令和1149日目

2022/06/22

この日のできごと(何の日)

【第26回参院選】公示

第26回参院選が22日午前、公示された。7月10日の投開票に向けて18日間の選挙戦が始まった。改選124議席(選挙区74、比例代表50)と、非改選の神奈川選挙区の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた計125議席に、540人超が立候補を届け出た。物価高、安全保障政策、憲法改正が主な争点となる。岸田文雄首相(自民党総裁)にとって、昨年10月の就任直後の衆院選に続く大型国政選挙で、約9カ月の政権運営に審判が示される。

第26回参院選が公示された22日、与野党党首は街頭演説などを行い、7月10日投開票に向けた18日間の選挙戦に入った。焦点となっている物価高対策や防衛費、消費税、年金で与野党が政策を競う。

立候補受け付けは22日夕締め切られ、改選124議席(選挙区74、比例50)と非改選の神奈川選挙区の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた計125議席に選挙区367人、比例178人の計545人が届け出た。うち女性は約33%の181人で比率、人数とも過去最多。比例で受理された政党・政治団体は計15。2000年以降の参院選で最も多かった01年の計14を上回った。

参院選の公示を受け、与野党党首は22日午後も街頭演説し、物価高への対応などを訴えた。聴衆からは防衛費の増額に懸念を示す声も上がった。

午前中に福島市で第一声を上げた自民党総裁の岸田文雄首相は夕方、JR仙台駅近くの繁華街で演説。ウクライナ情勢や世界的な物価高騰を挙げて「歴史を画すような大きな課題を前にして、未来をどの政党に委ねるのか、ご判断いただく大変重要な選挙だ」と気勢を上げた。

立憲民主党の泉健太代表も青森市での第一声を終えて仙台市入り。国会での物価高対策の議論が不十分だとして「生活者への支援が必要だ」と強調した。《共同通信》

総務省は22日、参院選公示に合わせて21日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数を発表した。国内外の有権者は1億543万8137人で、前回2019年参院選の公示日前日より約115万人減少した。共同通信社が選挙区間の「1票の格差」を試算した結果、最大格差は3.03倍となった。19年参院選の公示日前日の最大格差は2.99倍だったが、今回は3倍を超えた。

有権者数の内訳は、国内が1億533万8452人で、海外に住む日本人が登録する「在外選挙人名簿登録者数」は9万9685人だった。

国内の有権者が最も多かったのは東京都で1149万7254人。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【プロ野球・22日】

ロ2―1西

ロッテが競り勝った。佐々木朗が7回を3安打無失点とし、5月20日以来の6勝目を挙げた。益田が17セーブ目。四回に安田の適時二塁打で先制し、八回にレアードの犠飛で加点した。西武は九回に1点を返すのがやっとだった。

楽6―3日

楽天がサヨナラ勝ちした。3―3の九回2死一、二塁で島内が4号3ランを放って試合を決めた。九回を三者凡退に抑えた西口が2勝目。日本ハムは松本剛の3打点の活躍も及ばず、5連敗で負け越しが16となった。

オ5―0ソ

オリックスは田嶋が丁寧にコースを突いて4安打に抑え、2季ぶりの完封勝利で3勝目。六回に杉本の8号3ランで先制し、七回は福田の適時三塁打などで2点を加えた。零敗のソフトバンクは2位に転落した。東浜が2敗目を喫した。

巨5―4D

巨人が4―4の七回にウォーカーの15号ソロで勝ち越した。メルセデスは五回途中4失点と崩れたが、救援6投手が無失点でつないで競り勝った。今村が今季初勝利、大勢が22セーブ目。DeNAは4番手の伊勢が今季初黒星を喫した。

広5―4神

広島がサヨナラ勝ち。4―4の延長十一回2死から宇草が今季初本塁打で試合を決めた。3―4と勝ち越された直後の十回は坂倉が同点ソロを放った。6番手の新人の松本がプロ初勝利。阪神はアルカンタラが大誤算で3連敗となった。

