令和1131日目

2022/06/04

この日のできごと(何の日)

【中国】尖閣周辺で海洋調査

日本政府は4日、中国の海洋調査船が沖縄県・石垣島北方の排他的経済水域(EEZ)で、同意なく科学的調査を実施した可能性があるとみて中国側に抗議した。外務省が発表した。現場は、中国が領有権を主張する尖閣諸島の周辺海域。

外務省によると、海上保安庁が4日正午過ぎ、石垣島の北約73キロの東シナ海で確認。海洋調査船「東方紅3」がクレーンで観測機器のようなものを海中に投下していた。日本のEEZ内で中国の海洋調査船の活動が確認されたのは3月以来。

第11管区海上保安本部(那覇)によると、調査船に対し、日本の同意を得ない調査活動は認められないと警告した。《共同通信》

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【プロ野球交流戦・4日】

ヤ3―2西

ヤクルトが3連勝し6カード連続で3連戦に勝ち越した。0―2の五回に中村の適時打で追い上げ、六回に村上の16号2ランで逆転した。2番手のコールが2勝目を挙げマクガフが16セーブ目。西武は打線が攻めきれず4連敗を喫した。

広2―3オ

オリックスが4連勝。1―2の八回に吉田正の一ゴロの間に同点とし、T―岡田の中前打で勝ち越した。山本が7回3安打2失点でリーグトップの6勝目を挙げ、平野佳は16セーブ目。広島は八回無死一、三塁から3者連続三振に倒れた。

神3―0日

阪神の青柳が低めへ丁寧に集める投球で、8回4安打無失点で6勝目を挙げた。打線は四回に大山が先制打を放ち、五回に中野と近本の連続適時打で2点を加えた。チームは4連勝。日本ハムは5安打に抑え込まれ3連敗。

巨2―1ロ

巨人が3連勝した。0―1の七回に増田陸の適時打と代打中島の二ゴロで2点を奪い逆転した。メルセデスは八回途中7安打1失点で5勝目、大勢が20セーブ目を挙げた。ロッテは佐藤奨の7回2失点の好投を生かせず3連敗を喫した。

D6―1楽

DeNAは1―1の七回に佐野の適時二塁打と牧の2試合連発の15号3ランで4点を勝ち越し、八回に牧の適時打で加点した。京山が5回1失点で粘り、2番手のクリスキーが来日初勝利。楽天は三、四回の逸機が響き3連敗を喫した。

中4―2ソ

中日は1―2の七回、代打溝脇の右翼線を破る2点三塁打で逆転。八回はビシエドが適時二塁打を放った。2番手の祖父江が2勝目、R・マルティネスは15セーブ目。ソフトバンクは大関が6回1失点も、津森ら救援陣が粘れなかった。《共同通信》

【堀江謙一さん】太平洋単独横断に成功

ヨットで単独無寄港の太平洋横断を目指して3月に米サンフランシスコを出航した海洋冒険家堀江謙一さん(83)が4日未明、2カ月超の航海を経てゴールに設定した紀伊水道に入った。関係者によると、世界最高齢での記録達成となった。

堀江さんはゴール後、電話取材に「大過なく無事に帰って来ることができ、大変うれしく思っている。皆さんの応援を頂きありがたい。(帰宅したら)ゆっくりお風呂にでも入りたい」と話した。

関係者によると、堀江さんは迎えの船に乗る人たちに祝福され、元気に手を振って応えていた。ゴールしたのは4日午前2時39分で、航行距離は約8500キロに及んだ。

ヨットで世界最高齢となる単独無寄港の太平洋横断に成功した海洋冒険家堀江謙一さん(83)は、ゴールに設定していた紀伊水道から迎えの船にロープでえい航され4日夕、拠点にしている新西宮ヨットハーバー(兵庫県西宮市)に到着した。

ヨットは同ハーバー内に停泊し、堀江さんは5日に検疫などの手続きをした後、帰港セレモニーや記者会見を開く予定。

事務局によると、堀江さんは3月27日に全長約6メートル、重さ約1トンの「サントリーマーメイド3号」で米サンフランシスコを出航。4月中旬にハワイ沖を通過し、6月上旬の日本到着を目指した。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染1万8252人

国内で4日、新たに1万8252人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は東京2071人、大阪1493人、沖縄1341人など。死者は大阪8人、東京5人など計23人の報告があった。

また厚生労働省によると、全国の重症者は84人で前日から2人減少した。

過去に公表された感染者について、山口と福岡で取り下げがあった。《共同通信》

【天安門事件】発生から33年

1989年の中国の天安門事件から4日で33年。これまで大規模な追悼イベントが行われてきた香港で関連行事が認められなくなった中、事件を風化させまいと台湾や米国、日本で犠牲者らを追悼する行事が行われた。参加者からは、今も続く中国による人権侵害を批判する声が上がった。

