令和1289日目
2022/11/09
この日のできごと(何の日)
【ウクライナ侵攻】
ロシア国防相、ヘルソン州西岸の撤退命令
ロシアのショイグ国防相は9日、ロシアが併合を宣言したウクライナ南部ヘルソン州のドニエプル川西岸地域からロシア軍部隊を撤退させるよう命じた。西岸には州都ヘルソンも含まれる。国営テレビが伝えた。同州ではウクライナ軍が反撃を強め、州に設置されたロシア側「行政府」は西岸の住民を集団退避させていた。
ロシアは9月末のプーチン大統領の併合宣言からわずか1カ月余りでヘルソン州の約4分の1に当たる支配領域を失うことになる。ロシア国内で保守派を中心に政権の不手際に対する批判が高まることは必至。プーチン氏には大きな痛手だ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【野球】
野球日本代表が9日、札幌ドームでオーストラリア代表と強化試合を行い、投打に圧倒して8―1で大勝した。昨年12月に就任した栗山監督は国際試合の初陣を飾った。
日本は一回に守備のミスで1点を先制されたが、二回に7番に入った岡本和(巨人)の2点打で逆転。五回に5、6日の日本ハム、巨人との強化試合で計3本塁打した4番の村上(ヤクルト)が2ラン。六回には佐藤輝(阪神)の適時二塁打などで4点を加えた。先発の今永(DeNA)は4回1失点で10奪三振、2番手の戸郷(巨人)も4回無失点と好投した。
◇
社会人野球の日本選手権最終日は9日、京セラドーム大阪で決勝が行われ、トヨタ自動車(愛知)が初制覇を狙ったNTT東日本(東京)を8―1で下し、4大会ぶり6度目の優勝を果たした。
トヨタ自動車は0―1の三回に多木の2点二塁打などで3点を奪って逆転し、八回に5点を加えて突き放した。先発の嘉陽が8回1失点と好投、九回を渕上が締めた。《共同通信》
【COVID-19】
国内で9日、新たに8万7008人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前と比べて1万6千人余り増えた。都道府県別では北海道9545人、東京9012人、愛知4936人など。死者は北海道22人、東京7人、大阪6人など計92人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者は前日より1人増えて177人となった。
北海道や愛媛などが過去に公表した感染者数を修正した。《共同通信》
【東京株式市場】
9日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日までの2日間で700円近く上昇した反動から、利益確定売りが優勢だった。米中間選挙で共和党が勝利するとの観測から、前日の米株式相場が上昇したことを好感し、朝方はプラス圏で推移したが続かなかった。
終値は前日比155円68銭安の2万7716円43銭。東証株価指数(TOPIX)は8.07ポイント安の1949.49。出来高は約12億8177万株だった。《共同通信》
【茨城県】震度5強
9日午後5時40分ごろ、茨城県で震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は茨城県南部で、震源の深さは約50キロ、地震の規模(マグニチュード)は5・0と推定。津波の心配はないという。
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日本原子力発電によると、茨城県で9日夕に最大震度5強を観測した地震で、運転停止中の東海第2原発(同県東海村)に今のところ異常はなく、施設周辺で放射線量を測定するモニタリングポストにも異常値はみられなかったという。日本原電は引き続き安全確認を進めている。《産経新聞》
【北朝鮮】弾道ミサイル1発発射
北朝鮮は9日午後3時半(日本時間同)ごろ、西岸付近から弾道ミサイル1発を東方向に発射した。ミサイルの最高高度は約50キロ以下の極めて低い高度で約250キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられる。浜田靖一防衛相が明らかにした。
韓国軍合同参謀本部も北朝鮮が同日午後、日本海側に向けて短距離弾道ミサイル1発を、首都平壌北方にある西部・平安南道粛川付近から発射したと明らかにした。
韓国軍は7〜10日の日程でコンピューターシミュレーション形式の韓国軍単独の指揮所演習「太極演習」を実施中で、北朝鮮が反発した可能性がある。《共同通信》
【メタ】1万人超解雇
米IT大手メタ(旧フェイスブック)は9日、全従業員の約13%に当たる1万1千人以上を解雇すると発表した。景気減速による広告収入の減少など業績不振が理由で、過去最大規模の人員削減になるとみられる。
ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が従業員に送った書簡を公開した。経費抑制のため、2023年1〜3月期まで採用を凍結することも明らかにした。《共同通信》
【英国】国王夫妻に生卵
英中部ヨークで9日、男(23)が現地を訪問中のチャールズ国王夫妻に数個の生卵を投げつけた。国王夫妻には当たらず、男は公共秩序を乱したとして逮捕された。BBC放送などが報じた。
報道によると、男は「この国は奴隷の流血の上に築かれている」「おれの国王じゃない」と叫んでいた。
英国では失言問題などを指摘されるチャールズ国王に好感を持たない国民も多い。国王は9月の即位直後から親しみやすい王室を目指し外出先で市民らの握手に応じたり気さくに会話したりして、距離の近さをアピールしている。《共同通信》
【米・バイデン大統領】「赤い波起きず」
バイデン米大統領は9日、ホワイトハウスで記者会見し、与党民主党が事前予想を覆して善戦している中間選挙の結果について「有権者は民主主義を守りたいと明確にメッセージを出した」と指摘した。赤をシンボルカラーとする野党共和党による「レッドウエーブ(赤い波)は起きなかった」と強調した。
下院選では共和党による4年ぶりの多数派奪還が有力視されるが、民主党も粘りを見せている。明るい表情で会見に臨んだバイデン氏は「民主主義にとって良い一日だった」と振り返り、「民主党による多数派維持の可能性はまだあるが、流動的だ」と述べた。《共同通信》
