令和1097日目
2022/05/01
この日のできごと(何の日)
【日越首脳会談】
岸田文雄首相は1日、ベトナムのファム・ミン・チン首相とハノイで会談した。ロシアによるウクライナ侵攻に関連し、核など大量破壊兵器による威嚇や使用、民間人攻撃への反対で一致した。核使用も辞さない姿勢を示すプーチン大統領が念頭にある。ただ両首相は共同記者発表でロシアを名指しせず制裁にも触れなかった。即時停戦と人道支援の重要性は確認した。中国対応を見据えては、ベトナム軍へのサイバー分野支援や、海上保安能力向上で合意した。
ベトナムはロシアと旧ソ連以来の友好関係があり、国連のロシア非難決議で棄権。対ロ制裁にも加わっていない。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【プロ野球・1日】
巨人の坂本勇人内野手が1日、「右膝内側側副靱帯の損傷」と診断されて出場選手登録を外れた。4月30日の阪神戦で七回に遊ゴロを滑り込みながら捕球した際に負傷したとみられ、八回から退いていた。1日の試合前の練習には参加しなかった。
今季は左脇腹のけがで15年ぶりに開幕戦を欠場したが、3戦目から出場し、ここまで29試合で打率2割8分3厘、3本塁打、11打点の成績を残している。
◇
ロ3―9日
日本ハムが0―0の四回に打者12人の攻撃で9点を奪って快勝した。石井の2点二塁打で先制し、アルカンタラの3ラン、今川の2ランなどで突き放した。杉浦が5回無失点で今季初勝利。ロッテは失策が絡んで大量失点を喫した。
オ1―2西
西武が3連敗を阻止。1―1の八回2死満塁のピンチを脱した直後の九回、山川が勝ち越しソロを放った。平良が今季初勝利で、増田が通算150セーブ目。オリックスは7回1失点の山岡を援護できず、九回も1死二、三塁を逃した。
楽2―1ソ
六回裏1死一塁、降雨コールドゲームで楽天が4連勝。三回に西川の適時打で先制し、四回に1点を加えた。則本は5回9安打1失点と粘って今季初勝利、弓削がプロ初セーブを挙げた。ソフトバンクは12残塁の拙攻で今季初の4連敗。
中4―0広
中日は三回にビシエドの2点適時打で先制し、六回に柳、八回には木下の犠飛で加点した。柳は7回で5安打3四球と苦しんだが無失点と粘り、3勝目を挙げた。広島は好機であと一本が出ず、今季2度目の零敗を喫した。
巨1―8神
阪神が連勝を6に伸ばした。0―1の六回に糸原と梅野の適時打で2点を奪い逆転。八回に代打糸井の2点打などで4点を加えた。今季初登板の西純が7回3安打1失点の好投で白星。巨人は救援陣が崩れ、今季初の3連敗を喫した。
【競泳・日本選手権】
競泳の日本選手権最終日は1日、9月の杭州アジア大会(中国)代表の追加選考会を兼ねて横浜国際プールで行われ、女子200メートル背泳ぎは15歳の成田実生が2分10秒45で初優勝した。男子200メートル平泳ぎは花車優が2分9秒37で1位。
女子の池江璃花子は50メートル自由形を24秒78で制し、100メートルバタフライは58秒82で4位だった。
男子100メートルバタフライは日本記録保持者の水沼尚輝が51秒23で勝ち、女子200メートル平泳ぎは今井月が2分25秒18で優勝。入江陵介が欠場した男子200メートル背泳ぎは18歳の竹原秀一が1分58秒72で勝った。《共同通信》
【ゴルフ】
パナソニック・オープン最終日(1日・千葉県浜野GC=6660ヤード、パー72)20歳の西郷真央が2位から1イーグル、2バーディー、ボギーなしの68と伸ばし、通算10アンダーの206で逆転優勝した。今季開幕戦でツアー初勝利を挙げ、出場7戦で4勝目となった。賞金1440万円を獲得。
前日首位のテレサ・ルー(台湾)は72にとどまり、2打差の2位だった。70だった前週優勝の高橋彩華は、68で回った前回覇者の上田桃子とともに通算7アンダーの3位。三ケ島かなと青木瀬令奈が5位、昨季賞金女王の稲見萌寧は34位だった。《共同通信》
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中日クラウンズ最終日(1日・愛知県名古屋GC和合=6557ヤード、パー70)稲森佑貴が8バーディー、1ボギーの63をマークし、通算16アンダーの264で今季初優勝、ツアー通算3勝目を挙げた。
黄重坤(韓国)は67で回り3打差の2位。昨年王者の岩田寛はイーブンパーの70で、5打差の3位だった。《共同通信》
【競馬・第165回天皇賞】
第165回天皇賞・春(1日・阪神11R3200メートル芝18頭、G1)2番人気のタイトルホルダー(横山和生騎乗)が3分16秒2で優勝し、重賞4勝目、G1は昨年の菊花賞に続いて2勝目を飾った。1着賞金は2億円。
横山和騎手はこのレース初勝利でG1初制覇。祖父の富雄、父の典弘に続く天皇賞・春では史上初の親子3代制覇となった。栗田徹調教師もこのレース初勝利。
タイトルホルダーはスタートから先頭に立ちトップを譲らず、最後の直線でもさらに伸びて後続を寄せつけなかった。7馬身差の2着は1番人気のディープボンド、さらに1馬身差の3着は4番人気のテーオーロイヤルだった。《共同通信》
【知床観光船沈没事故】沈没の船体、海底で30度傾く
北海道・知床沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」=19トン=が沈没した事故で、海底のカズワンが30度ほど右に傾いた状態であることが1日、第1管区海上保安本部(小樽)への取材で分かった。1管は「船外からの捜索が限られた方向からしかできない」としている。
