令和1132日目

2022/06/05

この日のできごと(何の日)

【北朝鮮】弾道ミサイル8発

韓国軍は5日、北朝鮮が同日午前9時8分(日本時間同)ごろから同43分ごろにかけて、首都平壌など4カ所から日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射したと発表した。防衛省も少なくとも6発の弾道ミサイル発射を探知。変則軌道が1発以上含まれ、日本の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したと推定している。ほぼ同時に多数を発射しており、岸信夫防衛相は「異例だ」と指摘、国連安全保障理事会決議違反だと非難した。

米韓両軍は2〜4日に米原子力空母ロナルド・レーガンも参加して沖縄沖で合同演習を実施。米空母を投入した演習は約4年7カ月ぶりで、北朝鮮はこれに対抗した可能性がある。《共同通信》

政府は5日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、関係省庁幹部らが首相官邸や防衛省にそれぞれ緊急参集し、情報収集に当たった。巡航ミサイルを含めて今年17回目となる発射に関し、迎撃困難な「飽和攻撃」を想定した同時発射訓練の可能性があると警戒。米韓両国と協調し、北朝鮮の意図などの分析を急ぐ構えだ。

岸田首相は視察先の福島県に向かう途中で第1報を受けた。JR郡山駅で松野官房長官から電話で状況を聞き取り、対応を指示した上で視察を続行。記者団に「引き続き米国、韓国と緊密に連携しながら情報収集、警戒監視に全力を挙げる。わが国の平和と安全の確保に万全を期したい」と強調した。《共同通信》

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【プロ野球交流戦・5日】

ヤ5―3西

ヤクルトが4連勝。3―3の六回に長岡の適時打、塩見の適時二塁打で2点を勝ち越した。高梨は6回4安打3失点で4勝目。マクガフが3試合連続の17セーブ目。西武は5連敗を喫し、負け越しが今季最多に並ぶ4となった。

中7―3ソ

中日が3カード連続の勝ち越しを決めた。0―1の一回に阿部の適時打など4連打で3点を奪う。五回も阿部が適時打を放つなど小刻みに加点し突き放した。6回3失点の柳が5勝目。ソフトバンクは杉山が6回5失点と粘れなかった。

神8―3日

阪神が5連勝。三回に佐藤輝の適時打と大山の3点本塁打で4点先制し、4―3の八回は代打小野寺の3点三塁打などで突き放した。伊藤将は打たせて取り、6回3失点で2勝目。日本ハムは先発吉田が3回4失点と振るわず、4連敗。

巨4―10ロ

ロッテが5本塁打などで今季最多の10点を挙げ、連敗を3で止めた。3―2の五回にマーティンと佐藤都がソロ。八回にマーティン、九回にはレアードが2本目の本塁打を放った。本前が今季初勝利。巨人は3連勝でストップ。

広2―5オ

オリックスが今季初の5連勝で勝率5割とした。1―2の七回に代打安達の2点二塁打、福田のスクイズ、宗の内野安打で4点を奪った。6回2失点の宮城が5勝目、平野佳が17セーブ目。継投に失敗した広島は3連敗で貯金を失った。

D5―6楽

楽天が接戦を制し、連敗を3で止めた。4―5の九回1死一塁から浅村の9号2ランで逆転した。4番手で1回無失点の安楽が4勝目、松井裕が15セーブ目を挙げた。DeNAは七回に逆転したが、抑えの山崎が誤算だった。《共同通信》

【競馬】

第72回安田記念(5日・東京11R1600メートル芝18頭、G1)4番人気のソングライン(池添謙一騎乗)が1分32秒3で優勝し、G1初勝利を飾るとともに1着賞金1億8千万円を獲得した。池添騎手はこのレース2勝目、林徹調教師はG1初勝利。

ソングラインは中団の外めを抜群の手応えで追走し、最後の直線で豪快に伸びてゴール前の接戦から抜け出した。ほぼ同位置から進んだ2番人気のシュネルマイスターが地力を発揮して首差の2着。8番人気のサリオスがさらに頭差の3着に入った。1番人気のイルーシヴパンサーは8着。《共同通信》