中3―7ヤ

ヤクルトが長打で突き放した。3―3の六回に浜田の2ランで勝ち越し、七回は中村の2点二塁打でリードを広げた。中村は2安打5打点の活躍。原が5回3失点で5勝目を挙げた。中日は六回以降、救援陣が踏ん張れず失点を重ねた。《共同通信》

21日に外野手から投手に守備位置登録が変更された中日・根尾昂投手(22)が、22日のヤクルト戦の8回に5番手でマウンドに上がり、1回無失点に抑えた。

3-7と点差が開いた状況だったが、8番・長岡を147キロの直球で二ゴロ。代打・川端にはスライダーで空振りを取るなどして最後は二ゴロに抑えた。さらに1番・塩見の打席では初球に自己最速となる152キロを外角ギリギリにズドーン。最後の4球目も152キロで空振り三振に抑え、悠々とマウンドを降りた。投手転向が決まった際には「やってやるぞ」と意気込んでいたが、この日も楽しそうな表情が印象的だった。

根尾は交流戦後から投手に本格転向し、19日の巨人戦では、9回2死から投手転向後初登板。岡本和を空振り三振に打ち取り「まだまだ初心者なので、レベルアップできるようにやっていきたい。次も抑えます」と表情を引き締めていた。岡本和に対してはプロ最速の151キロを出し、大阪桐蔭時代に練習で出したという自己最速に並んだが、この日は早くも152キロに更新。末恐ろしい潜在能力を垣間見せた。

根尾は2018年ドラフト1位で中日に入団し、今季が4年目。当初は内野手登録だったが、今年3月8日に外野手登録となっており、今年2度目の守備位置変更となった。

根尾は試合後に「また次、抑えられるように、しっかり準備します」と、早くも次へ向けて視線を移した。《スポニチ》

【東京株式市場】

22日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んでもみ合い、反落して取引を終えた。朝方は円安ドル高進行や米国株式市場の上昇を好感した買いが入ったが、米景気後退懸念が根強く、相場の重荷となった。

終値は前日比96円76銭安の2万6149円55銭。東証株価指数(TOPIX)は3.55ポイント安の1852.65。出来高は約11億1133万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染1万7285人

国内で22日、1万7285人の新型コロナウイルス感染者が報告された。1週間前に比べ700人近く増えた。都道府県別では東京2329人、沖縄1580人、大阪1414人など。死者は埼玉と兵庫で各3人、北海道で2人など計15人だった。

千葉、三重、大阪、福岡で過去の感染者が取り下げられた。厚生労働省によると、重症者は前日から2人増えて36人だった。《共同通信》

反ワクチン団体代表を追起訴

東京都新宿区の新型コロナウイルス感染症のワクチン接種会場に押し入ったとして、東京地検は22日、建造物侵入の罪で、職業不詳A容疑者(43)ら男女5人=別の会場への建造物侵入罪で起訴=を追起訴した。A被告はワクチン接種に反対する「神真都Q会」のリーダーを自称し、他の4人はメンバー。地検は全員の認否を明らかにしていない。

追起訴の内容は、3月29日午後、ワクチン接種の中止を求めて新宿区の子ども向け集団接種会場に侵入したとされる。《共同通信》

【アダルトビデオ被害救済法】公布

アダルトビデオ(AV)の出演被害救済に向け成立した新法が22日、公布された。7月12日からの罰則規定を除き、公布翌日の23日に施行。

新法は6月15日の参院本会議で可決、成立した。出演者は年齢や性別を問わず、映像公表後原則1年まで無条件で契約解除し、映像の配信を停止できるようにした。制作側が契約時に虚偽の説明や威迫行為をした場合、罰則を科すことも盛り込まれた。