1管や海上自衛隊、道警などは、行方不明となっている12人の捜索を続けた。船の開口部から遠隔操作で水中カメラの進入を試みているが、視界が悪く、速い潮流に阻まれて難航している。
船外から撮影した映像にオレンジ色の物が浮いているのが写っていた。予備の救命胴衣の可能性もあるという。《共同通信》
【COVID-19】国内新規感染2万6960人
国内で1日、新たに2万6960人の新型コロナウイルス感染者が報告された。内訳は東京3161人、大阪2253人、神奈川1930人など。栃木で10歳未満の女児1人の死亡が判明したほか、東京6人、佐賀4人など計34人の死者が確認された。
厚生労働省によると、重症者は前日から6人減って165人となった。
大阪や熊本などで過去に公表した感染者の取り下げがあった。《共同通信》
【日・モンゴル外相会談】
林芳正外相は1日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルで、同国のバトツェツェグ外相と会談した。外務省が発表した。林氏はロシアのウクライナ侵攻に言及し、対ロ非難を強める日米欧など国際社会と連帯するようモンゴルに促した。同国はロシアと友好関係にある。バトツェツェグ氏は対ロ非難に慎重な考えを伝えたとみられる。
モンゴルは国境を接するロシアとの関わりが深く、国連総会が3月に対ロ非難決議を採択した際は中国、インド、ベトナムと共に棄権した。林氏は、日本とも良好な関係にあるモンゴルと対話を積み重ね、双方の隔たりを縮めたい意向だ。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
マリウポリ製鉄所から100人退避
ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシア軍が「制圧」を宣言したウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所からの民間人退避が始まり、第一陣約100人が脱出したとツイッターで明らかにした。国連が仲介しており2日に南部ザポロジエに到着する予定。製鉄所には民間人約千人がとどまっているとされる。退避作業の成否は行き詰まっている両国の停戦交渉の行方にも影響しそうだ。
退避作業は国連と赤十字国際委員会が両国と調整し実施。ゼレンスキー氏は残りの民間人についても避難を調整中だとした。国連当局者はAP通信に状況は「極めて複雑だ」と語った。《共同通信》
米ペロシ下院議長、キーウ訪問
米国のペロシ下院議長率いる議員団がロシアの侵攻を受けるウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。ゼレンスキー氏が1日、ツイッターで動画を公開した。米メディアによると、ペロシ氏は侵攻以降にウクライナを訪問した最高位の米政権関係者。
ペロシ氏は米大統領の有事の際の権力継承順位がハリス副大統領に次ぐ第2位。民主党のマクガバン下院議員やシフ下院議員らが同行、事前予告なしで訪問した。ペロシ氏は自由のために戦うウクライナ国民を激励し「あなた方の戦いは全ての人たちの戦いだ。戦いが終わるまで寄り添い続ける」と支援の継続を表明した。《共同通信》
【中国】生きた高齢者を遺体袋に
中国上海市普陀区の老人ホームで1日、高齢者が生きたまま遺体を収納する袋に入れられて葬儀業者に引き渡された。中国メディアが2日報じた。業者が気付いたが「危うく火葬されるところだった」と批判の声が上がっている。
何らかの理由で老人ホーム側が勘違いしたとみられるが、原因は不明。中国の交流サイト(SNS)では、車からストレッチャーに移された袋を防護服姿の人が開け「生きているぞ」と話す動画が出回った。高齢者は病院に搬送され、状態は安定しているという。
老人ホームは普陀区が主管。区は2日、老人ホームの院長や区の担当幹部ら計4人を免職処分にしたと発表した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは1日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はシカゴでのホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で出場し、3打数無安打、1打点だった。右股関節の張りのため九回に代打が送られた。チームは6―5で勝った。
カブスの鈴木はブルワーズ戦に「2番・右翼」でフル出場し、4打数1安打、1打点。試合は2―0だった。パイレーツの筒香はパドレス戦に「4番・一塁」でフル出場し、4打数2安打。チームは2―5で敗れた。
レッドソックスの沢村はオリオールズ戦で1―3の五回途中に3番手で登板し、1/3回を無安打無失点だった。試合は5―9で負けた。《共同通信》
【イビチャ・オシムさん】死去
元サッカー日本代表監督で、独特のユーモアとサッカー愛にあふれた言葉が「オシム語録」として人気を呼んだイビチャ・オシムさんが死去したことが1日、関係者の話で分かった。80歳。サラエボ出身。
旧ユーゴスラビア代表監督としてストイコビッチらを擁して1990年ワールドカップ(W杯)でベスト8。2003年、J1下位に低迷する市原(現J2千葉)を強豪に育て、06年に日本代表監督に就いた。
日本選手の特長を生かした「考えて走るサッカー」を掲げて10年W杯での躍進を目指したが07年11月、脳梗塞で倒れて退任を余儀なくされた。後任は岡田武史さん。《共同通信》