台湾の民主団体などは4日、台北市で犠牲者の追悼集会を開いた。主催者らは統一圧力を強める中国に対抗して「自由と民主主義を守ろう」と呼びかけた。「世界は人権弾圧を一層強化する中国を目の当たりにしている」と指摘し、香港市民やチベット族、ウイグル族に対する迫害を強める中国当局を非難した。《共同通信》

【テニス・全仏オープン】

テニスの全仏オープン車いすの部は4日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第2シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を6―2、5―7、7―5で破り、4年ぶり8度目の優勝を果たした。

女子シングルス決勝は第2シードの上地結衣(三井住友銀行)が第1シードのディーデ・デフロート(オランダ)に4―6、1―6で敗れ、2年ぶり5度目の優勝はならなかった。

テニスの四大大会第2戦、全仏オープン第14日は4日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス決勝で第1シードの21歳イガ・シフィオンテク(ポーランド)が第18シードの18歳コリ・ガウフ(米国)に6―1、6―3でストレート勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を決めた。

優勝賞金は220万ユーロ(約3億1千万円)を獲得した。

シフィオンテクは開始から4ゲーム連取するなど終始、危なげなかった。シングルスは35試合連続勝利で、2000年以降ではビーナス・ウィリアムズ(米国)と並ぶ最長記録。

ガウフは四大大会初制覇を逃した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア軍が修道院砲撃と非難

ウクライナ軍参謀本部は4日、ロシア軍が東部ルガンスク、ドネツク両州で激しい空爆やミサイル攻撃を行っていると明らかにした。ゼレンスキー大統領は同日、ロシア軍がドネツク州の修道院を砲撃したとSNSに投稿。歴史的建造物を破壊したと非難し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)からのロシア追放を訴えた。

ゼレンスキー氏は、修道院の敷地内に子どもを含む約300人が避難していたと説明。数日前にも同じ修道院がロシア軍に攻撃され、4人が死亡したという。

一方、ウクライナ当局によると、南部ザポロジエ州で2日、ロシアとの間で兵士の遺体160体ずつを互いに引き渡した。《共同通信》

東部要衝、一進一退の攻防続く

ウクライナ軍参謀本部は4日、ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市について「市街戦が続いている」と明らかにした。州全域の掌握を目指すロシア軍に対しウクライナ軍は激しく抵抗しており、一進一退の攻防が続く。

AP通信によると、ルガンスク州のガイダイ知事は、市の住民約1万3千人が地下施設などに残っていると明かした。西隣の同州リシチャンスク市と合わせ、約3万3千人が退避できていないという。

英国防省は3日、ロシアがルガンスク州の9割を支配下に置いたと分析。2週間以内に州全体が陥落する可能性があると指摘した。《共同通信》

EU、ロシア石油の禁輸発動

ウクライナに侵攻したロシアへのEUの追加制裁の一環として、ロシア産石油の禁輸措置が4日付で発動した。段階的に禁輸を進め年内に約90%の石油の輸入を停止する。

EUは3日、6回目となる対ロ制裁を正式決定。ウクライナ首都キーウ近郊ブチャや南東部マリウポリの作戦に関与したとされるロシアの軍人らへの制裁は同日付で発動したが、石油禁輸などは4日付となっていた。6カ月以内に海上輸送による原油の輸入を停止し、8カ月以内に石油精製品を禁輸する見通し。

プーチン大統領の恋人とされる元新体操選手アリーナ・カバエワ氏も新たに制裁対象となり3日付で発動した。《共同通信》

【ボクシング】

国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は4日、英国のカーディフで行われ、王者の尾川堅一(帝拳)が同級3位のジョゼフ・コーディナ(英国)に2回KO負けし、初防衛に失敗した。

34歳の尾川は挑戦者の右ストレートを受けてダウンを喫し、起き上がれなかった。戦績は26勝(18KO)2敗1分け1無効試合。30歳のコーディナは15戦全勝(9KO)となった。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは4日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はフィラデルフィアでのフィリーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、2打数1安打1得点、2四球だった。チームは2―7で敗れ、2016年以来の10連敗で勝率5割に戻った。

レッドソックスの沢村はアスレチックス戦で8―0の九回から3番手で登板し、1回を無安打無失点。チームはそのまま勝利した。《共同通信》

【石井一さん】死去

元国家公安委員長兼自治相で、民主党副代表を務めた石井一氏が4日午後、急性心不全のため死去した。87歳。神戸市出身。

4日に東京都内で倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。

石井氏は1969年、衆院旧兵庫1区に自民党から立候補し初当選。衆院議員を11期務め、国家公安委員長兼自治相や国土庁長官などを歴任した。

運輸政務次官時代の77年には、バングラデシュのダッカ空港で日本赤軍によるハイジャック事件が発生。政府派遣団長として現地に入り、犯人側との交渉に当たった。

93年の自民離党後は、新進党などを経て民主党に参加。自由党との合併を進め、二大政党制の実現に尽力した。2005年の衆院選で落選したが、07年に参院にくら替えして初当選し、09年の政権交代に貢献。民主の党勢低迷のため、党副代表だった13年の参院選比例代表で落選した。14年、旭日大綬章を受章した。《神戸新聞》



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