク回避姿勢が強まった。
東証株価指数(TOPIX)は12.83ポイント安の1936.66。出来高は約12億7000万株。
前日の米ダウ工業株30種平均は反落した。中間選挙で民主党が善戦し、企業増税や金融規制に否定的な共和党が上下両院の多数派になるとの見方が後退。経済政策の先行きへの警戒感も出ていた。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染7万8263人
国内で10日、新たに7万8263人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前と比べて1万人余り増えた。都道府県別では北海道8457人、東京7969人、神奈川5190人など。死者は北海道17人、千葉9人、東京7人など計84人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者は前日より11人増えて188人となった。
石川や鳥取などで、過去に公表した感染者数の修正があった。《共同通信》
中国「ゼロコロナ」継続 最高指導部会議が確認
中国共産党の最高指導部は10日、習近平党総書記(国家主席)が主宰する会議を開き、新型コロナウイルスを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を継続する方針を確認した。流行が今後拡大する恐れがあるとの見通しも示した。国営通信新華社が伝えた。既に移動制限が厳しくなっており、約1カ月帰宅できていない邦人もいる。北京ではPCR検査が毎日必要になった地区もあり、検査所に長い行列ができた。
最高指導部は会議で、冬から来年春にかけて「感染の範囲や規模がさらに拡大する可能性がある」と危機感を示し、ゼロコロナ政策を「断固として貫徹する」と強調した。《共同通信》
【ベルギー】警官襲撃、2人死傷
ベルギー・ブリュッセルで10日夜、男が警官を刃物で襲撃、1人が死亡、1人が負傷した。駆けつけた別の警官による発砲で男も負傷した。同国メディアが伝えた。動機は不明だが、当局はテロの疑いもあるとみて捜査を開始した。
同国メディアによると、男は赤信号で停車中のパトカーを襲撃。運転席の警官の喉を刺した後、もう1人の警官の腕を刺した。犯行時「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいた。「潜在的な過激派」として当局に登録されていた。
男は犯行に先立つ10日午前、警察署を訪れ、警察への憎しみを口にするなどしていたが、逮捕はされなかったという。《共同通信》