今年4月の成人年齢引き下げを機に若者の出演被害増加が懸念され、超党派の議員でまとめた。被害救済の一刻も早い実現が必要として、施行が急がれていた。《共同通信》

【大崎事件】再審認めず

鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」の第4次再審請求審で、鹿児島地裁は22日、「弁護団の新証拠は無罪を言い渡すべき明らかな証拠には当たらない」として、殺人罪などで懲役10年が確定、服役した原口アヤ子さん(95)の再審開始を認めない決定をした。元夫(故人)の再審開始も認めなかった。弁護団は福岡高裁宮崎支部に即時抗告する方針。

原口さんは捜査段階から一貫して否認し、事件への関与を示す直接証拠はなかったが、81年に判決が確定。刑期満了で出所後の95年に初めて再審請求した。第4次請求審は今年1月に審理が終結した。《共同通信》

【岸信夫防衛相】中ロ艦の列島周回は「存在誇示」

岸信夫防衛相は22日、訪問先のカンボジアで記者会見し、中国、ロシアの海軍艦艇による日本列島を周回するような航行に関し、短期間に同様のコースだと指摘し「両国による軍事プレゼンスの誇示であり、わが国に対する示威行動とも考えられる」と警戒感を強調した。別の中国艦艇計6隻が21日から22日にかけ、沖縄付近を通過し、東シナ海から太平洋に入ったことも明らかにした。

岸氏は中国軍機29機が21日に台湾南西部の防空識別圏に入ったことにも触れ「引き続き注視が必要だ。日本周辺の警戒監視活動に万全を期す」と語った。《共同通信》

【中国・習近平国家主席】米主導の経済枠組みけん制

中国の習近平国家主席は22日、中国やロシア、インドなど新興5カ国(BRICS)の関連会合でビデオ演説し「一部の国が、デカップリング(切り離し)と供給網の分断を試みている」と述べた。米国主導の新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」をけん制し、中ロを中心とした国々の連携強化を図る狙いとみられる。

習氏はデカップリングが「世界経済を地域ごとに隔絶させる」と指摘した。ウクライナ侵攻に伴う米欧のロシアへの制裁を念頭に「制裁は世界経済を政治化、武器化し、世界の人々に危害を加える」とも語った。《共同通信》

【サウジアラビア・ムハンマド皇太子】トルコ訪問

サウジアラビアの実力者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は22日、トルコの首都アンカラを訪問した。エルドアン大統領と会談し、経済分野で連携を図る。2018年にトルコ・イスタンブールで起きたサウジ人記者殺害事件で悪化していた両国関係の修復と、事件の幕引きをアピールする狙いがありそうだ。

事件後、ムハンマド氏のトルコ訪問は初めて。インフレの加速や通貨下落に苦しむトルコの経済再生は、来年に大統領選を控えるエルドアン氏の課題で、サウジなど湾岸諸国から財政支援を得たい思惑がある。

ムハンマド氏は事件への関与が指摘され、権威が傷ついた。《共同通信》

【アフガニスタン】東部でM5.9の地震

米地質調査所(USGS)によると、アフガニスタン東部で22日未明、マグニチュード(M)5.9の地震があった。震源の深さは約10キロ。イスラム主義組織タリバン暫定政権によると、千人超が死亡、1500人以上が負傷した。国営メディアが伝えた。多くは倒壊した家屋の下敷きになったとみられ、死傷者は増える可能性がある。

今回の地震は、昨年8月のタリバン復権後で最悪の災害となった。人々が就寝中の時間帯に発生。被害が出た地域は貧しい山間部で、耐震性の低い土やれんがでできた簡素な住宅が多く、被害が拡大したとみられる。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは22日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は本拠地アナハイムでのロイヤルズ戦に「2番・投手兼指名打者」で先発し、8回を2安打無失点、メジャー自己最多の13奪三振で6勝目(4敗)を挙げた。打者では3打数1安打で3試合連続ヒット。試合は5―0で勝った。

レッドソックスの沢村はタイガース戦で6―2の八回から登板し、2回を無安打無失点だった。チームは6―2で勝ち、4連勝。《共同通信》



6月22日 その日のできごと(何の日)