【ゴルフ】

BMWツアー選手権森ビル杯最終日(5日・茨城県宍戸ヒルズCC=7387ヤード、パー71)国内三大大会第1戦は27歳の比嘉一貴が2イーグル、2バーディー、2ボギーの67で回り、通算12アンダーの272で今季2勝目を挙げた。ツアー通算4勝目で、5年シードと優勝賞金3千万円を獲得した。

1打差の2位が65をマークした大槻智春。さらに1打差の3位が岩崎亜久竜。昨年優勝の木下稜介は通算3アンダーで21位だった。《共同通信》

リシャール・ミル・ヨネックス・レディース最終日(5日・新潟県ヨネックスCC=6475ヤード、パー72)22歳で昨季賞金女王の稲見萌寧が3バーディー、2ボギーの71で通算7アンダーの209とし、初日から首位を譲らない完全優勝で今季初勝利を飾った。通算11勝目で賞金1620万円を獲得した。

71だった19歳の岩井千怜と、69を出した藤田さいきが2打差の2位となった。さらに1打差の4位は菅沼菜々、高橋彩華、吉田優利、穴井詩、石井理緒の5人だった。《共同通信》

【大相撲】

大相撲の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が率いる二所ノ関部屋が5日、茨城県阿見町で部屋開きを行った。故郷の同県牛久市との境でスタートした35歳の師匠は「この地から強い力士を出して、将来的には横綱、大関を輩出するのが私の夢」と力強く抱負を述べた。

部屋は約6千平方メートルもの広大な土地に新築。稽古場は土俵を2面つくり、屋外にはバスケットボールができるスペースを設けた。既存の相撲部屋の常識にとらわれないこだわりを感じさせ、地域交流や相撲普及など幅広い構想があるという。

二所ノ関親方は「部屋ができたことをきっかけに『相撲どころ茨城』にしていきたい」と意気込む。《共同通信》

【テニス・全仏オープン】

テニスの四大大会第2戦、全仏オープン最終日は5日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第8シードのカスパー・ルード(ノルウェー)に6―3、6―3、6―0でストレート勝ちし、2年ぶり14度目の優勝を決めた。

四大大会は1月の全豪オープンに続き今季2戦2勝で、男子史上最多だった勝利数を22に伸ばした。優勝賞金は220万ユーロ(約3億1千万円)を獲得。男子ツアーを統括するATPによると、この種目では全仏史上最年長王者。

ルードは四大大会初制覇を逃した。《共同通信》

テニスの全仏オープン車いすの部は5日、パリのローランギャロスで行われ、女子ダブルス決勝で上地結衣(三井住友銀行)コタツォ・モンジャニ(南アフリカ)組がディーデ・デフロート、アニク・ファンクート組(オランダ)に6―7、6―1からのマッチタイブレークを8―10で落とし、敗れた。試合は前日に悪天候で中断、マッチタイブレーク途中から再開した。

1日順延になっていた男子ダブルス決勝では、国枝慎吾(ユニクロ)グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)組がアルフィー・ヒューエット、ゴードン・リード組(英国)に6―7、6―7で負けた。《共同通信》

【岸田文雄首相】福島県訪問

岸田文雄首相は5日、東京電力福島第1原発事故からの復興状況を視察するため、福島県葛尾村を訪れた。住民避難が続く同村の帰還困難区域は12日に一部で避難指示が解除される。居住再開につながる初のケース。首相は住民らへのあいさつで解除決定を直接伝え「将来的には必ず、全ての避難指示解除を成し遂げたい」と訴えた。

政府は帰還困難区域の中に、早期の避難指示解除を目指して除染やインフラ整備を進める特定復興再生拠点区域(復興拠点)を設定。このうち葛尾村野行地区にある0.95平方キロについて12日の避難指示解除が決定している。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染1万5109人

国内で5日、新たに1万5109人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は東京1584人、沖縄1247人、大阪1153人など。死者は大阪4人、北海道と東京、京都が各2人など計16人の報告があった。

また厚生労働省によると、全国の重症者は77人で前日から7人減った。

過去に公表された感染者の取り下げが千葉、兵庫などであった。《共同通信》

【サル痘】27カ国780人に

世界保健機関(WHO)は5日、動物由来のウイルス感染症「サル痘」の感染者が、従来継続的に発生してきたアフリカ諸国以外の27カ国で、780人が確認されたと明らかにした。死者はいない。5月13日から今月2日までの総計で、感染拡大が続いている。

これとは別に、アフリカでは今年に入り今月1日までに、7カ国で疑い例も含めて感染者は1452人、死者が66人に上っている。最も大きな被害が出ているのがコンゴ(旧ザイール)で、58人が死亡している。

WHOのテドロス事務局長は今月1日、アフリカ諸国以外の30カ国で感染者が確認されたと明らかにしていた。《共同通信》

【カンボジア】与党「勝利」

カンボジアで全国一斉の地方評議会(議会)選挙の投開票が5日、行われた。来年予定される下院選の前哨戦。フン・セン首相率いる与党カンボジア人民党の暫定集計によると、9割超の評議会で同党が第1党となり勝利した。フン・セン政権は2017年の前回選で健闘した最大野党カンボジア救国党をその後解散に追い込み、野党勢力は力を失った。

欧米などから現政権の強権的手法に批判が高まりそうだ。選挙管理委員会によると、投票率は前回選の約90%を下回る8割弱となる見通し。公式結果は今月下旬までに発表されるとみられる。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア軍、首都にミサイル攻撃

ウクライナの首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長は5日、市内2地区で同日朝にインフラ施設に対する複数のミサイル攻撃があり、1人が負傷したと明らかにした。ウクライナ軍はロシア軍がカスピ海から巡航ミサイル5発をキーウに向けて発射したと指摘。うち1発は迎撃し、4発がキーウのインフラ施設に着弾したとしている。鉄道施設などが被害を受けた。

首都でミサイル攻撃による被害が出たのは、グテレス国連事務総長が訪問中だった4月28日以来。

一方、ゼレンスキー大統領は4日、東部ドネツク州で歴史的建造物でもあるスビャトヒルスク修道院をロシア軍が砲撃したと非難した。《共同通信》

兵士と警察官が慌ただしく行き来する。規制線の向こうの建物は窓ガラスが割れ、一部は完全に倒壊していた。「まだおびえる日々が続くのか」。しばらく起きていなかったウクライナの首都キーウ(キエフ)へのミサイル攻撃に5日、住民は落胆の表情を見せた。

現場は官庁などが集まる市中心部から東に十数キロ離れた鉄道施設。周辺には集合住宅が立ち並ぶ。多くの報道関係者が着弾した付近にカメラを向けようとしたが、兵士らが「機密情報」として許さず、撮影したデータをその場で消去させた。

住民の衝撃は大きく、多くの人が規制線に近づき、現場の様子をうかがっていた。《共同通信》

プーチン氏、攻撃拡大警告

ロシアのプーチン大統領は5日放映された国営テレビのインタビューで、ウクライナに長距離砲撃が可能な武器を供与すれば「これまで標的としていなかった対象を攻撃する」と述べ、米欧をけん制した。ロシア主要メディアが伝えた。

プーチン氏は、ウクライナへの武器供与を「一連の騒ぎ」と表現。「私の見解では(供与の)目的は一つ、できるだけ長く軍事衝突を長引かせることだ」と述べ、米欧が意図的に戦闘を長引かせていると主張した。

米国が追加軍事支援として5月末に供与を表明した高機動ロケット砲システム「ハイマース」について「(技術的に)新しいものは何もない」と指摘した。《共同通信》

東部要衝、奪還進む

ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は5日、ロシア軍と激戦が続く同州の要衝セベロドネツク市を巡り、ウクライナ軍が「市の半分を支配下に置いた」と通信アプリに投稿した。一時はロシア軍による完全制圧が近いとの見方が出ていたが、ウクライナ軍は猛反撃し、制圧された地域の奪還を進めている。

ウクライナ大統領府は6日、ゼレンスキー大統領がセベロドネツクに隣接するリシチャンスクと東部ドネツク州バフムト地区ソレダルを訪れ、兵士らを激励したと発表。同氏は動画で「真の英雄はわれわれの中にいる」と語った。ロシア侵攻後、ドンバス地域を訪れたのは初めてとみられる。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは5日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はフィラデルフィアでのフィリーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、5打数1安打だった。チームは終盤に投手陣が打たれ、7―9で逆転サヨナラ負け。2016年以来の11連敗で勝率5割を切った。《共同通信》



6月5日 その日のできごと(何の日)